コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 気まぐれ僕の傍観日常
- 日時: 2016/02/02 22:55
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
「おい、またあのババアが何か言ってるぜ」
クラスメイトが言った。
「みんな!静かにして!」
友達が大声で注意した。
「皆さん、話をちゃんと聞いてください!」
クラスを静かにしようとする先生。
「もっと、この学校を良くしていきましょう」
学校の名誉だけを守ろうとする先生。
__何も変わらない、僕たちのクラス__
僕はただ見てるだけ。煩く話すこともなければ煩いクラスメイトを注意することも無い。
ただ、そこに居て。ただ、そこで授業を受けているだけ。
なぜ、注意しないのかって?
だって、クラスメイトの矛先が僕に向いてほしくなんかないからね。
僕はただの傍観者。面倒なことには極力関わらない。
物事は遠くから見ている方が楽しい。眺めている方が楽だ。
劇は自分で演じるよりも、見ている方が数百倍楽しい....と僕は思う。
例え、喜劇だろうと悲劇だろうと........ね。
そんな僕は傍観者。
傍観者である僕を否定する人間は、きっと世の中には沢山いる。だからって、この世界で生きる人間の全てがそういう考えでは無いだろう。僕と同じ傍観者な人間もきっと世の中には沢山いる。
これは、こんな僕の日常。
こんな気まぐれで平凡で傍観者な僕の日常の物語。
- Re: Do you like valentin? ( No.9 )
- 日時: 2016/02/17 22:56
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
−−−3人のバレンタイン−−−
〈あっくんの場合〉
女「あ・・・あの!これ、どうぞ!」
宮「ん?あぁ、ありがと」
女「いっ、いえっ!///」
手渡しで沢山貰える。
でも、勇気のでない子は机の中に入れる。
宮(・・・あ・・・。チョコ....入ってる....♪)
〈西くんの場合〉
西「?ロッカーの中に見たことない紙袋がいっぱいだ...」
『西くんLove!!』と書かれた紙袋の中には沢山のクッキーやチョコが・・・。
西「おっ。クッキーにチョコだ。やったぁ!」
〈恭くんの場合〉
女「これっ!本命なんです!受け取ってください!」
長「・・・学校に不要物を持ち込むのは感心しないな。・・・悪いけど、これは受け取れない」
女「お...お願いします!」
結局、チョコを押し付けられ、走って逃げられ捨てるのも勿体無いので仕方なく持って帰って食べる。
ガラッ(←靴箱を開ける)
ドサーッ(←大量のチョコが落ちてくる)
長「・・・・・・」
帰りに靴箱を開けると大量のチョコが落ちてくる。
(西「見て見て!いっぱい貰ったぁ〜!」
宮「僕はちょっとだけ貰ったよ」
長「学校にこんなもの持ってきて・・・。勝手に押し付けてきたんだ(怒)」
宮「良いじゃん。美味しいんだし」
長「はぁっ。...はい、あっくん。西」
宮「あ、マカロンじゃん・・・♪」
西「おぉ、すげー!!」
長「作りすぎちゃったからあげる」
宮.西((誰にむけて作ったんだろ・・・))
西「俺もあげる〜!」
長「・・・作ってないのかよ」
中に市販のお菓子が詰まった袋を西くんはくれた。
宮「市販のチョコだね」
西「いいじゃん!詰めるときに想いを込めて詰めたんだから!」
長「うん。まあ、美味しそうだから良いけど・・・。.....あっくんは?」
宮「僕からはチョコパイあげる」
作っておいたチョコパイを二人に渡す。
西「ありがとー!!」
長「また凝ったモノ作るなぁ」
宮「恭くんもマカロン作ってる時点で人のコト言えないけどね」)
〈3人の場合〉
チョコを交換しあう。
- Re: 作者からのお知らせ ( No.10 )
- 日時: 2016/02/18 21:36
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
皆さん、こんにちは。
まだ本編始まっていないというのにバレンタインの話を出してしまいました。すみません。。。
しかも3日遅れなんですよね。
ホントすみません。
あっくんは、甘いものが好きなので自分でお菓子作っちゃう人なんですよね。
恭くんは、普段から女子力高いコトしてします。バレンタインはマカロンを作ってましたね。流石、女子力高い系男子!
市販チョコを渡した西くんは、バレンタインというイベント自体を忘れていて慌てて急いで買った結果がこういう風になりました。
昨日からテスト期間に入ってしまいまして、更新が出来なくなってきます。
時間を見つけて更新していくので、どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
- Re: 作者からのお知らせ ( No.11 )
- 日時: 2016/03/05 20:51
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
テストが無事、終わりました!
なので、本日から更新再開させていただきます!
どうぞよろしくお願いします!
- Re: 傍観タイム ( No.12 )
- 日時: 2016/03/05 21:06
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
〜2-B〜
朝、僕が椅子に座ってうつろうつろしていると、
西「あっくん、おはよー!ねえねえ、聞いてよ!」
テンションの高い僕の友達、西くんが話しかけてきた。
宮「うん、おはよ。で、何?どうしたの。何時にも増してテンション高いね」
西「あ、分かっちゃう?昨日ゲームの実況見てたんだけどさ、フォースターが超カッコ良くてさ!ヤバかった!すげー、カッコ良かった!」
宮「あー。それなら僕も見た見た。カッコ良かったね、あれ」
僕と友達の西くんは大のアニメ.漫画.本.ゲーム好きである。
だから、毎日そういう類いの話をしている。
宮「そういえばさ。前貸した小説読んだ?」
西「うん!読んだよ!」
宮「僕は〇〇の性格そんなに好きじゃないなぁ〜....」
西「そう?俺は割と好きだぜ」
こういう話をする相手は主にもう二人居るんだけど、その二人はクラスが違うからもう少し後で紹介するよ。
宮「あ。もう少しで朝学活始まっちゃうよ。座んなくていいの?」
西「あ!座る座る!」
まあ、僕と西くんは席が前後でとっても近いんだけど。
嗚呼、また新しい一日が始まる。
酷く、長く、暇で、平凡な一日が。
これから、僕の傍観タイムが始まる。
- Re: ブラック西くん初登場 ( No.13 )
- 日時: 2016/03/05 22:50
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
〜2-B朝学活〜
担「今日も一日頑張りましょう。これで朝学活を終わります。気を付け、礼」
皆「ありがとうございました(ボソッ」
挨拶の時の声が小さい。
だから、担任は少しイラついている。
でも、僕はちゃんと言ってるし、言っていない人よりはマシだろう。
西「今日の一時間目って何だっけ?」
宮「う〜ん。確か、国語だったかな」
ク1「うっわ!一時間目国語じゃん!」
ク2「あのババアの授業かよ!?」
ク3「だりぃなー」
僕たち2年生の国語教師はあまり生徒に好かれていない。
別に何か特別悪いところがある先生って訳じゃない。
ただ、生徒に好かれていないってだけ...。
〜国語授業中〜
ガヤガヤガヤガヤ
授業中だというのに煩い。。。
でもまあ、先生の声はちゃんと届くし、僕の勉強に支障は出てないから別にいいんだけど。
勉強・・・・とは言っても授業中は僕、寝てるからほとんど関係ないんだよね。
ク4「みんな!静かにして!」
あるクラスメイトが勇気を出して頑張って声を張り上げ、注意しているのがわかった。
よく注意しよう......だなんて思うね。感心するよ。
先「皆さん!注意の声も出ています!静かにして先生の話を聞いてください!」
ク2「おい、またあのババアが何か言ってるぜ」
ババアって;;どんだけ先生のことキライなのさ・・・。
ザーッッ ザザーーッッ
うわ、雨降ってきた。
ク5「あ!雨降ってるよー!」
ク6「え?本当だ!」
何で雨が降った程度で盛り上がれるんだろうね。
・・・不思議だ。
....今、暇だなぁ。
・・・寝ればいいじゃんって?
それが、ダメなんだよね・・・。
国語が始まる前に、西くんに、
(西「ねえ、あっくん?」
宮「? どうしたの?」
西「次の授業、寝ちゃ駄目だからね?」
宮「えっ........?」
西「寝たら殺す★」
うわぁ。怖っ。
出た、ブラック西くん。))
ってなこと言われたから、寝るに寝れないんだよね。
あ、そうだ。
折角だし、西くんと僕の出会いでも思い出してみようかな。
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