コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 恋のかくれんぼ。
- 日時： 2016/08/10 13:50
- 名前： ノエル （ID: yU8XJsFi）
初投稿です・・・
文才ないですがよろしくです！
プロローグ
「向き合ってみなよ、一度だけ。」
「無理だよ、これは・・・
「かくれんぼ」なんだから。」
隠れているのは私だけ。
鬼は、全く探しにこないんだ。
というより、これないんだ。
「ねぇ、もういい？」
「まだだよ」
これで、３２１８４回目。
ずっと、抜け出せないんだ。
私は、君から逃げているばっかりなんだ。
嫌われたくなくて。怖くて。
今日も私は、言い訳をする。
登場人物
立花 由実（ゆみ）
立花 由梨（ゆり）
園川 奈雄（なお）
長谷川 春喜（はるき）
楯川 自由（みゆ）
楯川 優奈（ゆうな）
Page:1
- Re: 恋のかくれんぼ。 ( No.1 )
- 日時： 2016/08/10 21:31
- 名前： ノエル （ID: yU8XJsFi）
「ねーねー！かくれんぼしよ！」
休み時間、女子が誘いにくる。
なんで、そんなこと平然と言えるのだ。
なぜ、私はかくれんぼを拒むんだ。
わからない、なにもかも。
この、「かくれんぼしよ！」という言葉。
私に言っても無意味だ。
なぜなら私は、永久に終わらない、「かくれんぼ」をしているから。
「・・・こら・・・」
「ぬん？」
「くぉらぁあああ！！！起きろぉ！！！！由実！」
「ぬあああああっ！？」
ドスン
ベッドから落下した。
目の前には鬼のような顔の、姉、由梨。
「もう１１時だよ！？
一体何時まで寝てるつもりなのよ・・・」
「休みの日じゃん・・・いいでしょそれぐらい・・・」
「優奈ちゃんと奈雄くんと春喜くん、そろそろくるよ！？わかってるの！？
あーもう・・・なんでこんな妹なのさぁ！まともに恋もしないで！」
「それとこれとは話別じゃない！？
あ、そうか皆くるのか・・・用意用意。」
優奈、奈雄、春喜は幼なじみ。
ずっと一緒にいて、ちまたじゃ有名だ。
ちなみに、優奈は春喜が好きなんだと。
皆するよねー恋なんか。
・・・まあ、私が言えないんだけどさ・・・。
ピンポーン
「ぎゃぁあああああきたぁああああ！！！！！
嘘でしょぉおおお！！！！！」
「ほら言わんこっちゃない！
さっさと着替えなさい！」
「はぃいいいいいい！！！！」
黒いＴシャツに、ズボンを高速で履いた。
着替えが終わると玄関にダッシュ！
全員が揃っていた。
「おっせーぞ由実！」
「わーるかったな春喜！
ん？優奈、髪きった？」
「きったんじゃないよ、くぐってるの！」
「ああ、そっか。」
はっはっは、と笑い声がきこえた。
声の主は・・・
「由実、ほんとバカだなー。」
「う、っさい！」
奈雄。
私が永久に、「かくれんぼ」をしている相手だ。
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。