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花鳥風月 2
日時: 2017/06/14 20:58
名前: はくあ (ID: yL5wamFf)  

何分歩いてるんだろう。
自宅警備員の俺の足は限界に達している、俺の目の前を歩いてる「花園未来」と名乗る女は息切れどころが顔色1つ変えない。
「お前、それでも男か?」
「悪かったな、これでも男だ!」
こいつはさっきからずっと上から目線だ。
「見えたぞ」「ふぇっ?」
そこには千段はあるであろう階段がある。
「まさか、ここを登るとか言わないよな?」
「それ以外どこに道がある」顔色1つ変えずに奴は言った。
「可愛い名前して厳しい奴だな!」
そう言った瞬間、横から黒いオーラが出ていた。
「えっ・・これ、俺ヤバい?」
そう思った瞬間、天から声が聞こえた
「未来!やめなさい!」
その瞬間、横の黒いオーラが止まった
上を見ると階段の上にある城のような物から着物を着た、美しい女の姿が見えた。
「ようこそ、花咲城へ!私の名は花咲蘭!花咲姫と呼ばれているわ!」
小学生のような小さい体から出た声は案外大きい声だった。
「未来だっけ?あれが花咲軍ってやつのボスか?」
「ボス?まぁそんな感じだな、詳しい話は城で話す、とりあえず私の肩に掴まれ。」「ぇっ、何で?」
「瞬間移動するからに決まってるだろう。」
「はぁ?さっきはこの階段登れみたいな事言ってたじゃないか!」
「私は、それ以外、道はあるか?と言っただけだ登れとは言ってない。」
疑問がありながらも俺は黙って奴の肩に掴まった。
「私の事は未来と呼べ、いいな?」
「分かった」機嫌が悪い俺はムスッとしながらそう言った。

花鳥風月 2 完

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Re: 花鳥風月 2 ( No.1 )
日時: 2017/06/14 23:13
名前: はくあ (ID: yL5wamFf)  

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