コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 陸上部青春記録【コメ募集中】完結
- 日時： 2016/12/31 13:49
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
- 参照： http:
初めましての方は初めまして
今年中1生の心里と申します
書き換え作品の方はロックさせていただきました。
こちらで書かせていただきます。
駄作覚悟の優しい方は読んでみてください<(_ _)>
↓キャラ、服装紹介↓
＿千咲市夏芽ヶ丘中学校＿(ちさきしなつめがおか)
*服装*
夏：紺の◇型襟、青色リボン、膝上紺スカート
冬：夏服の長袖に青色リボン、ベストorカーディガン、膝下紺スカート
無地または少々の柄のリュック
佐波 椎菜(さなみ しいな)♀
年齢：中3
性格：言葉遣いは荒いけど結構優しい
身長：164cm
容姿：眼帯着用、紺色髪のサイドテール、目は青
部活：陸上部(タイム12秒09)
坂折 詩恩(さかおり しおん)♂
年齢：中2
性格：おとなしめ
身長：167cm
容姿：眼鏡着用、茶髪のストレート、目は赤
部活：陸上部(タイム10秒98)
水咲 雪帆(みずさき ゆきほ)♀
年齢：中3
性格：友達想い
身長：156cm
容姿：青髪のセミロング、目は黄
部活：陸上部(タイム13秒29)
朝波 知夜(あさなみ ちよ)♀
年齢：中2
性格：決めたことには一直線、元中二病
身長：154cm
容姿：灰色髪のポニーテール、目は桃
部活：陸上部(タイム13秒48)
天宮 雫(あまみや しずく)♂
年齢：中3
性格：子供っぽい
身長：160cm
容姿：オレンジ髪のくせっ毛、目は緑
部活：陸上部(タイム11秒06)
海原 美冬(うみはら みふゆ)♀
年齢：中3
性格：ポジティブ
身長：157cm
容姿：水色髪のボブ、目は黄
部活：テニス部
＿双葉市星丘学園中学校＿(ふたばしほしおか)
*服装*
夏：白いブラウスに赤チェックのネクタイ、黒の膝上スカート
冬：夏服の長袖に赤チェックのネクタイ、灰色白ラインブレザー、黒の膝上スカート
リュック、ボストンバッグ自由
涼川 志春(すずかわ しはる)♀
年齢：中3
性格：元気
身長：151cm
容姿：桃色髪のツインテール、目は赤
部活：陸上部(タイム12秒05)
蓮井 凛(はすい りん)
年齢：中2
性格：意地っ張り
身長：155cm
容姿：茶髪ショート、目は青
部活：陸上部(タイム13秒11)
＿千咲市桜ヶ丘小学校＿(ちさきしさくらがおか)
*服装*
夏：丸襟ブラウスに紐状赤リボン、紺の膝上スカート
冬：夏服の長袖に紐状赤リボン、紺のジャケット、紺の膝上スカート
佐波 深菜(さなみ みいな)
年齢：小3
性格：明るい
身長：122cm
容姿：紺色髪前下がりショート、目は青
涼川 千夏(すずかわ ちなつ)
年齢：小3
性格：おとなしい
身長：135cm
容姿：桃色髪サイド三つ編み、目は赤
*page*
【第1章】
1話：>>1
2話：>>4
3話：>>5
4話：>>6
5話：>>7
6話：>>8
7話：>>9
8話：>>10
9話：>>11
10話：>>12
11話：>>13
【特別編】
12話：>>16
13話：>>17
【第2章】
14話：>>19
15話：>>22
16話：>>24
17話：>>25
18話：>>26
19話：>>27
20話：>>28
21話：>>29
22話：>>30
23話：>>31
【第3章】
24話：>>32
25話：>>33
26話：>>34
27話：>>35
28話：>>36
29話：>>37
30話：>>38
31話：>>39
32話：>>40
33話：>>41
34話：>>42
35話：>>43
36話：>>45
*finalseason prologue*
私の考え、そして人生を変えたのは、
＿＿＿坂折からの一言だった＿＿＿
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- Re: 陸上部青春記録【コメ募集中】 ( No.34 )
- 日時： 2016/08/31 14:41
- 名前： 心里 ◆JXBVAkdZuI （ID: Ex8RKlaC）
- 参照： 外出先から、トリップ違います
第26話
「・・・今日は足痛いな・・・」
でももう大会も迫ってるしな・・・部活を容易に休むことはできない。
「・・・行ってきます」
「行ってらっしゃい」
ドアを開ける。
「う・・・やばい超足痛い」
足が痛いのはいつものことだけど、今日はいつもより痛かった。
「まあ私キャプテンだしな・・・休むなんてとんでもないか」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
学校に着く。
昇降口には、靴を履き替えている美冬の姿が。
「美冬？おはよ」
「あ、椎菜ちゃん！おはよう」
「そういえば美冬、部活どう？」
「あ、美冬ね！地方大会行けることになったんだよ！」
「お、すごいじゃん」
「椎菜ちゃん、美冬ちゃん、おはよ」
「あ、雪帆おはよー」
「おはよ〜」
いつも通り3人で。
「ねえ・・・今日なんか椎菜ちゃん、足引きずってない？」
「あ、ちょっと痛くて・・・でも大丈夫だよ？」
「それならいいけど・・・」
- Re: 陸上部青春記録【コメ募集中】 ( No.35 )
- 日時： 2016/09/03 13:21
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
第27話
「うーん‥やっぱ足痛いな」
「大丈夫？」
「大丈夫だよ」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「んじゃ、今日はちょっと2kmは省略して・・・200mダッシュ行くよー」
天宮と坂折が走る。
坂折速い。天宮より速い。
「んじゃ、朝波さん・・・雪帆、走ろ」
「うん」
「はい！」
「それじゃ2周目・・・」
やばい足が・・・更に痛い。
「3周目‥」
引きずり気味に走る。
残り100m・・。
＿＿＿グキッ・・・＿＿＿
「うっ」
「・・・？佐波先輩？どうしました・・・って、大丈夫ですか！？」
坂折の大きな声で皆が集まってくる。
「ちょ、椎菜ちゃん？」
「おい佐波、それまさか・・・」
＿＿骨折・・・？
- Re: 陸上部青春記録【コメ募集中】 ( No.36 )
- 日時： 2016/09/03 14:43
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
第28話
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ぁ・・・」
目が覚める。ここは・・・？
「・・・目、覚めた？」
「あ、はい・・・あれ、雪帆・・・？」
「うん・・・」
足が痛いの、雪帆には勘付かれていた。
やっぱり部活・・・休むべきだった。
「あれから救急車呼んで・・・さっき手術終わったとこ・・・」
「・・・そっか」
＿＿タッタッ＿＿＿
「すみません！目、覚めたんですか？」
「・・・はい・・・ご迷惑おかけします」
「いえいえ・・・」
「あの、何か月で治るんですか‥？」
「‥っ・・・」
言いにくそうだった。
この人は多分大会のことを知っているはず。
「・・・全治・・・約2か月です・・・」
「「そんな！」」
雪帆と声が重なったように叫んだ。
「・・・大会・・・出られないんだ・・・」
「でも！椎菜ちゃんなら・・・出られるよ！」
「・・・いいよ、私・・・出ても涼川さんに勝てる気がしない」
「え・・・？」
そうだ、去年も負けたんだ。
「・・・出ても意味ないよ・・・もう・・・」
「そんなことないよ！いっぱい練習したじゃん！」
「私だって出たいよ大会・・・こうなったら・・・仕方ないじゃん・・・」
「う・・・」
全治2か月だったら、出られないじゃん。
私だって出たいのに・・・涼川さんに勝ちたいのに。
去年は負けたけど、今年も挑戦してみたいのに。
どうして、こんな時期に＿＿＿＿＿＿＿。
- Re: 陸上部青春記録【コメ募集中】 ( No.37 )
- 日時： 2016/09/03 14:51
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
第29話
「ごめん、雪帆・・・1人にさせて」
「・・・ぅ、ん」
涙目の雪帆は病室を出た。
「(私だって出たい・・・どうして今・・・何で部活・・・無理してやったんだろう・・・)」
足が痛いってこと、自分でもわかってたのに。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「(どうしてあたし・・・椎菜ちゃんを休ませなかったんだろ・・・足引きずってたのに・・・！)」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「時間・・・巻き戻したい・・・どうして私・・・こんな・・・」
時間が巻き戻せるなら＿＿＿
この事故と・・・お姉ちゃんの事故・・・巻き戻したい。
「うぅ・・・お姉ちゃん・・・陸上部で優勝するからって・・・約束したのに・・・」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『お姉ちゃん、惜しかったね・・・でも2位じゃん！』
『もうちょっとだったね・・・去年も2位だったんだよなぁ』
『引退試合なのに、優勝できなかったね・・・でも、気に病むことなんてないよ』
『私・・・成長できなかった・・・』
『・・・お姉ちゃんの代わりに、私が陸上部に入って、優勝してあげるよ！』
『椎菜・・・ありがと』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「椎菜ちゃん」
「・・・」
「きっと・・・椎菜ちゃんなら出られるよ！」
「・・・何で」
「え？」
「お姉ちゃんも、同じだったんだよ！」
「・・・え？」
- Re: 陸上部青春記録【コメ募集中】 ( No.38 )
- 日時： 2016/09/03 14:58
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
第30話
「お姉ちゃんも、同じ・・・？」
「お姉ちゃんも！骨折してまだ足が痛いまま大会出て！それで負けたんだよ・・・！それで私がお姉ちゃんの屈辱を晴らそうと思って陸上部に入って猛特訓したのに‥顧問は無くなるわそれで練習緩くなるわ・・・お姉ちゃんの屈辱晴らせないじゃん！私・・・優勝してあげるって約束したのに・・・」
「・・・椎菜ちゃん・・・」
「もう雪帆、放っといてよ・・・私・・・お姉ちゃんと同じ結末になるのが嫌なんだ・・・どうせまた負けるんだったら出場しない方がマシだよ！」
「椎菜ちゃんは・・・大会出たくないの？」
「・・・え？」
一拍置いて、雪帆が話す。
「大会・・・出たいんじゃないの？」
「・・・」
「お姉ちゃんの屈辱を晴らす・・そんな目的だけで来たんじゃないでしょ？・・・自分が頑張りたいから、皆に見てほしいから・・・何より自分のコンプレックスをなくす為に入ったんでしょ？」
「・・・1年の時に言ってたことじゃん・・・まだ覚えてたんだ」
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