コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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   先生は悪魔。   
日時: 2016/05/13 22:28
名前: 緋色 ◆g7QHS.3K0k (ID: .J9ei1gB)






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「せーんせ」



放課後の、誰もいない空き教室。

私の少し高めの声が響き渡る。



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Re:    先生は悪魔。    ( No.1 )
日時: 2016/05/13 22:39
名前: 緋色 ◆g7QHS.3K0k (ID: .J9ei1gB)



#__挨拶

初めまして、緋色(ひいろ)です。
約半年ぶりに小説を書かせて頂きます。下手な面は少しも変わっていませんが。苦笑

観覧orコメント大歓迎です!
未熟者ですが、よろしくお願い致します。

緋色 .



#__目次

Story1. 1年B組



#__記念日

小説開始>>>>2016.05.13
小説終了>>>>


Re:    先生は悪魔。    ( No.2 )
日時: 2016/05/15 13:53
名前: 緋色 ◆g7QHS.3K0k (ID: .J9ei1gB)





Story1. 1年B組



水森羽花。15歳、高1女子。
入学式から約2週間、私のクラス、1年B組は早くも"可笑しなクラス"というイメージを持たれた。

ガリ勉、地味子、派手子、厚化粧、校則違反、自由人なんかが集まる、正に可笑しなクラスメート。
皆が皆、正反対なんだ。凄いと思わない? ……なんてね。

まあ私もB組なのだから、人のことは言えないのだけれど。だって、はたから見たら変人ってことなんだもんね。

青々としたヘッドフォンを常に首に掛け、セーラー服の上から365日いつでもパーカーを羽織っている。これが、私のスタイルだ。
パーカーの色は春夏秋冬に合わせて変えている。なんて、かなりどうでもいいことだが。



「水森さん変わってるね」
「授業中いっつも寝てるし」
「先生とかガン無視だよねえ」



これらを私はよく言われる。どれも事実であるから、私は否定は一切しないしするつもりもない。
そして全ての発言に(笑)が付いていると思われる。眉を少し下げながらも、ほらほら、口角が上がっておりますよ。


まあ、自分含めこの変わった可笑しなクラス。
だけど担任の先生は普通に好きだ。

窓側のいちばん後ろのひとり席に突っ伏した。
ガヤガヤ騒がしい為、首に掛けているヘッドフォンを耳に装着。これで雑音からは逃れることができる。
そして目を瞑り、先生が教室に入ってくるのを待った。




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