コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 村娘と恋をした殺人鬼
- 日時: 2016/05/30 21:16
- 名前: ヒトミ (ID: j9SZVVec)
一匹の妖怪と少女を書いているヒトミです
今回は少し気分転換と言うことで新作を
書こうと思いました。
では、登場人物
名前:アヤ
性別:女
性格:真面目
容姿:黒髪に後ろでみつあみをしてる。
詳細:白色のワンピースに、赤色の少し低めのヒールをはいている。ある時、リンに出会ってから恋をする。
名前:リン
性別:男
性格:クール
容姿:黒髪
詳細:人を何人、何百人も殺している殺人鬼。ある時、アヤに出会ってから恋をする。
注意事項です
1、二人は結ばれません
2、更新が遅い←重要
では、私が作った世界に皆様をごあんなーい!
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- Re: 村娘と恋をした殺人鬼 ( No.1 )
- 日時: 2016/05/31 17:34
- 名前: ヒトミ (ID: j9SZVVec)
.....あら、またお客様?今日は随分、お客様が多いわね。
私?あいにく、名前はもちあわせてないの。
そうね、語り手とだけ言っておくわ。
お客様達がここに来たのは、村娘と恋をした殺人鬼の話が聞きたかったからでしょ?
ふふ、良いわ。話してあげる。
今から私が1冊の本を見ながら、読んであげるわ。
じゃ、いくわよ。
今から大昔の話。
あるところに、真面目な女の子がいました。
彼女の名前は名前はアヤ。彼女は皆から愛されていました。そんな彼女は病気をもっていました。
ですから、外に出たことがありませんでした。
アヤ「ふふ、明日は森にいってキノコとか、色々な薬草とかをとれたらいいな。」
お母さん「アヤ、ここ最近、森に凶悪な殺人鬼がいるんですって。」
アヤ「殺人鬼?」
お母さん「えぇ、明日はやめといたら?」
アヤ「嫌よ!もしかしたら私の病気が治る薬草が見つかるかもしれないじゃない!」
アヤは母親の話を聞かずに、部屋に戻りました。
アヤ「何よ、お母さんのバカ!」
アヤは泣いてしまいました。
そして泣きつかれたのか、いつの間にかアヤは眠ってしまいました。
次の日の朝。アヤが目覚めると朝の10時ぐらいでした。
アヤはしたくをして、森にいきました。
アヤ「うーん、ないわね。」
アヤは必死になりながら薬草を探しますが、自分の病気を治す薬草は見つかりませんでした。
そして.....
ポタ、ポタ、ポタ。
なんと雨が降ってきました。
アヤ「雨だわ。急いで雨宿りが出来る場所にいかなきゃ!」
アヤは急いで走り、雨宿りが出来そうな場所に向かい始めました。
走って暫くすると、洞窟が見えてきました。
アヤはそれを見つけてその洞窟に入りました。
アヤ「ふぅ、近くに洞窟があってよかったわ。」
?「誰だ?」
アヤ「えっ!?」
アヤは驚き、後ろをふりかえる。
そこには包丁をもった男がたっていたのです。
アヤ「貴方もしかして、殺人鬼さん?」
?「あぁ、そうだ。」
アヤ「私、アヤ。宜しくね。」
男は驚き、アヤに質問をしました。
?「お前、私が怖くないのか?」
アヤ「最初は驚いたけど、怖くないわ。」
アヤの言葉に、男は笑った。
?「こいつは面白いやつだ。名前は?」
アヤ「アヤよ。貴方は?」
?「私はリンだ。」
こうして二人の出会いが始まったのです。
今日はこのへんね。
もう、時間よ。
大丈夫、貴方達がもう一度
この世界に来たいと願ったとき
また私に会えるわ。
またね。
- Re: 村娘と恋をした殺人鬼 ( No.2 )
- 日時: 2016/05/31 17:50
- 名前: ヒトミ (ID: j9SZVVec)
あら、またここに来れたのね。
なら、この間の本の続きを読むわね。
雨がやみ、アヤはリンに言いました。
アヤ「じゃ、私は帰るわ。また明日、ここに来てもいい?」
リン「好きにしろ。それを決めるのは私ではなく、お前だ。」
アヤ「ありがとう。じゃ、また明日ね!」
二人は約束をかわし、アヤは家に帰りました。
その日の夜、アヤはリンの事を思っていました。
もしかしたらこの日からアヤはリンの事が好きだったのかもしれません。
そしてリンとアヤが出会ってから、ちょうど一年がたった頃、突然アヤがぱったりと森に来なくなりました。
リンは不思議に思いましたが、『次の日になれば来るだろう』と思い次の日も待ちましたがアヤは来ませんでした。
リンは変装して、アヤが住んでいる村に行くことにしました。
ザッザッザッ
村が見えたところで、リンは驚きました。
村が燃えていて、村人がいなかったのです。
急いで走っていくと村の入り口で誰かが倒れていました。よく見るとアヤでした。
リン「アヤ!」
リンはアヤを抱き起こしました。
リン「アヤ、アヤ!」
アヤ「リン?」
アヤはうっすらと目を開けて、言いました。
アヤ「逃げて。もうすぐ貴方を捕まえに来る。」
リン「やはり、軍隊のしわざか!」
リンは最強の殺人鬼。ここに殺人鬼がいると軍隊に思われて、襲われてしまったのです。
あら、中途半端だけど
今日はここまでね。
また、来てね。
- Re: 村娘と恋をした殺人鬼 ( No.3 )
- 日時: 2016/08/15 07:46
- 名前: ヒトミ (ID: /NsG2i4v)
ふふっ、またこれたのね。
なら、今回は前回の話。
最終回よ。
リンは急いでアヤを洞窟まで運びました。
リン「すまない、私のせいでお前の村が...」
リンは悲しそうに、辛そうに
言いましたが、アヤはリンの頬に触れながら
こう、言いました。
アヤ「貴方のせいではないわ。運命が悲しすぎただけ...」
リン「運命。」
アヤは頷く。
アヤ「私はただの人間で貴方は殺人鬼。私が殺人鬼だったら....」
リン「もう、喋るな!」
リンは分かっていた。もうすぐアヤが
帰らぬ場所にいってしまうことに
だがアヤはその前に
息をしていなかった。
リンはアヤが死んでしまったことに
気がついた。
リン「こんな命、お前にやる。」
リンは、アヤにキスをする。
そしてアヤは再び、目を覚ました。
だがそこにはもう、リンの姿はなかった。
あるのはひとつの手紙。
アヤはそれを読むと
急いで村に戻りました。
しかしそこには
リンの首が切断されていて
アヤは頭が真っ暗になり
記憶を失ってしまいました。
はい、終わりよ。
えっ、手紙?記憶を失ったアヤ?
教えてあげないわ、だってもう貴方は
分かっているはずだもの。
さて、私は墓参りにいかなきゃ。
じゃあね、リンに似ている不思議な子供さん
アヤへ
やはり、お前の名前を言うのは
はずかしいな。
この手紙はもう、私がいなくなったら
アヤが読んでいるのだろうな。
私はお前に出会ってから
初めて、殺したくないと思った。
初めて、いとおしいと思えた。
だから、また会えたら
私は真っ先にお前を好きになろう。
だからアヤ、お前も真っ先に
私を好きになってくれ
リンより
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