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勇者+αの3年間
日時: 2016/02/25 16:44
名前: ゼラチン (ID: Z709ucgr)

現代 2014年






「勇者!外ってこんな感じなのか!」

「勇者さん!フェニさんがいじめてきますぅ!」

「いいからさっさと魔王倒してきて!」

「何でこんな事に・・・」



勇者+αの冒険始めました。

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Re: 勇者+αの3年間 ( No.1 )
日時: 2016/02/25 16:50
名前: ゼラチン (ID: Z709ucgr)

数万年前、世界は魔王軍に支配されていた。しかし魔王軍は特に何もしてこず、平和なまま人々は過ごしていた。魔王を倒そうとした勇者一族がいたことも知らずに・・・


    現代 2014年  魔王城


「魔王様!人間が魔王様を殺すと言っていますがどうしますか?」

「勇者?入らせていいよ。どうせ殺せないし」

男がドアを開けると一人の男性が入って来た。

ショットガンを持って。

「魔王!貴様を殺す!覚悟しろ!」

「ちょっと待って、何で銃持ってんの?」

「買った」

「一回整理しよう。現代とは書いてあるけど普通持って来る?」

「覚悟しろ!」

「ちょっと待ってって・・・あああああ!!」

撃たれた魔王が倒れている。

「やった!魔王を殺(や)ったぞ!・・・・・・て、え!?」

「何すんの!びっくりしたー」

「何で効かないんすか、魔王さん」

「言い忘れたけど私のステータスほぼチート性能だから」

「は?」

魔王は笑い勇者は泣く。

「泣かないでよーごめんって」





         一話「非情」

Re: 勇者+αの3年間 ( No.2 )
日時: 2016/02/26 16:49
名前: ゼラチン (ID: Z709ucgr)

あれから2時間後

「魔王、俺はどうすればいい?生きる希望が無くなったのだけど」

「さぁね、適当にすればいいんじゃない?」

漫画を読みながら魔王は俺にそういってくる。

「もういい、家に帰ってゲームやろう。もうそれしかない」

「待って!いいこと考えた!私、魔王城の外に行ったこと無いの!だったらあなたについて行って外の世界を見てみたいの!」

「え、えええ、ベタ展開だなぁ、俺は絶対やだからな!」

「だったら・・・・・・エイッ」

魔王の手の上に魔法陣が浮かび紫色の閃光が辺りに広がる。

「何した?」

「3年後までに私を殺せなかったら、全人類が死亡するよう呪いかけたから」

「はああああ!!何だそれ!いくらなんでもチートすぎんだろ!」

「これからよろしく、勇者」


泣きたくなり、魔王を連れ、俺は家に帰った。





第1話「非情」


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