コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- とある双子の姉と弟は、異世界へ落ちてしまったようです。
- 日時: 2016/08/16 14:16
- 名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: 3Oig7PbJ)
こんにちは!ももたんです。
今回は、前作『雨のち晴れの恋愛模様。』で予告した、とある双子の『非日常コメディ』です!
では、よろしくお願いします。
*attention!!
・更新はたぶん亀です。
・作者の文才には期待しないでください。
・作者は荒らしを嫌います。やめてください。
☆キャラクター
>> 姉 カレン
>> 弟 レン
☆目次
>>3>>6>>13>>15 第1章 落ちた先は異世界でした。
>>16>>17 第2章 第1ミッションは大迷路。
>> 第3章 第2ミッションは謎解き。
>> 第4章 初めて見たのはウサギでした。
>> 第5章 第3ミッションはクイズ。
>> 第6章 正体は××。
>> 第7章 戻ってきました現実世界。
☆お客様
立山桜 様
夏目 織様
☆お知らせ
- とある双子の姉と弟は、異世界へ落ちてしまったようです。 ( No.15 )
- 日時: 2016/07/13 16:59
- 名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: YkDMB6yu)
「Mr.X?誰よそれ」
「僕に聞かないでよ…。とりあえず中を見てみるか」
特にのり付けなどがされていなかったため、開けるのにはてこずらなかった。
中には、1枚の紙。
「To.カレン レン…?なんで僕たちの名前を…」
—————
To.カレン レン
やあ、こんにちは。
君たちは、ついさっき「堺の穴」、つまり、突然現れた大きな穴に落ちて、今ここにいるんだね?
私はこの屋敷の主人だ。名前は明かさないでおこう。
3つのミッションを成功できた時のご褒美として教えるからね。
…さて、というわけで、君たちにはある「3つのミッション」を受けてもらう。
私はこういうことが大好きなんだ。少し付き合っておくれ。
ではまず、「第1ミッション 大迷路」だ。
屋敷のロビーに大迷路を用意した。階段を降りたら、すぐに迷路の始まりだ。
迷路の中で、君たちにはあるものをとってきてもらいたい。
それは、白く輝く、透明なダイヤだ。
それをもって屋敷から出られたら、ミッションは終了。
成功を祈っているよ。
Mr.X
—————
「…はあ。姉さん、どうやら僕たち、とても面倒なことに巻き込まれてしまったらしい」
「そうね。本当に迷惑。でもまあ、やらないとさらに厄介なことになりそう。しょうがないからやりましょ」
「そうだね。じゃあ、降りようか」
タタタタタンッと階段を駆け下りる。
いつの間にか、あの無駄に広いロビーには、一面に黒い幕が張られている。
きっとあの下に迷路があるんだろう。
「入口…ここかな」
「そうね。えっと…ダイヤを探すのよね?」
「そう。そのダイヤをもって外に出ればクリアだ」
「わかったわ。じゃ」
「うん、行こう」
- Re: とある双子の姉と弟は、異世界へ落ちてしまったようです。 ( No.16 )
- 日時: 2016/07/29 16:11
- 名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: EoZogUA7)
第2章 第1ミッションは大迷路。
「…ど」
「「どこここぉぉ!!」」
迷路に入って約5分、僕と姉さんは早速迷った。
だって、この迷路思っていたよりはるかに複雑!
「これって、出られなくなったらどうなるのかな…」
「や、やめてよ姉さん。そんなこと言わないで」
「で、でも、どうしても気になるわ」
「そうだけど…。あっ、そういえば、手紙に「堺の穴」とか書いてあったよね」
僕は、話を変えたくて、無理矢理別の話を始める。
「そういえば、確かあったわね。私たちが落ちてきた穴が堺の穴だっけ」
「うん、そう。堺、ってことは、ここは僕たちがいた現実世界ではないのかも」
「つまり、ここは非現実世界…ってこと?」
「うーん…まあそういうこと。もっと簡単に言うと、『異世界』」
そんな話をしていると、僕のつま先に何か硬いものが当たった。
「なんだこれ…」
それを拾い上げる。
「あっ!」
先に声をあげたのは、姉さんだった。
「これ、手紙に書かれていたダイヤじゃない?白く輝いてるわ。それに透明」
「本当だ。にしても、小さいなぁ…」
「そうね。これ、運がなかったら見つからなかったわよ。1問目から意地悪ね」
姉さんの言うことはもっともだ。こんな小さいの、運がなければ見つからないはずだ。
「まあ、見つかったから良しとしようよ。とりあえず、次は出口に向かわないと」
「そうね。見つかったから許しましょ。出口…。来たのは…えっと」
「向こう。北だったから」
「なんでそんなの分かるのよ」
姉さんが、むっとした口調で言う。
「コンパスを持ってきてたんだ。たまたまね。で、迷路に入る前見たってわけ」
「そう。じゃ、入り口が北ってことは、出口は南ね。迷路に入る前、階段から見た位置だと、入り口と出口は正反対の位置にあったわ」
「そうだね。じゃあ、南はこっちだ。行こう」
コンパスだけを頼りに迷路を進む。
すると、段々派手な門らしきものが見えてきた。
きっと、あれが出口だ。
- Re: とある双子の姉と弟は、異世界へ落ちてしまったようです。 ( No.17 )
- 日時: 2016/08/16 14:15
- 名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: 3Oig7PbJ)
ピカッ…——!!
「うわ」
「きゃっ!」
僕と姉さんは、思わず手で顔を覆った。
何だこの光。まぶしい…っ。
そういえば、さっきも似たようなことが…。
…と、光が消えた。
「…何だったんだ?」
「あら?ダイヤが消えて、封筒!?」
「えっ」
「み、見て!迷路が…ない!」
「ええええっ!」
姉さんが持っていたはずのダイヤは封筒になり、あの大迷路は消え、無駄に広いロビーに戻っていた。
「あ…。この封筒、さっきのと同じ…」
僕は、手に持っていた封筒と、姉さんが持っている封筒を見比べた。
「本当だわ。つまり、これもMr.なんとかからなのかしら」
「たぶんね。…あ、裏に名前がある。やっぱりそうだ。中を見てみてよ」
「ええ」
—————
to.カレン レン
第一ミッションクリアおめでとう!
あんな小さなダイヤを見つけられるなんて、大したものだ。
それに、あの大迷路を出てきたこともね。
さあ、次は第2ミッションだ。
第2ミッションは、「謎解き」
これから君たちには、3つの謎を解いて犯人探しをしてもらう。
まず、右の階段を上がって、103号室へ入ってくれ。
きっと白い2つ折りの紙が机の上に置いてあるはずだ。
謎が解けたら、ミッションは終了だ。
健闘を祈っているよ。
Mr.x
—————
「次は…謎解きですって」
「謎解き?」
「ええ。3つの謎を解いて、犯人を探すの。とりあえず、右の階段を上って103号室に行けって」
「わかった。じゃあ、さっさと終わらせよう」
「ええ。もちろんよ」
- Re: とある双子の姉と弟は、異世界へ落ちてしまったようです。 ( No.18 )
- 日時: 2016/08/17 23:21
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
- 参照: http://From iPad@
小説来てくれてありがとう♪
題名からして面白そうだなぁって思って来たら、内容もやっぱり面白くて凄い文章可愛くて夜なのに「キャー」とか言いそうになるのを必死に堪えてますw
双子いいなぁ…w
私の友達にも双子(女子同士)が居るんだけど、顔がホントにソックリで性格はまぁまぁ違う……みたいな感じの子達が居るんだけど、2人並んだ時の迫力というかが凄くて……。
日々、双子や兄弟姉妹なんかに憧れてる1人っ子です( *´艸`)
それと、なんかキャラクターの個性出てて凄く良いと思いました!
これからの続き楽しみ♪
更新頑張ってねー!
byてるてる522
- Re: とある双子の姉と弟は、異世界へ落ちてしまったようです。 ( No.19 )
- 日時: 2016/08/27 16:42
- 名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: Q.3BB6GW)
てるてる
コメ返遅れてゴメン!コメント有難う!
題名も内容も面白い、ですと!?
ヤーダー!もー、お姉さんお世辞が上手ー!((
すみません。
私にはもったいない言葉ありがとう!すごく嬉しい。
双子の迫力すごいよね。見てビックリするよ。
ももたんの友達(といっても3つ年上)も双子なんだ。
てるてる一人っ子!?お、同じだ!私も一人っ子だよ!
キャラの個性が出てるだなんて、続きが楽しみなんて、更新頑張ってなんて!
そんなこと言われたら頑張るしかないよ!っていうか言われなくても頑張らないとなんだけど!
頑張ります!
…と言ってからの残念なお知らせ。すみませんほんと。
お知らせというのはですね、更新が9月になってしまうかもということです。
なぜかというと、普段更新に使っているパソコンが壊れてしまって。
申し訳ありませんが、もう少しお待ちください!
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