コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

◇青空の地図◇
日時: 2016/01/25 22:33
名前: コトミ (ID: bAREWVSY)

こんにちは。コトミです。

カキコの作品は三作目。

他にも—smile君の笑顔—を連載させて頂いてました。

また、中学生の恋ストーリー書きます!

小説をかくなかで、友達になれたらいいなと思っています。

よろしくお願いします!(*^▽^*)

Page:1



Re: ◇青空の地図◇ ( No.1 )
日時: 2016/01/26 20:15
名前: コトミ (ID: XQp3U0Mo)

◇青空の地図◇

〜プロローグ〜

蝉の声が響く。

もう夏だ。

青く澄んでいる空。

白い入道雲が広がっていた。

昨日雨が降ったからかあちこちの葉っぱが
キラキラ光を反射していた。

「よう。」

無愛想な声がとんできた。

「ゲッ、、、、!」

朝から会うなんて。

「何だよ失礼だな。」

「珍しいね。こんな早く起きるなんて。」

「俺だって時には早く起きたりする。」

「はいはい。」

廉。山下廉。

私の近所の幼友達。

「おい。」

廉が手をさしだしてきた。

「何。」

「あれ。」

「あぁ、分かった!」

私は鞄に手を突っ込んだ。

「これでしょ?」

私は一冊の本を取り出した。

『15少年漂流記』

「これこれ。」

廉はヒョイッと本を取ると

歩きながら読みだした。

「歩きながらは危ないよ?」

「お前だってそうだろ。」

くそっ言い返せない。

「廉ー。」

前から声がした。

「光介。」

「おはよ、山田もおったんか。」

「う、うん。」

谷田光介。

廉の親友であって部活仲間だ。

小学生の時もサッカー部。練習してたっけ。

「、、、、。」
「廉、何熱心に読んでんだ?」
「あぁ、私の貸した本。」
「お前ら本好きだな。」
「行くぞ光介。」
「待てよ廉。」  


山田 真。中学一年生。

テニス部所属。

特徴。

背は、、、、低い。

「マーコート!」

私の背中を誰かが押した。

「理沙。」

金山理沙。

理沙はわたしの

「誰と話してたの?」
「べ、別に。」
「フーン。」

言えない。

声に出すだけで顔が赤くなる。

私たちは信号機の前で会話を始めた。

「暑いね。」
「うん、暑いね。」
         
「あっついね。」
「ね、、、、。」

「あぁー!暑いー!」 
「暑い言うから暑いんよ。」

朝。光介に会うと思ってはいなかった。

私は小学五年生から光介が好きだった。





好きな人が好きになってくれるって奇跡なんだ。


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。