コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 勇者になってラスボスを倒すだけの簡単な作業。
- 日時: 2016/05/09 02:43
- 名前: 花Vira (ID: eqvLcwt4)
- 参照: http://yousya./URL./yokuwakaranai
どうも初めまして 花Vira と申します!
内容ぺらっぺらな小説なので、暇な時に読むことをオススメします。
!注意!
・初心者なので、過度な期待はしないでください
・更新ペースはとても遅いです。(3ヵ月に一話くらい?)
・もっとこうした方がいいよ とか、アドバイスはガンガン言ってって下さい!!
〜あらすじ〜
王都「ヴェルナリア」で盗みを犯した青年 カズキは、罰せられる代わりに
「なんか魔王的な何かを倒せばチャラにできるよ」と、国王に言われたので
仕方なく勇者になった。
さぁ行け!カズキ、やることはただ一つ!「勇者になってラスボスを倒すだけの簡単な作業だ!」
応援よろしくお願いいたします
Page:1
- Re: 勇者になってラスボスを倒すだけの簡単な作業。 ( No.1 )
- 日時: 2016/05/21 20:21
- 名前: 花Vira (ID: eqvLcwt4)
- 参照: http://yousya./URL./yokuwakaranai
第1話「勇者なんて誰でもいい」
魔が指したんだ。
空腹で、イラついて、苦しくて…それで、
目の前の芋を取っただけだ。…いや、
盗ったんだったな…
王都「ヴェルナリア」はとっても栄えた国だ。
他国との貿易も多く、町も賑やかだった。
でも、貧富の差は激しかった。
木の実が食えるだけありがたいし、粥なんてごちそうだ。
だから…仕方無かったんだ…
「別にどうだっていいよ。」
「………は?」
それが国王の言う言葉か?
「芋なんぞいくらでも手に入る。ヴェルナリアじゃ芋はゴマに着いたホコリのようなものじゃ。 お前さんは国の援助金を貰って無いのかね?」
「貰うも何も…うちは飯もろくに食えてねぇんだぞ!?援助金なんて聞いたことねぇし、そんなの 有ったらわざわざ芋なんて盗んじゃいねぇよ!」
「わかった わかった…すまんすまん。貧民が居たなんて想定外じゃったし…」
想定外?どんだけ国に対して無関心なんだこの王は…
「何せ、この国は平和だしなぁ…魔物も海賊も山賊も国全体に張っている魔法結界で入ってこれ ないし、犯罪なんて…おい参謀、今年の犯罪の数はいくつだ?」
「今回の件を合わせて3件です。」
「さwんwけwんwww…まあ、お前の罪は見過ごす訳にはいかないからな…」
死なら覚悟している…もうどうにでもなれ…
「そうだな…お前さん、勇者になってくれ。」
「…………は?」
「勇者になってラスボス的な何かを倒せばチャラにしてやろう。」
「はぁ!?」
こうして、勇者カズキはラスボス的な何かを倒す旅に出るのであった。
つづく
- Re: 勇者になってラスボスを倒すだけの簡単な作業。 ( No.2 )
- 日時: 2016/05/21 20:12
- 名前: 花Vira (ID: eqvLcwt4)
- 参照: http://yousya./URL./yokuwakaranai
第2話「勇者の生きる道」
……どうしよう。
所持金0、薬草無し、仲間無し………
有るのは新品の洋服と剣とパン一つと綺麗な身体と命だけ。
「風呂に入らせてくれるなんて、あの国王優し過ぎんだろ…気が狂うわ…」
ぽよんっぽよんっ
何だこのゆるい効果音は…
「@#%,%**+)=!!」
目の前に見えたのは、奇声を発するゼリー状の化け物だった
「早速お出ましか、先手を討たせて貰うぜ!」
剣を構え、精神を研ぎ澄まし、足で思いっきり地面を蹴り、真っ直ぐ駆ける…
そして剣を横に振る!!
つるんっ
そして滑る……!?
「や……ば、い」
俺は呆気なく地面にスライディングする
そして、目の前に見えたのはドラゴン…いや、スライムが変形してできた、スライム状のドラゴン が大きな翼をひろげ、待ち構えていた。
「逃げ…な、いと…」
動けない…足にゼリーが引っ付き固まっている。
ドラゴンの口には、真っ赤な炎を帯び、今にも吹き出しそうである。
「やばい…死ぬ…死ぬ、死ぬ、…」
聞いてない、聞いてない。国の外がこんなにも危険だなんて聞いてない…
「%#@*&+%#*%#ーーーー!!!!」
嫌だ…こんな所で…死に、たく…死にたく無い…
スッ…………
一閃、光が指した。いや、光の矢が…スライムを突き刺した。
「%%##%%%@@ーーーーーーっ!!!??」
スライムは青い火花を放ち、消えた。退治したのか…?
「何よ貴方、死にたかったの?」
俺の真横には、女の子が立っていた。
薄ピンクの髪、ツインテール、凛とした顔だち、動きやすそうなドレスっぽい服装、そして
光を帯びた弓矢。
「情けない男ね。それでも勇者?」
つづく
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。