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- 繋がり〜1絆〜始まりの刻
- 日時: 2016/05/18 21:47
- 名前: 氷プリン (ID: lQjP23yG)
突然だか、読者は[運命]を信じてるだろうか?俺は運命と言う言葉はただの空想だとしか思っていない。
自慢ではないが、生きてきてはや18年いろんなことがあった。付き合った彼女とは破局し、友からは平気で裏切られた。
女なんか「え〜、◯◯君と同じ〜?チョー運命じゃん」とか言っておきながら結局は使いたいだけだろと思う。
俺はそういう人間は大っ嫌いだ。
おっと、自己紹介が遅れていた。俺の名は「高羽 透」18才のバリバリ高校三年生だ。人付き合いが出来ない俺は、何の部活にも所属していない。高校生活を穏便に過ごして来た俺は、友と呼べる奴は一人もいない…いや、前は居たけどとある事がきっかけで絶交した。
そんな俺の日常に終わりを告げる事が起きた…。
「お前らー、もうすぐ文化祭の準備を始めんとヤバイから、役割を決めるぞー」
きっかけは、この先生の言葉だった。正直俺は文化祭に興味はない。だから……
どうでも良かった
「先生ー!私がやりまーす」
隣の女が手を挙げ言う、確か名前は……「呱々夏 深鈴」俺は余り知らないが明るくてハキハキとした性格は男だけではなく女にも人気といーーーーーーー
「ーー高羽君と一緒に!」
……………………………………は?
…エ?…ナニヲ?
キョトンとする俺を残して呱々夏は話を進めていく
「おお〜!呱々夏、高羽とやるのか。正直先生高羽の事は心配してたんだよな〜!呱々夏が付いているのは安心だ。な、高羽」
「ちょちょっと待ってくれ!俺はやだぜ!」
と言いたかったが俺は黙って頷くことしか出来なかった。
己ー!怨むぞ!
ここに、来て俺は自分の性格を悔やむことになった。
「ごめんね?高羽君。勝手に言っちゃって、でも私は高羽君と一度話してみたかったの」
呱々夏は俺に向かって平謝り。
でも俺は「いや……別に、その…」とごもごもとしか言えない。
っていうか、俺は呱々夏と話したことは一度ない…。
しかもさっき呱々夏は俺と話してみたかったといった。これは一体……!
混乱している俺をスルーし、呱々夏は続ける
「高羽君…っさぁ、私と同じなんでしょう?」
…………………は?
本日二回目、思考が止まった
呱々夏と……同じ?
「わかっているんだよ?高羽君は、アッチから来たんでしょう?」
呱々夏の指差す方向には何もない…、明後日の方向を差している。
え?こいつ何を言って……!
「でもね、高羽君!」
呱々夏は少し間を置き言う
「運命には逆らえないんだよ。」
そのセリフは、俺の胸を深く刻んだ
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- Re: 繋がり〜1絆〜始まりの刻 ( No.1 )
- 日時: 2016/06/10 20:47
- 名前: 利府(リフ) (ID: udZFMs3r)
妖怪モノかな?
こういう女子にリードされる男子好きやで
ここなつちゃん?に期待する
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