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〜風羽サイド〜

もうそろそろ雪が降るのでしょうか。

そう考えると、少しワクワクする･･･そんな季節でもあります。


夏海ちゃんと仲良くなれて私はとても楽しいし嬉しい、充実した日々を過ごしています。

嬉しくて涙が出そう......

なかなか人に話しかける機会が無かった私だけど、あの時に思い切って話し掛けて良かったなと、今思い出しても嬉しくなります！

自分から行くのも、そんなに悪い事じゃないと実感しました。


佐野くんも優しいし･･･(＾＾)


今が今までで１番楽しいなって･･･。

そう思えます♪


【続く】

byてるてる522

〜夏海サイド〜

「寒いー･････。」

教室で縮こまっていると、佐野が後ろから声を掛けてきた。

「オイ。　寒いって、これからもっと寒くなるのにヤバイじゃん」

ホントだよ････。


どうしようかな、これからちゃんと過ごせるのかな･･･(汗)

寒いのに冷たい冷や汗で首筋がゾクっとした。

相変わらず私は気持ちを伝えてないし、寒いし。


不安だ。

不安すぎる･･･(´д｀;)


一人泣きそうになりながらも、仕方なく───




「夏海ー！」

誰かに呼ばれた。

辺りをキョロキョロ見回して、声の主が分かり、小走りにそっちへ向かった。


【続く】

短いです･･･。

byてるてる522　

〜夏海サイド〜

そして、時が巡り････。

「もうすぐ冬休みだな！」

...の時期になった。


いやぁ〜、実にあっと言う間の出来事だった･･というのは嘘で、かなり長く感じたがついに今年も終わりになるんだな。

今年一年も有難う御座いましただよ・・・。


「村田は、神社でのhappynewyearのカウントダウンは来るの？」

「そーいやそんなのが有ったね。　忘れてた」

急に思い出してキョトンとしている私を目の前に、佐野は目を輝かせていた。

「なんか凄い楽しみなんだよな。　ずっと来てなかったからさ。」

...そっか。

私は少し納得した。


「風羽ちゃんは来る？」

「うん＾＾　私も楽しみなので･･･」


それじゃ私も行こうかな。

百合達も来るだろうし。








「それじゃあ御前ら、冬休みだからってはしゃぎ過ぎんなよ･･･。」

先生はちゃんと言うのを忘れずにそう言って、教室を去った。


もう直ぐ、クリスマスとお正月がやってきます。

【続く】

久しぶりの更新となりました。

思い切り季節がずれていますが、気に･･･しないで･･･下さい。ｗ


byてるてる522

〜夏海サイド〜

「やっほ〜！　夏海♪」

冬休みの真っ只中は寒い･･･。

やる事が無い時は大抵炬燵で丸くなって蜜柑食べてる私にしてみれば、かなりキツイ事でもあったが、久々に百合や瑞希、美佳と出かける事になりテンションが上がっている↑↑↑

「寒いな･･･」

百合が寒そうに体を震わせた。

昨日、此処には雪が降ったらしく、若干積もっていた。


あんまり豪雪地帯では無く、そこまで積もっては居ない。


「まぁじっとしてても何だし、行こうか。」

瑞希がそう言い、歩き出した。


口から出る息が真っ白。　それを見るだけでも寒さを感じる。


勿論辺りにある木の葉は全て無く、枝だけが立っている状態だ･･･。


散歩中の犬は、少し毛深くなった体でも寒そうだった。



毎年の年末はこういう感じで、皆が皆ボーっとしている。

だからこそ集まろうよという美佳の言葉で集まる事になった。

其の時は意味が分からなかったのだが、今になり漸く理解できる頭になった。


────...ふと粉雪が舞う。───

私の頭の上に粉雪が落ちる･･･。


「それじゃあ...。」

百合が口を開いた･････。


【続く】

また近いうちに更新します(｀ω´*)」

byてるてる522

〜夏海サイド〜

「それじゃあ、ザッと最近の事でも話していく！？　また皆揃ったし」

「そだね＾＾」
「OK！」
「了解〜ｗｗ」

最近の事か...

進展･･･といえば、大晦日〜元旦は会えるかもしれないって事かな･･･。

それからクラスに友達出来た事とか････。

「夏海は？　佐野となんかあるのー？」

美佳が興味津々に聞いてきたので、私は話し始めた･･･。


途端に周りの音が消えたかのように静かに感じた───

ただ私の視界の前を、粉雪が舞っていた･･。


【続く】

一旦此処で切ります。

次からは順にって感じですｗｗ♪


byてるてる522