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- 夢幻泡影 第5話 とある学生による幸せな日常
- 日時: 2017/05/11 18:45
- 名前: 未月紅(みるく) (ID: oq0pGGOm)
〜夏祭りまであと10日〜
神希「夏祭りまであと10日か〜」
あの日の約束から今日で
ちょうど20日あの日よりは夜世伊君
と少し話せるようになった。
夜世伊「ところで今日数学の小テスト
だが…お前ちゃんとテスト勉強
してきたよな?…まさかしてないとか
いうんじゃないんだろうな」
神希「………」
夜世伊「その反応してきてないな…
まあわかってたけどなお前最近
『夏祭り〜』って浮かれてたしな」
神希「…夜世伊君教えてよ」
夜世伊「どこの問題だ?」
神希「…そうじゃない」夜世伊「?」
神希「なんで世の中には数学という物
があるの!?」
夜世伊「まさかの哲学的な問題か…
じゃあ教えてやるよなんで世の中に
数学があるのか」
神希「…知ってるの?」
夜世伊「もちろん知っている。
まあ一から説明すると長くなるから
一言でいうぞ」
神希「…う、うん。」
夜世伊「数学がなくなれば人類は
滅亡の危機に迫られるからだ。」
神希「ど、どういうこと?」
夜世伊「まず数学がなくなると
医学が無くなる。医学はいろいろ計算
されてようやく成り立っている。
例えば風邪薬作るのに○○が何g
□□が何gこれをためには
数学が必要だ。」
神希「…たしかにそうだね。」
夜世伊「次に数学が無くなれば家が
無くなる家が無くなれば学校も
無くなる。どの位の大きさにすれば
良いかわからないからだ。」
神希「うぅ…否定できない…」
夜世伊「これでわかったろ数学は
人々がいきるためにあるんだ。
それじゃテスト勉強始めるぞ。」
神希「…うんわかった!」
???【こんなちょっとした会話…これが出来るだけでも十分すぎるくらい
幸せなのに…なんで人はこの幸せ
を捨てるんだろう…】
ここから先の物語はとある小さな
言霊のお話… ー続くー
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