コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- お嬢様と執事の時間
- 日時: 2016/07/07 18:58
- 名前: 桜姫 (ID: SG7XrUxP)
とある豪邸屋敷に
お嬢様と執事が住んでいました
メイドさんに奥様に旦那様も居ます
執事が扉をノックすると
部屋の中ではお嬢様がベッドの上で眠っていました
「お嬢様、そろそろお目覚めの時間ですよ」
執事の声にお嬢様は瞳を覚ましました
「今起きるわ」
執事はタキシードに身を包みながらお嬢様に朝食を運んで来ていた
お嬢様はと言うと、パジャマ姿で
眠たい身体を起こしていた
「ありがとう。」
執事はお嬢様ににこっと微笑むと
部屋を出て行った
お嬢様は執事が運んできた朝食を食べ終わると
洋服を着替えた
フリフリの可愛いドレスに着替え終わると
部屋を片付けて居間へと向かった
「今日はお昼からお客様がお見えになるようですよお嬢様。」
「そうなの?わかったわ、じゃあお見えになる前にバイオリンの練習しておくわ」
「頑張って下さい。」
お嬢様は居間にバイオリンを持ってくると
執事の前で弾き始めた
それは、静かでいて美しく時には楽しくなるような音色
弾き終えると執事から拍手が上がった
「御立派で素敵でしたお嬢様。」
「ありがとう。お昼までまだ時間があるみたいだからちょっとお庭に行きましょう」
「はい、お嬢様」
お嬢様は執事を連れて
お屋敷を出ると庭へと向かった
つづく
- Re: お嬢様と執事の時間 ( No.8 )
- 日時: 2016/07/10 08:32
- 名前: 立山桜 (ID: ???)
応援させていただきます(^^ゞ
- Re: お嬢様と執事の時間 ( No.9 )
- 日時: 2016/07/10 23:13
- 名前: 桜姫 (ID: SG7XrUxP)
三時からお客様がお見えになる
それまで何をしておこうか
ピアノの練習でもしておこうかしら
お嬢様は居間から、他の部屋へと
移動した
そこにはピアノが置かれており
お嬢様は椅子に座って練習する事にした
曲名はベートーウ”ェン交響曲第7番第一楽章
ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィル
弾いてみると執事もいつの間にか隣で聞いていた
「素敵ですお嬢様」
「ありがとう、ナイト」
静かでいて時には熱くどこか癒される感じの曲だ
執事は私の演奏を真剣に聞いている
私も静かに演奏を続ける
演奏を終えると
またも、執事から拍手が上がった
「素晴らしいですお嬢様」
「ありがとう、ナイト弾いていてこちらも楽しかったわ」
そろそろ三時だ
お客様がお見えになる時間
執事と私はお客様がお見えになる前に
お部屋の片付けと
お茶の準備をしていた
お茶の箱を掴むと芳醇な香りがしてくる
「紅茶はアールグレイで良いかしら?」
「良いと思いますよ」
「それとも、ジャスミン?アッサム?オレンジペコもあるしダージリンもあるしアフタヌーンティーもあるわ」
「お嬢様の好きな方で」
「分かったわ、じゃあダージリンにしましょう」
「はい、かしこまりました」
私とナイトはお茶の準備をすると、お菓子の準備もし始めた
何種類かのクッキーに
苺の乗ったケーキも用意していた
甘い香りがしてくる
「美味しそうね」
「そうですね」
これをお客様に出すのだ
喜んでくれると良いのだが
私とナイトは準備を終えると
いよいよお客様の来る時間だ
その時屋敷の中でチャイムが鳴った
つづく
- Re: お嬢様と執事の時間 ( No.10 )
- 日時: 2016/07/10 23:36
- 名前: 桜姫 (ID: SG7XrUxP)
お客様がいよいよ
お屋敷に来たのだ
扉を開けると
そこにはおじい様とその孫達が来ていた
「ようこそいらっしゃいませ」
「宜しくお願いします」
おじい様は私に頭を下げると
にこっと笑顔になった
こちらも笑顔でお客様を迎えていた
孫達ははしゃいでお屋敷の中を
歩き始める
おじい様をまず
居間へと案内すると
椅子に座らせて
先ほどナイトと一緒に用意した
お茶やケーキを
ナイトがテーブルの上に置いた
「どうもありがとう執事さん」
「いえ、どういたしまして」
私も、椅子に座ると
ナイトがお茶やケーキを
置いてくれた
「ありがとう、ナイト」
「いえどういたしましてお嬢様」
孫達も椅子に座ると
ナイトが
お茶やケーキを用意してくれた
「ありがとう!」
「いえ、どういたしまして」
とにかくこれでお客様とのお茶会が始まるわけだ
つづく
- Re: お嬢様と執事の時間 ( No.11 )
- 日時: 2016/07/10 23:42
- 名前: 桜姫 (ID: SG7XrUxP)
立山桜さん>どうもありがとうございます^^
更新これからも頑張るので宜しくお願いします。
- Re: お嬢様と執事の時間 ( No.12 )
- 日時: 2017/01/22 10:51
- 名前: 桜姫 (ID: S1x5FqeW)
紅茶やケーキ以外にも
テーブルの上には、華やかな薔薇が飾られており
いっそうお茶会を惹き立てていた
すると叔父様が話し出した
「お嬢様はバイオリンがお上手なようで私の妻も君のバイオリンを聴いて嬉しそうにしていたよ是非一曲孫達にも何か聴かせてやらないか?」
私とナイトは息があったように頷き
私は叔父様や孫達に一曲何か聴かせる事にした
それは静かでいて時には楽しくなるような音色が部屋中流れ出す
叔父様や孫達も楽しそうに
私の曲を聴いてくれた
暫くすると曲は終わり
私は、お辞儀をすると
叔父様から拍手が上がった
「いやぁ、とても素晴らしかったよ君の演奏」
「ありがとうございます、叔父様」
孫達も楽しそうにケーキを食べたり紅茶を飲んだりしていた
「お嬢様、お見事でした」
「ありがとう、ナイト」
とにもかくにも演奏は終わり
孫達とお茶会を楽しむ事にした
つづく
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