コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 溺死桜*『緒』開始*毎週金曜更新
- 日時: 2016/09/16 21:29
- 名前: 織原(元紗悠) (ID: t5agwx1g)
***
『だって俺たちは”たった二人の双子”なんだから』
***
苦しいよ……
寂しいよ……
考えたくなんかないんだよ……
***
初めましてさんは初めまして
織原ひな(おりはら−)ってひとです。
(作者名が違うのはお気になさらずに)
ちなみに姫奈と書いて「ひな」です、きっと。
これはある双子の姉弟の近くて遠い
そんな曖昧で複雑な関係を描いた作品です
ダーク板とか複雑板にいくほど、暗くはならないはずです
《毎週金曜更新予定、前後する可能性あり》
参照3000突破した模様、頑張ります。
目次 ~contents~
第壱章
『双』【花桜】
>>3 >>8 >>10-11 >>14 >>17 >>19 >>24
『緒』【花桜】
>>36 次回更新予定9/23予定
*2016 8/7 連載開始
*2016 8/9 参照500突破
*2016 8/13 参照1000突破
*2016 8/16 参照1500突破
*2016 9/6 復帰&大事な知らせ >>31
*2016 9/6 参照3000突破 >>32
- Re: 溺死桜 ( No.7 )
- 日時: 2016/08/08 08:24
- 名前: 織原ひな (ID: Qz56zXDk)
>>6
てるてるコメントありがと!
そんな復帰くらいで泣いちゃわないで!
恋愛物好きって言ってくれて嬉しいな
これからも更新がんばるよ!
てるてるも頑張れ!
さて、更新していきますよ!
- Re: 溺死桜 ( No.8 )
- 日時: 2016/08/08 09:26
- 名前: 織原ひな (ID: Qz56zXDk)
「ん〜、お母さんに花桜ちゃん起こしてって言われたから」
「い、いや普通優花が来るでしょ」
体を抜かそうと頑張っても抜けない。
「え、優花昨日から合宿に行ってるじゃん、家いないよ」
「あ……そっか」
目の前で蒼空がニコニコ笑っている。
くったくのない、それはそれは無邪気な笑顔で。
「ん?俺の顔何かついてる?」
首を少し傾げて顔を少しこちらに近付けてきた。
私と蒼空との距離、わずか30cm。
自分の顔が思わず火照っていくのが手に取るように分かった。
気持ち少し後ずさりしてしまう。
このままだと私の頭がパンクしてしまいそうだ。
「や、や、や……」
唇が震える。
するとまた一歩、蒼空が近づいてきた。
もう、私の頭の中はパンクしてしまっている。
「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!!!!!」
私の全力の叫びは家中に響きわたった。
- Re: 溺死桜 ( No.9 )
- 日時: 2016/08/08 11:36
- 名前: 織原ひな (ID: Qz56zXDk)
祝参照300('ω')
はやくないですか
驚きです、ありがとうございます
ここで余談
結構カキコのみなさん登場人物紹介とかしてますが僕はしないのです
なぜかっていうと、まず設定がない
名前と話のだいたいの筋決めたら書いてしまうのです
話が進んだらいつかまとめるかもです
ではでは、改めてこれから進んでいく溺死桜、よろしくです
織原ひな
- Re: [*_溺死桜_*] ( No.10 )
- 日時: 2016/08/08 23:09
- 名前: 織原ひな (ID: Qz56zXDk)
(投稿が短くて中途半端なのはPSPのせいです気にしないでください)
***
「ねぇお母さん」
私は勿論不機嫌だった。
「なんで蒼空に起こさせるの!?驚いちゃったじゃん!!」
「え〜、別に優花と一緒で姉妹兄弟だからいいじゃないの、お母さん朝ご飯作ってたし」
「そうだけどさ……私のことも考えてよ……」
こっそり横目をやるとそこにはいつものように何の変わりもなく朝ご飯を食べる蒼空の姿が。
朝のことはまるで気にしてない様子。
もう……私だけ気にしてるみたいじゃん。
双子の弟にドキドキさせられてどうするの……
***
夏目 蒼空(なつめ そら)、私の双子の弟。
ちなみに私は夏目 花桜(なつめ かお)、蒼空の双子の姉。
双子だけど一応姉弟の区別はある。
双子といってもあまり似てはない。
若干垂れ目で甘いルックスの蒼空。
つり目で蒼空の茶色っぽい髪とは違うしっかりとした黒髪の私。
似てるところがほんとにないから二人並んでも双子って言われたことはない。
***
- Re: 溺死桜 ( No.11 )
- 日時: 2016/08/11 08:16
- 名前: 織原ひな (ID: Qz56zXDk)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
例えば小学生の頃からのこと。
私は勉強が得意だったし今でも運動より遙かに勉強の方が得意。
それに対して蒼空。
幼い頃から運動が得意で中学生の頃からサッカー部で才能を輝かせてきた。
そして今私達は17歳で高校二年生。
蒼空は今もサッカー部でエースを1年生の頃から保っている。
そして私は……マネージャー。
中学校の時までは部に属さないで勉強ばかりしてた。
けれど、蒼空と同じ高校に進学した時蒼空からマネージャーを頼まれて……
断る理由もなく、というか断らせないような重圧で……
そんな流れで今はサッカー部のマネージャーを勤めている。
ずっと屋外での活動をしてなかった私が突然屋外で働きだしたから肌が焼けて大変だったり……する。
***
「ごちそうさま」
蒼空の隣にいると朝のことばかり思い出してしまいそうになるから、そそくさと朝食を済ませ自室に帰った。
後は制服に着替えて下に降りてしまえば……
夜から着てたパジャマを脱いで壁に掛けてある制服を手に取る。
まずは白いカッターシャツを羽織って下から順にボタンを留めていく。
次にスカートを穿いて腰できゅっと締める。
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