コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 夏
- 日時: 2016/08/08 09:50
- 名前: 侑加 (ID: nZxsmZ3d)
中学生最後の夏
今年こそは彼氏と花火大会……
なんて夢のまた夢。
友達は好きな人誘って?
遊園地?テーマパーク?とやらに行くんだってさ。
周りのリア充は、ツイッターで毎日のようにデート報告+プリとか載せてさ
いーなーあ……
まず。彼氏もいませんよ
私なんか。
今年の夏こそ、楽しめると思ったのに
- Re: 夏 ( No.1 )
- 日時: 2016/08/08 10:11
- 名前: 侑加 (ID: nZxsmZ3d)
ブブブ…ブブブ……
『うへぇ?』
なに、いま、なんじ
けーたいマナーモードになってるし。
っていうか誰だよ姫の眠り妨害するやつ……
『もしもしい~伊沢ですが』
「お、もしもし…千尋?さきだよ」
「ごめん寝てた?」
『うん。』
「ごめんなさい」
許す。
『許してしんぜよう』
「かたじけない」
『うん、で、ご用件は?』
「あ、そうそう、」
「私さー。はむたろをユーラシアに誘ったって言ったじゃん」
説明しよう!
ユーラシアとは、私達の住んでいるhere!ここから電車で30分の所にあるテーマパークなのである!
そして、はむたろとは、このさーちゃん(沙希)の、想い人なのである。。
『あ、言ってたねえ。』
「うん!!」
くそか。
くそなのかこいつは。
部活2年間一緒でずーーーーっと喋ってきたけどこいつもリア充になるのか。
「でさー、千尋様に折り入って頼みがあるんだけど」
『断る』
- Re: 夏 ( No.2 )
- 日時: 2016/08/08 10:18
- 名前: 侑加 (ID: nZxsmZ3d)
「まだ何も言ってねえよ」
『リア充め』
「いやおま」
『りあじゅー』
「私はまだりあじゅーではない」
くっそ
くっそ
『はい、で、頼みってなに??』
「うん、あのさー、」
「誘ったのはいいんだけど、ちょー嬉しいんだけど、」
「やっぱり二人だとさ、話せる自信もないわけよ。」
『そんなんさーちゃんのその意味不明なコミュ力があれば』
「いや好きな人だとコミュ力とか論外だし」
そーいうものなのねー
へー
はい。
「で、ね?」
『あ"?』
「ヒエッ」
「い。イッショニキテクレナイカナーなんて…………テヘ」
『誰に?』
「千尋に」
『どこに?』
「ユーラシアに」
『誰が?』
「いや千尋が」
『千尋ってだあれ?』
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