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その、「好き」が言えない。〈短篇集〉
日時: 2016/03/04 19:00
名前: しろの (ID: HT/LCIMm)



恋愛系短編集です。

見ていただけたり、アドバイス、リク頂いたり
とか、嬉しいです。

宜しくお願いしますーー

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Re: その、「好き」が言えない。〈短篇集〉 ( No.1 )
日時: 2016/03/05 19:05
名前: しろの (ID: HT/LCIMm)

≫初めまして、に散りましょう。




例えば、都合の悪い記憶をリセットできたらどんなにいいだろう。
もし、できるなら私はあの日に戻りたいーーーーーーーー。




桜の花びらが色づく春。私は君に恋をした。一瞬、クールなのに
笑うと顔がくしゃって幼くなる。髪がサラサラで日に透けて、

男女共に仲が良くて、全部がいとしくて全部が綺麗だった。


席が隣になって手紙交換もしたね。忘れないよ、忘れられない。

私が落ち込んでた時ジュース持ってきてくれたね。
余ったって言ってたけど、本当は気使ってくれたんだよね。

嬉しかったよ。


私が告白したとき、困らせちゃったね、その時ね初めて気づいたの。




ーあ、私のキモチは迷惑だったんだって。



でも、フラれちゃっても諦めきれないから。



3年前にバイバイして、転校先に君がいたから。

もういっかい、って思ったのに。

キミの隣に違う女の子がいたから。


私は、初めましてにまた散った。


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