コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

この美少女、男なり
日時: 2016/10/15 12:22
名前: ねぎぽむ (ID: SR0aabee)

舞台は20××年の東京

今や芸能界のトップに君臨する少女「eto」
天使のような外見で人々を虜にした

「前振りとかだるいからとりあえず本編見てくんね?」

…この偉そうな態度で偉そうに喋るこいつがeto
実は女装男子である

そんな彼と上京してきた田舎娘による物語



※途中色々な歌を勝手にお借りして載せています。苦手な方はUターンおねがいします。
良ければ曲も聞いてみてください!


《登場人物》


・三ツ矢 絵斗(Mitsuya Eto)♂
身長163cm 17歳
「eto」と名乗り芸能界で活躍する女装男子
基本的にプライドが高く冷めている
男性時も女装時も顔だけはとにかくいい

・日向 凜音(Hinata Rinne)♀
身長154cm 17歳
歌や音楽が好きな少女
歌手になりたくて上京してきた
無邪気で明るい、美蘭が憧れ

・中野 美蘭(Nakano Miran)♀
身長165cm 21歳
その歌声で世界を魅了する歌手
美人で優しく大人っぽい
伝説を残しある日突然姿を消した

・貴澄 英玲奈(Kisumi Erena)♀
身長157cm 18歳
人気モデルだか性格の悪さが有名
芸能界の厄介者

・間宮 柚葉(Mamiya Yuzuha)♀
身長160cm 26歳
絵斗のマネージャー
通称「まみやん」

まだまだふえるよ!

Page:1 2



Re: この美少女、男なり ( No.3 )
日時: 2016/10/13 21:55
名前: 立山桜 (ID: ???)  

はじめから気にはなってたっ…けど。けど。うわわわぁ。(黙っ)こんにちは!立山桜です!神様かよっ!てぐらい凄いです!(謎)これからも頑張ってください!

Re: この美少女、男なり ( No.4 )
日時: 2016/10/15 12:36
名前: ねぎぽむ (ID: SR0aabee)



episode2「夢は追えば叶」


「おい、肉まんとコーラ買ってこい」

「はい!」

なんて、新人をパシる絵斗さん
ハードスケジュールにイライラ気味です


「etoさん!準備いいですか?」

レコーディング室で真剣になる絵斗

「♪のぼせてScreaming!もう止まれないのっ」

※マクロスデルタより恋!ハレイションTHEWAR

「…」

それを見つめるこの少女は
先日のオーディションで特別合格した
日向凜音17歳


「♪SOSアガるサイレン!恋ハレイションThewar」

「だめよ!そんなんじゃ!」

怒鳴り声が響き指導が入る
ムスッとする絵斗

「etoちゃん…不調なんやね」

「そうね、どうしたのかしら」

マネージャーと凜音が心配そうに見つめる
絵斗はやる気を喪失して話を全く聞いていない

「あの子、1回崩れると立て直すの時間かかるのよ…」

そしてしばらくして絵斗はレコーディング室を出てきた

「etoちゃん、次頑張ればいいけん」

微笑む凜音を睨みつける絵斗

「今のが頑張ってなかったって?」

「歌は気持ちやけんね!心が入らないと駄目なんね!」

「お前にそんなこと言われなくてもしぬほどわかってる」

そう言って絵斗は部屋を出ていった
追いかける凜音をマネージャーが止める

「凜音、放っときなさい」

「だめ!行かんとetoちゃんが!」

手を振り払い凜音は部屋を出た

「もう…あの子達ったら」


屋上で空を見上げる絵斗

「etoちゃん…屋上好きなんやねっ」

凜音が声をかけるが絵斗は無視する

「♪のぼせてScreaming!もう止まれないのー」

歌い出す凜音に驚いた絵斗は振り返る

「♪SOSアガるサイレン恋ハレイションThewar」

風で凜音の長い髪がなびく
楽しそうに歌い続ける凜音を見て
絵斗の顔に笑顔がもどった


「お前いい歌手になるよ」

「あったりまえやん!」

顔を見合わせ笑い合う

「おい、ちょっとついてこいよ」

絵斗はそう言って凜音の手を引いた

「どこ行くんね?レコーディングは?」

「サボるのも仕事のうち」

そう言って絵斗は凜音をラーメン屋に連れていった

「久しぶり!おっさん!」

中に入るなり絵斗は言う

「絵斗!どうしたんだお前ー」

そう言って大将は絵斗の髪をわしゃわしゃする

「お前彼女連れてきたんか!」

「え…?彼女?」

「ちげーよ後輩だよ」

そう言ってカウンターに座る絵斗

「ここ、芸能界入る前に働いてたんだよ」

ニコッと微笑みながら喋る絵斗
楽しそうな絵斗に凜音は見とれた

「etoちゃん、そんな顔するんやね!」

「絵斗、芸能界大変で笑顔なくしたのか?」

大将が笑いながら言う

「最近忙しくてさ、ちょっとね」

「いつでも戻ってこいよ絵斗」

「…いや、俺は芸能界で頑張るよ」


その後ラーメンを食べ終えて
2人は店を出た

「絵斗…あんたねぇ」

「ごめんってまみやん」

店の前に立つマネージャー

「上には叱られといたから、今日はもう返りましょう」

「さすが、まみやん!」

いつも通りの絵斗を見て
マネージャーも微笑んだ


事務所に帰りシャワーを浴びた絵斗は
ソファーで疲れ果て眠った

「etoちゃーん?」

凜音が部屋に入ってきた
…が、眠る金髪少年を見て焦った

「す、すいません部屋間違えました!」

そう言って部屋を出る
扉の前で動揺する凜音

「絵斗ー!明日のスケジュールなんだけど」

マネージャーがそう言って部屋に入っていく

「マネージャー!ここ、違う人の部屋!」

止める凜音にマネージャーは微笑む

「まだ気づいてなかったの?絵斗は男よ」


「え…?」

次回、ぎくしゃくな2人に凜音のデビューが近づく



※1話2話となんという駄作を、、
3話から本気だす…!!

嵐LOVE様
初めまして。コメントありがとうございます
人目線からの小説はあまり書いたことがなく
難しいでしかないですが…
嬉しいお言葉活力になります\(^o^)/
よろしければ今後ともよろしくお願い致します

立山桜様
初めまして。コメントありがとうございます
目にとめてもらいありがたいです
神ではないですが神に近づけるよう
頑張っていきます('v'
よろしければ今後ともよろしくお願い致します

Re: この美少女、男なり ( No.5 )
日時: 2016/10/15 13:35
名前: 立山桜 (ID: ???)  

コメント返していただきありがとうございます!やばい…続きが気になって眠れない…〔いや、寝ろよ。〕いやいやいやいや。神作品です(^-^)/ちなみに私はゴミ作品です(^^)(^^)続き楽しみにしてます!〔こんなやつが上から目線でごめんなさい(;^^)〕

Re: この美少女、男なり ( No.6 )
日時: 2016/10/19 21:24
名前: ねぎぽむ (ID: SR0aabee)




episode3「起」


「今月末のetoちゃんのライブにてオーディション合格者がデビューライブをします!」

番組で取り上げられる騒ぎになっている
今度の凜音デビューライブ


「こら!そこフリがおそい!」

ダンスレッスンで注意され
ハードなスケジュールにヘトヘトな凜音

「も…もう足が…立てんけん…」

「本番まで日にちがないのよ?」

「ひぇぇ……」

鬼コーチの指導のもと
ふらふらと踊る凜音


「やってるかー?」

部屋の扉が開き絵斗が入ってくる

「え…えと!」

「大丈夫かお前、ふらふらじゃん」

絵斗が凜音に言うと凜音は目をそらす

「だ…大丈夫やけん!」

そう言ってレッスンに戻る
あの日から絵斗を避ける凜音

(あれが男なんて信じられん!なんか意識してまう…だめだめ!今はレッスン)

「…あ」

考え事をしている凜音の足がもつれ倒れる

「追い詰めてもしょうがねぇよ、休ませろ」

そう言った絵斗は凜音を抱き抱え休憩室に連れていく

ソファに凜音を寝かせ冷蔵庫をあける絵斗

「…だめやねあたし」

「俺の初めの頃に比べたらマシだよ」

「なんで絵斗は女装なんかしとるん?」

そう言う凜音に水を差し出しながら
絵斗は微笑んだ

「知らない方がいい」

凜音は水を受け取りキャップを開けた

「俺が女装だったから最近俺のこと避けてたわけ?」

「ちがう!避けてたわけじゃない…でも、男の子なんやって意識してしまうんよ」

そう呟く凜音

「あぁ、そんなことか。ならよかった」

絵斗は笑った


「お前、なんで歌手になりてぇの?」

「小さい頃に美蘭さんの歌を聞いて胸が熱くなったんよ、それから歌の虜」

「そっか」

「あたしも美蘭さんみたいに歌で皆を笑顔にしたい!」


楽しそうに喋る凜音を見て優しく微笑む絵斗

「俺が最高のステージでお前をデビューさせてやる」


ニッと笑う絵斗は立ち上がった
絵斗の笑顔に見とれる凜音

「それまで下手くそダンスを完璧にしとけよ?」

「う、うるさい!負けんよ!」

そう言う2人は顔を見合わせて笑った
そして絵斗は仕事へと向かった


「がんばるけんねーーーー!!」

それから凜音はデビューライブに向けて
絵斗はハードな仕事を着々とこなし
なかなか顔を合わせないまま
デビューライブ当日


「パパ、ママ、あたし今日から歌手としてまた夢を追いかけるけんね…」

空を見て凜音は呟く

気合いを入れ、控え室に入る

「おはようございまーす!」


入った瞬間の空気に言葉を失う

「大丈夫か?!」

「etoちゃん…しっかりして」

ハァハァと息をあげる絵斗のまわりに
スタッフたちが集まっている

辛そうにしゃがみこむ絵斗

「できる…ッ問題ない…」


「どうしたん…?」


立ち尽くすだけの凜音が呟く

「持病が悪化してるの、熱もひどいわ」

マネージャーが凜音に言った


「救急車を呼んで、今日のライブは…残念ながら中止よ」


☆次回予告!☆
デビューライブを迎えるんやけど絵斗が倒れてライブは中止?!なんて絶対させん!絵斗のためにもあたしがライブ成功飾っちゃるけんね!次回「夢と現実」おたのしみに!


※はあ、不定期更新になってしもうた。バイトでいそがしく、、すいません。次回予告とか調子乗ってすいません。そして色々詰め込んだ短い3話に…最近はプリンにハマっていますがプリンは上に色々のってるのも美味しいけどシンプルな方がプリンの味で勝負してて美味しいですね


立山 桜様
コメントありがとうございます!
嬉しい言葉を毎度毎度…もったいないお言葉ですがとても力になります。
駄作ですがこれからもお付き合いしていただければ嬉しいです

Re: この美少女、男なり ( No.7 )
日時: 2016/10/22 08:58
名前: ねぎぽむ (ID: SR0aabee)




episode4「夢と現実」


ライブ中止
そう告げられこの場の皆は
何も言わずに賛成と顔を見合わせた

「あたしがやる!」

この少女を除いては


「あなた、自分のステージでもいっぱいいっぱいのくせして…」

マネージャーが呆れる

「やれるよ!やらなきゃ始まらない!」

「…よし!凜音ちゃんetoちゃんの分もやってみてくれ!」

事務所の社長が笑顔で言った

「君の実力を見てみたい!」


その言葉に笑顔になる凜音

「あたしの本気見せちゃるけんね!」

るんるんと着替えに向かう
関係者が社長に小声で言う

「大丈夫なんですか?」

「あの子には何かを感じるんだよ」

「はい…」



(キラキラのステージ、大好きな歌、溢れる歓声。あぁ、あたし歌手になるんやなあ)

本番を間近に凜音は胸を抑える
かなり緊張している様子だ


「まもなく本番始まります!」

関係者の声と共に足を進める


「♪のぼせてScreaming!もう止まれないの」

音楽と共に歓声が起るが
その歓声はすぐにざわつきに変わった

「etoちゃんは…?」「誰…」
「etoちゃんじゃねぇのかよ」

「♪SOSアガるサイレン!恋ハレイションthewar」

(…歌ってて楽しくない、喉の奥に何かが詰まって胸が締め付けられて…これが現実)


凜音の歌声に元気がなくなってくる

「♪目覚めれば動き出す物語ー…いつもと何かちがう朝 まぶたこすった」

「おい!!etoちゃん出せよ!!」

その声が会場に響くと
周りも一斉に怒鳴りだした

「え…あ…」

音楽だけが流れ
戸惑う凜音


「♪カンジてDiving!もう戻れないの」

会場に声が響く

「この声…」

驚く凜音にざわつく会場


「SOS!燃えるシグナル恋changing The world」

「み…美蘭さん…」

立ち尽くす凜音の前に現れる美蘭

「美蘭?!」「なんで美蘭が…」

会場のざわつきが変わる


「…引き受けたならちゃんとやりなさいな」

そう呟いてまた歌いだす美蘭


その後のステージは見事に美蘭のステージとなり
ライブは大成功と幕を閉じた


「み…美蘭さん!あたし…」

控え室に戻るなり美蘭に声をかける凜音

「これが現実、あなたがここからどうするかは自分次第」

「あたしは…あたしは負けん!いつか皆がキラキラするステージで歌う!」

その言葉にふっと笑う美蘭


「美蘭さん…絵斗さんが…」

美蘭のマネージャーが駆け寄ってきた

「絵斗?絵斗がどうしたの?!」

「それが…」

声を荒らげる美蘭と真剣な表情のマネージャー
その2人を心配そうに見つめる凜音


「…メロンパン買ってこい、だそうです」


目が点になる美蘭と凜音


「あいつ本当に…」

呆れる美蘭の顔は安心したようだった


そして病院に向かう美蘭たち
凜音はマネージャーと遅れて向かった


「あたし…歌が楽しくなかったのは初めてや」

「皆最初はそんなものよ」

車でニコッと笑うマネージャーに
どこか悲しげな凜音


「304…304…あ!あった」

絵斗のいる病室を見つける

「絵斗!きた…よ…」

部屋に入ろうとしたが
凜音はすぐに部屋を出た


「絵斗…心配したの…」

泣く美蘭が絵斗に抱きつき
絵斗が美蘭の頭を撫でた


(ど、どういうことなん?!)

驚く凜音は部屋に入れずにいる


「お前らしくねぇな」

「こ、このあたしを惚れさせて…しぬなんてありえない…」

「死なねぇから」


笑い合う2人に胸を痛める凜音


-次回恋の歯車がまわりだす-


Page:1 2



この掲示板は過去ログ化されています。