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ハッピーバレンタイン
日時: 2016/02/15 00:29
名前: はな子 (ID: nTMHVzae)


バレンタインデー...それは女性が男性に対して、愛を込めてチョコレートを贈る日



いつもより教室が騒がしい。男子も女子もソワソワしている。まぁ、理由は言わなくても分かるんだけどな...

と、その時誰かが俺の肩を叩いた。

「よぉ、たかし!」

「なんだよ、ひろきじゃねぇか。」

「お前コレ貰った?」

コレとはチョコのことだろう。

「貰ってねぇよ、朝っぱらから貰えるわけねーじゃん。お前は?」

「ねーよ。」

「だよなぁ。やっぱ俺達バレンタインとは無縁なんだよ。」

「いやぁー、モテない男は辛いねぇ」

「お前もな」

「ってもうこんな時間じゃん。俺そろそろ行くわ。貰ったら報告しろよー」

「オッケー。じゃあな。」

ひろきは俺の友達だ。クラスが離れてもこうして遊びに来てくれる。


授業が始まっても、クラスの雰囲気は相変わらずだ。

隣の奴なんて、さっきからずっと小刻みに机叩いてるし。

いや、出ねぇから。「ポケットを叩いたらビスケットが二つ〜」みたいなんねぇから。

あっという間に時間は過ぎ、昼休みになった。
まだ1個も貰ってない。もう放課後に賭けるしかない。

午後の授業が始まった。隣の奴の机を叩くスピードが速くなってる。ラストスパートなのだろう。

そんな感じで午後の授業は過ぎていき、放課後になった。

「もうちょっと粘ろうかな〜。」

「何言ってんだよ。、ひろき。とっくに下校時間過ぎてるぞ。早く帰ろうぜ。」

「ハァ、今年も0個かよ...」

「来年に期待だな」そう言って下駄箱を開くと

(ん...何か入ってる?)

取り出して見ると1通のレターセットだった。

中を見てみると女の子っぽいコロコロした字で、


たかしくんへ

放課後、校舎裏まで来てください。
〇年×組 神崎


と、書いてあった。

(神崎ってうちの学年TOP3に入る美少女じゃないか...!)

「おーい、たかし何してんだよ。早く帰ろうz」

「悪い!先帰ってて!」

「え、ちょっ、おまっ」

俺は全速力で校舎裏と駆け出した。


人気のない校舎裏にいくと、神崎が待っていた。

「来て...くれたんだね」

「うん、待たせてごめんな」

「全然大丈夫だよ! あとこれ...」

「え!? 俺のために作って来てくれたの?」

「うん...」そう言って神崎は顔を赤らめた。

「あのね、たかしくん...」

「ん?」

「私ずっと前からたかしくんのこと好きだったの!」

「!?」

「私と...付き合ってもらえますか?」

「...俺でよければどうぞ。」

「え!?」

「夢みたいだ...神崎みたいな美少女に告白されるなんて」

「私もたかしくんと付き合えるなんて...これからよろしくね」

「こちらこそ」

こうしてこの日から俺と神崎は付き合う事となった。


おわり


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Re: ハッピーバレンタイン ( No.1 )
日時: 2016/02/15 00:21
名前: はな子 (ID: nTMHVzae)

つづき

Re: ハッピーバレンタイン ( No.2 )
日時: 2016/02/15 00:58
名前: はな子 (ID: 2QWuZ1bi)

バリバリバリバリバリバリ


たかし「うわぁ!このチョコすっごく美味しいなぁ!」

母「たかしやめて!それは鉛筆よ!」

父「たかし、現実から逃げるのは止めなさい!お前にはチョコをくれるような彼女が」

たかし「ううぉぁぁぁぁぁァァ!!!ガ、ガノジョ...」

母「お父さん、あと1日、1日の辛抱よ!明日になったらきっと元のたかしに戻ってくれるわ!」

父「うう...どうしてこんなことに...」

たかし「ハッ!なーにが[愛する人へ感謝の気持ちを]だ![非リアとリア充を見えるようにしてみました♪]の間違いだろぉぉうがぁぁぁ!!!」

たかし「そうだ!...2月14日のに存在するチョコは全部う〇こにしちゃえばいいんだ!」

母「た、たかし!1回落ち着きましょ、ね?」

テレビ「こちら〇×デパートの食品売り場ではバレンタイン特集として様々なチョコが...」

父「か、母さん早くテレビを!」

たかし「うぎゃぁぁうぁぁぁあうたうへはあへー!」

たかし「相手の気持ちになって考えましょうって道徳の時間に教わってねぇのかよぉぉ! こっちがどれだけ傷ついているのか分かんねぇのかよぉ!」

母「たかし...もうすぐ終わるから!あと少しだから我慢してね...」


ほんとにおわり


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