コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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恋って......人を悪くするだけじゃなかったの!?
日時: 2016/01/30 16:31
名前: ririsa (ID: MlJjY9/z)

 
 『恋』なんて、人をダメにするだけ...



 『愛』なんて、人を悪くするだけ...



 今までそう、思ってた。

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1キュン ( No.1 )
日時: 2016/01/30 17:03
名前: ririsa (ID: MlJjY9/z)

 今までたくさんの人を見てきた。

 真面目な人

 面白い人

 暗い人

 明るい人

 可愛い人

 不細工な人

 
 ほんとにいろんな人を見てきた。

 その半分は、恋で自分の個性を無にしていた。

 綺麗な人が、相手のタイプに合わせて可愛い系に移ったり、

 素顔が可愛い人が、無理して化粧して振られたとか。


 だから私は恋なんてしない、愛したりなんかするものか!

 でもやっぱり、恋をするのは、愛するのは人間の本能なもので...

 ついつい目で追ってしまう。そんなときは心に言い聞かせる。

 『自分の個性は自分で守らないと。』

2キュン ( No.2 )
日時: 2016/01/30 17:03
名前: ririsa (ID: MlJjY9/z)

 ところで今は体育の時間。ドッジボールをやっている。時間があまったからね!
 キャーキャー言いながら逃げる女子。ウザがられていること気付いてないんかな?
 私は向かってきたボールをキャッチ&リリースした。←

 あ...あの人、かっこいいなぁ...ぁあっなんて、思ってないんだからぁー!!

 ギリギリのところで気持ちを制御する。いけないいけない、気を引き締めないと!

 その時、急に顔に痛みが走った。

 「ごめん、今井さん!!平気!?」

 え?今井って私だよね。頭のまわりは『?』でいっぱいだろうなーと思っていた。

 「大丈夫?立てる?」

 よって来るやじうま達。いつの間にかしりもちをついていたようだ。冷たい床に座っている。

 ここでやっとわかった。ボールが顔に当たったのか。そこでもう一つ気づく。

 「...血?」

 私のジャージに紅い液体が染みていた。鼻血か。

 「だいじょう__」

 私は言った。いや、正確には言おうとした。『大丈夫』と。ところが体が浮いたのだ。

 「うおっ!ビビったぁ...って、え」

 

3キュン ( No.3 )
日時: 2016/01/30 17:37
名前: ririsa (ID: MlJjY9/z)

 これは......夢のお姫様抱っこですかぁああ!!?しかもイケメン男子!?うわぁあ、さすがの私でも制御できないよぉお!パンクするぅう!!

 「!?__さん?___か!!?」

 ああ、皆の声が聞こえる......ここで私、死ぬのかな...←

 私は息を引き取った...なんて、言うわけないだろ?(ドヤァ
 ここで死んだらこの小説終わるし、三話で終わるとか前代未聞だし(?)

 私は静かに目を開けた。そこには王子様が...なんてなるはずなく白い天井だけ。保健室のベッドに寝っ転がっているようだ。

 私は体を触った。特に異常はない。このまま寝ていても良いけど...私イイコチャンだし?ちゃんと授業出なきゃだしな!
 ベッドのまわりのカーテンをスライド(?)させる。

 「起きたか」

 「起きてません」

 私はカーテンを閉めるとベッドにダイブした。確かあいつは...お姫様抱っこした人だ!
 するとカーテンが開き、お姫様(略)が入ってきた。

 「きゃー、へんたーい!(棒)」←

 「おいやめろ」

 「寝込みを襲う気ですかー?w」←

 「美味しそうだなぁ(ジュルリ」←

 のった!?気が合いそうな奴だ!!

 「おまわりさーん、ここでーす、変態がいますよー!」

 「俺は......っと、茶番はそこまでだ。」

 私はチッと舌打ちをした。いい感じだったのに。そんな私に気付かないで話を進めるお姫様(略)

 「お前、俺にお姫様抱っこされたからって調子のんなよな。」

 「は?」

 いや、我ながらマヌケな声が出た。

 「俺がテメーをここまで連れてきたのはポイント稼ぐためだ。へんな誤解するんじゃねェーぞ」

 そういうことなら......私は口を開いた。

 「良いけどさー、私の視界に入らないって約束してくれたらね。」

視界に入ったら追いそうで怖いからな。

 「は?それじゃ割に合ってないだろ。」

 「寝込み襲おうとしたこと、言っちゃうよ?」

 私は脅す。お姫様(略)は

 「チッわかった」

 といった。脅しが効いたというより、めんどくさかったと言った方が正確そうだった。

 それから私はもう少し眠ることにした。昼休みまで寝よう。
 

 

4キュン ( No.4 )
日時: 2016/01/30 17:59
名前: ririsa (ID: MlJjY9/z)


 あれから、あいつは視界に入らなくなった。しかも超絶面白いw
私があいつの方向くとあいつしゃがんだりジャンプしたり←
 やばいはまるw

 「あれ?」

 下駄箱にピンク色の封筒が入ってる......これって告白!?それにはこう書かれていた。


ーーーーーーーーーーーーー

 10分休み、体育館裏。

ーーーーーーーーーーーーー

 
 体育館!?嫌だあそこ虫いそうじゃん(読みにくい)。まあ、いくけどね!

 

〜10分休み〜

 私は体育館裏に来ていた。何だろう?すると足音が聞こえた。ん?女子だ。しかも三人。

 「あんたが今井か?」

 「はい。」

 私は素直に答えた。画面の向こう側の皆さん!この展開、分かるんじゃないでしょうか!?←

 「あんたねぇ、ウザいんだよ。」

 は?私は声には出さなかった。もうこの展開、いろんなサイトで見てます。現実でなるとは思わなかったけど。殴られるパターンでは?

 「王子があの体育の時間から変になっちゃったんだよ。」

 「お前を保健室に連れて行ったときから。これ、どう考えてもお前がなんかふきこんだよなぁ?」

 王子......あぁ、あいつか。お姫様(略)のことだな。まあ、ある意味正解かな?すごい感のよさだね!あ、囲まれた。

 「やっちまえ!!」

 リーダーっぽい人が叫ぶ。そんな大声出したらばれるんじゃないか?って、え?どこから鉄バット出てきたんだよ!?来たとき手ぶらだったよね!

 私に一人が振りかぶる。ん?あれ、全然いたくない。何これ私無敵?マ〇オのスターでも食べたのかな?←

 いつの間にか目を強くつぶっていたらしい。前が見えない。ので目を開けた。ら、青ざめる女子三人が目に飛び込んできた。

 私の前には......お姫様(略)!?

  
 

5キュン ( No.5 )
日時: 2016/01/31 09:08
名前: ririsa (ID: MlJjY9/z)


 「って......お前!視界に入るなって言ったよね!?」

 私は叫ぶ。

 「は?お前だったのかよ。助けた意味。」←

 酷いな。てか私だって気付いてなかったのか。私は立ち上がるとお姫様(略)の隣にたった。フッ、これなら視界に入らない(ドヤァ
 私は口を開く。

 「私一人で良いんだけど。」

 「いや、俺なら話し合いで解決できるんだけど?」

 あ......確かに

 「よし、任せる」

 私は素直に言う。今回私素直だなー。さて、何をするんだろう?思ったときにはもう、女子三人はいなかった。なにしたんだ!?
 早過ぎだろ!?え?なにしたの!?
 パニクっていると、お姫様(略)が私と向かいあった。こいつが口を開く。

 「大丈夫か?」

 「大丈夫に見える?」

 「見える。」

 「そりゃあ、大丈夫だからな!!」←ドヤア

 「ごめん」

 「あぁ......ん?え、何が?」

 急にどうしたのだろう?なんで謝ったんだ?

 「俺のせいで、こうなったから?」

 「何故疑問文。」

 お姫様(略)は申し訳なさそうな顔をした。可愛い。←

 「まあ、いいよ。気にしてないし。」

 私が言う。相変わらずイケメンだなぁ(自惚れ)


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