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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 君の隣が欲しいんだ。
- 日時: 2016/03/09 17:23
- 名前: ぐり子 (ID: sZYMS.0b)
「今日より明日はもっと幸せな今日だ」
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- Re: 今日より明日は ( No.1 )
- 日時: 2016/03/08 16:19
- 名前: ぐり子 (ID: sZYMS.0b)
【登場人物】
♀遊佐 今日花(Yusa Kyouka)
♂明日 尚(Akebi nao)
- Re: 今日より明日は ( No.2 )
- 日時: 2016/03/08 16:30
- 名前: ぐり子 (ID: sZYMS.0b)
*prologue
出会ったのは4月で。
「今日と明日って狙ってるよな」なんて。
君がくしゃくしゃな笑顔で笑った。
遊佐の「ゆ」
明日の「あ」
接点なんてなかったはずなのに。
隣の席から始まった、妙な感覚がおかしくて。
「隣の席の人」が「好きな人」に変わった日。
青春が始まる。
- Re: 今日より明日は ( No.3 )
- 日時: 2016/03/08 16:58
- 名前: ぐり子 (ID: sZYMS.0b)
01
「おはよ!」
そう言って、ばたんと倒れるように椅子にもたれた。
遅刻ギリギリにくるのは常習犯だったが、今日は少しだけ余裕があった。
ガヤガヤと騒がしい教室の中で、明日は私の隣の席にいた。
そうしてまたいつものくだらない会話が始まる。
「おっそ、俺お前が来る2時間前から来てたわ」
明日はいつもの笑顔で笑った。
「すぐばれるような嘘つくなよw」
苦笑いしながら明日を見ると、肘をついて私を見る彼と目が合った。
(・・・う、わ・・・)
ああこういう時にもっと上手くやれたらなぁ。
君に恋をして、可愛くなりたいと思いました。
「おし、女子力高めるぞ」
私が急にそんなことを言い出すのをみて少し驚いた顔になってから、そのあと意地悪そうに笑う。
「俺の方が高いんじゃね?」
「ああん?」
「なんでもないっス」
お前が原因だなんて口が裂けても言えないなぁって、
丁度前の方にいる、あの可愛い子みたいになりたいよ。
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