コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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夢に恋して
日時: 2016/04/03 17:43
名前: ブラウン・アシュ (ID: 7oU6WS48)

初めて小説を投稿します。ブラウン・アシュです♪
よろしくお願いします!!


舞台女優になることを夢見る女のコのお話です。

●真乃 亜希 まの あき
小さい頃から音楽が大好きな中3の女のコ。主人公。
明るく活発な性格。吹奏楽部に所属していてトランペットをやっている。

●小野田 笑実 おのだ えみ
亜希の親友でクラスメイト。亜希にとってはなんでも話せる大事な人。
吹奏楽部に所属していてサックスをやっている。

●相田 ゆかり あいだ ゆかり
亜希のクラスメイト。小さい頃から[歌劇団 夢]が大好きでその団員になるために
長くバレエをやっている。後に亜希の○○○○になる。

とりあえず、中心人物はこの3人ですが随時増えていくとおもいます。
私の拙い文章力でなんとか頑張ります!!
「ここ、なんかおかしくないか」っていう所があったら遠慮なく言って下さいね

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Re: 夢に恋して ( No.2 )
日時: 2016/04/03 02:49
名前: ブラウン・アシュ (ID: 7oU6WS48)

--- 夢のきっかけ ---

すごい。すごい、すごい、すごい!!
なんでだろう、体の内側から熱くなっていく。初めてだ、こんな感覚。
目の前で繰り広げられるストーリーに合わせて、トランペットの輝く音色を
メインに奏でられる迫力あるオーケストラの生演奏。
それにきれいな衣装に身を包んだきれいな人がたくさんの照明を浴びて
舞い、歌う。こんな音楽があったなんて。
私はただその全てを感じて、その一瞬、一瞬を目に焼き付けて必死に記憶した。


◆◆◆


3時間前

「ほら、亜希!早くしたくして!!じゃないと間に合わなくなるでしょ。」

「大丈夫だって。開演までまだまだ余裕あるんだから。」

今は朝の8時、これからミュージカルを観にいくところ。
正直、気分はのらないんだけどね。
日本を代表する劇団のひとつ、「歌劇団 夢」の公演。
テレビとかでそのOBやOGの人達を見たことはあった。
でもなんとなく、「歌劇団 夢」に対してあまり良いイメージを持っては
いなかった。
舞台メイクがすごく濃くて、色んな意味で独特で、子どもにはまだ早い。
そんな雰囲気をただよわせていた。
だけど、今日はお母さんのつきそい。
お母さんが子どもの頃に大好きだったアニメが舞台化されたっていうんで
観にいくだけ。

「こんなの、なかなか見れないんだから亜希も一緒に行こうよ。」

そんなお母さんの言葉がきっかけだ。
それから家を出て、駅に向かい、電車に揺られる。


◆◆◆

まだ、この時の私は何も知らなかった。
この1日を境に、これからの3年間がどんな風に過ぎていくかなんて。
その3年間が人生最大の分岐点だなんて。










Re: 夢に恋して ( No.3 )
日時: 2016/04/03 02:44
名前: ブラウン・アシュ (ID: 7oU6WS48)

あずきんぐさん、来てくれたんだ!
ありがとう、がんばります(^ ^)

Re: 夢に恋して ( No.4 )
日時: 2016/04/03 17:29
名前: ブラウン・アシュ (ID: 7oU6WS48)



初めて[歌劇団 夢]を観てからもう一週間がたっていた。

キーンコーンカーンコーン♪ キーンコーンカーンコーン♪

昼休みになったことを告げるチャイム。とたんに騒がしくなった。
それにしてもすごかったなぁ、あの舞台。
コーラスとオーケストラが共に盛り上がって、音の振動がそのまま体に響いて
そんな中で物語はクライマックスをむかえて、、、。

「おーい、亜希? ねぇ亜希ったら!」

「・・・ふぇ?」

「ふぇ?じゃないって!! 何回呼んでも返事ないからさ。」

「あぁ、ごめん。」

暇さえあればいつの間にか、歌劇団 夢のことばかり思い出すように
なってしまった。
それにしても、周りの声が聞こえないほど考えていたなんて。
そんな私のぼんやりタイムを断ち切って大きな声で話かけてきたのは笑実だ。

「亜希さ、春休み明けてからなんか考え事してるよね?何、好きな人出来た?」

「そんなわけないでしょ!!クラス替えしたばっかでまだ話した事ない
人もいるし。」

そうだな。まだ新しいクラスになって一週間くらい。
笑実がいてくれてよかった。

「なーんだ。じゃあ何を考えてたの?」

「それは…」

笑実に歌劇団 夢の公演を観に行ったこと。それが自分の予想と全然違ったこと
どこどこのシーンで感動したとか、そこにででくる男の人がかっこいいとか
とにかく洗いざらいに話した。

「へえー、いいじゃん。面白そう。なんか私も観てみたくなった!!」

「絶対、観たほうがいいよ!!生で観たらわかるよ、良さが!!」

あー、好きなものを話し出すと止まらなくなっちゃう。
だけど笑実は受け止めてくれる。

「この話をしている時の亜希、すごく楽しそう♪」

「うん!!すごく楽しい!!」

今まで自分の聴いてきたJ-POPとは格がちがう。
役の感情をそのままに歌っていて、本当にきれいなんだ。
あの舞台のことを思い出すとなんだかふわふわした幸せな気持ちになる。
まるで誰かに恋したみたいに。
私は、この世界に惚れ込んだ。



Re: 夢に恋して ( No.5 )
日時: 2016/04/03 21:42
名前: 死蘭 (ID: zflF3NFd)

こんにちは、初めまして。
これからも読ませていただきますね。楽しみに待っています!

Re: 夢に恋して ( No.6 )
日時: 2016/04/03 22:23
名前: ブラウン・アシュ (ID: 7oU6WS48)

わーー!!死蘭さん!!
こんにちわ♪
ありがとうございます(≧∇≦)


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