コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ことりネックレス！
- 日時： 2016/04/19 20:29
- 名前： みゆ （ID: UjH259gp）
———ゴミ捨て場で拾った古ぼけたネックレスは
底知れぬ魔力を持った呪いのネックレスだった。
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割と普通の女子中学生、小鳥遊奈古（たかなし なこ）は
ある日ゴミ捨て場で古ぼけたネックレスを見つける。
呪いのネックレスと知らずに気に入った奈古は
ネックレスを毎日身につけるようになる。
それから彼女と彼女の身の回りに起こる不可解な現象。
恐れずたくましく、小さいながらも・・・
奈古は呪いに立ち向かっていく！（？）
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こういうお話です！
よかったら適当に見ていってくださいm(_ _)m
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- Re: ことりネックレス！ ( No.1 )
- 日時： 2016/04/19 20:46
- 名前： みゆ （ID: UjH259gp）
小鳥遊奈古は困っていた。
最近、どうにも「奈古のネックレスは呪われている」
という噂が後を立たないからである。
同時に、小鳥遊奈古は起こっている。
なぜなら、奈古はその古ぼけたネックレスを気に入っているからだ。
「ねぇ奈古、そのネックレス外したら？？」
「奈古まで呪われちゃうよー？」
何度も友達に言われたけれど、ネックレスを外す予定は
いまのところない。
「もおお！絶対外さないもん！」
絶対に外すもんか。だってこんなにかわいいのに・・・。
以前から、奈古は人とは好みが少しずれている。
流行りの音楽やゲームにはあまり興味がなくて、
なぜか少し怪しいような、アンティークな物を好んでいた。
身長145cmと小柄で、普通にしていれば普通にかわいいと言われるが
彼女の本当の姿を知ったものは次々にドン引きしていく。
そのせいか、周囲からは不思議系チビという異名を付けられてしまった。
だけど、認めたくはないけれど、確かにこのネックレスを身につけてからというもの、少し不可解な現象が起こり始めている。
教室の窓ガラスが割れる、突然ベルがなる、その他もろもろ。
それでも身につけてくる奈古に、周囲の人達も呆れ果てていた。
そんなある日
ブッブーーーーーーーーーッ！
大きなクラクションの音と共に、トラックが奈古の目の前に現れた。
もう手遅れだ、奈古は死を悟った。
その時だった・・・
奈古のネックレスが光を放ち、トラックが止まったのだ。
というより、彼女以外の全てのものの時が止まった。
奈古は一目散に走り出した。
「すごい！やっぱりこのネックレスは魔法のお守りなんだ！」
その日から、危険なことが起こるたびにネックレスが時を止めてくれた。
しかし、それと共に怪奇現象も以前にまして増えていった。
長年閉じ込められていた幽霊たちが、光とともに開放された
ネックレスから抜け出したのだった・・・
そう、このネックレスは魔法のネックレスというよりは
数々の幽霊や怨念がとじこめられている、呪いの監獄だったのだ！
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