コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- もしも魔法があったなら
- 日時: 2019/10/24 21:13
- 名前: normal man (ID: m3TMUfpp)
ある世界には「魔法」が使うことができる。
魔法は誰もが一度は「あったらいいな。」と思うほど偉大な存在である。
しかし、魔法は「科学の壁」によって実現しないので、架空の話の中の登場人物に魔法を使わせることしかできない。
ただ・・・・
あなたが
もしも魔法がを使えるとしたら・・・
あなたはどうしますか?
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- Re: もしも魔法があったなら ( No.1 )
- 日時: 2019/10/24 21:35
- 名前: normal man (ID: m3TMUfpp)
〈ある人にかなりの恨みを持っている人が魔法を使えたら〉
私は天戸 翔太。もう29歳だ。
私はある人をとても憎んでいる。私は大学の研究員だったときがあり、日々熱心に研究していた。大学の楽しい青春を捨てて頑張っていた。その成果に、とてもすごいことを発見してしまったのだ。
その発見はまだ誰も見つけたことのないとてもすごいものだ。
国内で表彰されるレベルの大発見だった。
私はレポートにして発表するつもりだった。とても推敲してなんども考えて、誰が聞いても理解できるレベルのすばらしいレポートを完成させた。
しかし。私には研究仲間がいた。その研究仲間にあろうことかレポートを勝手に取られて、アメリカのレポートを発表するような雑誌に送って、まるで自分のもののようにしたのだ。
私は当然抗議した。しかし、当時の研究室をまとめていた教授にも大発見をしたことを言っておらず、適当に理由をつけてその研究結果をパクろうとしているかのようで、だれも真面目に話を聞いてくれず、それどころか私の言うことはすべて嘘、というように思われて、何を言っても「どうせ、嘘なんだろ。」と言われてしまっていた。
今は大学准教授として大学生に講義をしている。
そういう風に大学生に教えるという充実した生活を送っていながらも、
やはり研究レポートを横取りされたことはいつまでたっても怒りは収まらなかった。准教授になってもだ。
仕返しがしたかった。こころの片隅にはいつもそう思っていた。
仕事を終えて家に帰宅している途中。
ふと、後ろから声がした。
「あなたは魔法を使えるようになった。」
低い、重い声で頭に直接語り掛けてくるような響きがあった。
「期限は今年の12月31日までだ。」
期限?魔法?どういうことだと思っているうちに声はしなくなっていた。
今日は12月1日。
魔法が使えるのなら、人も思い通りに動かせるということ。
そういうことなら、魔法を活用していこうかな。
そう思って私は携帯を取り出し、レポートを横取りした人物に電話をかけて食事に誘った。この人物にレポートを盗んだことを世界に発表させるようにしよう、と思いながら。
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