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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- あの日、あの時、あの場所で
- 日時: 2018/12/27 16:01
- 名前: 水樹 (ID: KUb8h/jV)
あの日、あの時、あの場所で私たちが出会えたのは奇跡だと思うんだ
ねぇ...あなたはあの出会いをどう思ってる?
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- Re: あの日、あの時、あの場所で ( No.1 )
- 日時: 2018/12/27 21:06
- 名前: 水樹 (ID: KUb8h/jV)
「なぁ、日和。日和はさ、俺のどこを好きになったの?」
「...え?」
ここは街全体を見回せる小高い丘の上。
春になると綺麗な桜の木が咲くことで有名な場所だ。
そんな所で彼氏の中村 翔が突然聞いてきた。
「いやだから、日和は俺のどこを好きになったの!?」
今度は恥ずかしさを隠すように叫びながら聞かれた。
「...」
私はつい沈黙してしまった。
- Re: あの日、あの時、あの場所で ( No.2 )
- 日時: 2018/12/27 21:55
- 名前: 水樹 (ID: KUb8h/jV)
翔とは幼稚園からの付き合いだった。
家も隣同士でいわゆる幼馴染というやつだ。
けれど幼馴染といえど私達は正反対の性格をしていた。
翔は、スポーツ万能で性格も明るく皆から好かれる好青年。。
反対に私は、スポーツよりも読書や勉強をし地味だが穏やかな生活を送っていた。
そんな正反対な性格をしていても、翔と私は仲が良かった。
一緒に登下校をしたり、休みの日はお互いの家を行き来したりして平穏に過ごしていた。
そんな生活が変わったのも、中学生に上がってから...
翔は成長するにつれ格好良くなっていき異性からだんだんとモテ始めた。
翔はサッカー部に入部し、私は帰宅部でバイトをすることになり2人の接点は減っていった。
会話をする事もなくお互いすれ違い生活を送るようになってしまっていた。
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