コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 「僕の彼女がわがまま娘すぎる件について」
- 日時： 2016/06/08 14:52
- 名前： なつめぐ （ID: zL3lMyWH）
.*・゜ アクセスありがとうございます .゜・*.
わがまま彼女との365日をノンフィクションで
あたたかく見守っていただけると嬉しいです
《登場人物》
★なつめ(僕) ♂ 17歳
176cmでよく生田〇真君に似てると言われます
(ファンの方すいません)
わりと勉強も運動もできます
彼女に振り回される毎日を送っています
☆らな(彼女) ♀ 17歳
通称「お嬢」
156cmの現役ギャル
華奢で可愛い系ギャルなのでモテてます
中学生の頃はやんちゃだったので
口が達者で喧嘩っぱやくサバサバしてます
★はやて ♂ 17歳
僕の親友で良き相談役
やよいの彼氏でらなとは中学から一緒
明るくクラスを盛り上げるタイプで
人気者だがらなには殴られがち
☆やよい ♀ 17歳
らなの親友ではやての彼女
しっかり者でらなとは中学からの仲
らなとはちがい大人っぽい美人系ギャル
年上からよくモテている
☆ゴリ姉 ♀ 18歳
らなを妹のように可愛がる先輩
ごつくでかくゴリラのようで
周りからはゴリと呼ばれるが
本人はあまり気にしていない
喧嘩は凄まじく強い
☆さら ♀ 16歳
最近入学してきた1年生
僕にちょっかいをかけてきて
らなには目をつけられている
清楚系なthe女子
★みやび ♂ 18歳
らなの元カレ
ひどい女癖の悪さで有名
らなに復縁を持ちかけることもあるが
毛嫌いされている
☆かな ♀ 17歳
僕の元カノ
中学の頃から付き合い、色々あり半年で別れた
清楚系な明るいスポーツ少女
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- Re: 「僕の彼女がわがまま娘すぎる件について」 ( No.2 )
- 日時： 2016/06/08 22:52
- 名前： なつめぐ （ID: do8LdMvC）
2話 「なれそめ話(下)」
続きを書いていきますっ！
「おはよっ」
今日も昼休み登校の少女に笑顔で話しかけた。
少女は、はぁ？と僕を睨みつける。
「テメェ昨日言ったこと忘れたのかよ」
「らなちゃんのこと放っておけないだけ」
呆れる少女はこの場を去ろうとする。
僕は少女を追いかけた。
「なつめ…？」
彼女が偶然そこへ通りかかり
僕は彼女に捕まった。
前を見ると少女はもう消えていた。
「あの子とは関わらない方がいいって…」
小声で心配そうに言う彼女。
「関わらない方がいいって、そういう言い方やめて？」
彼女の言葉にイラッときて
ついそう言ってしまった。
「ご、ごめん…」
下を向く彼女を放って僕は少女を追いかけた。
それからというもの、玄関で少女の登校を待ち伏せし
昼休みは少女のいそうなところを探し
とにかく少女に関わろうとした。
そんな毎日が続いてある噂が流れてきた。
「なつめはらなとヤりたいだけ」
どこから流れてきたかはわからないが
よくそんなデマを流すなぁと思った。
正直外見のせいで色々昔も噂はされたし
そこまで気にはならなかった。
「あんた、変な噂流されてるじゃん」
少女はある日僕に向かってそう言った。
「まぁね、気にしてないけど」
「そこまでしてあたしと関わる？」
「仲良くなりたいからさっ」
僕がそう言うと少女は初めて笑った。
「変な奴」
そう言って微笑む少女の笑顔に見とれた。
もうこの時から恋に落ちていたのかもしれない。
それから僕は少女とよく喋るようになった。
それはある日のこと。
「かなちゃんまじかわいそうだよね…」
「やっぱ見た目通りビッチだな」
「最低…」
らなには今まで以上の冷たい目線があてられ
こそこそと集団でらなに聞こえるように悪口が言われた。
「こそこそしてねぇで面と向かって言ってきな？」
そんな周りにらなはそう言った。
この子は本当にすごいわ。
僕は改めて思った。
「ねぇ…」
少女と僕がいるところへ彼女がやってきた。
「なつめは、その子とあたし…どっちをとる？」
彼女がそう言うと周りはざわつく。
「かなちゃんがんばれ」
少女も呆れたように周りを見渡す。
僕はその時答えることができず
ただ突っ立っていた。
「なつめ…」
彼女はそう言ってポロポロ涙をこぼした。
それでも答えられない僕。
「泣く女とかうぜぇわ」
そう言って少女は彼女の胸ぐらを掴んだ。
「そんなにこの男が好きならこんな汚ねぇ手じゃなくて離さない努力しな？」
そう言った少女は彼女に拳をふるった。
「らなちゃん…やめろって…」
僕は少女を止める。
「痛い…」
殴られたところを手でおさえる彼女の周りに
女子が集まってきた。
「謝りなよ！」
少女への不満がとびかう。
少女は僕を見てふっと笑った。
「今のでわかったろ？お前のこと選んだよ、こいつは。よかったな」
そう言って少女は立ち去ってしまった。
教室へ戻ってはやてにそのことを話す。
「はぁ？らなが意味なく人を殴るわけねぇ」
なにかの間違いだ！なんてはやては言った。
僕もそう思った。
とは裏腹に正直少女を見損なっていた。
その日から少女の姿を見なくなった。
そしてやんちゃな先輩方は僕を訪ねて
僕の教室まで来るようになった。
「あんたがらなに関わるからよ」
「あのさ、真面目と不真面目の壁を変に破るから…」
さんざん言われゴリと呼ばれている
ごつい女の人が僕に言った。
「あんたの前では強がってるけど、らなはそんなに強い子じゃないから」
「どういうことですか…？」
「あの子は周りにあんな目で見られて平気な顔する子じゃないってこと」
「はい…」
「らなはあんたを守ったの。自分を選んであんたが傷つかないようにね」
そう言って、じゃあね。と言うと
先輩方は帰っていった。
次会ったらちゃんと話をしよう。
僕はその時に改めて
少女が好きだ、そばにいたい。と思った。
そして彼女に別れを告げた。
しつこい彼女を無視して、僕は毎日を過ごした。
でも、少女の姿は見られなかった。
やよいに協力してもらい
少女と公園で待ち合わせした。
「なに？」
久しぶりに少女を見たから緊張したのを覚えている。
「あのさ…」
「あたし学校辞めるから」
僕が話している途中に少女は言った。
驚く僕を見て優しく微笑んだ。
「やっぱりあそこにあたしの居場所はないわ、学校なんか行くもんじゃねぇ」
少女は話しはじめた。
「でも、あんたに会えてよかったわ。ちょっと楽しかったしね？だからあんたにはあたしのせいで学校生活崩れてほしくないんだわ」
そう言ってニコッと笑う少女。
そんな少女を抱きしめた。
「僕が居場所を作るよ。周りが何言っても僕はらなちゃんのそばにいる」
「馬鹿？後悔するよ？」
「後悔してもいい。選ばずに後悔するよりまし」
「ほんと、馬鹿だわお前」
そう言ってらなちゃんの手も
僕を抱きしめた。
「付き合ってください」
人生初めての告白だった。
後編手短になってしまいましたが…
これが去年の5月22日のこと。
- Re: 「僕の彼女がわがまま娘すぎる件について」 ( No.3 )
- 日時： 2016/06/08 23:12
- 名前： ヒトミ （ID: KLpo2fZJ）
うわぁ！
感動しました！
いい話だな！
初めまして、ヒトミです！
とても良かったです！(*≧∀≦*)
- Re: 「僕の彼女がわがまま娘すぎる件について」 ( No.4 )
- 日時： 2016/06/09 03:06
- 名前： なつめぐ （ID: do8LdMvC）
ヒトミさん
ありがとうございますっ(＾ω＾)
そう言ってもらえて嬉しいです
よければ今後もよろしくお願いしますっ
- Re: 「僕の彼女がわがまま娘すぎる件について」 ( No.5 )
- 日時： 2016/06/09 09:14
- 名前： ヒトミ （ID: jWLR8WQp）
こちらこそ、宜しく！( ☆∀☆)
- Re: 「僕の彼女がわがまま娘すぎる件について」 ( No.6 )
- 日時： 2016/06/10 00:13
- 名前： なつめぐ （ID: do8LdMvC）
3話 「1日」
馴れ初め話も終わりましたし
何から話しましょうなんて考えてます
皆様こんばんわ、なつめぐです。
朝起きて準備をしてご飯を食べ髪をセットして
学校へ向かいます。
教室へ入るとはやてとやよいがいます。
2年になってらなとも同じクラスになりました。
4時間目が終わる頃に窓から彼女が登校してくるのが見えます。
ギャルギャルした少女が
あくびをしながら歩いてきます。
授業が終わり玄関で彼女を出迎えます。
「おはよっ」
笑顔で言うと舌打ちが帰ってきます。
毎日遅刻する彼女
今の髪色はミルクティーです
彼女の姉がカラーモデルで彼女を使うため
黒くしたくてもできない感じなんです。
学校側も公認したわけでもなく
呆れている感じですね。
彼女と付き合ってから彼女のことで
僕が注意うけたりいろいろ頼まれたり
そんなことも直々増えています。
「なつめせんぱーーーい」
今年入学してきた女の子さらちゃん。
小さく女の子らしい子だが
僕にべたべたしてくるのでらなは
気に入らないようです。
「らな先輩また遅刻ですかぁー？？」
きっと女子は嫌うタイプなのかな。
かわいこぶりっ子な声で僕の腕に抱きついてきます。
「おいてめぇ」
彼女は登校してすぐはいつも不機嫌ですが
さらちゃんを見るとえぐいほどご機嫌斜めです。
「誰の男に手ぇ出してんだ。離れろ」
そう言って乱暴にさらちゃんを引き離す。
「いたぁい」
痛がるさらちゃん。
彼女は僕の手を掴んで教室へ向かいます。
ヤキモチやかれる毎日が幸せです。(惚気)
「てめぇも振り払えや！」
そう言って蹴りをくらいました。
女の子らしい蹴りじゃなくて
ガチのマジの本気のやつ、、
「いつもの飲みたい。買ってこい」
「えぇ、また？」
「早く行け」
「わかりました」
そんな感じで購買へ向かい
彼女お気に入りの100パーセントぶどうジュースを買い
教室へ戻ります。
「はい」
ジュースを差し出すと受け取る彼女。
「ありがとうは？？」
僕がジュースを離さず言うと
彼女は思いっきり僕を睨みつける。
「…ぶっころすぞ」
まじのトーンで言われジュースを離す。
「…ありがと」
そっぽ向きながら言う彼女が
可愛くて仕方ありません(惚気)
授業も終わり帰りは彼女を送ります
「また明日」
そう言うと彼女は
「うん、ばいちゃ」
そう言って帰っていきます。
帰ってからもLINEや電話、なんて
僕達にはありえません
LINEしても返信は基本帰ってきません
何か用がある時意外は連絡とるの
めんどくさい、と言われました。
時々電話とかしますけど！
まぁ素っ気ない彼女ですが
ヤキモチやきで照れ屋でわがままな
可愛い彼女です。
そしてまた朝が来て1日が始まります。
今日は1日について話させていただきました。
また、研修の時の話や
去年の夏休み、バレンタイン、文化祭など
色々なことを話していきますね。
それでは、おやすみなさい。
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