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メイドとドSなご主人様。
日時: 2016/06/25 14:15
名前: 絵莉帆 (ID: Btri0/Fl)

はじめまして 絵莉帆と申します!小説を書くのは初めてなので誤字脱字などがあると思いますが、指摘していただけると幸いです!!キャラクター紹介は小説を更新するたびに書くので、宜しくお願いします!!

−−−本編−−−
カタン、コトン カタン、コトン。揺れる電車に身を任せながら、次の駅、アルセルガ街に着くのを待っていた。
「ただいまーアルセルガ街に到着致しましたー」
車掌さんの声に反応して、私は立ち上がり、電車を降りた。
「ここが…アルセルガ街なんだ…!」
私は思わず感嘆を漏らした。なぜなら、想像していた以上に賑やかだったからだ。
「えーと…ノルテッド家は…」
地図に描いている通りに進むと、そこには私が今まで見た中で一番大きい家があった。
「失礼します…」
門を開くと、そこには一人の老婦人がいた。
「あなたがエルゼーラ・ストルトですね?」
と聞かれたので、
「は、はい!!」
と緊張気味に答えた。すると、その老婦人はニコリと笑い、
「そんなに緊張しなくていいのよ?さぁさ、中にお入りなさい」
と言った。老婦人の後を追って家の中に入ると、またしてもビックリする光景が広がっていた。そこは、私が生まれ育った家よりも遥かに大きかったからだ。
「みんな、集合してください!新しいメイドさんが来ましたよ!」
老婦人が声を大きくして言うと、色んな方角からメイドや執事がやって来た。
「まずはあなたの自己紹介からしてちょうだい」
私は息を大きく吸い、
「私の名前はエルゼーラ・ストルトと言います!エルゼと呼んでください!初めてですが宜しくお願いします!」
声が少し震えたが、ペコリと頭を下げた。すると、老婦人が
「ありがとう。私の自己紹介もするわね。私の名前はサルゼンド・クラッシェ。サルゼと呼んでちょうだい」
と言った。それを始めとして、他のメイドや執事達の自己紹介が始まった。
割り当てられた部屋でメイド服に着替え、部屋から出た。するとそこには、先程の自己紹介で知ったメイドさん、ソルライト・アルシャさんがいた。
「エルゼちゃん、アル様に挨拶まだだよね?一緒に行こう」
「ありがとうございます、ソルライトさん」
ソルライトさんは少し笑い、
「とても優しい人なんだよ。それと、ソラで良いよ」
と言った。
「じゃあ、これからはソラちゃんと呼ぶね」
私とソラちゃんがおしゃべりをしていると、アル様の部屋に着いた。ノックをして部屋に入ると、そこには一人の男性がいた。
「君が新人メイドのエルゼーラだね。エルゼと呼ばせて貰うよ。俺の名前はアルベート・ノルテッド。ここの屋敷の人は全員優しいから安心して働いてね」
「ありがとうございます、アル様。」
本の少しの会話を終わらせ、アル様の部屋を後にした。
その時はまだ、アル様の本性に私は気づいていなかった。


エルゼーラ・ストルト
愛称はエルゼ。おっちょこちょいで、少し鈍感なところがある。ブレッツェルという小さい村出身。誕生日は9月28日。A型で、趣味は草花を観察する事。

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