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花鳥風月 4
日時: 2017/06/15 20:38
名前: はくあ (ID: yL5wamFf)  

「こっちだ、ついてこい」
そう言ったのは俺の対戦相手の未来だ。
「ここで戦うのか?」「あぁ」
「二人とも準備は良い?」可愛い姫が言った。
「ちょっ!俺、タロットの使い方わかんねぇよ!」
「大丈夫です。」
何が大丈夫だ、大丈夫じゃねぇよ!とツッコミをしたかったが可愛い姫だから許そう。
「位置に付け。」未来は戦闘モードになっている。
「それでは、花園未来VS霧宮蒼……」未来は構える、俺もつられて構えた。
「戦闘開始!!」目の前から未来が消えた。
後ろから殺気がした。
「くらえ!」「くっ!」その瞬間頭にまた文が浮かんだ、今はそれを言うしかないと思った俺はそれを言った!
「星よ我を守りたまえ!」
俺の目の前に星形の盾が出現した。
もうその後は頭に浮かんだ文を言っていった。
「速き星よ、我に力を!」
体が軽くなり、後ろを向き未来の攻撃を止め、俺は素早く未来の背後に回った。
「私の攻撃を止めた!?」
「くらえっ!煌めけ星よ!」
目の前にとんでもなく眩しい光が放たれた。
「くっ!?」未来は目をつぶった。
その隙を見て俺は最後に頭に浮かんだ文字を声に出した。
「星よ!我が腕に力を!光を越える力を我に!」俺の手からとんでもない威力の煌めく光線が放たれた。
「バカな!ここまでなんて・・・」
未来が悔しそうに剣を盾のように構える。
その時、俺は背後から殺気を感じた。
「受けてみろ、勇者よ、これが耐えられるかな?」
俺の背後に謎の男がたっている。
「零になれ」その瞬間、俺は腕に激痛を感じた、腕が青く染まっていく。
ズドーン!!!俺の打った砲撃が壁に当たり壁が砕けた。
「未来!?」
未来が消えた。その時声が聞こえた。
「くらえ!消えよ魔力、真月斬り!」
未来は上に居た。
「くっ!?星よ我を守りた・・・」
「放て、風よ。」謎の男が早口で言った。
俺は風の勢いで抵抗できなかった。
力を振り絞り、上を見ると未来の剣が目の前にあった。
「くっ、やられる!!」
「花よ 力を無効に 加護をせよ」
姫が早口で言っていた。
俺は驚いた、風が止まり、未来が床に倒れている。
「やりすぎですよ?未来、ゼロ。」
謎の男はゼロと言うらしい。
「悪かったな霧宮蒼、大丈夫か?」
未来が傷だらけで俺に手を伸ばし言った。
「お前こそ大丈夫か?」未来の手を取り、立ち上がって俺は言った。
「勇者よ、やるじゃないか。」
ゼロと呼ばれている奴が俺に言った。俺は青くなりとんでもない痛みを感じる自分の腕を指差してこう言った。
「お前!この腕どうしてくれんだよ!」
「そんな腕必要ないだろう?NO.2と俺のコンビに勝てないんじゃこの戦いを終わらせられる訳がない。」
「てめぇ!歯食いしばれ!」
「駄目です!彼に殴りかかったら!」
姫は言った、俺にはその意味が分からなかった。
「風よ守れ。」俺のパンチが防がれる「零になれ」俺はまた体に激痛を感じた。
「武力を使うのは好きじゃない、同じタロット使いなんだ魔力を使って戦おう。」と言ったゼロは手にタロットを持っていた。
「受けてやる!かかってこい!」
「姫、勇者と戦ってもいいだろう?」
「構いません、でも今度容赦しなかったら・・・」
フッ・・とゼロが笑いながら言った。
「神風の鎧よ、我に力を」
ゼロは風でできた鎧をまとった
「おい、なんだそれ?」
「勇者よここでお前は終わりだ、どうせ聞いてもムダだ」
俺の怒りは頂点に達した。
「やってやる!」

花鳥風月 4 完

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Re: 花鳥風月 4 ( No.1 )
日時: 2017/06/15 21:12
名前: はくあ (ID: yL5wamFf)  

5話投稿しました。


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