コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 【オリキャラで】せんせー
- 日時: 2016/02/23 23:41
- 名前: 448 (ID: cJYcwzou)
※年の差ヤバイです。14くらい違う。文章能力無さ過ぎ。 おk?
「せんせー!」
いつからだろう。こんなに好きになったのは。きっと何時までもその答えは出ない。きっとコレが恋じゃないならこの世に恋や愛は存在しないから。
「おーい万年彼女無しせんせー」
いつものように本名より長いあだ名で先生を呼ぶ。
「おい!もう中学生になったんだから、そのあだ名は止めなさい。」
少し困った顔をされるが特に気にしない。だってもうかれこれ2年もこうだもん。今更何を言うかこの先生は。
「いいじゃん別に精神年齢はまだ11歳だよ?」
「余計まずいわ。」
そんな冷静なツッコミを入れるのは塾講師の尾川兼斗(おがわけんと)多分25歳である。向かい合って青のスカーフのついた紺のセーラー服を着ているのが私、東美佳(あずまみか)12歳。はこの鈍感野郎に少しムカついてはいたが、こやつのお陰で中学受験まさかの合格だし、別に何時でも会えるしでその気持ちは緩和しつつあった。
だが美佳はそんな事(?)よりも大切な問題があった。そう、それは
ス ト ー カ ー である。
これは一大事!ここでか弱い乙女を演じきればこっちのもんだぜ☆
が、そのストーカーがよりにもよって隠れないタイプの人!何、何なのそれはもうストーカーなの?新手のストーカーなの?隠れないストーカーとか最早ただのセコム!!それともこーゆー嫌がらせなのー!?
しかも今、堂々と後ろに立ってるよ!?もう先生から困惑の色しか見えない!!
「あのー美佳さん・・後ろの方は?」
ああーーやっぱり!そうだよねー教え子の後ろ、しかも塾の中で知らない人居たらそりゃ聞くよねーーうん、私だってなにより優先して聞くもん。
「その人どうしたのって?」聞くもん。あと本当に誰なの?
「あっ、新しくきた松居壱(まついいち)です。どーも。」
自己紹介始めたちゃたよーもう嫌だこの空間theカオス!混沌としてるよーー
おかーさーん助けて〜〜!!もう止めたげて!私のHPは0よ!!
尾・松「「こんな感じで始まるよ!」」
もう二人で何か始めたよ〜〜息がピッタリだわ。驚きだわ。つーかエピローグはあの最初のやつじゃないの!?あの意味深っぽそうなの!!違うの!?
こんな感じで始まります!((ざt・・おっと誰かが来たようだ
是非見て下さい。お願いします!
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- Re: 【オリキャラで】せんせー【その1】 ( No.1 )
- 日時: 2016/02/23 19:59
- 名前: 448 (ID: cJYcwzou)
前回に引き続きグダグダ。
ガラガラと教室の戸を開ける。
勿論後ろにはあのストーカー。何でいんのかなぁ!?
うちの塾は結構フリーで席は決まっていない。
私は一度決めた席に居続けたい派なのでいつも私のお気に入りの席は空いている。窓がある端っこの席。
暇な時にはここから外を眺めて人間観察をしている。
私が席に着き、筆箱を取り出すと軽快な足音がした。
「美佳ちゃん!久しぶり〜!」
そう言って隣に寄ってくるのが私の友達、遠野月瑚(とうのつきこ)だ。
軽く挨拶を交わすとハイタッチする。のを羨ましそうに見つめるストーカー君。
ストーカー君の居る部分だけ、どす黒く空気が淀んで見える。あら、不思議。
確か名前は壱だったハズ。
「壱くん?座らないの?」
そう言うと壱くんは身体中をプルプルと震わせて私の目の前で親指をたてた。
いわゆる〝グッジョッブ〟的な形だ。
「さいっこう・・・。もう逝ける。」
ストーk・・・壱くんはそう言うと不気味に微笑んだ。
ヒエッ・・・今無いはずの玉がヒュンとなった。これがいわゆる玉ヒュンか・・・。そうかそうか。(悟り)
怖っ。恐ろしいわ。
まあいいや。いや、何が!?コレが初会話って怖くない?
少なくとも授業中は話しかけてこないだろう。そう思い、席に着くと何故か隣の席だったハズの月瑚が壱くんに変わっていた。
「いや、なんでだよっ!!」
私のツッコミも虚しく、授業が始まる鐘がなった。
続く?
- Re: 【オリキャラで】せんせー【その2】 ( No.2 )
- 日時: 2016/02/25 16:37
- 名前: 448 (ID: cJYcwzou)
続き!やはりグダグダ。
「さーて何で月瑚ちゃんが私の斜め後ろに居るのかな?」
月瑚ちゃんの肩をガッシリと掴むと月瑚ちゃんはヘタクソな笑顔を浮かべた。
いや、顔引きつり過ぎだから。罪悪感がひしひしとするから!!
今は休憩時間。さっきの数学の授業はずっと壱くんから熱い視線が送られてきて怖かったのは言うまでもない。
「めっちゃ怖かったんだからね!!」
「それは私も思った。」
月湖が真顔で答える。多分私から見ても怖いのに第三者から見るともうホラー映画並だったのだろう。
「いや唐突に松居君が席譲って、って言って特に嫌でも無かったので譲ったらこうなりました。」
何故敬語?そして何故そんな満面の笑みを浮かべているの!?
そうだぁ・・・この子根っからのドsだったッッ・・・
「まあ面白そうだしいいかなっ、って」
わーお、本音がだだ漏れでいらっしゃる。(吐血)
それから壱くんは悲しそうな顔をしないで!拒絶してる訳じゃないから!!いや、してるけど!!
「いやでもどうせ気持ちは変わんないでしょ?」
月湖はこちらを見て笑った。
ついつい肩を掴む手の力が緩んでしまう。
「尾川先生のこと?」
そう言うと月湖は頷いた。
「好きな訳ないでしょ。あれは一時の気の迷いだから。」
自分でも知らず知らずの内にイライラしてくる。
月湖はその言葉を聞くと哀しそうな笑みを浮かべて
「そっか・・・」
とだけ呟いた。
続くかも。
- Re: 【オリキャラで】せんせー【その3】 ( No.3 )
- 日時: 2016/03/14 17:32
- 名前: 448 (ID: cJYcwzou)
グダグダ。
「尾川せんせー」
廊下に出ると小学生らしき女の子達が尾川先生に質問していた。
こちらに気付いたのか先生はゆっくりと笑った。
私は目を逸らすとトイレへ駆け込む。
胸の中心が痛い。
理由は知ってる。
あの優しさに触れてしまったから。
トイレから出ると次は目を合わせてくれなくて苦しかった。
なんだろう。もう分からない。何をすれば良いの?
教室に入ると各々休憩時間を満喫しているようだった。
水筒を取り出すと口に少しずつお茶を運んでいく。
隣のストーカー君が見つめてるのは無視と言うことで。
「つらそう。」
そう聞こえた声。隣を見ると壱くんがやはりこっちを見ていた。
「俺なら楽にしてあげれる。」
その声は悪魔の囁きのようで身体中に廻っていく。
「それもいいかもね。」
天井を見上げて応える。
「じゃあ・・・」
「でも忘れられないから。馬鹿みたいにこの気持ちを引きずって生きてくよ。」
そう微笑むと壱くんは そっか、 とだけ呟いた。
上擦って掠れた声は何処か泣いているようにも聞こえて私は俯くしかなかった。
続く
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