コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 連続青春小説★俺の青春期
- 日時： 2016/03/15 16:55
- 名前： 夜風 （ID: 98AXyywb）
キーン、コーン、カーン、コーン。
朝早くから、チャイムは鳴る。俺が通う学校は家から近いのか、ここにいても結構聞こえてくる。
やべぇ、遅刻する!
急いで食事をすまし、家を出て、学校へ行くための近道となる、街中を走る俺。
トンネルを抜け、道路を渡り、商店の前を走り、邪魔な小石を蹴り、
坂をのぼり、木のトンネルをくぐる。
なんか、途中、道中で人にぶつかったり、車にひかれそうになったが、今はそんなこと.....
気にしない。気にしない。
学校がみえた。校門が見える。広い校庭。そこに植えられた、桜の木。
太陽は、光をさえぎろうとする雲をどくように、俺たち生徒と、先生方、学校に、光の矢をさす。
生徒はまだあまり来ていないが、玄関の扉は、開いていた。
校庭にある、桜の木を一瞬だけ見て、俺は玄関に入った。
靴箱に外ズックを入れて、と。
それで、中ズックを取り出して。
学生なら無意識(あまり細かく意識していないという意味だが)に行う、当然なちょっとした作業を、
俺は余計に意識して、やっていた。
もう小学生でも、幼稚園児でもないのに。
中学生なのに。
まあ、いっか。
さっさとスルーした。
その後すぐ、ザックと、セカンドバックを持って、教室に向かう。
教室は一階にあるから、わざわざ階段をのぼる手間はいらない。
俺は廊下を歩き、教室に向かった。窓からは、桜の花びらが木から落ちる様子を見る事ができた。
教室に入る。
1年7組の、教室に。
ガラガラガラガラ.....
扉を開けた。音はあるが、少々勢いよく、けれども乱暴にならない程度に扉を開ける。
生徒は、3人ぐらいいた。
俺は結構早く学校に来た方なので、とっくに一番乗りだと思って、気分的に楽しかった。
一番乗りは、譲らないほど、俺は一番を愛する。負けを嫌うのは、普通の人の比ではない。
そのせいで、負けず嫌いとか、バカとか、よく言われる。
人によっては傷つくが、俺は気にしない。
だが言われまくると、ストレスになる。
当然のことだ。俺は色々と変わり者だけれども、そこに関しては、普通だ。
少しくやしい。けれども、小さなことだ。これは。よく考えればな。
さて、荷物の整理でもしますか。
少々面倒だが、学習用具の準備を始まる、俺。
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- 青春★2 俺のクラスメイト ( No.1 )
- 日時： 2016/03/15 22:12
- 名前： 夜風 （ID: 98AXyywb）
朝の準備が終わると、いつの間にか、俺のクラスメイトが結構来ていた。
頭脳派の、赤山や、山田。
不良というか、なんというか、とにかく授業中の態度が悪い、バカの、
佐藤、鈴木、高橋、土崎の4人。
美形だからといって、調子に乗ってる女子の、西山。
俺にとって、ムカつくやつは全員来ていた。
だが、ムカつくとか言ってるけど、一応お世話になっている。あの不良みたいなバカども以外は。
不良たちとは、余計な遊びで済ましておいてる。(暴力とかいう、普通に余計な遊びだがな)
赤山と山田はこのクラスの中でも、成績優秀だ。どっちも男子。
見た目も、中身もバカじゃない、天才ってやつ。優等生ともいったかな、確か。
俺はクラスのみんなとは、仲良くやっている方だと思うが、特に影野とは仲がいい。
影野と特に話をしたり、助け合ったり、一緒に問題解くなり....
喧嘩をしたことは一度もない。親友どころか、大親友だな。
影野もまた、頭が良くて、小学生の時は、100点をとらなかった時が一回しかないそうだ。
とはいえ、中学生のテストはまだ一回しかやっていない。
こいつはどこまで、"優秀"を維持するのか、分からない。
本人曰く、
「僕、一応、死ぬ気で勉強してるよ」
とのことだから、次回の定期テストの点数も、結構とる可能性は、高いといえるかもしれない。
俺はこの前のテスト、どうだったかというと...
合計400点と、バカではないはず、個人的には。
順位は49位と、かなり上。生徒数(１年生全員の人数)が239人だから、かなりいいだろう。
ただし、あのアホどものせいで、学級平均は結構下である。
確か、下から3番目くらいだったかな?
俺のクラスメイトは他にもいるけど、脳みそに特に叩きこんでいる奴らは、これくらいだな。
おーっと、読書の時間だ。
着席しないと。先生怖いから、注意されてしまう。
俺は、影野と立ち話していたので、急いで着席した。
先生が来る前に、着席できた。ギリギリだった。間に合った。
ただ、生徒会長の、立花にはうるさく言われた。
たった、これしきのことで。
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