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夢幻泡影〜第最終話 後編〜
日時: 2017/10/01 18:02
名前: 未月紅 (ID: Qvi/1zTB)

夜世伊『ごめんな神希』


………あの日から3年
私は今日花火大会
に来ていた。
ドーン 音と共に火花が舞って
消えていく
夢幻泡影…
人の命は夢、幻、泡、影、の
ように儚いもののたとえ…
夜世伊くんはそう言っていた
彼の人生は夢幻泡影という言葉
そのものだった。
彼はやっと知れたのに生きる意味を
知ったのにその直後死んでしまった
私と私の命を残して…
もう…疲れたよ…もう良いよね
夜世伊くんのところに行っても
良いよね逝っても…
夜世伊くんは『生きろ』
そういったけれどもう
限界なんだよ私の世界には
夜世伊くんがいないと駄目なんだよ
可笑しいよねたった1、2ヵ月一緒に
過ごしただけなのに。
「夜世伊くん私いくよ今すぐにでも
ごめんね…約束守れなかった…」
そして今日8月15日私は死んだ。

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