コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- アイドル禁止令!【お知らせ】
- 日時: 2016/03/15 21:59
- 名前: クッキーコロッケ (ID: QCyKwm9.)
【プロローグ】
大きくなったら、アイドルになりたい。
そう思ってた。
だけど…
「今年から、アイドル活動を禁止いたします」
アイドルは消えた。
【挨拶】
何作持っているかは、聞かないでください…。
何か、考えたら、思い付きました。
【紹介】
池井戸恋歌女
高校二年生。将来の夢はアイドルと決めていたが、いつしかアイドル禁止令が
出される。だが、隠れてアイドルをやろうとしている。
堀部凛花女
高校二年生。恋歌の親友。恋歌が隠れてアイドルをやろうとしているのを知って
いる。少々強引な部分がある。
荻野龍斗男
高校二年生。元気が取り柄。アイドルが好きだった。運動神経抜群で、バスケ部
所属。女子に人気。恋歌の噂を聞いた。
常磐奏男
高校三年生。冷静でクール。ミステリアス。元有名なアイドルグループ、
Sky☆blueのスカイ。歌も勉強も運動も得意。アイドルを諦める。
府茎浪男
高校一年生。 恥ずかしがり屋で、人見知り。アイドルを見て憧れるが、自分は
慣れないと思い、諦める。歌声が綺麗。
【お知らせ】
アイドル禁止令!は、コメディ・ライト【新】にお引っ越しします。
詳しい内容はNo、13を見てください。
【お客様】
てるてる522様
こん様
黒龍様
- Re: アイドル禁止令! ( No.4 )
- 日時: 2016/02/28 20:03
- 名前: クッキーコロッケ (ID: MQ1NqBYl)
いえいえ、私も放置魔です…。
私もアイドル(三次元)の方は興味ありませんが、想像してみると嫌です。
しかも、アニメやゲームの方も無くなってしまうなんて、自殺しますね←
恋歌が行動し、仲間達が動くのを期待してると嬉しいです。
禁止令3、ボーカロイドでさえ
「コラ!君達!音楽を聞くのは止めなさい!」
「何でですか?ボーカロイドですよ」
「ボーカロイドも音楽の一部に入る!消しなさい!」
アイドル禁止令が出された日以来、あのボカロでさえ、禁止になった。
イヤホンで聞くのは、もちろん勉強の時や他の動画を見るときだけになった気が
する。
しかも、アイドル禁止令を出された日から、イヤホンで音楽を聞く人が結構減った
らしい。
音楽=逮捕ということに、これからなる。
アニメやドラマの音楽は歌わなければ、大丈夫らしい。
少しでも声を入れたら、逮捕。
何でそれぐらいで逮捕なんだろう?
酷い。酷すぎる。
「恋歌?」
「…」
「うわっ、魂抜けてる…」
「だって〜…」
「はぁ…。私も音楽とか、あんま興味ないけど、無くなると、ちょっと
嫌な感じだよ」
「うん…」
音楽は消えないと思ってた。
でも、消えてしまった。
はぁ…こんな私にもアイドルになれたらなぁ。
アイドル…。
「そうだ!!」
「うぇ!!何!?」
「凛花!耳!」
「あ〜…はいはい…」
私は小さな声で凛花に言う。
「私、アイドルやろうと思う」
「はぁっ!?!?」
凛花は驚いて、立ち上がった。
それもそのはず。
だって、今、アイドル禁止令を出されてる。
しかも、音楽=逮捕という状況なのだ。
音楽に関わらなければ、平和に過ごせる。
だけど、こんなのおかしい。おかしいよ!
だって、アイドルがいないなんて、嫌だよ!
私はそう言う目で、凛花を見た。
「…」
「はぁ…分かってんの?どんだけ危険なことか」
「うん。でも、おかしいと思わない?」
「そうだけどさ…」
「私は…やるよ」
「…はいはい」
凛花は笑って言った。
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- Re: アイドル禁止令! ( No.5 )
- 日時: 2016/02/28 22:42
- 名前: クッキーコロッケ (ID: MQ1NqBYl)
禁止令4、でもさ
「私、アイドルとか興味ないけど、やるよ」
「えっ!?」
放課後の教室、私達しかいなかった。
凛花と話をしていたら、いきなり言ってきた言葉だ。
「何で…?」
「親友がアイドル禁止令を無くそうとしてるのに、見たまんまって
最低じゃん」
「り、凛花〜!」
「うわっ、いきなり抱き付くなよ」
「だ、だってぇ〜!」
「泣くな泣くな。可愛い顔が台無しだぞ」
「可愛くはないけど、ありがとうっ!」
凛花が親友でよかった。嬉しかった。
親友がいるだけで、心強かった。
「でもなぁ〜、作詞作曲の人とか必要だし、それにダンスや歌だって、
練習しないといけないし…」
「あ…そっか」
「…まさか、考えてなかったのか?」
「その〜、あの〜、…はい」
ベシッ!
「いったぁ!!」
「何やってんの?あ"?やる気あんのか、ゴラァ」
「スミマセン!」
ベシッベシッと凛花に叩かれた。
痛い…。
「だ、だけど、私、一応ギター引けるし…!」
「でもさ、捨てられてる可能性…」
「…」
「しかも、ギター買えないし…」
「…」
「まぁ、願ってるしかないよね」
「大丈夫だよ!お母さん、捨てないと思うし!」
でも、弟が…。
捨ててないことを願う!
*
*
「んあ?ギター?」
「うん…」
「…捨ててねーぞ」
「ほ、本当!?」
「でも、捨てろよ。もし、姉貴が持ってたら、俺達まで捕まっちまう」
「…」
「聞いてんのか?」
「う、うん…」
「後、他のアイドルの動画とかCDも」
「…分かった」
この子は私の弟、池井戸忍。
思春期真っ盛りなせいか、今は素直ではない。
逆に私を嫌っているふうに見える。
お母さんやお父さんと話してるときは、そんな目付きしないのに…。
「何だよ」
「…ううん。何でもない」
私は部屋に向かった。
…仕方ない。
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- Re: アイドル禁止令! ( No.6 )
- 日時: 2016/02/29 23:21
- 名前: クッキーコロッケ (ID: MQ1NqBYl)
禁止令5、音楽は軽蔑される
「よしっ、全部入れられた〜!!」
パソコンにボカロ曲・アイドル曲・ロックバンドなどの曲を入れた。
もちろんばれないよう、いろいろとやってるけど。
それに…Sky☆blueの曲も入れた。
「姉貴」
「ひぃ!」
「何だよ」
「いや、何でも…」
「フ〜ン、あっそ」
やっぱり冷たいなぁ…。
まぁ、仕方ないよね。
「あのさ」
「ん?」
「そのCD、捨てろよ」
「…うん」
何で…何で、音楽が無くなっちゃうの?
音の一つ一つが私に勇気をくれるのに、皆も音が大好きなのに…。
今じゃ、そんな音は逮捕に繋がるなんて、酷いよ。
「後、ギターも」
「っ…」
誕生日プレゼントのギター。
毎日毎日、練習をして弾けるようになった。
なのに、捨てることになるなんて…。
すると、外から放送が流れていた。
私は窓を開ける。
「ピアノ、楽譜、楽器、CDなどの音楽関係のものは、処分いたします」
物騒な放送だ。
何で、そんな放送を…。
「おい、音楽を消すな!!」
「そうよ!!」
「あまりにも酷すぎる!!」
そんな声が聞こえた。
でも。
「警察署に送らせろ」
その人たちは警察官に捕まった。
あぁ、音楽は軽蔑されてしまうんだ。
私はCDの箱を持って行った。
ギターは_________
*
*
「お伝えします。明日の朝、点検をしに区を回ります」
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- Re: アイドル禁止令! ( No.7 )
- 日時: 2016/02/29 21:38
- 名前: こん (ID: UcGUlfNK)
はじめまして。
こん、と申します!
とっっっっっっっっ………っても面白いです!!!!!
びっくりするほど面白いし、文体も
好きです(OvO)
続き楽しみにしてます!
更新頑張って下さい!
- Re: アイドル禁止令! ( No.8 )
- 日時: 2016/02/29 23:18
- 名前: クッキーコロッケ (ID: MQ1NqBYl)
こんさん、ありがとうございます!
最近アイドル系のゲームにハマってて、考えたら、こんなのが出てきました…。
下手くそですが、楽しんでもらえると嬉しいです。