コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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でぃあーふろむ
日時: 2016/06/17 23:01
名前: かすみ (ID: mnvJJNll)

はじめまして。かすみと申します。
受験生なのでかなり気まぐれな投稿にはなりますが、
小説を投稿させていただきます。
みなさんのを読んで勉強もしていきたいと思います。
文章がうまくかけるかはわかりませんが、一生懸命頑張りますので
あたたかい目で読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

*   *   *   *   *

一応恋愛ストーリー(文章力不足をお許しください(笑))

主人公『高橋 美穂(たかはし みほ)』とチャットしてたのは?
運命の彼は・・・!!
そして裏切者は・・・!!

*   *   *   *   *

〜キャラクター紹介(最終更新6月17日)〜

『高橋 美穂(たかはし みほ)』
・高校2年生
・美術部
・ちょっと抜けてるけど成績優秀

『ヒーロー』
・美穂とのチャット友達

『佐藤 花菜(さとう かな)』
・美穂と同じクラス
・ソフトボール部
・姉御肌

『鈴木 萌絵(すずき もえ)』
・美穂と同じクラス
・帰宅部
・あざとい(?)

『早川 里美(はやかわ さとみ)』
・美穂たちの担任
・カッコイイ系の女性で生徒からの人気も厚い

『杉山 慶人(すぎやま けいと)』
・美穂と同じクラス
・テニス部
・気さくで性別関係なく人気

『小林 隼人(こばやし はやと)』
・美穂のクラスの転校生
・イケメン

*   *   *   *   *

〜お知らせコーナー(最終更新6月5日)〜

現在お知らせはありません。

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Re: でぃあーふろむ ( No.5 )
日時: 2016/07/28 14:15
名前: かすみ (ID: Mj3lSPuT)

Dear.miho
はじめまして。会話してくれてありがとうございます!!
こちらこそ、よろしくお願いしますね!!
mihoさんは、自分と同い年なんですね。親近感が湧いて、嬉しいです。
良かったら、お互いタメ口で話しませんか?
From.ヒーロー

へ、返信早い!!けど、親近感湧いてくれるなんて嬉しいな。そんなふうに喜んでしまった。
いつもなら知らない人と話すのは緊張するはずなのに、なぜか全然怖くなかった。
「あ、既読つけちゃったから返事しなきゃ!!」

Dear.ヒーロー
こちらこそ、よろしくね。
ヒーローって呼んだら良いのかな?
そう言えばあなたは男?女?私は女だよ。
実は私、人見知り激しいんだけど、あなたとのチャットなら
全然平気なの!!不思議だね(笑)
From.miho

打って30分ほどすると、また返事が返ってきた。
なんか新しい友達ができたみたいで少し嬉しかった。

Dear.miho
うん、ヒーローでいいよ。勝手にニックネームつけてもいいけど(笑)
俺は男だよ。あ、詐欺とかじゃなくて、正真正銘の男子高校生だよ。
人見知り激しいだなんて、全然わかんなかったよ!!
もっと自分に自信を持っていいと思うよ。
だって見知らぬ俺ともこんなに話せてるんだしね。
あ、これから君のことはmihoって呼ぶね!!
From.ヒーロー

私、自信もってもいいのかな。
ヒーローって優しいな。こんな友達が本当にいたらいいのにな。
明日は慶人以外の男子とも喋れるようになって・・・
そしていつか私もリア充に・・・!!!
・・・なーんてね♪

Re: でぃあーふろむ ( No.6 )
日時: 2016/06/17 22:58
名前: かすみ (ID: mnvJJNll)

「今日は機嫌がいいんだな。」
隣に来るなり言ってきたのは慶人だった。
「あ、バレたー?ちょっといいことあったんだよね。」
いいこと。友達ができたこと、そして少し自信をもらったこと。
本当に顔は知らないが彼、ヒーローは本当に私のヒーローになるかもしれない。
「ふーん、やっぱり、お前は明るいのが一番に合うよ。」
笑いながら言われなぜかドキッとしてしまった。
そんなふうに言われると女子は弱いと思う。
いつかこんなセリフを彼氏とかに言って欲しいなと思う。

しばらくすると朝のホームルームの始まりを告げるチャイムが鳴る。
あのかっこいい先生が入ってきて1日が始まる。
そんなことを考えていると、思いもよらないことが起きたのだった。
「みんなおはよう。雰囲気には慣れたかな?いきなりだけど、なんと兵庫県から転校生が来てくれたわよ。入って。」
みんなが突然のことにざわつく。私も少しワクワクする。
ここは東京。関西の兵庫県からだとかなり遠い転校だ。いろんなことを聞いてみたい。

「や、やばい・・・」
そう囁いたのは萌絵だけではなかった。
ほとんどの女子がざわつき始める。
なぜなら転校生はかなりのイケメンだったからだ。
スラッと高い身長に、広い肩幅。
髪の毛は茶髪の慶人とは違い真っ黒なのだが、少し遊ばせている感じの髪の毛。
さらに目元にあるほくろが彼の少し緊張している顔をも美しく見せる。
女子達の輝く顔・・・と引換にひきつる男子の表情が、彼のオーラを表せてくれるだろう。
本当にイケメンなのである。

「小林隼人です。兵庫県から転校してきました。慣れないことも多いので、よろしくお願いします。」
こ、声までイケメンとは完璧すぎる。
そんな完璧な彼は、普通の転校生では聞けないような大きな拍手で迎えられた。
「じゃあ、小林くんは、あの席ね。」
先生の指した席は私の後ろの席だった。

Re: でぃあーふろむ ( No.7 )
日時: 2016/06/19 00:26
名前: かすみ (ID: mnvJJNll)

「よろしくね、高橋さん♪」
今まで見たことのないくらいのイケメンの彼、小林くんは人見知りの激しい私に挨拶をしてくれた。
「よ、よろしくおねがいします・・・」
やっぱり無理!!!
初対面のしかもイケメンで慶人以外の男なんてやっぱり無理!!!
でも、いつもの私とは違う。私はヒーローの言葉を思い出した。
『もっと自分に自信を持っていいと思うよ。
だって見知らぬ俺ともこんなに話せてるんだしね。』
そう言ってもらったのだから、ここで諦めちゃ負けな気がする!!
私は思い切って話してみた。
「きょ、今日の朝ごはんは何食べた!?」

・・・なんでこの質問をした、私?
イケメンに何聞いてるの、私?
絶対変な人だと思われた・・・と思っていたその時。
「ふふっ、今日はトーストと目玉焼きだよ。」
笑いながら真面目に返してくれた。
私は驚いた。普通だったら『は?』と思うだろう。
なのに彼は笑いながらも真面目に返してくれた。
性格までもイケメンなのか!?

「高橋さんは?」
「え?」
急に聞かれて驚いた。
まさか自分の朝ごはんを聞き返してくるとは思わなかった。
「わ、私は、お、おにぎり、です・・・」
テンパりながらも返事をしてみた。
「そっか、かわいいね♪」
「はい・・・って、え!?」
い、今、かわいいって言いました!?
イケメンに可愛いって言われました!?
1人でもんもんと考えていると彼は言った。
「この筆箱のキーホルダー♪」
「あ・・・ありがとう。」
なんか、バカみたい、私。

「あっはっは!そりゃそうでしょ!!」
「そんなに笑わなくてもいいじゃない!!」
休み時間、さっきのことを花菜に話した。
「あんな関西一イケメンのような彼が簡単に女の子に『かわいいね』なんて言うわけないじゃない。」
「そりゃそうなんだけどさ、誤解しちゃうくない!?」
「うーん、まぁわからなくもないけどさ。でも、よかったんじゃない?本当に美穂のこと可愛いって言ってたら、学校の女子全員を敵に回してたね。」
「確かに・・・」
少し残念な気分だったけど、やっぱり彼と私は別の世界の人間。
高いところばかり見ていたら、周りをちゃんと見ることが出来ない。
ドキドキしてしまった自分をバカだと思った。

Re: でぃあーふろむ ( No.8 )
日時: 2016/07/28 14:28
名前: かすみ (ID: Mj3lSPuT)

「あ、高橋さん!!」
「こ、小林くん!?」
私はかなり驚いた。なぜなら放課後、みんなのお楽しみの部活の時間、彼は私の所属している美術部の見学に来たのだった。
彼はどう見ても体育会系なのに。

「私の事、覚えててくれたんだ。」
「もちろん!部活見学に来たんだけど、高橋さんの顔が見えたから。」
「ありがとう。小林くんって、絵は好きなの?」
「うん、結構。レオナルド・ダ・ヴィンチとか、ラファエロとか好きだよ。」
「そうなんだ!私も!!特にラファエロが好きよ!!」
「・・・・・。」
彼は何も言わずこちらを見てきた。
もしかして熱くなりすぎて引かれた?なにかした?
もしかして、嫌われたりなんてしてないよね?

不安になり私が何か言おうとしたその時。
「高橋さん・・・いいね。」
「え!?」
突然のことに驚いた。
きっと褒められているんだろうけど、イマイチ意味が読めない。
「ど、どういう意味?」
思わず聞いてみる。
「いや、今までで大人しかったのに、好きなことになると急に熱くなったから、面白いなって思って。」
「そ、そう?ご、ごめんね、熱くなっちゃって。」
「ううん、全然。レアだし、可愛かったよ。」
「え・・・」
「どうしたの?高橋さんの事、褒めてるんだけど。」
か、可愛いと言われてしまった!!!
男子に言われるだなんて・・・しかもこんなイケメンに!!
でも花菜の言う通り学校の全女子に恨まれたら・・・
私の頭は考えすぎてショートしそうになった。

「そう言えば小林くんってさ、」
「ん?」
いつもの私とは違うんだと暗示をかけながら、思い切って話を広げてみる。
「関西弁じゃないんだね。」
ずっと気になっていた。大阪ではなく兵庫県と言えども、バリバリ関西に住んでいたのに、なぜ関西弁ではないのかを。
「あー、今言わなくてもいいかな?」
「え・・・あ、ごめんね。」
「いや、いいよ。いつか話すね。」
聞いてはいけない話題だったのか、彼は『いつか』と言った。
大人の『いつか』は当てにならないと言うことも、人間は遠まわしに避けたい時に『いつか』という言葉を使うこともわかっている。
触れてはいけなかったんだ・・・でも、なぜ関西弁がアウト?
その『いつか』に、話してくれるといいな。
安心したのは、彼が全く怒らずに違う話題で話をしてくれた事だった。
ありがとう、小林くん。

Re: でぃあーふろむ ( No.9 )
日時: 2016/07/28 10:51
名前: かすみ (ID: Mj3lSPuT)

私は家に着くと『チャットあぷりん』を開く。
ヒーローは元気かなとふと気になったからだ。
思えばヒーローが自信をつけてくれたから頑張れた。

Dear.ヒーロー
こんばんわ。元気だったかな?
今日はヒーローにお礼が言いたいの。
ありがとう!!
転校してきた男子がいたんだけど、ヒーローが自信をつけてくれたから、
自分から話を切り出すことができたの。
すごく、すごく嬉しかった。
ありがとう!!
From.miho

・・・頑張れたのは、一歩踏み出せたのはヒーローの言葉を思い出したから。
私もそのうち、人見知りとかコミュ障とかなおるかな。
ううん、治そう。絶対に。


晩御飯を済ませ、ワークを解いているとスマホが鳴った。

「ヒーローだっ!」

Dear.miho
こんばんわ。久しぶりだね。俺は元気だよ。
お礼なんてとんでもない。それに、頑張ったのはmihoだよ。
これからも、頑張って!!
なんかあったときは、俺に話していいからね。
From.ヒーロー

やっぱりヒーローは優しい。
゛ヒーロー″名前の通り私のヒーローみたいだ。
既読が付いたということに気づき私はすぐに返信を送った。


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