コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 護り娘Life 〜神々の為に〜
- 日時: 2017/04/22 11:26
- 名前: レインレモン (ID: gdK5hR0W)
こんにちは!初めまして、レインレモンです!小説を書くのは初めてなので、暖かい目で見てくれると嬉しいです!あとアドバイスなどもお願いしますm(_ _)m
あらすじ
「護り娘」それは、神々の代わりにこの国を見守る役目を担った人の事を言う。護り娘はこの国に1人しかいない。そして代々受け継がれていく役目である。なろうとしてなれるものではない。神々に選ばれた娘がなるのだ。そんな護り娘に、チハラがなる事になり…
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- 護り娘Life 〜神々の為に〜 ( No.1 )
- 日時: 2017/04/22 20:49
- 名前: レインレモン (ID: gdK5hR0W)
エル国歴ダイアモンド月(4月)7日
金色の長いストレートの髪を束ねて護り娘の証である《護り娘の帽子》を付ける。護り娘の衣装を身に纏ったチハラは、友達のアカデとハナコがいる待ち合わせ場所《マリリアの噴水》に行く。一年前、病弱な母が亡くなってしまい、私は予定よりも早くに護り娘になった。当時ナミスクール(中学生)の3年生だった私は、デカスクール(高校)に行くための受験で忙しかったから、受験勉強と護り娘の仕事の両立でとても大変だった。だけど、なんとかアカデとハナコが行くストリートデカスクール(高校名)に合格した。そして今、アカデとハナコが待つマリリアの噴水に…着いた。
アカデ「遅いぞ!チハラ!」
チハラ「ごめんね、護り娘の仕事の朝の見回りしてたら遅くなっちゃった!」
ハナコ「国の様子を一目で見れる魔法使ったら?」
チハラ「あれは身体への負担が大きいから嫌だなぁ…」
護り娘は、護り娘になった時点で魔法を使えるようになる。たとえば、炎の魔法の「フレイム」や雪の魔法の「スノウ」など。ただし、魔法は悪者を倒す時や国民を救う時しか使えない。魔法といえば、さっきハナコが言ってた見回り魔法もある。
- 護り娘Life 〜神々の為に〜 ( No.2 )
- 日時: 2017/04/22 20:49
- 名前: レインレモン (ID: gdK5hR0W)
デカスクールに着くとそこには、なんとアーノルドがいた。まさかこの学校に来てただなんて。
チハラ「うそ…」
アーノルド「おはようチハラ!お前、この学校に来たのか!この学校でもよろしくな!」
チハラ「あ、よ、よろしく」
どうして…
アカデ「ち、チハラ!?」
チハラ「アカデ、ハナコ、遅刻しちゃったら大変だから、行こ!」
ハナコ「まだあと30分もあるじゃん」
私は、アカデとハナコを連れて新しい教室へと向かった。同じクラスだったから、とても嬉しかった。でもアーノルドとも同じクラスだ…
アカデ「どうしたのさチハラ。アーノルドになにかされたのか?」
チハラ「…もう一生恋なんてしないと、決めたのに」
ハナコ「え?別にしてもいいんじゃ」
アカデ「いやだめだよチハラには悲しい過去があるからさ」
アカデのおかげで私は助かった。すると、アーノルドが入ってきた。げ、隣の席かよ。
アーノルド「どうしたんだチハラ、今日様子がおかしいぞ?初日だからってそんなに緊張することはないぞ!」
そう言うことじゃねーよアホが。
しばらくすると、新たな担任の先生が入ってきた。
クリスチャン先生「こんにちは!今日からこのクラスの担任となったクリスチャン・バロンです!よろしくお願いします!」
男性のクリスチャン先生は深々とお辞儀をした。この先生、苗字があるってことは相当いいところの人なんだなと思った。護り娘の私にも苗字はある。エルバという苗字だ。本名はチハラ・エルバだ。
クリスチャン先生「えーと、僕はチェス部の顧問をやっています!担当教科は国語です!」
先生の自己紹介をテキトーに聞きながら、周りを少し見てみた。隣にはアーノルド。前にはアカデ、後ろにはハナコ。この3人は別に大丈夫だが、問題なのは他の学校から来た人たち。すごい私の事を見てる。王妃や王太子の事は知らなくても王様の事と護り娘の事は知ってて当然という暗黙のルールがある。さらに、護り娘は学校の制服ではなく正装を着るというルールがある。制服とは全然違う正装を。訳わからない。
この後に入学式やらなんやらがあったが、どんな時もみんな私ばっかり見てる。明日から学校に行けるか不安で仕方ない。
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