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- この物語に名前なんてない!(史上最強女装アイドル伝
- 日時: 2016/03/30 17:20
- 名前: 葱 (ID: 8F879P3u)
こんばんにちわ
アクセスありがとうございます。ぺこり
あまり満足してもらえないかも
しれませんが、以後お見知りおきを。
《登場人物》
☆渋谷 七瀬 ♂ Shibuya Nanase 17歳
(女装時 Nanase)
女装をしてアイドルをしている
男時でもかなりのイケメンである
自己中で我が儘で自分勝手
☆櫻井 瑠季 ♀ Sakurai Ruki 17歳
どこにでもいる平凡女子
歌うことが好きで歌声を七瀬に認められ
業界デビューをしてしまう
☆中村 悠里 ♀ Nakamura Yuri 18歳
人気モデル。Nanaseを敵対している
性格の悪さが業界では有名
☆小田 隆二 ♂ Oda Ryuji 19歳
こちらも人気モデル
長身爽やか系男子で色々な世代のファンを持つ
☆速水社長 ♀ Hayami
Nanaseが所属する事務所
速水事務所の女社長
☆間宮 ♀ mamiya
Nanaseのマネージャー
通称まみやん
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- Re: この物語に名前なんてない!(史上最強女装アイドル伝 ( No.1 )
- 日時: 2016/03/30 17:28
- 名前: 葱 (ID: 8F879P3u)
《プロローグ》
「人気急上昇中のNanaseちゃん出演の新CMが届きました!番組初公開です!」
大きな高い建物がたくさん。
街中にポスターが貼られていて
少女は天使のような微笑みを見せたり
悪魔のような雰囲気をまとったりする。
「見て!Nanaseだ!」
若い人も子供も大人も色々な年齢の人を
虜にする彼女、Nanase。
別次元の人だって思ってた。
なのに、なのになんで
今私の隣にNanaseがいるんだろう。
- Re: この物語に名前なんてない!(史上最強女装アイドル伝 ( No.2 )
- 日時: 2016/03/30 17:55
- 名前: 葱 (ID: jEJlOpHx)
《episode.1》
「え、えっとぉ…」
状況が理解できません
それなりに理解力はありますが。
いきなり知らない人に拉致され
車に乗せられ隣には人気アイドルがいて…
意味がわからん!
「お前芸能界に興味は?」
人気アイドルNanaseが
すっごい男みたいな声で聞いてきた。
「興味はあるけど私なんかじゃ…」
「あっそ」
えええ…
私の言葉をたった三文字で消し去り
彼女は窓の外を向いた。
とりあえず落ち着け瑠季
状況を整理しろ。
そう、私はさっきまで広場にいて…
広場にいた私はベンチに座っていた。
風が気持ちよく、花の香りに包まれる。
春は大好きだ
イヤホンから流れてくる音に合わせて
口ずさむ大好きな曲。
「ー♪」
するといきなり誰かに腕をつかまれ
引っ張られ連れていかれ今に至る。
全く理解出来ん。
「いい歌声だった、初めて鳥肌がたった」
彼女は微笑みながらそう言って私を見た。
今までに見たことがないくらい綺麗な顔
すいこまれそうなその瞳に
言葉を失った。
芸能人ってすごいな…
「つきましたよ」
運転手さんにそう言われ車をおりる。
目の前には大きな建物。
「何ぼーっとしてんだ、行くぞ」
彼女に手を引っ張られ建物の中に入る。
綺麗な外装だけど中身も綺麗だ。
「おいクソババァー、いんのかー?」
エレベーターを降りて彼女はずかずかと歩く。
そして大きな扉を開ける。
そこに広がる綺麗な部屋。
「クソババァってなに?しばかれたいの?」
いかにも社長席的なところへ座る
美人な人が顔をひきつらせて言った。
「聞こえてたんだ。ユニットの話さ、こいつと組むわ」
彼女は私を紹介した。
ん?どういうことですか。
「はぁ?!素人と組む気なの?!」
社長さんもびっくり。
「こいつはいいもんもってるよ」
彼女は自分の部屋のようにくつろぎ始めた。
社長さんは頭をかかえる。
私は状況が理解出来ず突っ立っている。
「俺はもう決めたから」
彼女は言った。
お、俺…?
「ダメって言っても聞かないんでしょ」
社長さんがそう言うとニッと笑う彼女。
「今日からよろしくな、櫻井瑠季」
なんで私の名前…
え?状況が…
ただただ勝手に進んでいく話に
ついていけず突っ立っている私でした。
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