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漆黒の黒騎士の冒険鬼譚《合作》
日時: 2016/05/05 20:59
名前: 彩呑わこ (ID: LL/fGGq1)

皆様、こんにちは。
クリックにあずかり、誠にありがとうございます。

こちらは“彩都”“湯呑ゆざめ”“ちくわ”“こん”の4人による、『漆黒の黒騎士(ブラック・ソード)の冒険鬼譚(フルブレイド)』です。
厨二病要素をふんだんに取り入れていきたいと思います。
(ただし、“こん”は厨二病要素を取り入れるのが下手くそなので、ご容赦ください。)

いたらぬ点もあるかと思いますが、頑張って進めていきますので、温かい目で見ていただけたら、と思います。

コメントは大歓迎です。
荒らし、なりすまし等はご遠慮ください。

それでは、よろしくお願いします。

《スレッド設立日》
2016.05.05

Page:1



Re: 漆黒の黒騎士の冒険鬼譚 ( No.1 )
日時: 2016/05/05 20:01
名前: こん (ID: l78GGQ1X)

-prologue-


だあれ?

誰なの?



夢の中。

黒い剣を使うあなたはだあれ?









時は25世紀。

平和な時代なんてとうの昔に幕が終わり、
日本はまた昔のように鎖国した。

世界中は皆平和を謳っているのに、
日本では戦いが繰り広げられる。



北から順に冬国、秋国、春国、夏国に分けられた。
常に隣国と領土争いをしている。



戦いの上で守られていることが一つだけある。

戦いに用いていいのは剣のみ。

これは失われつつある日本の、誇りとされている。





しかし。

いくら人々が剣の術を磨き、絶対の自信を持って戦いに挑んでも、

自然の力には敵わない。



『日本はいつか無くなる。』



遠い昔からそう言われている通り、
戦いの途中でもなんでも自然が人々を襲う。

戦況はいつでも自然に左右される。





『春夏秋冬。

三人の姫と一人の王子が集まりし時、人々は自然に打ち勝つ。』



春国の王室に納められた巻物には、そう記されている。

Re: 漆黒の黒騎士の冒険鬼譚《合作》 ( No.2 )
日時: 2016/05/30 23:10
名前: 彩都 (ID: 4mrTcNGz)  

「お母様もお母様ね──何で娘の私も出なければならないのよ……」
 そう言いながらピンク髪の少しあどけなさが残る少女──春河断桃(はるかわ だんとう)は馬車に乗って、隣の従者に話しかける。
「王女様、それは断桃様が女王の娘だからです──いち早く周りの王、女王に慣れてもらわなければなりません……」
 そう言いながら従者は断桃に紅茶を渡す──アフタヌーンティーだった──その紅茶を断桃はゆっくり足を組みながら飲む……

 日本……それは名ばかりの国──今日本で起きている事は領土問題、誰がこの日本という国を統治、いや統一するか誰にも分からない……
 今大きく統治してるのは四つの王達──四天王だった。
 北の冬空、南の秋山、西の春川、東の夏井──この四つの名前の四天王が日本を一つにせんばかりとしていた……
そして、断桃の統治している国にはこんな伝承が記されていた──
『春夏秋冬。

三人の姫と一人の王子が集まりし時、人々は自然に打ち勝つ。』
 ……誰がこんな巻物を信じるだろうか? あまりにも馬鹿馬鹿しくて、見て速攻飽きてしまった。
 こんな伝承を信じる人間もそうだが、まず、『伝承という只の口伝え』を信じるとはどういう頭をしているのだ、人間という物は?
 そう思いながら、断桃は何時の間にかアフタヌーンティーを飲み干していた、だが、今は他の物が飲みたかったのでお代わりはキャンセルした、代わりに水を要求して、水を飲む。
 そして、馬車に揺られながら目的地へ向かう……目的地はこの国の中心地──『トウキョウ』だ──

 四国世界会議──『フォース』──『トウキョウ』に向かう三つの敵対勢力──北、南、西──そんな三国を待つ白髪の綺麗な白い髭を蓄えている男性──名は夏井白夜(なついびゃくや)、東の夏井、東を統治している王だ──が空を見る──その隣に黒い服装──まるで喪服の様な黒さを放つ鎧を着た少年──名は夏井黒夜(なついブラック)だ──が呟いた。
「何だかうきうきしているね、父さん」
「ふむ、そう思うか……まぁ、少し似ているかも知れないな──何故なら四つの国が久々に集まるのだからな……!」
 そう言いながら『ガッハッハ!』と笑う白夜、少し呆れる黒夜。
 二人して、綺麗な青空を見つめていた……多分、昼頃には着くと思うけど……まぁ、今日着いた所で明日が会議なんだけどね……そう思いながら黒夜はその場を立ち去った……
 この四人の王女と王子との出会いがこの国の運命を決める事になる事はまだ四人は知らなかった──


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