コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 片想い
- 日時: 2016/06/18 13:54
- 名前: ちほ (ID: aU3st90g)
(かっこいい…)
陸上部の私はその時、初めて”王子様”に出会いました。
真夏の日に熱い恋が始まったのです。
「お疲れ様です」その一言で、気づいてくれたら…良いのにな。
貴方から愛を注いでもらわないと…
この恋は、実らないみたいです…
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- Re: 片想い ( No.1 )
- 日時: 2016/06/18 14:43
- 名前: ちほ (ID: aU3st90g)
#主人公;上村 桜
中1 他校の陸部の田村航君に一目惚れして片想い中。桜も陸部。
#片想いの相手;田村航
中2 桜からの好意に気づいていない。
#ライバル;内山 莉良
中3 航君と同じ学校。陸部で桜と仲が良い。
#桜の友達;水落 明衣
明るい性格で、中3の陸部の先輩に恋をしている。
#桜への片想い:神谷 竜斗
中1 桜と同じ学校で、桜に片想いをしている。
かなり、モテていて、よく告白されるが桜が好きだから…
それでは、切ない恋の物語の始まり始まりぃ~!!
- Re: 片想い ( No.2 )
- 日時: 2016/06/18 15:06
- 名前: ちほ (ID: aU3st90g)
「航君!!お疲れ様です!!」
大会終わりで1人でいた航君に小さな声で挨拶した桜。
「え、あ、お疲れ(笑)」
そんな風に返してくれた航君。
驚く事は分かる。だって、航君とは一言も話した事がなくて今日が初めて話す日だから。会った事もない人に航君と呼ばれて混乱させただろう。でも、笑って答えてくれる航君はやっぱり優しい。
気分はルンルンで、親友の明衣の所へ行った。
「あれ、桜どこ行ってたの、探したよ~。ってかルンルンだね(笑)」
「あ、ごめん。ちょっと用事があってさ…」
いくら親友とはいえ、好きな人の話をする事は出来なかった…
- Re: 片想い ( No.3 )
- 日時: 2016/06/18 15:25
- 名前: ちほ (ID: aU3st90g)
ある日、皆で王様ゲームをする事になった。そして、王様は竜斗。出た数が1番小さかった桜は竜斗の命令を聞かなければならない。
「好きな人の名前を言って。」
竜斗が言うと、皆も「気になる~」と呟く。私(桜)は、勇気を持って言った。
「航君…他校の陸部の先輩なの。」
その言葉に、深く落ち込んだ竜斗の顔を見た明衣は、私を外に連れ出した。
明衣は、小さな声で言った。
「竜斗の顔…すごく落ち込んでたよね。なんでか分かる。」
そう、私に聞いてきたから正直に「分からない」と呟く。
「あのね、竜斗は…桜の事が好きなんだよ。桜にあんな事聞いたのは、竜斗が好きって言ってほしかったからなんだよ。」
それを聞いた私は、黙る事しか出来なかった…
- Re: 片想い ( No.4 )
- 日時: 2016/06/18 23:06
- 名前: ちほ (ID: aU3st90g)
その日の夜…その事で悩み眠れなかった。竜斗が自分の事を好きだなんて信じられなかった。
今日は土曜日。陸上競技上での練習の日。他校の航君と会える日、そして喋る絶好のチャンスの日!!
突然…
「桜、話があるからきて。」
竜斗に言われた。ついて行ったら、
「桜の事が好き。」
って言われた。ちゃんと断ったけど、やっぱり竜斗のその時の顔は今も思い出すだけで胸が苦しくなる。
航君が前を歩いてる。
(あ、航君だぁ…)航君が、自分の近くにいてくれるだけで幸せになれる、そんな感じだった。
航君に「好き」なんて言えなかったから、「頑張ってきてくださいっ!!」それだけ言って…1人幸せになってた。
でも、最近…航君が笑いかけてくれなくなった。そんな気がした。いつもなら、聞き流してでも笑って答えてくれた。それが今は…なんでだろう…桜は好きで好きで仕方なくて会えないと寂しくて泣いちゃって。それくらい好きなのに、航君はきっと違う…そんな事くらい馬鹿な桜でも分かってた。でも、冷たくされるとやっぱり……悲しいな。
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