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- 七色学園生活〜抱いた気持ちは恋心〜【合作】
- 日時: 2016/03/10 20:31
- 名前: りりしか隊 (ID: ALFqxRJN)
まずは注意事項です。
・荒らしをしに来た方は、お帰りください。
・相当の理由が、ない限り通報はおやめください。
・この話は恋物語ですが、戦闘要素があるかもしれません。
・リリィ、りゅーせー(海南)、新龍、神子の合作です。
後で追加する可能性があります。
ーーーーー登場人物ーーーーー
栗岡 茗(くりおか めい)
久我 一新(くが いっしん)
皇 蜉蝣(すめらぎ かげろう)
皇 楴(すめらぎ てい)
坂路 星菜(さかじ せいな)
有栖川 刃(ありすがわ じん)
轟 音巴(とどろき おとは)
夢熊さやか(ゆめぐま さやか)
夢熊 陵誠(ゆめぐま りょうせい)
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- Re: 七色学園生活〜抱いた気持ちは恋心〜【合作】 ( No.22 )
- 日時: 2016/03/09 20:46
- 名前: 椎名新龍 (ID: LeXW7q.G)
刃side
「じゃあ。そろそろ俺は用事があるから帰る。」
素っ気なく伝える。情を込める必要もないしな。
しかしなんだこいつ。きっと兄貴は、こいつ。星菜に惚れている。
どうせ長続きしないんだ。ざまぁみろ。何てことも考えてしまう。
なんでこんな…まぁ、いい。どうせすぐ忘れるんだ。
蜉蝣side
あぁ…憂鬱だ。
今まで隠してきたことが、全て無駄になった。
刃と苗字が違うこと、俺が家出した理由。
全部。バレた。
まあ、その方がやり易いが。
好きな人と過ごす時間はあっという間だ。
窓越しのショーウィンドゥを覗くと、日は長くなったほうなのに、もう空は茜色に染まっている。
こんな憧憬を見て、母さんを思い出すのはなぜだろう。
そういえば、星菜は母さんに似てるな。
そんな星菜だからこそ、好きになったのかもしれない
残り7日。
- Re: 七色学園生活〜抱いた気持ちは恋心〜【合作】 ( No.23 )
- 日時: 2016/03/09 22:18
- 名前: 神子 (ID: ALFqxRJN)
空は茜色。私は、この茜色が見れなくなる前には言へと帰らないといけない。
目的のノートも買えたし今日はとても楽しかった。だからみんなと別れるのは名残惜しいが、お母さんに怒られるわけにはいかない。私のお母さんとっても怖いから…
私は蜉蝣の事情を知ってしまった。色々と大変な事があったらしい。
私なんかが個人情報とも言える情報を教えてしまってよかったのだろうか。
でも事情を知ったことでもっと仲良くなれた気がする。秘密を打ち明けられる存在。蜉蝣にとってそんな存在になれたのかもしれない。
茗。茗は、今日のショッピングセンターへのお出かけに誘ったのだがこなかった。友達と言うものにトラウマがあるのだろう。私としては来て欲しかったけど無理に誘うわけにはいかない。でもそんな茗ともいつかは仲良くなれたらいいな。そんなことを思う星菜だった。
一新。一新は、私と蜉蝣の間に入ってくる事は無かった。悲しそうな目をしていた。しかし私に理由はわからない。一新の気持ちなんてわからないんだから。私はみんなでワイワイおしゃべりしながらショッピングしたかったな。私と一新の間に高い壁があるように思えた。
明日からまた1週間学校での生活が始まる。また月曜日から始まって金曜日まで授業がある。でもこれはもう慣れたこと。これが日常となっている。私は明日のために早く寝ることにした。疲れていたのかな?布団に潜ったらすぐに寝てしまった。
次に目が覚めたのは午前5時半だった。私はいつも5時に起きるのだが疲れていたせいで30分起きるのが遅くなってしまった。いつもならこの時間に今日の予州をするのだが今日はやる気が出なかった。
- Re: 七色学園生活〜抱いた気持ちは恋心〜【合作】 ( No.24 )
- 日時: 2016/03/09 21:55
- 名前: 椎名新龍 (ID: LeXW7q.G)
蜉蝣side
本当にいいのだろうか
鞄に荷物を詰めながら、ふと思う
考え直してみると、人を好きになれたなんてはじめての経験だ。そんな簡単に捨てれる感情ではない。
そして、俺の中で彼女は特別だ
今日の事があって、尚更
でもっ…
本当に何も言わないまま…
いつも、こんなときは、星菜が居てくれたっけ…
あぁ…大事なものって、失ってはじめて気づくんだっけ…
また…繰り返すのは嫌だな
- Re: 七色学園生活〜抱いた気持ちは恋心〜【合作】 ( No.25 )
- 日時: 2016/03/09 22:23
- 名前: 神子 (ID: ALFqxRJN)
最近、蜉蝣が授業終わってすぐに帰ってしまう。そして元気がない。
何かあったのだろうか。悩みがあるなら話してほしいが、今はそんなこと聞けるような状態では無い。日に日に蜉蝣の表情は、険しくなっていくようだった。
いつか告げられる真実。いつかは言われるそんなことを思って後回しにしていたことも聞いたほうがいいような気がしてきた。蜉蝣の表情は見ていられない。
告げられようとする真実は、日に日に星菜に近づいてくる。
- Re: 七色学園生活〜抱いた気持ちは恋心〜【合作】 ( No.26 )
- 日時: 2016/03/09 22:35
- 名前: 椎名新龍 (ID: LeXW7q.G)
モブ君side
「えー…皆さんに残念なお知らせがあります」
一言で告げられる大きな真実
「皇蜉蝣さんが、昨日限りでこの学校から転校しました。家の事情から、転校先は言えないそうです」
卒業を数日後に控えた今日。
突然のことだった。
いつも仲良くしていた、久我さんや坂路さんの顔が驚きと悲しみが入り交じったような複雑な表情をしている
皇さんは、少し怖かったけど、動物に優しくて、勉強もできて、僕の憧れていた人だった
ーーーーーー
結局何も言えなかった
結局失った。
失って。失って。
何度失えば何も失わずにすむときが来るのだろうか
きっと未来は報われない
ごめんーーー
届かないって知ってるけど。心の中で、そう、叫んだ
言えなかったこの言葉。君に伝えたかったな。もう一新に譲るって決めたけど。せめて一言
好きだったよ。今も友達として。いままでありがとう。
なんて。がらじゃないけどさ
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