コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 恋愛とか興味ないわ〜(嘘)
- 日時: 2016/04/13 22:42
- 名前: ソラ丸 (ID: ILPIJn1x)
*プロローグ*
私は恋愛なんかしない…。
というか興味ない。
だって私にはアニメという物があるから!!
特にアニメ界のアイドル…ハルト君っ!!
妄想が止まることはありえない!
…ごめんなさい嘘です。
ちょー片想いしてます。しかも絶対叶わないやつ…。
なんでかって?決まってるじゃん笑
"相手が私のこと嫌いだから"
多分これ以上の辛い片想いはないと思う。(個人的な意見です)
あの人が私のこと嫌ってるっていう理由…聞きたい?
聞きたくない人は🔙した方がいいよ笑
まず"睨まれる"
何をしても睨まれる。朝出会ったときも…帰りに出会ったときも。
次に"喋っても無視られる"
挨拶しても『…。』
そして決定的な理由"他の奴らには超絶やさしい"
ほんっとにどうしてあんな奴を好きになったんだろ…。
不思議だよね笑
この恋は腐っているから。
水をあげても咲かないから。
私はその実った恋を潰すけれど…
いつも知らない間につぼみが実るんだ。
咲けやしないのにね。
ほんっと…馬鹿みたい。
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- Re: 恋愛とか興味ないわ〜(嘘) ( No.1 )
- 日時: 2016/04/15 22:15
- 名前: ソラ丸 (ID: ILPIJn1x)
私の名前は小野寺 花。中3である。
今日も朝あの人に会った。
やはり挨拶しても返事は返ってこなかった。
まぁいつものことだけどね。
あ、勘違いしてる人も多いと思うんだけど…
別に最初から仲が悪かったわけではない。
小学校は同じで住んでる地区も近い。
小学生の頃は同じクラスになったことはなかった。
だけど中学校にあがる時最初のクラスで同じになった。
そして遊んだり話したりした。
でも中2でクラスが変わり私たちは喋らなくなってしまった。
"喋りたい"
いつからか私にはそんなことを思っていた。
あぁ…これが恋なんだ。
って気づいたときにはもう遅くて…嫌われていた。
だから無理なんだ。
花『あ〜ぁ…死にたい。』
美月『え…死にたいの!?』
花『ううん…例えだよ……た・と・え。』
美月『あはは((』
この子は宇都宮 美月。私の親友。
三時間目の社会の授業がつまらなかったからとりあえず死にたい。
まぁ本音じゃないけど。
さてと…四時間目の準備をしよっかな。
- Re: 恋愛とか興味ないわ〜(嘘) ( No.2 )
- 日時: 2016/04/15 23:15
- 名前: ソラ丸 (ID: ILPIJn1x)
四時間目は音楽で移動教室。
1番遠くて階段を上がるのがめんどくさくて嫌いだ。
でも歌は嫌いじゃないからいっか。
美月『じゃあ音楽室いこっ!』
花『うん』ニコッ
美月『あれ?あるちゃんは??』
花『あるちゃんは委員会の仕事で先行っててだってさ。』
美月『なるほど。』
私たちは音楽の教科書とファイルを持って教室をでた。
すると向こうからあの人が歩いてきた。
…嫌だな。
……怖いな。
とりあえず下を向いて歩いていこう。
そういえば"あの人"について何も話してなかった。
話すつもりはなかった…の方が正しいかな。
あの人は西条 蒼生。バレー部所属。
ちなみに私は美術部である。
まぁすれ違っても声もかけてくれないから下を向いても意味ないけど。
と思っていたのだが…。
蒼生『おい小野寺。』
今私の苗字呼んだ?
あれ?おかしいな。もう赤の他人だとおもってたんだけども。
花『な…何?』
蒼生『これ。加藤に渡しといて。』
花『あぁ…分かった。』
なんだ…そんなことか。
そんなことって失礼だけど…。
蒼生『あと…髪の毛はねてるぞ。』
そんな言葉を吐き捨ててじゃあなとでも言うように帰っていった。
私は悪くない。期待させたあの人が悪い。
私ははねた髪の毛をおさえながら赤面の顔を下に向けた。
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