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- 残り5cmの恋
- 日時: 2016/02/14 13:45
- 名前: 夏目 リタ (ID: pR7JxfSl)
幼稚園から中学までずっと一緒。
高校だって同じところに行こうって約束して同じ学校に合格した。
双子みたいだねって何度も言われる。
そんな君は私(僕)の大切な幼馴染み
残り5cm。
君に全て届いてほしいと思う。
挨拶と目次>>1
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- 挨拶と目次 ( No.1 )
- 日時: 2016/02/14 13:52
- 名前: 夏目 リタ (ID: pR7JxfSl)
閲覧ありがとうございます!
はじめまして!夏目 リタともうします!
このお話はですね、双子みたいな幼馴染み二人が自分の気持ちに正直になろうとするお話です!
コメント、アドバイス等を募集していますのでよろしくお願いします!
【目次】
残り5cm/幼馴染み>>
- 残り5cm/幼馴染み ( No.2 )
- 日時: 2016/02/16 18:53
- 名前: 夏目 リタ (ID: pR7JxfSl)
ppppppp!
私の朝は目覚ましに起こされて始まる…………わけもなく、
「すーいー!遅刻するぞ!起きろ!」
幼馴染みの声で始まる。
橘 翠(タチバナ ミドリ)
それが私の名前で
「んー?あおー?おはよぅー。」
橘 碧(タチバナ ミドリ)
それが今騒いでいる幼馴染みの名前。
私たちはお互いみどりで、紛らわしいから、違う読み方で呼んでいる。
翠をすい、碧をあお。
苗字が同じ。
名前も漢字は違うが同じ。
双子と間違われるけど、正真正銘の幼馴染みだ。
「おはよう。はい!早く起きて!」
毎朝起こしに来てくれるあおは今日もそう叫ぶと私から布団を引き剥がした。
「さむぃー!」
「寒いじゃねーだろ!今何時だと思ってんだ!」
「今ぁ?あおが来てるんなら7時50分なんじゃないの?」
「なんでわかってて起きないんだ!…と言いたいところだが今日は僕も寝坊した。」
「そう。…あおも寝坊したんだ。お揃いだね。…じゃ、おやすみー。」
「寝るんじゃない!…はぁ。お前さぁ、今何時か分かってないだろ」
「うん。何時ぃー」
「今ちょうど8時15分になった。」
「そっか、8時15分か。」
「おう。じゃ、僕先に行くから。」
「ん?8時じゅごふん?」
「じゃあな。遅刻したら罰掃除だが今回は手伝わないからな。」
「…っ!ちょ!あお!早く言ってよ!ちょっと待って!30秒で用意しるから!」
「はいはい。(30秒で用意出来たら女捨ててるよな。)」
私はすぐさまベッドから飛び出て制服に着替える。
「は!?ちょ!僕いるんだけど!」
パジャマを脱いだ時にそんなあおの声が聞こえたが無視だ無視。
構ってる暇なんか私にはない。
制服を着るのにかかった時間わずか10秒。
あとは歯磨きをなど髪以外の支度をしてあおがいる場所に行く。
「よし。できた。あお行こう!」
ここまでに30秒はオーバーしたが1分ぐらいで終えることができた。
「ごめん!30秒オーバーした!」
「いや、逆に1分で用意できたのがすげぇよ。すい、お前女捨てたんだな。」
「はぁ?なに言ってるの?早く行かなきゃ遅刻するよ!」
「はいはい。」
二人で玄関に行き、靴を履き扉を開ける。
「…行ってきます」
呟くようにそう言ったあと鍵を閉める。
「…すい、早く行くぞ。」
グイッと引っ張られながらも転ばないようにあおについていく。
「あお!今何時ぃぃぃぃぃ!?」
はしっている中そう聞けば腕時計を見たあおが
「8時25分!」
涼しい顔でそう言ってくる。
…あと5分。
私の学校は8時30分になると門が閉まって遅刻となってしまう。
遅刻は一週間の放課後罰掃除。
私は5回やらされたことがあるが案外きついものだ。
まぁ、あおが手伝ってくれてたんだけど。
しかし幸運なことに私の家から学校までゆっくり歩いて10分。
全力で走れば4分ぐらいでついてしまう。
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