コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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剣影のデオルシア
日時: 2016/06/02 21:51
名前: 夜風 蓮斗 (ID: O3XuDorI)

へいはろー!
皆さんお久しぶり!!
くっそ低浮上のみづきです。
雑談の方では↑の名前なのですが、気分を変えてコメライの方では夜風 蓮斗と名乗ることにしますた。
よろしくお願いしますよー!

っというわけで、これから新しい小説を書いていこうと思うのですが…今回のシリーズははっきり言って没作品のリメイク版です。もとの作品は放置されてる「精霊と悪魔に好かれました(仮)」です。
途中で忙しくなり、カキコのことなどすっかり忘れてマイクラで建築したり生放送ばっかしてました…。申し訳ない。

な・の・で!!
リメイクバージョンということは置いといて新シリーズとして本作品、
「剣影のデオルシア」
をお届けできたらなと思っています。

それでは次レスからすたーとですですっ!


<人物紹介>

九条 蓮(Kujou Ren)
…本作品の主人公。

九条(燐堂) 咲(Rindou Saki)
…蓮の彼女。暇さえあれば蓮とお話ししたい。

九条 莉奈(Kujou Rina)
…蓮の妹。世間一般に言うツンデレ。

ルナ(Luna)
…蓮の右手に霊約印を持つ剣精霊。

レナ(Rena)
…蓮の左手に霊約印を持つ剣魔霊。

黒莉 実風(Kokuri Mikaze)
…蓮の同級生。クラスの委員長を務める。

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Re: 剣影のデオルシア ( No.1 )
日時: 2016/06/02 21:58
名前: 夜風 蓮斗 (ID: O3XuDorI)

—序章<追憶>—



6年前のある日曜日。

当時11歳だった俺「九条 蓮」は幼馴染である「燐堂 咲」の家で妹の「九条 莉奈」といっしょに3人で遊んでいたのだ。
そして蓮には2つ上の姉がいる。名前は「九条 梨夏」。

その時姉は両親の手伝いをしていて、咲の家には後から来るということだった。先に家に行った俺と莉奈は咲と一緒にWooという発売されたばかりのTVゲームをしたりして楽しんでいた。
 ——事件が起こったのはそんな矢先だった。

突如俺の家から火柱が高く上ったかと思えば上空で何かが爆発四散したのだ。
そしてみるみる火は広がっていき、俺たちは避難することにした。
だけど…。
姉と両親を失う訳にはいかない。

走りだそうとした俺の意思を察知し止めるように咲が手を伸ばしてくるが、手を振り払い無意識のうちに俺は火の海へ飛び込んでいた。
 当然中はものすごく熱いし大きな炎を避けて進んでいても風向きが変われば火の粉が飛んでくる。

(いったいどうなってるんだ…。父さん、母さん、姉ちゃん…!)

入ってからどれくらい経っただろうか。ようやくキッチンにたどり着いた俺が見たのは…両親の遺体だった。黒こげに焼け焦がれて顔を認識することすら困難なほどだ。

と、外から滝が流れてくるような音が聞こえ始めた。
消火活動が始まったのだろう。
でももう遅い。
両親はもう、死んでいたのだから…。

その後消防隊員が血眼になって辺りを捜索したのだが、姉の遺体が見つからなかったのだ。つまり、行方不明ということだ。屋根の上にはなぜか姉が生前、火事が起こる寸前までつけていたとみられる腕時計が残っていた…。



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