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- 古い記憶
- 日時: 2018/03/23 15:48
- 名前: 聖蘭 (ID: i3DscJW2)
初めまして!
聖蘭(せいら)です。
初投稿なので、間違いがあったらごめんなさい。
昔、個人的に書いていた小説をアレンジして作ってみました!
楽しんでもらえたら嬉しいです!
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- Re: 古い記憶 ( No.1 )
- 日時: 2018/03/23 15:55
- 名前: 聖蘭 (ID: i3DscJW2)
【登場人物紹介】
櫻野 心桜 (さくらの しお) 優しく、目のクリッとした女の子。
冬花 紅愛 (とうか くれあ)凛としていて、人を寄せ付けない容姿。
桜華 笑真 (おうか えま)不登校。人間不信。
栗花落 茜 (つゆり あかね)友達思い。誰にでも仲良くなれる。
全員中3
- Re: 古い記憶 ( No.2 )
- 日時: 2018/03/23 15:59
- 名前: 聖蘭 (ID: i3DscJW2)
【プロローグ】
「心桜!危ないっ!」
聞いたことのない、焦りの混じった声…。
「え?おかあ…!」
バン!
何かを地面に置いた…投げ捨てた音と、
誰かに抱き締められたような感覚は、ほぼ同時だった_
- Re: 古い記憶 ( No.3 )
- 日時: 2018/03/23 16:42
- 名前: 聖蘭 (ID: i3DscJW2)
【何があったかなんて】
ポタポタポタ…
水が落ちる音_少しボヤけているが、ベッドが向かい合わせになっている。
薬の…匂い。
病院_?
「よいしょ…」
私_桜野 心桜は、なぜか、ベッドの上にいた。
上半身を起こすと。
「あっ、起きたんですね。無理しなくて良いですよ。」
「え…?」
グキッ。
手の関節から痛みが伝わる。
「痛っ」
「ほら、ゆっくりお休みになってください」
さっきと同じ声__綺麗で、おっとりした声。
声の聞こえる方を向くと。
ニコッと笑顔で座っている…ナース。
看護師さんだ。
「初めまして。まだ状況を理解していないのね。」
え…理解?
ここは病院ですよね?
それ以外理解することってあるんですか?
「私は、これからあなたの担当をさせていただく…」
「えっ、担当?なんですか?なんの担当ですか?」
思わず声に出してしまった。
看護師さんは話を切り上げられたのに、
顔色1つ変えず、ずっとニコニコしている。
「ごめんなさい、私、なんにも説明していなかったわね。」
「え…と」
「あなたは…交通事故にあったの。昨日…昨日はずっと寝ていたのよ」
スッと看護師さんは立ち上がると、ニコッとしてから、
「私は、あなたの担当をさせていただく、石原 優良。よろしくね。」
「石原 優良さん…石原さんですね」
「あなた、入院は初めて?」
「え、はい」
「それなら、分からないことがあるわね。」
「ええ、まあ」
「朝ごはんは、午前9時に届く。昼ごはんは、午後1時に届くわ。夜ごはんは、午後8時。」
「ほう」
「シャワーは無理しなくて良いわよ。私が1日2回、お身体を拭きますからね」
「あ、はい」
「困ったこと、調子が悪くなったら、ここを押してね」
こうして、病院生活が始まったのだった。
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