コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- かわいくなりたい。
- 日時: 2016/05/29 13:58
- 名前: *A.H* (ID: GfAStKpr)
初めまして、A.Hといいます。よろしくお願いしますm(_ _"m)ペコリ
初心者ですが、私なりに、皆さんが楽しめるような作品を、
綴りたいと思います。よろしくお願いします(^▽^)/♪
_ もくじ _
※未完成
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- Re: かわいくなりたい。 ( No.1 )
- 日時: 2016/05/29 14:50
- 名前: *A.H* (ID: GfAStKpr)
「うわーん!!美咲っ、クラス離れたぁ〜!最悪っ」
玲奈が、涙目になりながら、私に飛びついてきた。
「ね!ホント残念…。でも、平気だよ?
休み時間に、一緒に遊ぼうよ」
玲奈の小さい頭を撫でながら、私は笑って言った。
「でもでも〜…、美咲が同クラじゃなかったら嫌だよ…」
「もぉ、大丈夫だよ〜。玲奈は、社交的だから
すぐ友達できるって」
私、神田美咲!
新小6です。今、新学期の、新しいクラスが書いてある
プリントが配布されて、皆大騒ぎ。
ジャンプして抱き合ってる子もいれば、
ガックリと肩を落としている子もいる。
私は、この通り、親友・望月玲奈と
クラスが離れてしまい、ブルーな気分です…。
(ちなみに、私は1組、玲奈は2組)
しかも玲奈とは、奇跡的に、5年間同クラだったから
その分ショックがデカい。
「クラスが離れても、ずぅっと、親友だよ!」
美緒が、ニッコリと微笑んで言った。
その可愛らしい笑顔は、女子である私も、
たまにドキッとしちゃうくらい。
美緒って可愛いんだよ。
栗色の、ウェーブがかかったサラサラの髪。
今にも折れそうな手足の、華奢で小柄な体系。
透き通りそうな肌、クリクリの黒目がちな目
小さくて高い鼻、歯並び完璧の口元…。
純日本人なのに、ハーフみたいで
欠点なんてないんじゃってくらいの容姿。
美緒と親友でいられることは、奇跡に近いと思う。
それに比べて私は、
離れ目の小さめ奥二重(ほぼ一重)、
小鼻が大きくて低い鼻、八重歯の歯、
太い手足…。とか、コンプレックス盛りだくさん。
でも、優しい美緒は、こんなダサイ私を、
親友として認めてくれている。
むしろ、可愛いと言ってくれる。
本当は、私となんか仲良くしたくない、無理してるんじゃ
ないかって、時々不安になる。
優しすぎて、美緒はそんな態度を見せないだけで。
「…美咲?どうしたの?」
色々考えていて、ボーっと玲奈を見つめてしまった、
「あ…ご、ごめんね。気持ち悪かったよね…」
「何言ってるの?…あ、そろそろ新しい教室に
入る時間だね!じゃあ、また後で。バイバイ!」
玲奈は、明るく手を振って、6年2組に駆け込んでいった。
6年2組からは、
「玲奈だ〜!」「玲奈、おはよう!」
と、玲奈を明るく迎え入れる声が聞こえてきた。
私も、玲奈みたいに可愛かったら、人生変わっていたのかな。
玲奈みたいに、かわいくなりたい。
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