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- 【記憶喪失とか】memory loss【アリキタリよね】
- 日時: 2016/02/19 18:19
- 名前: 青空苹果 (ID: dDPEYPay)
「__くん、これからも一緒にいようね!」
その言葉と共に、私はすべての記憶を忘れてしまった。
* * *
はじめましての方ははじめまして、青空苹果です。
この小説は息抜きで起承転結なーんも考えておりませぬ。なので逃亡の可能性ありますが少々付き合っていただけると助かります。
題名については「amnesia」か迷ったのですが、やはりここはコレで。
* * *
紬
冒頭に出た本作主人公。
冒頭の台詞からすべての記憶を忘れた。
全生活史健忘の模様。
随時更新。
* * *
【自分という人物】
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- Re: 【記憶喪失とか】memory loss【アリキタリよね】 ( No.1 )
- 日時: 2016/02/21 11:11
- 名前: 青空苹果 (ID: dDPEYPay)
「全生活史健忘症、ですね」
どうやら私は、この猪野紬という人間は、”自分”は所謂記憶喪失らしい。
というのも、私は山野春翔だとかいう人間の家の前で雨に濡れていたところを警察に保護されたらしく。
私は今まで何をしていたのか憶えていない。
右も左も、上も下も。何一つわからない暗闇に独り放り込まれたような前後不覚な状態。
私と共に聞いていた私の親に当たる人物は、涙ぐみながら私の目を見つめた。
「紬……! ごめんね……お母さんが一緒にいてあげられなかったから……」
この人が、私のお母さんらしい。でも、この人がどんな人なのかも、私は全然知らない。だから何も感じることはないし、感じれない。
「今日から、学校どうしましょう? 辛いなら行かなくてもいいけど……」
気持ちの悪い猫撫で声で問うてくる母に、首を横に振って否の意を示した。
どちらにしろ学校へ行った方が記憶を思い出せるかもしれないから。
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