コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- さよならばいばいまた来世【1/13更新】
- 日時： 2017/01/13 01:36
- 名前： ひよこ ◆1Gfe1FSDRs （ID: yGaMVBz.）
夢を、みた。
『王子様が、迎えに来てくれる夢』
そんな有り得もしない夢を、みた。
でも、私を迎えに来たのは＿＿
＊＊＊
ひよこと申します。
これは元々別名義で書いていたものですが、ちょっと思うところがあったのでこの名前であげさせていただきます。(元の題名は「さよならばいばい、また来世」ですが、一字一句同じ題名だと投稿できないので「、」を消しました)
ゆっくり更新ですが、どうかよろしくお願いします。
＊登場人物
・伊野崎 ゆづ(いのさき ゆづ)
・佐神 桜也(さがみ おうや)
・白城 真花(しらき まなか)
・早風 一希(はやかぜ かずき)
・楓
- Re: さよならばいばいまた来世 ( No.1 )
- 日時： 2016/03/07 18:04
- 名前： スミレ （ID: Id9gihKa）
やっとゲットしました!初コメント!!
ひよこさんファンとして、感激の極みです!
更新、楽しみにしています!
- Re: さよならばいばいまた来世 ( No.2 )
- 日時： 2016/03/07 19:38
- 名前： 左右りと （ID: dB4i1UE/）
こんにちは！
楽しみにしていますね—(*^_^*)/
- Re: さよならばいばいまた来世 ( No.3 )
- 日時： 2016/03/08 07:18
- 名前： あんず ◆zaJDvpDzf6 （ID: g1jgOPDD）
新しくスレ立てしたと聞いて…！
ひよちゃんの小説、心待ちにしてます！
- Re: さよならばいばいまた来世 ( No.4 )
- 日時： 2016/03/09 16:38
- 名前： ひよこ ◆1Gfe1FSDRs （ID: BbFmo06P）
スミレさん
スミレさ〜〜〜ん!!きてくださってありがとうございます〜!!
１コメです、おめでとうございます!!
更新頑張ります!!
コメントありがとうございました!!
左右りとさん
りとさんきてくださってありがとうございます!!
そう言って下さると嬉しいです。頑張ります〜!!
コメントありがとうございました!!
あんずちゃん
あああありがとうううう!!
亀更新だけど頑張るね......!!
コメントありがとうございました!!
- Re: さよならばいばいまた来世 ( No.5 )
- 日時： 2016/10/23 13:01
- 名前： ひよこ ◆1Gfe1FSDRs （ID: hfyy9HQn）
小さい頃、王子様に憧れた。
ベッドの上で目を輝かせながら、お気に入りの絵本を何度も何度も読んだ。囚われていたお姫様を王子様が救いに来る、そんなありきたりなストーリーでも、小さな頃はとてもわくわくしたしこんなお姫様になりたいと思ったものだ。なにもない小さな病室で寝たきりの自分と、囚われているお姫様を重ねて、いつか王子様がやってくるのではないかと、ありもしない夢をみて。
それも、昔の話。
そう、昔の話なのだ。
「お迎えにあがりました、お姫様」
昔夢みていたものを、現実でみると。
無性に恥ずかしいと、学んだ。
これはなんだ、この人は不審者か、様々な考えが脳内を駆け巡る中、出た言葉は、
「お......お帰りください」
＊＊＊＊
夜中の何の変哲もない住宅街で、一人の男が一人の少女に跪いていた。
男はにっこりと笑いながら、少女の顔をじっと見つめた。
「......いま、なんと？」
「いや、お帰りください......と」
男は端正な顔立ちをしていて、俗に言うイケメンだということが暗い中でもわかった。黒いツヤのある髪を後ろでちょこんと結んでおり、なぜか真っ白い質の良さそうなマントを羽織っていた。
まるで、王子様のような。
夜中でよかった、こんなところを人に見られたらたまったもんじゃない。
そんなことを考えていると、男の瞳がすっと細められた。闇夜で深く蒼い瞳が妖しく光る。
(もしかしたら外国人......！？ いやでも知り合いに外国人なんていないし......まさかほんとに不審者......！？ まず警察か......！？)
そう考えるやいなや、持っていた鞄から携帯を取りだそうとした瞬間、男が勢いよく立ち上がった。
「ひっ......」
思ったよりも背が高いことに驚き、引きつったような悲鳴をあげた。
男は下を向きながらなにやらぶつぶつ呟いている。
「チッ......なんのためにこんな格好までして......くっそ......」
煩わしげに髪をかきあげて、男は少女を睨みつけた。
「言っておくけどな！ “これ”はお前が望んだことであって俺が自らしたかったわけじゃないからな！」
「はい......？ あの、えっと......なんのことで」
「本当はお前が大人になってから迎えにくる予定だったんだ。でも事情が変わった」
男がなにを言っているのかわからず、鞄から携帯を出すのも忘れて、怪訝そうに眉を寄せた。
「伊野崎ゆづ、お前は」
(どうして、私の名前を......)
「一年以内に、死ぬ」
とりあえず、携帯を取り出した。
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