コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- オヒサマは沈まない
- 日時: 2016/10/15 17:59
- 名前: 花野 千聖 (ID: 8PS445C3)
ども!まだ一作目が書き終わっていないのにべつの小説に手を伸ばした千聖です!
今回も恋愛系かきます!っていうか、それしか思いつきません………(将来作家志望の人がこれでいいのかよ)。。。
ちょっと私の中で変な空気になってきたので、早速書きますね。
- Re: オヒサマは沈まない ( No.7 )
- 日時: 2016/10/15 21:59
- 名前: 花野 千聖 (ID: 8PS445C3)
あー、どうしよう!
なんて一人で悩んでたら、ふと視線を感じて顔を上げた。
そしてそこには、綾瀬の目をらんらんと光らせた顔があった。
だからやめろって、その笑顔!
その度に穴にハマっていくから…………………!!
「ねえ、翔くんの好きな人って、誰!?」
え?え、いや、それはさすがに、ダメだろ。
「えーなんでなんで!!いーじゃん私、協力したい!!!」
そう思うならあの時にOKしろよ!
「だーめ。綾瀬に頼んだら、どうなるか予想がつくから」
「どうなるの?」
「その人に言っちゃう」
「な、なんで、それを………!」
図星なの!?ふざけて言ったんだけど!?
「あーあ、やっちゃった」
意地悪に笑ってみせると、綾瀬はぷくうっと頬を膨らませた。
か、かわいい。
「綾瀬は起こった顔も可愛いね」
でも綾瀬は顔を赤くすることを知らないらしい。
顔色一つ変えずに拗ねた。
「翔くんの好きな人、こうなったら見つけ出してやるー!!」
え、それはマズイ。マズイ、マズイぞ………!
少なくとも、俺の親友5、6人はこのことを知ってる。もしあいつらに聞いたら。
あいつらは、バラすに決まってる!!
「ちょ、ちょまっ!」
俺は慌てて綾瀬を追いかけた。
- Re: オヒサマは沈まない ( No.8 )
- 日時: 2016/10/15 22:05
- 名前: 立山桜 (ID: ???)
千聖先輩!神様ですか?!あなたは!!はぁ…。現実にこんなイケメン落ちてないかな…。〔(-_-)※間違っても落ちてません〕
- Re: オヒサマは沈まない ( No.9 )
- 日時: 2016/10/15 23:02
- 名前: 花野 千聖 (ID: 8PS445C3)
神様じゃないよ〜〜〜\(//∇//)\
ほんと、落ちてたらいいねーこんないい物件。
あ、私ハプニング考えるのすっごい苦手だから何か新キャラ案もらっていい?
そいつを存分に使ってハプニングおこしまくりたいと思う!
開覧してくださった方にもお願いします!
- Re: オヒサマは沈まない ( No.10 )
- 日時: 2016/10/15 23:14
- 名前: 立山桜 (ID: ???)
新キャラ?新ネタじゃなくてですか?
- Re: オヒサマは沈まない ( No.11 )
- 日時: 2016/10/15 23:25
- 名前: 花野 千聖 (ID: 8PS445C3)
私が初めて翔くんのことを知ったのは、今から約一年前。つまり、私が高校一年の時。
図書委員だった私は、貸し出し手続きと本の整理整頓(陳列?)をするために図書室に来ていた。
すると、後ろから「あのー、」と声をかけられた。
「はい?」
「今、良いですか?」
どうやら私が本を並べていたせいで声をかけづらくなっていたのだろう。彼は申し訳なさそうに言った。
「全然大丈夫ですよ!どうしましたか?」
「本を探していて。宮下奈都さんの《羊と鋼の森》なんですけど………」
「ああ。この間本屋大賞を受賞した本ですね。こちらです」
書棚に移動する間、気まずい沈黙が流れたので、何か話題を探した。
「図書室に来るの、初めてですよね?名前は、なんていうんですか?」
「えっ………なんで、初めてだって知ってるんですか」
「私、図書室に来た人の名前と顔は全部覚えてますよ。図書室は緊張するところじゃなく、楽しい場所だと思ってもらえたら、嬉しいじゃないですか。そのために、本を借りてくれた時に、《○○さん、いつもありがとうございます》って言ってるんです」
「す、すごい。努力してくれているんですね。俺は、翔です。嶺倉翔」
「うわあ、苗字も名前もかっこいいですね!私は、一年の綾瀬向日葵です」
「向日葵!?あなただって綺麗な名前じゃないです………って、一年?俺と一緒だ」
「ほんとですか?ずっと先輩だと思ってました。大人びた顔をしてるんですね」
「同じ一年なんだから、敬語やめましょう?翔って呼んでください」
「じゃあ、翔、くん?」
「よろしくね、綾瀬」
淡い、思い出だ。
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