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じぇいけー
日時: 2016/04/23 17:13
名前: あるぷす (ID: 9ul7iLKX)

こんにちわ!!
あるぷすと申します!
この度、新しい作品「じぇいけー」を投稿させていただきます!!


この作品はストーリー性弱めのゆる〜い各一話編成のお話になります。
ストーリーとか記憶するのが面倒だなーとか軽く読みたいだけだからっといった方におすすめします。
そうでない方も是非読んで見てください。よろしくお願いします。

なお、この作品はフィクションであり、今作品に登場するキャラクター、地名、などは実在するものとは一切関係ございませんので、ご了承の上宜しくお願いいたします。
中傷、悪口、荒らし等のコメントはお控えください。
たくさんコメントお待ちしております!!


それでは、ゆるーい感じで「じぇいけー」スタートです。

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Re: じぇいけー ( No.1 )
日時: 2016/04/23 17:23
名前: あるぷす (ID: 9ul7iLKX)

第一話 いちご

登場人物
・さとう……このお話の語り手or主人公 女子高生
・島村……さとうのお友だち 男勝りな一面が多々 同じく女子高生




「ねえ、ふと思ったんだけどさ」
「んー?」

 学校帰り、わたしと島村でいつもの如く寄り道カフェでのこと。

「ショートケーキのいちごって、最後に食べる派?最初に食べる派?」

 メニュー表から顔を上げた島村が険しい表情をしていた。

「わたしは最後かなー」

 おしぼりで手をふきふきしながら答える。好物は最後にいただくタイプです。

「あー、さとうは一人っ子だからそうかー」
「んー?きょうだいとか関係あるの?」

 いちごショートの話でなぜきょうだいの話がでるのやら。

「やー、うちってきょうだい多いじゃん?」
「五人か六人きょうだいだったっけ?」
「五人だよー、五人」

 島村が手の平をグーパーさせる。うーぱーるーぱー。
 たしか島村が前、きょうだいが多くて自宅でテスト勉強が集中できないっと言ってわたしの家でいっしょに勉強したことがあった。まあ、島村の場合、環境が問題じゃなくて、島村自身に問題があるんだけれども。

「んで、なんできょうだいが関係あるのさ」
「実は私も前まではいちごを最後に食べる派だったんだけどねー」

 言うと島村が窓の外を覗く。
 UFOでも見つけたのかとつられてわたしも窓の外に視線を移す。

「最後にとっといたら妹にとられた」
「あー」

 なんとも悲惨なオチだった。

「あなたにはわからないでしょうねー」

 うわーんと島村がどこかの議員の泣き真似をしだした。なつかしいなー。

「う、うーん」
「でもさ、ショートケーキのいちごってあんまり美味しくないよね」

 わたしがツッコミを入れるか入れまいかと悩んでいるうちに島村はすぐに泣き真似をやめ、何事もなかったかのようにお冷やをストローでチューチューしながらいちごをディスる。

「美味しくないは人それぞれだからなんとも言えないけど、甘くはないよね」

 否定せず肯定もしない曖昧な返事をしとく。
 すると、島村がふふふーと自信ありありな感じでお冷やをストローでブクブクさせる。あー、小学生の時よくやったなーあれ。

「ふふふー、なんでショートケーキのいちごが甘くないかご存じか、さとうさん」

 デーデン!!とすっごい嬉しそうに島村は目を輝かせる。

「んー……」

 ちょい待ちと島村が答えを言い出しそうだったので制止し、考える。おなかすいたなー。

「あ、わかった」

 どんとこい!といった様子で島村がかまえる。では、遠慮なくいかせていただこう。

「いちごはわざと甘くしてないんでしょ。ケーキのお口直し用みたいな」
「ふーん……」

 島村が乾いた反応を見せる。あれま。

「つまんないのー。さとうのくせにー」

 島村がプクーと膨れる。どうやら正解だったようだ。

「失礼致します。御待たせ致しました、ご注文のお品ものでございます」

 するとそこに、丁度いいタイミングでウェイターがやって来た。

「マンゴーたっぷり盛り合わせパフェとオレンジジュースでございます」

 ご丁寧にどうもーっと会釈しながら、オレンジジュースの入ったグラスにストローを挿す。

「って、さんざんいちごショートの話しといていちごショートじゃないのね」

 綺麗に盛り合わされたマンゴーパフェを眺めながら肩を落とす。カロリー高そう……。

「まあね」

 ブスリとマンゴーをフォークで刺しそのまま口に運ぶ。美味しそうなので一口もらおう。一口なら太らないよね。

「でも、さとうは今日いちごだよねー」
「わたしがいちご?」

 マンゴーが一切れ刺さったフォークをわたしの顔の前に突きだしながら島村があーんと口を開けている。習うようにわたしもあーん。マンゴーおいしい。

「パンツの柄がってことだよー」
「ちょっ!!」

 思わず制服のスカートを抑え、グルルルと島村を睨む。

「この変態」
「女の子同士なんだからいーじゃん」

 減るもんじゃないんだしと、ケタケタ島村が笑った。

Re: じぇいけー ( No.2 )
日時: 2016/04/29 15:46
名前: あるぷす (ID: 9ul7iLKX)

あとがき
 こんにちわ!あるぷすです。

 一話「いちご」いかがでしたでしょうか?

 実を言いますと、私は苺があまり好きではないので苺ショートを食べるとき、苺外しちゃうんですよね。(汗)
 苺が乗ってない苺ショートはただのスポンジケーキですね。甘いの好きなので私はいいんですけど。

 と、私事はおいといて。
 このお話を投稿した後に友人に試読していただき、結構のダメだしを頂きました。自分では良くできたと思っていてもなかなかうまくいかないものですね。小説ってむずかしいな。この悔しさを次話に生かしたい。

 二話は、このゴールデンウィーク中に投稿したいと考えておりますのでよろしければちょこちょこ更新しにきてください。皆様の閲覧数がわたしのやる気と活力になります!
 それでは今回はこの辺であとがきの方を終わらさせていただきます。

 なお、作者本人もちょこちょこチェックしていますので、どしどしコメントくださいな〜


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