コメディ・ライト小説(新)

Re: ハツコイ【久々に更新♪ コメ募集w】 ( No.338 )
日時: 2015/06/14 12:13
名前: あ (ID: pmOIN4oE)

Re: ハツコイ【続きどうしよう...w】 ( No.340 )
日時: 2015/06/14 12:43
名前: 蓮 ◆vV47j/N0nQ (ID: 549un0nz)

蓮です
急にすいません

どうしてこんな小説が書けるんですか!?
スゴスギマス(´▽`)

「理想の恋愛日記」を書いてます
ぜひ見に来てください!

あと、
>>338
>>339
この会話を見て、思わず吹き出しちゃいましたww
すいません
でも、意図的にだったらやめた方がいいと思います

{このコメントを消してほしかったら言ってください}

Re: ハツコイ【続きどうしよう...w】 ( No.341 )
日時: 2015/06/14 21:23
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜蓮さん〜

いえいえw 来て下さって有難う御座います☆

そうですかね。私的にはgdgdが続きっぱなしだと思ってますw
今更修正する気にはなれません(苦笑)


実は拝見させていただいてますよ、今度コメントしますッ!

>>338-339は私も可笑しいです...

やめたほうがいいと言うのは、>>338のコメントをした方に対してなのでしょうか?
それとも相手にした私にですかね?

ちょっとそこが良く分からなかったので、もしこのコメントを見たら返信頂ければと思います。

では...

byてるてる522

Re: ハツコイ【続き...考え中。思い浮かばない(汗゜д゜;)】 ( No.343 )
日時: 2015/06/16 13:46
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜佐野サイド〜

「...えっ? 甘い物...?」
村田から『「甘い物って好き?」』という質問に戸惑いつつ・・・

「うん!結構好きだな!?」
と答えた。

安心したのか村田が、笑顔でお礼を言って走り去るのを俺はボーっと見ていた。

俺は甘い物が好きだ...と言っても、“普通に好き”というレベルは遥かに越えていると思う。

周りの奴等にも、『「俺、甘いモン無理だわ〜・・・」』とかいう奴が居るがその意図が理解し難いものだった。


若干村田の言動に戸惑いはあるが...





〜夏海サイド〜

「佐野って甘い物とか好き?」

...もしバレンタインで...チョコ渡して、『「俺甘い物嫌いだからッ」
』とか言われるほど傷つく事は無いよね!?

という事で、早速聞いてみた。

やっぱり突然すぎたかな・・・?


「うん!結構好きだな!?」

その答えに安心した。

頑張って作ろう・・・・////─────


「ありがとね〜♪」
そう言って私は走り去った。




・・・ただこれだけの事でも意識してしまう・・・・。


【続く】

更新お待たせしましたw

byてるてる522


Re: ハツコイ【やっとこさ更新ww】 ( No.344 )
日時: 2015/06/16 20:59
名前: 塩キャラメル (ID: 6kBwDVDs)

こんばんは、塩キャラメルです!

是非と言われたので来てみましたw

キャラクターが良いですね!特に佐野くん!!!私の好みにド直球でございます(*´∇`*)

続き楽しみにしてるのでこれからも更新頑張って下さい!

それでは、お邪魔しましたー!

Re: ハツコイ【やっとこさ更新ww】 ( No.345 )
日時: 2015/06/17 16:55
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜塩キャラメルさん〜

こんにちは!
コメント有難う御座います m(_ _)m

なかなか私の周りに完璧男子は居ないので、まぁ理想図みたいな感じで作りました♪

佐野は私も好きです(笑///)

これからもお互い頑張りましょう(*´∀`)」
また塩キャラメルさんの小説も行きますッw

>>0に名前載せておきます!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(^^)】 ( No.346 )
日時: 2015/06/17 18:46
名前: Garnet (ID: m9NLROFC)

初めまして…ではないのですが、一応、初めまして。
Garnetと申します。

というのも、実は私、違う名前で てるてるさんにお会いしているのです。
(↑現在進行形で(笑))
誰なのかと訊かれたら…そうだな、よくバカやってる人とだけ答えておきます。


此方の小説は、本当に少しずつなのですが、前から拝見させて頂いております。
でも、読みっぱなしで コメントもしないのは、失礼かな…
なんて思いまして、来てみました。

第1話を読み始めてから、本当に感激しました!
すごくリアルで、更に、読みやすい。
私は ネチネチ書いてしまうので、羨ましい限りです。リスペクト。

そして、親近感を持ったのは、主人公の名前。
だって、私の小説にも"夏海ちゃん"がいるんだもん!←

最早これは運命なのかっ!


はい、長文&騒音すみませんm(__)m
でも、それぐらい てるてるさんのことを応援してるんです!

これからも、コメントには全く来られませんが(オイw)、
てるてるさんらしい、素敵な小説を読めることを楽しみにしています☆



Garnet

Re: ハツコイ【コメント募集中(^^)】 ( No.347 )
日時: 2015/06/18 15:32
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

会った事があるのか...
私もGarnetさんの名前は御見掛けしているので、コメントが頂けるとは思っていませんでしたので、驚きました!w

有難う御座います(*≧∇≦*)/

...よ、良く馬鹿やってる人...?
誰なのか気になる・・・!w


前から読んで頂けてたとは...やっぱり少し恥ずかしい気もしますw
(/ω\)

読みやすいと言われて、ホントに嬉しいです♪

gdgd且つ、ダラダラの文章を書き続けてしまっているので...(苦笑)


主人公の名前、一緒なんですね!?
運命ですよッ! 絶対にそうですよッ←

夏海って、夏の海って書くじゃないですか・・・w?
私、夏の海が大好きで・・・www

みたいなそんな理由で付けられた名前です。



全然、むしろ長文コメントは読むのが面白いし楽しいので好きですw

なんか凄い励まされました!

これからも頑張れそうです☆
最後の完結まで繋げられるように頑張ります(`・∀・)」


有難う御座いましたッ♪♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(^^)】 ( No.348 )
日時: 2015/06/18 15:45
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜夏海サイド〜

「...という訳なんで、精一杯頑張ります! お菓子作り教えて下さいッお願いします...。」

佐野は甘い物が好きだ..という事を百合達に伝えて、お菓子作りを手伝ってもらう事にした。

「分かったよー♪」
「OK〜☆」
「了解!」

「それで、お菓子作りって何を作るのですかぃ!?」
緊張とワクワクが混ざって、語尾が可笑しくなる。

「うーん。色々悩んだんだけどね・・・」
次に瑞希の口から出る言葉を見逃すまいと耳を傾けた。

「バレンタインはチョコ以外で行こうと思うんだ! クッキーも止めてさ。 ちょっと分量とか材料とか難しくなるけど、?フロランタン?の作り方教えるよ♪」

「ふ、ふろ...hurorantan?」

聞いた事も無いお菓子の名が出てきたので、動揺した。

ほとんど経験の無い私が・・・?


「フロランタンなら、私もよく作るから教えられると思う!」
美佳もそう言った。

「まずは材料から買いに行くか・・・。」

百合がレシピを見ながら呟いた。


正直自信が無くなって来た...────

【続く】

?フロランタン?

私も御婆ちゃんに教わって、一緒に作った経験がありますw

バレンタインの友チョコにも渡しました。

...本命は無かったですけどね(笑)


スライスアーモンドを、水飴で固めてキャラメルの様な状態にし、クッキー生地に流し込んでオーブンで焼く...というお菓子です。

砂糖とバターと水飴という、かなり高カロリーなお菓子なので、食べ過ぎたら体重計の上で、本当に後悔した記憶があります(涙w

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(^^)】 ( No.349 )
日時: 2015/06/19 23:43
名前: 遠野 青陽 (ID: LAu9zylb)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs/index.php?mode




初めまして!
小説見させていただきました!

凄いですね…!
表現力が豊かで人物の関係が
分かりやすく、且つ、わかりやすかったです!
参考にさせていただきます…!!

これからもがんばってください♪

Re: ハツコイ【コメント募集中(^^)】 ( No.350 )
日時: 2015/06/20 21:46
名前: 蓮 ◆vV47j/N0nQ (ID: 549un0nz)

返信、遅れました(;´Д`)
やめたほうが良いというのは

>>338

に対してです
意図的にやったのなら、人様の小説に「あ」と書くのはどうかと思いました

まあ、一つ言えることは
私がやられても、少しうれしい気もします!
一度、題名をクリックして、見てくれたってことですしね!
私にとっては、参照が増えてくれた方がいいし…
コメントしてくれたらなお、嬉しいです!!

でも、「あ」だけというのは、意図的に感じました$
すいません 長々と……

{消してほしかったら言ってください}

Re: ハツコイ【コメント募集中(^^)】 ( No.351 )
日時: 2015/06/21 12:40
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜遠野 青陽さん〜

こんにちは♪
返信遅れてしまい、スミマセンでした。

分かりやすいと言ってもらえて、嬉しかったです。
有難う御座います m(_ _)m

何か、長々とgdgd書き続けていると何処か矛盾してそうで不安になりますw


...馴れ馴れしいですが、お互い頑張りましょう(*`д´*)」


〜蓮さん〜

いえいえ! お気に為さらずw

>>338は、なんか何が言いたいのか謎過ぎて、迷惑を通り越して、苦笑になってます(^o^;)


普段なら、私も少し喧嘩っ早いトコとかもあるので、直ぐに食い付きそうですけど、>>338のコメを貰うまで、ずっとお客さんが来てなくて、ちょっと孤独だなと感じていたから、そこまで気には止めてないのも80%はありますw

参照が増えるのはホント嬉しいですよね!?


なんか、色々と有難う御座いました♪

これからもお互い頑張っていきましょう!

(返信は無用です。)


●作者ページ●

参照3300突破です☆
有難う御座いました!

昨日の夜にこれを打とうとPCの電源を入れたのですが、カキコに繋がらなくなってしまって...

今日は来れてよかった...!w


これからも宜しくお願いします。

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.352 )
日時: 2015/06/21 19:30
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜夏海サイド〜

「えっと...スライスアーモンドに水飴...砂糖は家に有るから・・・、バターと生クリームもか...卵も小麦粉も家にあるからこんなモンかな?」

材料を1つ1つ口に出して読み上げて、3人に確認した。

「そだね。 生クリームとかはあんまり使い道無いから、使い切っちゃった方がいいと思う。」
美佳が言った。

「バターは無塩のじゃないと、しょっぱくなるからね!?」

材料だけでかなり大変だ...



「此処、スライスアーモンド有るよ〜!」
瑞希が指を指した先に、スライスアーモンドが有った。

「少ないより、多い方が良いよね...」
私は2つ手にとってかごの中に入れた。




「バター有った。」



「水飴・・・。  生クリームって何処だ?」

スーパーの中で目当ての材料を買うだけで、かなり疲れが溜まった。


「なーつみ! 今から作るけど平気?」

美佳が顔を覗き込んで来た時、正直私は気力が無かった。

「うぅ...」

我ながら情けない・・・───


「まぁまぁ、とりあえず一旦夏海の家に行こっ!」
瑞希が荷物を持って言った。

「ありがと瑞希ー。」


嗚呼、上手く作れるのだろうか・・・?

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.353 )
日時: 2015/06/23 16:26
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜夏海サイド〜

「...まずは材料の量を量る所から!」

「ハイッ!」

ボールを量りの上に乗せて、目盛りを0に合わせた。


「次は砂糖! クッキーとキャラメル部分、両方とも量っちゃおう♪」
瑞希のアドバイスの言う通りにした。

「慣れてくれば、材料の量だって、ちょっと位はズレてても平気なんだけど、初めのうちはやっぱりちゃんとした方法知ってた方が良いと思う。」


確かに・・・。





「それじゃ、まずはボールの中に卵を入れて、少しずつ小麦粉入れて、混ぜ合わせていく。」


百合が、フロランタンのレシピを見ながら言った。

「そしたら・・・・」
「次は...」
「いっぺんは駄目。 少しずつ・・・」


「そしたら、クッキー生地を全部此処に出して、伸ばし棒で広げていくよー。」


「ラップの上からだし、手を使ったほうが平らに上手く出来るよ!?」

「そっちの方が早いね。」


私は、指示通り動くのが精一杯だった。




「それじゃあ、生地をオーブンに入れようか!?」


予熱しておいたオーブンにゆっくりと生地を入れた。

【続く】
byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.354 )
日時: 2015/06/25 15:37
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜夏海サイド〜

「なんか良い匂いしてきた〜♪」
まだ出来上がった訳じゃ無いのに、何故かワクワクしていた。

生地を作るときに入れたバニラオイルの良い香り...


「夏海、のんびりしてる暇は無いよ!? 次、ヌガー!」


ヌガーは、初めにバターを溶かして、生クリームを入れてから、スライスアーモンドを入れる。

「なんか、色が茶色くないんだけど大丈夫かな...」
キャラメルみたいなものだと言うのだから、当然茶色いのかと思ったら中で白く濁ってしまった。

「フロランタンは、一旦焼いたクッキー生地に今のヌガーを流して、2度焼きなんだけど、焼くまではこうやって白いの。」

さっき足した、砂糖を水飴で少しサラサラしていた。


「あっ、クッキー焼けてるよー!」

オーブンを開けて、中から取り出すと良い感じに焼き色が付いていた。

「それじゃあ、ヌガーを流して行こう!」

「うん^^」



なるべく、何処でも平等にアーモンドがあるように、広げて行った。


この思いは...ちゃんと伝わるのだろうか...───

【続く】

次で、完成です。w
最後には?フロランタン?のレシピも載せる予定です。(ゝ∀・*)b


最近、新しくコメディ小説を始めました!w

よかったらそっちの方も是非w♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.355 )
日時: 2015/06/27 09:47
名前: 桜 ◆hjAE94JkIU (ID: Mj3lSPuT)

てるてる、覚えてるかな?桜だよ!!
あ、元:ももたんです。

まだ全部は読んでないんだけど…、先にご挨拶を、と。

頑張って♪

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.356 )
日時: 2015/06/30 20:45
名前: 零 (ID: J1W6A8bP)

あ、とりあえず近況報告。

てるてるのpcがバグりました。

暫く此処には多分来れません。

気長に待っててやって下さいな。

以上、リア友よりの報告でした。

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.357 )
日時: 2015/06/30 21:13
名前: とらじ ◆9g4.dY7mOk (ID: ai5/g0Y4)
参照: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪




りょーかい(`◇´)ゞ

じゃ、てるてるに伝えといて

『とらじはいつでも暇だからてるてるが帰ってこれるのいつでも待ってるよ☆今はてるてるのPCが直るのを祈ってます☆遅くなったけど参照3300突破おめでとう!(*^▽^)/★*☆♪』

出来なかったら大丈夫だから!

よろしくお願いします(*ゝ`ω・)

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.359 )
日時: 2015/07/12 12:01
名前: おぬん (ID: 2nnbbVZM)

はじめまして!
おぬんです。


てるてるさんのハツコイ、すっごく大好きです。
応援しています!

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.360 )
日時: 2015/07/12 13:12
名前: 若葉 (ID: jTvjGEcm)

はじめまして!
若葉といいます!

まだ途中までしか読んでいませんが、
早くコメントをしたくて読み終える前にお邪魔しました←
てるてる552さんの文才、本当に羨ましいです(´∀`*)
参考にさせていただきます!

これからも頑張ってください♪

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.361 )
日時: 2015/07/14 21:03
名前: 零 (ID: J1W6A8bP)

・・・またバグったそうです・・・

何か冬まで来られないかもとか何とか言ってますけど・・・

皆で待ってて下さい!

あと小説の続きは原稿用紙に書いてるらしいので心配するな!

Re: ハツコイ【参照3500突破 thankyou♪】 ( No.364 )
日時: 2015/07/27 10:19
名前: Tanpopo* (ID: A2keqJ/o)

こんにちは、Tanpopo*です(●´ω`●)

覚えていらっしゃいますでしょうか?
以前、『瞳が合ったとき…』にコメントして下さいましたよね?その作者です(笑)

あれから、随分経ちましたが…全然見に来れなくて…今になって、すみませんっ(・・;)

てるてる522さん、スゴく文章を書くの、上手ですね!
私だったら途中で何書いてるのか分からなくなっちゃうのに、ここまで続けられるのは、スゴイと思いました☆

小学6年生…でしたっけ?
私は中3ですが、文章力、負けました\(゜ロ\)(/ロ゜)/

タメでもいいですか?
年齢とか関係なく、仲良くしてね♪

でわでわ、また来るね〜(*^o^*)/


Tanpopo*

Re: ハツコイ【参照3500突破 thankyou♪】 ( No.365 )
日時: 2015/08/01 08:48
名前: 9−1=8chan (ID: JSaR90tz)

なんか文章うまいね!感激☆☆☆
又、寄らせてもらってもいいかなぁぁぁぁぁ

Re: ハツコイ【参照3500突破 thankyou♪】 ( No.366 )
日時: 2015/08/17 08:10
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

クリック有難う御座います♪
約1カ月くらいぶりです…(涙)

全く更新出来ずに放置でしたが、近日我が家にPC君がやってきまして…www

まだ少し使い慣れないトコも有るのですが、PCを買ったところで、前の古いPCから情報やらを移してくれて...

カキコの情報も入ってました〜(^^*)/

ボチボチ更新再開も考えてるのでどうぞ宜しくお願い致します。


〜Tanpopo*さん〜

勿論覚えていますッ!////
来てくださって、有難うございます♪

PCが壊れていてなかなか返信出来ていなかったので、コメントを読むのが遅れてしまいまして...


私は、ハツコイ以外の小説もいくつも(多分...20個くらいかなぁ…)書いているのですが、その中で完結したのは3つですwww

新しいのを立てて、初めのうちは更新もするのですが、どんどん放置気味になってかーらのぉーーー!?

...です(;◇;)


ハイ!w 小6です。
勿論嬉しいです♪

宜しくお願いします!


タメOKでっす☆


私も、ちょっと色々やってから、またタンポポの小説行こう♪


〜9−1=8chanさん〜

コメ有難うございますw

なるべく読みやすくを目標に書いてみたけど、あんまし読み易くないなぁって思います…www

でも有難うございます♪

また是非、待ってます!


今度は早く返信打てるといいけど...www


●作者ページ●

今から新しいスレッドを立てようと思っていますw
よければそちらの方にも是非!

カキコに来れなかった時に練りに練って考えました!


参照3700突破感謝です(^^)
これからもよろしくおねがいします。

Re: ハツコイ【参照3700突破 thankyou♪】 ( No.367 )
日時: 2015/08/17 15:30
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜夏海サイド〜

「でも、夏海は思ったより手際がいいね〜」
美佳の言葉に私は何故か敏感に反応した。

「思ったよりって、悪そうだなとか思ってたん!?」

「うんw」
「まぁ...ね?」
「結構…w」

3人の発言に驚いた。


「マジか…(苦笑)」


確かに、最初はモタモタしてたけど今は慣れてきたのか、指示無しでもレシピを見ながら出来るようになった。

ピアノをやっていれば、手先が器用とか手際が良いとかそういう印象を持たれる物かと恥ずかしながらも思っていた。


先生にも、もう少し器用だったら曲を弾くのは苦労しないかもね〜、なんて言われる私だから納得はいくのだが…。





そうこうしているうちにオーブンの音が鳴った。

考えていたり思っていたりしたから気付かなかったけれど、部屋には甘いバニラオイルの香りが漂っていた。


「良い匂い〜♪」

思わず気持ちが高鳴った。


「出すよーw 熱いからね!?」
瑞希が言った。



焼きあがったフロランタンを3人で見てみる。

ヌガーの部分はきれいな茶色で、固まっていた。


生地もしっかり焼けていて、少し焦げ目のついた部分がまた美味しそうだった。


「それじゃ切り分けて行きますかねw?」
百合の言葉に、まだ大仕事が残っていたことに気が付かされる。


「型抜きとかしても可愛いんだけど、型を抜いた部分が余っちゃって勿体無いんだよね…。」


「今回は包丁で四角に切り分けるよ♪」

私はそう言って、包丁を握りフロランタンの前に立った。



サクッ…───



その感触とともに、フロランタンは割れて行った。


5cm×5cmくらいの正方形に切って、味見をしてみた。


「うん! 美味しい〜♪」

初めて食べたのに何処か懐かしいような…。
そんな味が口一杯に広がった。

「あっ、これこれ! この味最高〜」

「私が1人で作ったのより美味しいわ!」

「アーモンドもケチらないで沢山入れたのが正解だったかも〜ww」


焼きたてのフロランタンを3人で食べた。







そして、ラッピングしたものを渡そうと、佐野と放課後に会う約束をした。


【続く】

1ヶ月以上も更新していなかった中、更新するのは緊張したけれど、楽しかったです☆

コメ募集中です〜^^

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3700突破 thankyou♪】 ( No.368 )
日時: 2019/02/02 21:12
名前: てるてる522 (ID: VNP3BWQA)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

◆Special◆ フロランタンのレシピ


フロランティーヌ

【材料】
〜クッキー種〜
・薄力粉    250g
・バター    120g
・砂糖     100g
・卵      1コ
・バニラオイル 少々

〜アーモンドヌガー〜
・バター       100g
・砂糖(グラニュー糖) 100g
・生クリーム     50ml
・スライスアーモンド 150g


【作り方】

[クッキー台]

1.バターを木ベラで練り(空気を含ませる)、砂糖・卵・バニラオイルを加え小麦粉を混ぜる。

2.薄くショートニングを塗った型に入れ、160〜170℃のオーブンに入れて15分焼く。

※天板に広げる時手の熱でバターが溶けて粉に混ざると固めの台になってしまうので、まとめる時に多少粉っぽくても大丈夫!
広げる間に混ざっていく。


[アーモンドヌガー]

3.スライスアーモンドをオーブンで空焼きしておく。 150〜160℃

4.砂糖と水あめを厚手鍋に入れ火に掛け、沸騰したらバターと生クリームを加え、軽く混ぜてからアーモンドを入れて弱火で5分位煮詰める。

(鍋の周りに付いた結晶を水で濡らした刷毛で落としながら似ると良い)

5.出来上がったヌガーをクッキー台の上に流し込み、170〜180℃で17分から20分ほど焼く

※焼いている間に使用したものを片付ける。

6.ヌガーがキツネ色(焼く前は白っぽい)になったら取り出して、粗熱を取ってから適当な大きさに切り分ける。

※注.スライスアーモンドは先に空焼きをした方が良い。


●作者ページ●

レシピを載せました!w
実際に作るのは、これだけじゃかなり難しいのかなと思います。w

夏海たちの小説ももっと詳しく様子とか書けたら良かったなと少し後悔があります(苦笑)


写真とかも載せられたら良かったなぁ…。(^。^;)


次回からは章も変わっていきます〜♪

それでは!

(加筆修正:2019.2.2)
byてるてる522

Re: ハツコイ【小説内で作ったお菓子のレシピ公開!w】 ( No.369 )
日時: 2015/08/19 08:56
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜第9.5話 佐野サイド〜

「お待たせ〜!」
向こうから村田が走ってきた。

「大丈夫。今来た」

一昨日に、明後日の放課後に会おうと言われて少し吃驚した。
普段は大抵俺から誘うのだが、嬉しかった。

とりあえず、街中を歩く事にした。

普通に歩いていると、横に村田が居ない事に気付き後ろを振り返った。
小走りで必死に着いてくる村田を見て、

「速かった?」

「ちょっと...」

あまり気にした事が無かったけど…。









「佐野! コレ、作った。」
カフェで俺は何かを手渡された。

あけてみると、お菓子が入っていた。


「バ、バレンタインだし…? 良かったら食べてね…////」

その言葉に俺はようやく気付いた。
今日はバレンタインデーで、俺は全然気付いていなかった事に。


「有難う。//」

この時間をと共に、また進級の時が近づく…

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【小説内で作ったお菓子のレシピ公開!w】 ( No.370 )
日時: 2015/08/20 10:13
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜瑞希サイド〜

「渡せたんだ! 頑張ったじゃん^^」
夏海からの報告を聞いて、私は自分の事のように嬉しくなった。

...私も見習わなくちゃいけないトコあるなぁ〜。


「皆で頑張った甲斐があったんじゃない?」
何処となく素直な事が言えて無い百合も、やっぱり嬉しそうだ///

人の幸せを自分も幸せだと感じられるのは、本当に幸せな事だと思う。


相変わらず私の男子嫌いは直らないけど前よりはかなりマシになったんじゃ無いかな?って思う。

もう本当に長い付き合いになると思うけど、何回もすれ違って別れてを繰り返した。
まだまだこれからだよね!?って気持ちもあるけど、本音はもう無理なのかなって思ったりもした。

そういう考えが私も頭に過ったって、1番辛くて乗り越えたのは夏海なのかなって思う。

あんまり自分の親とか家族とかの話を聞いた事は無かったけど、それでもあの頃の夏海をみたら、凄い大好きだったんだなっていう気持ちが伝わってくる。


私なんて夏海にとっちゃ、1番辛い時に居てあげられなかったんだし、無力にしか過ぎないと思ってたけどこんなに明るくなった夏海を見れば、案外そんな事無いのかなって思ったりしてしまう。

...独り言で自画自賛とか恥ずかし過ぎるけど...////


百合だって、美佳だって...
私みたいに悩んだ筈。

もしかしたら私以上に悩んだかもしれない。


夏海が来るまでは、恐らく(絶対)関わる事のない人って感じだったけど今じゃ信じられない。


夏海が出会わせてくれて、繋げてくれた。

夏海を中心に繋がったんだ...───


人と人を結びつける...
そんな力がありそうだと思った。


これからも、どんな事があったって一緒に居たいと思う。





「ね? 瑞希だってそうでしょ?」
夏海の声に、私はそんな気持ちを込めて、心から笑った。


ありがと...────


【続く】

ちょっとだけですけど長め更新ですw
瑞希は本当に好きなキャラで、オリキャラ応募して下さった、『雪兎』さんには感謝しています!

百合を応募してくれた『ちほ』にも、美佳を考えてくれたリア友の花日にも...


私はこの小説を夏に完結させたいと思っているので、来年の夏まで続けたい...!

そう思ってます。ww


これからも宜しくお願い致します m(_ _)m

感想待ってます♪


byてるてる522

Re: ハツコイ【新章スタート(*^^)人(^^*)】 ( No.371 )
日時: 2015/08/20 16:03
名前: 杏莉 (ID: GyOijjIz)

てるが書いてる小説はこれ?
まだ、全部は読んでないけど文才ありすぎ!
ほかに書いてるのある?
見に行きたい

あと、私の知っているてるじゃなかったらごめんなさい

Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.373 )
日時: 2015/08/21 09:35
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜美佳サイド〜

Valentinedayも過ぎて、1週間位経った。
佐野と夏海は、前よりもお互いに信頼し合っている様子で、微笑ましい限り。^^

恋をすると女子は可愛くなるって聞いたことがあるけど、その通りかも知れない...

前までは二つ結びしかしていなかった夏海がポニーテールやサイドテールもするようになっている。

髪の毛も綺麗にのびていて、いつも朝から寝癖が凄い私はちょっと羨ましかった。
私にも彼氏出来たけど、同じ学校じゃ無いからいつもLINEで話すくらいしか出来ない。

それが毎日の楽しみなのだが、やっぱり2人を見ていると羨まし過ぎる。


...まさか自分がこんな気持ちになるとは思わなかった。
...まさか自分が此処まで嫉妬深いとは思いもしなかった。

彼には何にも悪くないし、付き合い始めた頃からコレは承知済みで、全然平気だと思ってた。


羨ましい...


誰も悪くないのに…。

自分の事が嫌いになっちゃいそうだなァ...


【続く】

美佳は、リア友が応募してくれたキャラです。
当初はどう活躍させようかと考えさせられましたw

1番能天気そうに見えて、ちょっと真面目な部分も見えるよう...
そう努力して書いていますw

少しでも好きになってくれる人がいたら嬉しいです♪


byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.374 )
日時: 2015/08/21 10:08
名前: 草明 (ID: Mj3lSPuT)

お久しぶりです、草明(そうめい)こと、桜です。
同じ名前の方が何名かいらっしゃったので、改名しました。

参照3800突破、おめでとうございます。

これからも、がんばってください。

Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.375 )
日時: 2015/08/21 10:16
名前: 杏莉 (ID: GyOijjIz)

てる、やっぱり文才分けてー
あと、雑談提示版コメしといたよー
再新頑張って

Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.376 )
日時: 2015/08/21 10:41
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜桜〜

草明って読むんだ!
久し振りです(・ω・*)ゞ

それから、敬語じゃなくてタメでも全然OKですよ〜^^

これからもお互い頑張ろうね〜!?

〜杏〜

無いよぉー(;◇;)/
うちはそんなん持ってないよ(涙)

雑談掲示板見たよ♪ コメthankyou☆

それから...『再新』っていうか...『更新』じゃない??
(ゴメン。)


有難うッ←

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.377 )
日時: 2015/08/21 10:53
名前: 杏莉 (ID: GyOijjIz)

ごめん間違えてた
気づいてくれてありがとう^^

Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.379 )
日時: 2015/08/21 14:09
名前: 草明 ◆baf8d5Ze3M (ID: Mj3lSPuT)

あれ…。
なんで敬語だったんだろう。

ごめんね、僕の中でねじが緩んだみたい。

「え、もともとゆるんでない?」

ひどい。ってか誰だ。

これからもよろしく☆

(名前の後に、トリップ復帰します)

Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.381 )
日時: 2016/10/18 20:17
名前: てるてる522 (ID: VNP3BWQA)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜百合サイド〜

つい素直になれなくて、損をしてしまう...
思っても無い事を口にして何回大事な人を失ったんだろう...

これじゃあただの嘘つきになってしまう。
こんな自分が嫌だ。

夏海が羨ましい...

こんな事言って無責任だけど、ふとそう思ってしまう瞬間トキがあるんだ。

家族だって居ない夏海はホントに努力したと思う。


なんであの時に一緒に居れなかったんだろって今でも思い残しはある。

だけど夏海が笑ってるならそれで良い。


カッコつけてるみたいで変だけど..


少しでも自分にも相手にも嘘をつくのはもう嫌だ。



4人の気持ちが、ほんの少しずつすれ違って擦れ合う音。

まだ誰も...
誰一人として、その音を聞こうとする者は居なかった。

ちょっとずつ...今の言動で近未来が変わって行く...───


予想もしなかった事...。


【続く】
短め更新です。

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.383 )
日時: 2015/08/25 08:40
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜第10話 夏海サイド〜

もう少しで、先輩達の卒業が近くなってきた。
先輩達が居なくなったら私たちで高校をまとめるんだと思ったら不安でしょうがない...

いつの間にか授業も少しずつ減って、卒業式の準備が1日のメインになってきた。

「ついに私達が一番の先輩か...」


「そうだよ夏海〜、私は夏海が心配だよ...^^」
美佳の声に百合と瑞希が...

「私は美佳の方もかなーり心配!」
「美佳の方もだよ!?」


2人の声が重なって、私と美佳は笑った。

「ほらそこ! しっかり掃除しろ!」
恐い教頭の声に4人同時に驚いて、再び小声で笑った。


本当に楽しかった。

「先輩達泣いてくれるかな...?」
瑞希の一言に百合が...

「まぁ...どうだろ。 思い入れはあるだろうし泣くんじゃ?」


大好きだった先輩や、ちょっと怖い先輩も皆が皆居なくなるんだ。

3年間ってあっという間。


───ほんの一部に過ぎない事なんだな...───


「三神さん達〜! そっち終わったぁ?」
クラスの子達が聞いてきた。


「もう大丈夫だよね? ...終わったよ〜」


もうじき...高校3年生になります...。


【続く】

次は卒業式編を2回くらいに分けて書きます( ..)φ

byてるてる522


Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.384 )
日時: 2015/08/25 09:31
名前: 葵バニラ (ID: MmqLdE.L)

てるてる522さん文才が神すぎて……
この文才プロ並みじゃないすか?
頑張ってください!応援してます!

Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.386 )
日時: 2015/08/26 06:56
名前: 草明 ◆baf8d5Ze3M (ID: qDIGVbZT)

文章が大人…。

あっ、親スレの名前つけたしありがとうです♪

頑張ってね、ずぅっと応援してるよ☆

Re: ハツコイ【参照3800突破感謝♪】 ( No.388 )
日時: 2015/08/26 10:19
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜夏海サイド〜

「それでは、在校生から卒業生へ歌を歌います。 伴奏は村田夏海さんお願いします。」

あの日、在校生からの歌で、伴奏をやる人を募集していた。
私は百合達に背中を押されて立候補した。

決め方は、今楽譜を渡されて何処まで弾けるのかという事だった。
私のほかに5人くらいの人が居て、かなり緊張した。

「ハイじゃあ、村田さん弾いて。」
そう言われて私は楽譜をもう一度見て、鍵盤の上に指を置いた。

初めて弾く曲でも、私は楽譜があれば大体は弾ける。


自分にそう言い聞かせて弾き始めた。

伴奏なのだから、自分が前にしゃしゃり出てはいけないってピアノの先生が言ってた。

なめらかで、ゆったりとした曲...────

♪〜♪〜♫〜♫〜


「ハイOK」
あっと言う間も無い位だった。


「...今回は村田さんにお願いしたいと思います。」
先生が私の方を見てそう言ったときは自分の耳を疑ったけど...





今、こうしているんだったら疑う必要は無かった。


歌い始めは私の伴奏から始まる。

♬〜♬



弾いているときに、卒業生の方から鼻を啜る音が聞こえた。
在校生からも...

最後の瞬間トキに心が一つになった...


来年...
今度は私達が送り出される番。

それを胸に刻み込んで、今...先輩達を送り出した瞬間だった。


【続く】

なんか1回の更新で卒業式編を書いてしまったので...次どうしよ..。

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3900突破感謝♪】 ( No.390 )
日時: 2015/08/27 09:30
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜夏海サイド〜

「来年は私達が先輩達の居た場所に居るんだと思うと不思議だよね。」
瑞希の言葉に私達3人も頷く。

卒業式が終わった後...飾りを取って来年の為に綺麗に保管しておく。
毎年やっている事で、何となくシンとした中で作業に取り組んでいた。





終わったら、早下校となり春休みが始まる。


「春休みはー?」
美佳が聞いてきた。


「私は最後2日間は親の実家に行くんだって。」
?お婆ちゃん家?とか言わないで?実家?っていう百合は会った頃とは随分変わった。

「私は...御免パス!」

「そっか...私もピアノのレッスンが入っちゃってる...」
今回は予定が合わず会えそうにない。


「でもでも春休みってそこまで長くないし... 今度は?高3?として、学校で会おう!」

「そうだね」
「また来年〜♪」
「じゃあね、高2の皆!」

瑞希の言葉に思わず笑う。


高3として学校に来るころには、まだ咲いてない桜の蕾も開くかな?

【続く】

それぞれの春休みepisodeも書いて行きたいですッ(^^ゞ

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3900突破感謝♪】 ( No.391 )
日時: 2015/08/28 10:30
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜佐野サイド〜
春休み...

そう考えるとあの村田から告白された日から...2か月以上経ったんだ。
早いような遅かったような...

今でも鮮明に思い出せるし赤面してしまう。////

でも付き合うようになってから村田は良く笑うようになった。
俺はそれだけで本当に嬉しかった。

変な意味じゃないけど、テンションもそこそこ上がる(笑)

今年の春休みは、お互いに予定も合わなかったから新学期って事になるけど、メール✉ではやりとりするつもりだ。───


xxxxxxxxxxxxx

to:佐野

春休み、お互いに忙しくてちょっと残念だったな...(>_<)
新学期のクラス発表も緊張する(今から考えちゃうw)。

高3に入ってから、また都合のいい日にね〜^^


from:夏海

xxxxxxxxxxxxx

新学期...か。

遠い事のようであと少し。


このふわふわしたようなソワソワ感。なんだろう...?

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3900突破感謝♪】 ( No.392 )
日時: 2015/08/29 13:40
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

佐野にメールを送って、携帯を鞄の中に入れた。
ピアノのレッスンに向かう途中で、ただボーっと電車に揺られている。

どんな文面が良いのか...
1人ドギマギしながら考えた。

...このままじゃ、先生になんか勘付かれちゃうかも。
急に我に返って、額から汗が流れる。

久し振りに会うのだから緊張するのは仕方の無い事なのだが...






降りる駅に着いて、電車を降りる。
そこまで混んでは居ないけど、人が居ない訳でもない。

古くから沢山の人に使用されているような...
そんな雰囲気を醸し出すこの駅が私は好きだ。


改札を通る前にホームのベンチに座って、楽譜をパラパラと見る。
家で練習をしたのだが、どうしても一つ気に掛かる所があるのだ...。

曲想が変わる所の繋ぎ目の部分...───

この前の時も同じ所を注意された。
良く音を聴いて落ち着いて弾く...

強張ってしまって力む。

それが原因なのは分かっているのだけれど...

【続く】

中途半端ですが一旦切ります。

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3900突破感謝♪】 ( No.393 )
日時: 2015/08/31 09:08
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

曲想と共に転調し、臨時記号もこの上なく増える所。
しっかりと弾き込んでこそなのだが...

言い訳にしか過ぎないが、最近はどうも集中し切れないトコがある。
自分でもだらしないのは重々承知。まだ私にも甘い気持ちが残っているのだ。


『「自分に厳しく。他人に優しく」』
なんて言葉を聞くけれど...

私は、自分に厳しくして他人に優しくするなんて難し過ぎると思う。
先生にも

「夏海は考え過ぎ。^^」
なんて笑われたけど、考え込んで何ぼだと思う。

考え抜いた先を求めるんだったら尚更...───


1人考えてるうちに自分がカッコつけた事ばかり言っていて可笑しくなった。

──もう直ぐ着くのだから切り替えてやらなくては...!────

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3900突破感謝♪】 ( No.394 )
日時: 2015/08/31 09:11
名前: 杏莉 (ID: GyOijjIz)

てる、本当に文才交換してほしいなw
更新頑張って(^。^)y-.。o○

Re: ハツコイ【参照3900突破感謝♪】 ( No.396 )
日時: 2015/09/01 16:18
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

先生は私の顔をまじまじと見ていた。
凄い緊張したけど、なんだか優しそうな笑顔だったから何処か安心させられる。

「夏海、なんだか大人っぽくなった^^」
?大人っぽい?

小さい頃は可愛いなんて言われるのが嬉しかったけど今じゃ、大人っぽい。
自分で言うのもなんだけど、私も成長したんだな...

御父さんと御母さんは一緒に居ないけど、ずっと見守ってくれてる。
そんな気がしてたから私は今まで安心して過ごしてられた。


「そうですか? 自分ではあんまり実感沸かないけど。」

他愛無い事を話しながら、私はレッスン室に入って練習を始めた。

少し眩しい夕陽が差し込んで、照らし出されるピアノ───
ずっと触って来たんだ...

両親のほかにもう1人、私の事を見守ってくれている存在に気付けた。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3900突破感謝♪】 ( No.397 )
日時: 2015/09/02 21:50
名前: のんあるこーる。 (ID: IY.5e5Uz)

はじめまして!
てるてる522さんの作品は影ながら見てます(笑)


参照4000突破おめでとう!(なれなれしい((殴)



これからも影ながら応援してます!

Re: ハツコイ【ついに参照4000突破! thank you】 ( No.399 )
日時: 2015/09/03 18:13
名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: SsVmP61.)
参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目織

てるてるー!


参照4000突破おめでとう!
何か自分のことのように嬉しいよ(笑)

今思えば……百合の説明とかもっとちゃんと書いておけばよかったな(笑)

でもあんな子をここまで使ってくれたてるてるには本ッ当に感謝してる!

これからも頑張ってね!

すごくすごく応援してるよ!(σ*´∀`)

Re: ハツコイ ( No.400 )
日時: 2015/09/03 21:45
名前: 冬野悠乃 ◆P8WiDJ.XsE (ID: dhvyz82z)

てるてる、こんばんは! 冬野です!

えっと…まだ全部読んでないんだよね…多いのです…。
でも多いのはすごいことだと思う!!

なのにここにきたのはわけがありまして…。


参照4000!!! おめでとう〜!!!!!

といいたかったの…!
ここまで参照伸びるなんてすごいなあと思ってます! わたしもそれぐらいだけどあんまり伸びてないから、きっとすぐてるてるが追い越すと思います! というか実際そうだ。うん。

な、なんか上から目線だよね…。
でも素直におめでとうをいってるつもりです!

重ねておめでとう!!

というわけで冬野でした!

Re: ハツコイ【ついに参照4000突破!】 ( No.402 )
日時: 2015/09/05 09:54
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

「やっぱり此処は手が追いついて無いね...」
あっ、さっき駅で確認した所だ。

弾いていて分かる位出来て無かった気がするな。
少し練習サボったけど、しっかり弾いて来たんだけどな。

「夏海、ちゃんと練習して来てそうなのに...」

「一応してます。」

「もしかしてなんかスランプみたいなのかな。 もうちょっと大袈裟じゃ無い方の。」
「スランプ(slump)ですか!??」

なんか私みたいなへっぽこじゃ無いピアニストさんとかが練習中には必ずなる奴だよね...

「大体を説明すると、練習の重ね過ぎでなってしまう一時的なものなんだけど、人によって長さが違うのよ...」

練習の重ね過ぎ...??

「あっだからと言って練習を止める訳じゃ無いよ!?」
私が思っていた事に返事をするかのような言葉に驚いた。

先生は私が考えている事、なんでもお見通しなんだ...

「どうやって練習すれば?」

「一つ一つ分解して丁寧に頭の中に叩き込んで行くの。 思い詰めないでゆっくりとね?」

「ハイ。」


スランプか。



正確には『スランプらしき物』だけどね...。



【続く】

参照と共に返信数も400突破で嬉しいです♪
これからも宜しくお願いします!

コメント等お待ちしております。

byてるてる522

Re: ハツコイ【これからも宜しくお願いします】 ( No.403 )
日時: 2015/09/07 15:39
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

レッスンからの帰り、電車の中は人が沢山居た。
電車というのは他人と使用する交通機関であり、大抵の人は携帯いじりか読書。

もしくは誰とも目線を合わせまいと、視線を漂わせている事だろう。

周りの事を考えずに話しまくる小母さん達を迷惑そうにみる仕事帰りの人。
私よりもずっと小さい塾帰りの真面目そうな子。

偏差値の高い有名高校の制服を着た子。


幸せそうなカップル。


それぞれの人がこの電車のこの車両に乗り合わせるのは、めったに無い事。

それは誰にでも言える事で、私自身にも言える事。


電車の窓から流れる夜景を見つめながらそう考えていた...───

【続く】

コメント待ってます(^^ゞ

byてるてる522

Re: ハツコイ【これからも宜しくお願いします】 ( No.405 )
日時: 2015/09/09 15:40
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

「ただいまー」
相変わらず誰も居ない家は無愛想で静かだった。
とはいえ返事をされたら怖いし...

鍵を閉めて靴を脱ぐ。


鞄を放り投げてベッドに仰向けになる。
傍の窓を開けると心地よい春の風が入ってきて自然と目を瞑りたくなる。

何もしないただただボーっとしたこの時間が何よりも好きなんだ...


寝返りを打って横向きになると、御父さんと御母さんの写真が目に入った。

あれから2年経つけど、やっぱり泣きたくなる夜は今でもある。


まだ四十九日になる前は通夜だの葬式だのであたふたしてた。

めったに会っていなかった親戚とも顔を合わせた。


写真の御父さん御母さんは若い。

今生きてたらもうちょっと太ってたり白髪が増えてたりしたのかな。


たった2年前なのに随分前の事のように感じる。



私は、過去と今とに支えられてたんだな...───

【続く】

今日学校が、早下校になって更新出来ました!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.406 )
日時: 2015/09/09 20:03
名前: まな ◆hGFZNa6Rqk (ID: 0TdvNrVL)

最近来たので、あまり読んでいないですけど……
とっても良いと思います!初めてなのに、何かすみません…。m(__)m
僕の…(一応女です。紛らわしいですけど…)自分のスレには、全然人が来なかったり、
参照が増えなかったりするので…羨ましいです。
続き、頑張ってください!\(・∀・)/

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.407 )
日時: 2015/09/09 21:59
名前: ライド ◆O40gZ3Dlvk (ID: 49hs5bxt)

この前はコメントありがとうございました!!

あー、もう!だいぶ前の話だけど、フロランタンが……!美味しそう……!
くそう、めッちゃ食べたい……!でも、たべたら私の体重が……。

そして、瑞樹ちゃんたちというとてもいいご友人たちに囲まれながら、教えてもらう夏海ちゃん……!羨ましい……!
絶対に無くさないようにしてもらいたい!ていうか、なくすなよ!www

この小説は恋愛がメインだけど、私は夏海ちゃんや百合ちゃんたちの関係も好きです!

これからも頑張って!

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.408 )
日時: 2015/09/10 15:35
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜まなさん〜
全然大丈夫です(*^^)v
最近来て頂いたばかりでも、良いと言って下さるのは嬉しいです♪
...私も女ですけど、つい俺とか僕とか言っちゃいますww

癖だとなかなか抜けませんよね?!w←

まなさんの小説にも行きたいと思いますッ!
コメント有難う御座いました^^

〜ライド〜
来てくれてありがとう^^

毎年Valentine(勿論本命は渡さなくて、友チョコだけw)はフロランタン作ってるんだ〜ww
自分の中では一番親しみやすくて書き易かったからさww

瑞希も百合も美佳も...全員が皆オリキャラだからさ。w
この小説はオリキャラで成り立ってるww


お互い頑張ろう( ..)φ


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.409 )
日時: 2015/09/10 16:42
名前: まな ◆hGFZNa6Rqk (ID: m37ThBn8)

不快に感じなくて、良かったです!^^*
そうなんですか?僕は私って言う事は無いですね…。
でも、学校では恥ずかしいので私って言ってます(・・;)
そうですね〜…。あ、僕の小説の所に来てくれて、ありがとうございました!
お互い更新頑張りましょうね!\(・∀・)/

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.410 )
日時: 2015/09/10 17:34
名前: 草明 ◆baf8d5Ze3M (ID: 51/AcAGl)

おひさです、草明ですっ!!

何日も来れなくて…。
本当にごめんね、てるてるっ!!
忘れられてないといいな(´・ω・`)

学校が早下校!!
僕の学校では、みーんな「学校なしがいいっ!!」って、わめいてます。
僕は…。割りとどうでもいい(笑)

でも、早下校は素晴らしい…。
まあ、台風だし、大変だもんね。
と言うか、普通の方が事実安全だけど。

長文ごめんっ!!
更新頑張って(^^)d

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.411 )
日時: 2015/09/10 17:48
名前: まな ◆hGFZNa6Rqk (ID: m37ThBn8)

あ、ここでははじめましての方も居ますね…。
挨拶無しですみません。m(__)mすっかり忘れてました…
改めましてこんにちはです!←今更遅いわ

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.412 )
日時: 2015/09/11 16:24
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜まなさん〜

この前、クラスの友達に『「まぁ俺は...」』みたいな事を言ったら、
『「えっ!?今、絶対に?俺?って言ったよね!?」』って凄い驚かれたw

いえいえ...♪
これからも応援してます、頑張って下さい(^^ゞ

大丈夫ですよ!!
挨拶は私も良く忘れr((ry

〜桜〜

忙しいのに来てくれてありがとー!(^^)!

直ぐには忘れんよッ(ドヤァァァ...ww


委員会の途中に校長先生から放送入って早下校ー!ってなったww←

私もどっちでも良いんだけど、出来れば無しが...www

今、私が居るトコはすっかり晴れて、学校で100m走&60mハードル&1000m走やった...(苦笑)

疲れたけど楽しかった…かなw


長文大歓迎w!
コメントthankyou<(_ _)>

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.413 )
日時: 2015/09/11 18:44
名前: まな ◆hGFZNa6Rqk (ID: tVNOFy45)

そっそうなんですか?あ、ありがとうございます!
応援嬉しいです♪(・ω・)/

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.415 )
日時: 2015/09/12 10:53
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

「もしもし百合?」
『どしたの夏海。 珍しいよね』

電話から聞こえる百合の声はいつもより高くて、慣れないトコが有った。

「いや暇でさ。」
『...夏海は、春休み中佐野とは会うの?』

急な話で思わず息詰まる。

「う、ううん。」
『佐野は夏海に会いたいんじゃない?』
「そかな? でも無理に会うのも悪いしさぁ...」
『夏海は我慢しすぎじゃない? だから後悔する事も多くな...』

そこまで言って、私はなんだか苛ついてしまった。

自分で掛けておいたのに...

「別に百合には関係ないじゃん? お節介になったよね最近さ」
『...』
何も返ってこなかった。



沈黙が流れた。
百合は今どんな気持ちなのだろう。

私は...?
私は今どんな...?

『じゃあ、また新学期にね。 ゴメン夏海。』

「うん」とも言えないまま電話は切れた。


通話時間はたったの1分30秒。

この1分30秒で私は何をどうしたかったんだろう。


【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.416 )
日時: 2015/09/12 11:01
名前: まな ◆hGFZNa6Rqk (ID: /jFrgiog)

そうですよね…。
あ、更新したので見ておきます!^^*

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.418 )
日時: 2015/09/14 16:13
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜瑞希サイド〜

夏海と百合の言葉が行き違っていた中...──

家に帰って、ポストを見ると...
『渋川瑞希様』と書いてある葉書を見つけた。

表面をみると、
『「久し振りに中学時代の皆で会おう!」』という文字。
いうならばちょっとした同窓会みたいなものだ。

互いに仲が良くても、行く高校は別になってしまいそのまま会わなくなった。
そんな事に応えるかのように、これは企画されたらしい。


行くか行かないか。

その二択で凄い迷っているのだ。


楽しそうだが今一つ気が乗らない...


とりあえず3人に相談しようと携帯を手に取った。


【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.419 )
日時: 2015/09/14 20:08
名前: まな ◆hGFZNa6Rqk (ID: 91b.B1tZ)

ありがとうございます!頑張りますね!

Re: ハツコイ【コメント待ってます^^】 ( No.420 )
日時: 2015/09/15 14:51
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜美佳サイド〜

その日、学校が無い日と比べてかなりゆっくり起きて、普段成す事を、2倍くらい掛けてのんびりと行った。

寝ぼけたまま、洗面所で顔を洗って二度寝したい気持ちを抑えつけて歯を磨いた。

♪〜



携帯の着信音が鳴った。

画面を見ると、?瑞希?と書いてあったので、ゆっくりと美佳は携帯を手に取った。


「あッ!? 美佳!?」
私に掛けてるのに、何故かそう聞き返す瑞希に思わず苦笑が出る。

「うん...」
「...もしかして起しちゃった?」
「...いや、もう起きるトコだったし。」
「そっか。」

何気ないやりとりを繰り返したが、瑞希が私に電話をして来たのには、何らかの理由があるのだろう。


「....それでどうしたのさ!?」

「いやぁ、まだまだ先だけど中学時代の同窓会って行く??」

瑞希の言葉に私は、驚いてゴミ箱の中に無雑作に放り込まれた葉書に目をやった。
勿論行く気は無かった。

「う〜ん。私も悩んでたんだけど、幹事が正哉だし...行き易そうっちゃ行き易いかな...」

「じゃあ行くか!」
「えっ!?」

「ありがとね美佳、じゃあ♪」
「...えっちょtt...」


切れた...。


佐々木正哉...。
中学時代に佐野の次にモテていた男子。

【続く】

>>90にハッピーが、応募してくれたオリキャラです!

...半年以上掛かってゴメン。


みなさんが前に応募してくれたキャラを使おうと思います。w

byてるてる522

Re: ハツコイ【前に応募して下さったキャラを使います!】 ( No.421 )
日時: 2015/09/18 17:00
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜百合サイド〜

この前美佳に言われたから行こうとしてるが、最初は大して思い入れも無い中学の頃に戻る必要は無いと考えていた。

まぁ誘われればその気になれて行こうと思える。

とはいえ、まさかの幹事に驚いた。
正哉はヤンキー化する事があってなかなか扱いずらかった記憶があるけどそれ以外は殴りたくなる位の完璧だった。


一目置かれる存在だった...と思う。

夏海は行くのかな。



そう思ってメールをしようと携帯を引き寄せると、夏海と喧嘩で終わっていた事を思い出した。

「どうしよ...?」

1人であーだこーだしてるうちに時間だけが経っていった。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【前に応募して下さったキャラを使います!】 ( No.422 )
日時: 2015/09/24 14:17
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

?初?〜正哉サイド〜

もともと人と話すのは嫌いじゃ無かったし、中学の頃の友達との思い出もなかなかの物だったと言える。

だから高校が一緒の奴に相談する前から1人で同窓会の計画は立てていたのだ。

渋川瑞希...───

コイツが来てくれる保証も無いのに。


まさか俺が恋なんて柄でも無いから自分でも自覚するのに時間が掛かった。
でもこれが恋なのだと...


知らぬ間に、自分の言動に気付かされた。


目が、というより視線が...
自然と追いかける。

ストーカーなんて卑猥な物じゃ無くて。


せめてもう一度、、、

君に会いたかった。

【続く】

佐野に続いて、正哉kサイド。
学校でも口調などを考えていました!(^^)!

PCのキーボード(keyboard)の調子が悪いです(苦笑)

byてるてる522 

Re: ハツコイ【前に応募して下さったキャラを使います!】 ( No.424 )
日時: 2015/09/28 15:28
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

「夏海ー!」
声のもとへ掛けて行く。

普段の制服や私服よりも若干洒落た格好を身にまとう姿は互いに見慣れずに、つい吹き出してしまう。

「やっぱりこの服慣れないな。」
「結構奮発したけどなぁ...」

それぞれの思いがこもった服装であり、気分は一気に中学時代の会い立ての頃に戻ったようだ。


照れくさくも久々に再会を果たすクラスメイトに会うのは楽しみな事である。


「こうしてても仕方無いし、行こッ」
初めは行こうか悩んでいた美佳もその気になれば、乗り気で今にも飛び出しそうだった。

「あんまりはしゃぎ過ぎると危険だよ。」
冷静を保ちつつも自分で言い聞かせるように百合も言ってる。


私も無性に、これから起こる事に自然と期待を寄せて居る。


【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【前に応募して下さったキャラを使います!】 ( No.425 )
日時: 2015/10/02 17:10
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜瑞希サイド〜

久し振りに会うクラスメイトは変わってたりしたけど、やっぱりもう一度その場に集まれば時が戻ったような...

懐かしい時を思い出して自然と口角が上がるのを感じる。


「渋川と三神、高橋と村田も^^」
言いだしっぺである正哉が、ふいに声を掛けて来た。

中学と比べればかなり背も高くなって声も低くて...軽く動揺している自分に驚く。

そんな私とは裏腹に百合や美佳は楽しげに話していた。

「正哉、なんか大人びたね。 中学の時はもうちょっと小さかった^^」

「パッと見だと誰だか分かんない。」

視線を彷徨わせて、正哉の方に目をやると目が合った。

ニッと、悪戯っぽく笑う所とか...変わって無い。///


【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント待ってます(*^^)v】 ( No.427 )
日時: 2015/10/07 17:33
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

「なんかやっぱりドキドキする。 てか私の事覚えてる人なんて居るのかな...」
私が言った事にやや食い付き気味に

「勿論。^^」
「だって夏海、最初の印象濃かったし。」
「今回も、同窓会とはいえ、クラス会みたいなモンだよね...」

余り周りを見ていなかったから気付かなかったけど、確かに居るのは話した事は無くても顔見知りばかりだ。

そう思えば力が入っていた肩も力が抜けて行く。


「ホント、変わって無いね夏海ちゃん。」
久々に聞く刺々しい声の主は、?神田祐香?

クラスの中心女子で怒らせると非常に恐ろしい人。


前よりもversionup(祐香ちゃんに合わせてみた感じ)して、派手に豪華になっていた。

今思えば、これも一つの思い出と化している自分に笑ってしまう。


昔は昔で過去となる。

【続く】

祐香は、>>25らへんから出てます。w

ホント?ハツコイ?の1話とか2話は黒歴史過ぎて笑えますww

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント待ってます(*^^)v】 ( No.428 )
日時: 2015/10/07 17:36
名前: 杏莉 (ID: 3mln2Ui1)

てる、今見てたら、お客様いっぱいいるねぇ

しかも、私とは大違いの

神作者様たちが…

羨ましい

Re: ハツコイ【コメント欲しい...(´・ω・`)】 ( No.429 )
日時: 2015/10/08 16:44
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜杏〜

そうかな!?
でもやっぱしコメントして下さった方が多ければ嬉しいww

杏も文才あるよ〜(*^^)v

小説書く時とか、有名な人の小説読んでコメントとかしたりしてる...w

byてるてる522

Re:小説内容 ( No.430 )
日時: 2019/08/16 13:45
名前: てるてる522 (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

第1話
>>0>>3>>5>>6

番外編 瑞希side
>>10

第2話
>>19>>25>>36>>41>>44-45>>53>>61>>63

第3話
>>78-79>>82>>86>>88>>95>>105>>110>>112>>114

第4話
>>119>>125-127

第4話 〜『再会』編〜
>>129>>135-136>>138>>145

番外編part2 鬼哭陽炎
>>153>>158-160

第5話
>>162-163>>165>>171>>176>>179-180

第5.5話
>>181-183>>185-186>>190>>192

第6話
>>200>>204>>211>>215>>220>>230-232>>234-235>>238>>248>>250>>252-253>>255>>266>>271-274>>277-279>>281>>283-285>>292-293

第7話
>>296>>298-302>>306-309

第8話
>>312-315>>318-319>>326

第9話
>>331-332>>336-337>>343>>348>>352-354>>366


◆Specialレシピ◆
>>368
>>633(画像)2016.2.15


第9.5話
>>369-370>>373>>381

第10話
>>383>>388>>390-393>>396>>402-403>>405>>415>>418>>420-422>>424-425>>427>>434

第11話
>>436-440>>443>>449>>457>>462>>473>>474>>481>>483>>489>>492-493>>496>>502


【登場人物紹介part2】
>>531

第12話
>>508>>511>>514>>525>>532>>533

第13話
>>543>>549>>553>>557>>560

第14話
>>564-565>>572-573>>576>>582>>589>>593-594>>596-599>>602-603>>608>>610-612>>616-619>>626>>630>>639-642

第15話
>>653-656>>663-664>>668-669>>672-676>>679>>681>>686>>694

第16話
>>697>>700-701>>706>>708-709>>713>>715-716>>722-726>>728>>731-732>>734-739

第17話
>>740>>743-745>>750-757>>761-767>>771-773>>776>>780

第18話
>>781-784>>787-788>>793>>796>>799-800>>803-804>>808>>812-814>>817-818>>821

第19話
>>827>>832-833>>835>>838-840>>843

第20話
>>844>>846-848>>850-851>>854-855>>858-859>>861-862>>867-868
>>874

Re: ハツコイ【コメント欲しい...(´・ω・`)】 ( No.431 )
日時: 2015/10/11 12:27
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

●作者御礼ページ●

参照4500突破しました<(_ _)>
有難う御座います。

小説内でも少し触れた、キーボードの調子が悪くて更新スピードが落ち気味の件についてなのですが、私がいつも小説更新に使っているPCのキーボードは無線の物で電池などで動くものです。

まだ新しくて慣れていなかった事もあり...それに全く気付かず...(笑)

今朝、思い出して電池を取り替えるとしっかり動きました♪

またしっかりpaceupしていきたいと思います!!


今後の事についてですが、あまり触れて無い佐野...いやそろそろ?雄太?とかにするべきか。w

...雄太の事を少しずつメインで書こうかなと思います^^


章も変えて...ですねw


それから、小説内容の部分を、別の所(>>430)に貼り替えさせて頂きました〜ヽ(^o^)丿


まだまだ完結が見えないのですが、理想としては来年の夏に完結が良いです(最高の理想ww)


少しでもこのハツコイを読んで、共感&楽しんで頂ければと思います。

これからも宜しくお願いします!


PS コメント待ってます((

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照4500突破! thank you♪】 ( No.432 )
日時: 2015/10/11 17:04
名前: 彩 (ID: /M2Jvana)

はじめまして。面白いですね!

Re: ハツコイ【参照4500突破! thank you♪】 ( No.434 )
日時: 2015/10/13 08:30
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜佐野サイド〜

「うす。」
「お、おはよー...」

ついこの間、懐かしい中学のクラスメイトに会った。

そこで、村田の友達の三神達に俺等の関係(?...////)をばらされた。

帰り際に村田を除く3人のトコへ行き、文句を言うと...
「いやぁ〜。だってまだまだ佐野を狙ってる人少なくないと思うよ!?」

...//

「それに夏海だってもう、周りに理解してもらった方が楽かもだしね。」

...!?////

「てか、結構付き合い始めて長いのに未だにお互い名字呼びなのもpure(ピュア)だよね〜」

.../////


話を聞くうちにどんどん自分が赤くなるのを感じる。


にやにやと悪戯っぽく笑う目の前の3人の顔が目に浮かぶ。

「でも、夏海は夏海で頑張ってるんだから。」

「佐野も佐野で結構考えてるんだし...」


「うちらからは何も言えないかもなぁ〜」

肩を竦めて前に歩き出す3つの背中をただ呆然と見つめるしか俺には出来なかった。

【続く】

次から新しい章に入ります〜^^

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント大募集w】 ( No.436 )
日時: 2015/10/14 17:41
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜第11話 高3 夏海サイド〜

いよいよ高3がスタートする。

大きな...重要な一年が...───


私は、この1年で何を残して行けるのだろう。

【続く】

短くてスミマセン<(_ _)>

この高3の間で色々てんやわんや有ってかーらーの、完結が今の中では1番BESTですww


コメント待ってます(((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント大募集w】 ( No.437 )
日時: 2015/10/17 17:54
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜百合サイド〜

高3...。
何処か懐かしく、聞き覚えの無い響き。

私もとうとう高3でこれから先を尋ねられる時期。頃合いだ。

とはいえまだまだ始まったばかりと言えばそうなる。


桜の蕾が膨らんで、咲いているこの季節に全てを考える必要はまだ無い。


少しずつだけどしっかりと決めて行けば良いんだ。



大学進学か...就職か。
つい何年前かなんて、まさか自分がこんな事になるなんて想像も付かなかったけど案外呆気無くやって来てしまうんだな。


───Time the cherry blossoms bloom...───────

【続く】

感想待ってます!!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント大募集w】 ( No.439 )
日時: 2015/10/20 13:52
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜美佳サイド〜

天然馬鹿...そんな言葉を掛けられるのも少しずつ減った。

風が吹いて、遅れ毛が顔に当たり耳に掛ける。

私も、皆も。少しずつ大人になってる...


あっという間でこれから生きていく中じゃたった一つの出会いで...出来事になってしまうかもしれないけど、忘れる事は無い。


横に居る3人の顔を見て、私はそう確信した。




この前の中学時代の友達に会って見ても改めて思わされたし...
今思えば、この子と仲良く出来そうとか...

新たな発見?みたいのも見つけたし...



私も、自分で自分に何か大きい発見なんか得られたら良いなぁ...


───New discovery─────

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント大募集w】 ( No.440 )
日時: 2015/10/23 16:45
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

前までは冷たかった春の風も少しずつ暖かくなり、桜の花弁を吹き上げる。
花弁が風に舞い踊る...

授業中、窓から下の校庭を見て居てすっかり春を感じた。

顔見知りじゃ無かったら恐らく他学年...───つまり下学年───。


先生以外で私達よりも先輩の人に会う事は無いんだ。

...そう思うと少しだけ胸がゾワッとした。


「村田、何ボーっとしてるんだよ。」
隣の席の男子に言われて、座りなおして授業に戻る。





...欠伸が出る。


まさに「春眠、暁を覚えず...」だと思った。
この暖かい日なたで寝転がったら、一瞬で眠りに落ちそうな...



まだまだこれからが、高3生活になる...

【続く】

リアルでは、これからが?冬本番!?という所でしょうか?

この小説を書くと、何故か気分で暖かくなれます(笑)
良ければ感想等待ってます!

byてるてる522

Re: ハツコイ【高3編、start♪ コメ募集中】  ( No.443 )
日時: 2015/10/26 16:35
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

「夏海、ホント眠そうだね...」
...眠いよぉ。

「こっちまで見てると眠気が〜」
...欠伸が止まらない...。

「春を感じるなぁ。」
...眠気で春を感じるって...


ついこの暖かさにつられて気分までもがボーっとしてしまい、集中も続かないこの時期。

多くの人々はこの心地よさについウトウトとしてしまうだろう。


私、村田夏海も当然その1人で周りにも我にもかなり大きい影響を与える存在...。


この文面から分かる通り、今も睡魔と闘っている所である。


春は、花々が咲き乱れてとても良い季節。
4人で後、何回この季節を迎えられるのだろう。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【高3編、start♪ コメ募集中】  ( No.444 )
日時: 2015/10/28 17:23
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

「ていうかさ、夏海もこの機会を境にさ...佐野って呼び方を雄太とかに変えたらいいと思うんだよね。」

美佳の思い掛けない発言に百合と瑞希の2人も賛同する。

「だってこの機会逃したら永遠に?佐野...??村田ァ...?の関係のままで居そうじゃんこの2人は。」

肩を竦めて百合が言う。

「だって付き合い始めて...3か月!! 今時居るのかこんなピュアカップルは...」

....////


「で、でもさ。私じゃ無くて佐野はどう思ってるのかってトコじゃん?」
私の言った事に噛み付くように美佳が...

「お互いにそう思ってて...今でしょ?!」

「うむ。」
「そうだね...」




この春を境に、一歩成長か。
言葉だけなら簡単だけど、まだまだ初めての事ばかりでそこまで気持ちが追い付いて無いんだよな...

「フゥ... やっぱり緊張するよ。」


「そりゃあそうだ。 緊張しない筈が無い。」
腰に手を当てて、胸を張る美佳。
可笑しくて笑いが吹き出てしまう。


「まずは一歩踏み出す勇気だよッ!」
背中をドンッと押されてよろめく。


急に言われた事に動揺している気持ち...

【続く】

最近は寒くなっていたのですが、今日の日中は暖かく少し汗ばむ位でした...w

私も少し風邪気味なのでしっかり体調直したいと思います!

皆さんも御気を付け下さい♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス欲しい(´・ω・`)】 ( No.446 )
日時: 2015/10/29 17:18
名前: 恋桜 (ID: Fbe9j4rM)

てるてるさん、初めまして!
最近カキコを始めたものです。

まだ全部は読んでいないのですが、最近ちょうど場面が変わったようなので、いいかな、と思ってコメントさせていただきました!

参照が上がるのが早いですね…!
凄いです、素敵です。

内容も個人的に好きな感じで…!

上手く言えないんですが、とにかく好きな作品です!



更新頑張ってください!

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス欲しい(´・ω・`)】 ( No.447 )
日時: 2015/10/29 17:42
名前: 杏莉 (ID: 3mln2Ui1)

てる、雑談提示版の方、入れなくなちゃった。

管理人の所もw

しばらく来れないかも、



あと、てるは何て、文才をもってるのでしょうか。

こうかんs((

ではでは~

更新ファイト!

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス欲しい(´・ω・`)】 ( No.448 )
日時: 2015/10/29 18:22
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜恋桜さん〜

こんにちは♪ 初めまして!
最近あまり御客さんが居なかったのでtension上がってます↑(笑)

全部...私も少しずつ読み返して居るのですが非常に大変です(^^;
でも嬉しいです!!

恋桜さんの小説にもお邪魔させて頂きました♪
丁度オリキャラ募集...という事だったので、応募させて頂きました<(_ _)>


私も恋桜さんの小説読んで行きたいと思ってます^^
お互い頑張りましょう!!


〜杏〜

あッ!!!
それ、私も〜(T^T)/

なんか変なページに行っちゃうんだよね...。
私のPCが可笑しいのかなとか焦った(苦笑

管理人さん、なるべく早く対応して下されば良いけどね...


何をおっしゃる杏莉さん(笑)
貴方も私以上の文才を御持ちでしょうが(笑)ww

お互いガンバロー(*^^)v

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス欲しい(´・ω・`)】 ( No.449 )
日時: 2015/10/30 17:36
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

暖かくて手が悴んでピアノが弾きにくくなるのも減って来た。

自分の手の感触を確かめて、自然と顔が綻ぶ。

電車に揺られてピアノの教室まで行く。
相変わらず沢山の人が隅っこで携帯をいじったり読書をしている。

どんな用件で...どんな事情で。
電車の利用は人それぞれだ...。

ピアノの教室へ行くための最寄駅で降りて改札を出る。

電車に乗り始めた頃よりも少しだけ日が暮れて居る。


小走りで、レッスンへ向かった。

青になって居た信号がチカチカと点滅し始める。
点滅している信号機を見ると自然に背中を押されて急かされて居るようなそんな気持ちになる。

単に私の思い込み...考え過ぎにしか過ぎないが、私以外にも慌てて横断しようとする人も沢山いる。


私は、これから何をどうして生きて行くのだろうか。
自分では何を求めて居るのだろう...。

答えの無い疑問が頭にふと浮かび、消えた...。

────...Future life───

【続く】

さて、明日はHallowe'enですよ皆さん!!
Hallowe'enpartyとかするんですかー??(?_?)

私は用事で出来ないのですが、家にHallowe'en期間限定のお菓子があります(笑)

trick or treatヽ(^o^)丿

この言葉を色々な場所で言って見ましょう((殴ッ
お菓子貰えるかな...((蹴ッ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメントに一言コメント書かせて頂きました】 ( No.451 )
日時: 2015/10/31 13:13
名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: y1N6F4if)
参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目織、桜里、リザ

参照5000突破おめでとう!(*^▽^)/★*☆♪

名前の最初に自分が乗ってるって凄い嬉しいことだなぁ…と思いました(笑)

百合もすっごい使ってくれるし、イメージ通りだしやっぱりてるてるのは読みやすいし……ほんと、最高!

こちらこそよろしくね〜!(о´∀`о)

いつまでも応援してるよ!(((ストーカーみたいw


Re: ハツコイ【コメントに一言コメント書かせて頂きました】 ( No.452 )
日時: 2015/10/31 13:18
名前: 冬野悠乃 ◆P8WiDJ.XsE (ID: Ql2tRr6x)

参照5000突破!!! おめでとうーッ!!!!
五千人も見てくれるってすごいよね…。
そしてコメントありがとうっ。有名ではありんせん((
これからも応援してます!! 突然失礼しましたっ。

Re: ハツコイ【コメントに一言コメント書かせて頂きました】 ( No.453 )
日時: 2015/10/31 19:52
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜ちほ〜

全ては百合のオリキャラ応募から始まった...(笑)
でもこれは事実よ!?

お陰で参照5000(信じられんなぁ。)ですよぉ(泣
嬉しくて泣きそう...(T^T)

百合大好き!!
もう最高だよ♪

thank you!

全然ストーカーじゃないよ〜ヽ(^o^)丿


〜悠乃ちゃん〜

ありがとーッ!!
参照5000...とはいえその半分程は自分が更新する為にclickしたものだとは思うけどさ...(笑)

実感無い。
嬉しくて気持ちがフワフワしてる←

有名やろぉ〜ww

私は悠乃は絶対大物作者だと思ってるぜぃ☆


突然嬉しかったです//


byてるてる522

ハツコイ【参照5000突破! 本当に有難う御座いますッ(泣】 ( No.455 )
日時: 2015/10/31 20:15
名前: 杏莉 (ID: 3mln2Ui1)

てるぅ。

参照5000突破おめでとうヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

完結…いつかはするよね。

ホントに、素敵な文章&文才だね!

はい、交換←

更新ファイト

追記 良かったら、うちの小説に来て、コメ頂戴←

ハツコイ【参照5000突破! 本当に有難う御座いますッ(泣】 ( No.457 )
日時: 2015/11/01 16:56
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

「...?愛の夢??」
リスト作曲でもともとは3つの夜想曲という副題を持つ曲である。
ただこの?愛の夢?という曲の3番だけが人気で、これだけ演奏する事が多い。

3番は誰もが一度は耳にした事のある曲...。


問題はそこでは無く、こういう難しい、兎に角難しく複雑な曲を私が弾くという事なのだ。

「今の夏海になら弾けそうよ?^^」
先生は笑顔でそう言う。

正直今の私の気持ちを表すと『弾きたい!5:迷い中...5』という五分五分な気持ち。
そんな中途半端な気持ちで弾いて良い物か...

「そんな真面目に考えなくても良いのに...」
声を高くして先生が言う。
私の心が読めるようにそう言ったので思わず目を見開く...

「お試しで弾いてみてから決めても遅くは無いと思うのよ〜。」

「それじゃあ...やってみよっかな。」

楽譜を受け取った。


「じゃあ少しだけ譜読みしてく?」
ピアノの方を指さして先生は微笑んだ。

「ハイッ!!」
自然に声が弾む。


奏でられる音と共に時間も過ぎて行く...。

【続く】

愛の夢...いつか弾いてみたいなと思います(笑)

byてるてる522

Re: ハツコイ【此れからも宜しくお願いします!】 ( No.458 )
日時: 2015/11/01 17:44
名前: miru* (ID: .pUthb6u)


てるてる522さん、こんばんは!
miruです!(*^o^*)

まだ途中までしか読めてないのですが、コメントに伸びる手を止められませんでした笑

中学生時代の、夏海ちゃんのコンクールが終わったところです。
夏海ちゃんが引っ越してしまいました……。

夏海ちゃんの最後の涙がとても印象的で、夏海ちゃんのその後がとても気になります(O_O)←

一区切りかな、と思ってコメントさせていただきました!

すぐに続きを読みに行きたいと思います笑

それと、コメント欄に行くまでに、最近の文章をチラ見してしまったのですが、(偉そうですが)さらにめっちゃ素敵な文章になっていて、続きが読みたくてたまりません!

更新頑張ってくださいね!
また来ます。(*^^*)

Re: ハツコイ【此れからも宜しくお願いします!】 ( No.459 )
日時: 2015/11/01 20:36
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜miru*さん〜

コメント有難う御座います<(_ _)>

嬉しいです(笑)//

となると次は高校ですね...♪
続きが気になるとは...凄く嬉しいです!!

少しだけ今の事を言うと、現在書いているのは夏海が高3になってまだ春!みたいな感じですw

チラ見(笑)
最近少し見返してみたりしてるのですが、最初の方がなんか駄文で(今もですがそれよりも更に←)恥ずかしくなったりしてます...//

1人で赤面したり...(苦笑

miru*も頑張って下さい♪
お互い更新頑張りましょうね!?

byてるてる522

Re: ハツコイ【此れからも宜しくお願いします!】 ( No.460 )
日時: 2015/11/03 11:48
名前: まかろん (ID: mwz5SFMT)

こんにちは!まかろんと申すものです!

この度、コメントありがとうございました!\(*´▽`)o゚

てるてる522さんのお名前で検索してみると、とても作品数が多く、ベテランさんや!と少し萎縮しながらお邪魔させていただいたのですが……。
文体がどんどん可愛らしくなっていって、コメント欄もすっごく気さくで、なんだかほわほわした気持ちになりました笑

だめだ私の辞書さんが壊れた?(; ̄□ ̄

まだ途中までしか読めていないのですが、これから少しずつ読ませていただこうと思います。
夏海ちゃんがどんな恋をするのか、まだわかりませんが、様々な出来事の中強くなっていく姿を最後まで見たいので、またおじゃまさせていただきますね。

最後に、参照5000突破おめでとうございます!
これからもPC更新同士、頑張ってください!

Re: ハツコイ【此れからも宜しくお願いします!】 ( No.461 )
日時: 2015/11/03 14:39
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜まかろんさん〜

あのですね!? この前久し振りにマカロンを食べて凄い幸せだったのでまかろんさんの小説にお邪魔させて頂いたという理由もあるのですよ〜(笑)

改めましてコメント有難う御座います♪
小説...今は頑張って両立している...(?)なんですが、一時期小説立てては放置を繰り返していた時期がありまして...。
無駄に多いんですよね(^^;

www

私もまた、まかろんさんの小説読みに行きたいと思います!!
まだまだホントは完結したくないのですが、少しずつそれが近づいて居ます。

PCなんですね!?
是非ともお互い頑張りましょう(笑)

御客様欄に御名前と一言紹介文を載せさせて頂きますね!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【?愛の夢?リスト】 ( No.462 )
日時: 2015/11/03 15:36
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

凄くレベルが高くて難しいこの夜想曲第3番はよく音数を減らしてまだ初心者でも弾けるように編曲されていたりする事が良くある。

私もかなり前(...小学校6年生くらい)にその愛の夢を弾いた事が有る。
1回弾けば何となくは曲の流れも分かるし意外とてきぱき行けるかもなんて思いが甘かったらしい。

まるで同じ曲とは思えない音数に指使い...。
譜読みの遅い私にはとても大変で、先生がなんで私なんかに弾けると思ったのだろうと不思議になる位だった。

「最初はこの位よ〜。大丈夫、今はまだ時間沢山あるからゆっくりやって行こう。」
笑顔で言う先生は若干汗を書いて居て、気を使っているのだろうか...
だとしても尚更頑張らなくてはと思わせられる。

「ハイッ!!」
気持ちを切り替えて、再び楽譜と向かい合う。

音、曲想...。指使い。

鼻で息を吸って静かに指を動かし始める。





まだ途中までだが取りあえず弾いて居た指を止める。

「うん! それじゃあ来週までに...此処から、此処までで! お疲れ!」
さっきと同じ笑顔の筈なのに、やっぱり違うと感じるのは気持ちの問題だろう。

「有難う御座いました〜」

鼻歌を歌いながらレッスン室を出た...

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【?愛の夢?リスト】 ( No.463 )
日時: 2015/11/03 15:58
名前: 咲華 (ID: 9FsoS0Y.)

あ!てるてる!
チョーーーーーーーーー久しぶり!
覚えてない?咲華だよ!
これからこっちで書こうと思ってるんだ!
よろしくね!

Re: ハツコイ【?愛の夢?リスト】 ( No.466 )
日時: 2015/11/05 07:07
名前: 恋桜 (ID: EdfQYbxF)

お久しぶりです、恋桜です♪
参照5200突破、おめでとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))

「愛の夢」大好きです!とてもいい曲ですよね〜&#9829;
心が癒される気がする。

あ、私の小説に来ていただいて、ありがとうございましたm(_ _)m
オリキャラも…なんて、すごく盛り上がってました(笑)

頑張ってください!

Re: ハツコイ【?愛の夢?リスト】 ( No.468 )
日時: 2015/11/05 17:09
名前: 彩 (ID: /M2Jvana)

頑張って下さい。
SSの方も見させていただきました!お上手ですね!
僕もかいt((
失礼致しました…。

Re: ハツコイ【?愛の夢?リスト】 ( No.469 )
日時: 2015/11/05 22:22
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜彩さん〜

彩さんのSS小説、読まさせて頂きました(^^ゞ
とても面白かったので『すきー!』ボタンを押しました!!(笑)

長編に慣れて居て、SSを書く機会は無かったのでとても楽しかったです。
他の方のも凄いなぁ......と。←

これからも頑張ります(恩着せがましい。

有難う御座いました(@^^)/~~~

byてるてる522

Re: ハツコイ【?愛の夢?リスト】 ( No.470 )
日時: 2015/11/06 15:34
名前: Garnet (ID: g41dHign)

ぜぜはは。
3話位から最新話迄daaaaaaaaashしてきた。

やっほう。
うるっせー阿呆の登場だよ(笑)
まあ色々突っ込み所があると思うけど、今更改まるのもキモいから此の儘で行きますわぁ←



愛の夢、良いよね〜(*´∀`)
ていうかなつみんにぴったり!
繊細なメロディの中に複雑な感情がせめぎ合って、でも、一途な"愛"がある。
何処か哀しげで、何処か切なくて、何処か懐かしくて……。

両親を亡くして、心の方位磁針が狂ってしまったこともあったけど、其れでも彼女は、真っ直ぐ歩き始めた。
夏海にとっての北極星は、3人の大切な親友と佐野くんなんだよね。
……って、夏海ちゃんを呼び捨てしてしまった!(゜ロ゜;
えーだってさーっ、村田の夏海ちゃんも、ポニーテールガールになったじゃん!此方の夏海もポニテなんだもん!←オイコラ


此は個人的な好みだけど、
ピアノ曲なら、わたしは ピアノソナタ『月光』が好き。
あとは、トロイメライと戦場のメリークリスマス。
ここ数年、お母さんがクラシック系に嵌まったみたいでさー(……つっても、YouTubeで聴いてる程度なんだけどね。)、
汚い家に似合わないメロディラインが充満するんだもん、そりゃわたしも影響受ける訳でさ、わらわら。

わたしもピアノ少女出したいなー。
絶対1クラスに2人はピアノやってる人居る時代だしね。


で!
本題入るけど!(今更ぁぁぁ)
村田のなつみん、おめでとー!!!
初恋叶えちゃうとかまじ奇跡。しかもあんなロマンチックに告白とか。
ピュアだわー………
わたしの元居た中学は、
顔もみたこと無い癖にライン交換、かーらーの、文字だけで告白、かーらーの、付き合っても数ヵ月で破局っすからね。
もー「今日で○ヵ月記念日((はぁと」って煩い煩い。
別れたときは女子のほうのトプ画が真っ暗になるか、TLが荒れるか。
ほんと、なつみんを見習ってよ!って感じー。
彼女は自分で努力したもんね。

そういえば。
バレンタインのお菓子、美味しそうだね。
今度作ってみたいな←クッキー焼ける環境じゃねーだろ
其れに、お祖母さんと一緒に作れるとか……羨ましいとしか言えないよ(。>д<)
良い家族に恵まれてるよ、てるてるっちゃん。
ずっと大事にしてあげてね。



纏め下手な長文とっとと失せやがれ!って頭の中で誰かが叫んでるから、そろそろ終わりにするねー。

良い物語をありがと♪

若し良かったら、COSMOSにも来てね。
あと、シリアスダークでもちょっとしたもん書いてるから、気が向いたら読んでねー(笑)
ぐっばあい。


Garnet

Re: ハツコイ【?愛の夢?リスト】 ( No.471 )
日時: 2015/11/06 17:42
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜Garnet〜

おぉ!! マジか(笑)
長文コメ嬉しい♪

阿呆なら私もだ←
...勝負するk(((ry

此の儘の方が私も気楽?だから合わせるぜぃ??w

「最近...ピアノ弾いて無いやん夏海ぃッ!(汗」って思って、何か名曲を弾いて頂きたいな...と思い、?愛の夢?とか良く無い!?と自分で即決。んで今になる。

自分で言うのも何だけど愛の夢にして良かったな...としみじみ思いました。

あの繊細だけど奥深い音色...本当に大好きで...(´;∀;`)/
そう言って貰えるだけでもう嬉しくて舞い上がりそう(舞い上がってるなw)

ピアノソナタ?月光?良いよね♪
よく弾いている人も多いし...それも良いなぁ。
nice提案有難う!! 考えて見る(^^ゞ

Garnetの例え...素敵...ッ!!///
北極星かぁ...確かにそういう存在なのかもしれないな。

嘗てオリキャラを応募したにも関わらず、半分以上を没にしてしまったっていう思いは今でもあるし...(´・ω・`)


そうそう! 細かいんだけどポニテちゃんになったんだよ〜w
前までは二つ結びだったんだけどね(笑)←

ポニテちゃん一緒やね(*´ω`)b

うちは...なんだろ...w
親がオーケストラとかやっててその影響でCDが沢山あるんだよ〜。
両親二人ともだし(笑)

ピアノ習ってるのは今じゃ珍しく無いものね...。


夏海)「Garnetさん、有難う御座いますッ.../// 今思い出しても顔が赤くなるッ...///」


...この小説を書いてて良く思う事なんだけどさー...。
私ほとんど恋愛経験無いのね?(苦笑
なのにこんな小説書いてて...なんかリアリティーとかあるのかなぁって思う。

自分が経験した事とかをちょっとアレンジして小説へ...が出来ないんだよね。
唯一、片思いだけだし。(笑)

あのロマンチックさは...私の憧れだなぁ(´・ω・`)


LINEで知り合って...告白かーらーのか...。
まぁ今はそういうのが多いよね。 それが普通になって来つつあるなと感じる。

努力家だよ...自分で言うのも変だけどさ...w


あの話書いてると、凄いお腹空いてたw
最近はお菓子作りもやってないなぁ。

材料あるしまた作ろうかな...←

私 )「お菓子作り、一緒にやって〜(泣」
祖母)「分かった良いよ(笑) お小遣いは無しよ?(黒笑み」

...ってやりとりが有った。www

確かに最近自分は恵まれてるなって思い始めてる。
有難う^^ そうするように心掛けます。


wwww

...こちらこそ、読んでくれて本当に嬉しい(^^♪
Garnetの小説もとても良い作品で、私は1番位に本当好きな小説です。w

よっしゃ、COSMOS行くね〜^^/

シリアスか!! 最近行って無いな。w
まずはコメディのCOSMOSにお邪魔したいと思いますッ(笑)

コメントthank you♪
これからも宜しく <(_ _)>

byてるてる522

ハツコイ【thank you always(*^^)v】 ( No.473 )
日時: 2015/11/08 04:37
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

駅に付くと、電光掲示板で赤い文字が流れて居た。
...人身事故で電車が遅れるという知らせだった。

此処からは離れて居るものの多少の影響はありそうだった。

「まぁのんびり帰るか〜」
軽く伸びをして改札を通ってホームまで行った。

ホームは人が沢山居て、普段の倍は居るのではないかと私をただただ単純に驚かせた。
中には電車の時間が遅れると色々多方面での影響が有るようであたふたとしている人も居る。

......短気な人は舌打ちをして携帯をいじる。

泣き喚く子供を必死になだめる母親。




人身事故って、人が死んだ......って事だよね。

意識する人なんて滅多に居ないんだろうけどそう考えれば、もう少し何かが変わって来るんじゃ無いかなぁと思った。


でもこれは......、当たり前の事だと思うんだ。

皆が皆平然として待っていたらそれは異常だ。


駅員の大きな声を揉み消すかのように、電車が来た。

扉からは沢山の人が勢いよく溢れ出る。


朝の通勤ラッシュ並みの人口密度になるホーム。
人が一人......自殺かもしれないし本当に事故かもしれない。

ただそういう中でこんなにも沢山の人に影響する事もあるんだな...とまた一つ、考える事が増えた。

心のもやもやも消えた。

【続く】

深夜で更新をしました←

高3の話は成るべく長く詳しく書きたいので、何故かそれと共に更新スピードも落ちてます(オイ

byてるてる522

Re: ハツコイ【thank you(*^^)v】 ( No.474 )
日時: 2015/11/08 16:03
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

『あーうん! そうだよね。有難う^^』
電話越しからの美佳の声は普段より高かった。

前にいつかテレビで言っていた気がする。
......電話からの声は、実は掛けて居る本人とは別の声だと。

携帯に入って居る何万もの声の中から1番近い物を選んで流している......と。

それはネタなのか本当なのかは分からないが、私からしてみればその近い声も美佳の声と認識しているのだ。

その事を美佳に話すと......

『マジ!? それじゃあ私の声も、私の声じゃ無いって事!??』
普通に日本語だけを並べると可笑しい文章だが、まぁ大体だとそう言う事になるだろう。

「そうだよ。その事を伝えてる私の声も違う声なのかもしれないしさー』

その事でかなり盛り上がった。


「んじゃ、そろそろ寝る?」
『そうだね〜。もう時間もヤバいし。明日授業中寝ちゃうかも...』

少し明日の事を話してから、寝た。

しんとした、何も感じない静かな夜だった......

【続く】

今日の4時頃に更新した後、一旦5時くらいに寝たんですよ...。
そしたら本当に寝ちゃって起きたら13時でした。

大事な日曜日が半分以上終わっていました(泣

全て私の自業自得ですが...(´・ω・`)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.475 )
日時: 2015/11/08 19:06
名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)

てるてる522さん

こんにちは。
先日はコメントありがとうございました!

こんなに沢山の人が来た小説にコメントするのは気が引けたのですが、てるてるさんの作品で一番読んでいるこの小説にコメしました。

弾いてる夏海ちゃんを想像したり、物語の行方を見守るのが本当に楽しい小説です。
これからも頑張って下さい!

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.476 )
日時: 2015/11/09 15:24
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜ビタミンB2さん〜

返信遅れてスミマセンッ(汗
コメントは昨日気付いて居たのですが...(´・ω・`)

改めまして、本当に有難う御座いますッ!!

そう言って貰えて、私も......夏海も嬉しいです//

ビタミンB2さんも頑張って下さい♪
...また小説にも行きたいと思います^^/

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.478 )
日時: 2015/11/10 16:15
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

...いつもと変わら無い休日だと思っていた。
特に決まって無い時間に起床、ボンヤリと自分の顔を鏡で見ながら洗顔をして歯を磨く。
家にある物で何となくの料理を作る。

......いつもと変わらない普通の味がした。

やっと着替えて、取りあえず洗濯をする。
週に一回の洗濯でそれをサボると痛い目に遭うのは自分だというのはもう分かり切った事。 今更それが面倒とは感じない。

和室にある両親の仏壇の前で手を合わせる。

ついでに花の水も変える。

......水を変えると花が生き生きしているように見える。
錯覚なのかもしれない。


御飯の皿を洗ってから椅子に座る。

のんびりと過ごすこの時間が私は大好きで大事な、大切な時間とも言えるだろう。

...と携帯が鳴った。

いつもはメールの着信音ばかり聞いて居たせいか少しばかり驚いてしまうのに、我ながらの情けなさを感じる。


と思うのもつかの間で、いそいそと携帯に出る。


「ハイ...」
緊張した声で途轍もなくか細い声が出た。

──......And like back in the old days───

【続く】

英語の訳は「昔に戻った見たい」ですw

コメント待ってます(

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.479 )
日時: 2015/11/10 16:28
名前: 僞露狗 ◆IyL.roxGAw (ID: 66F22OvM)  

ども。カロクです

やっぱりてるてるさんの小説は凄いです!!
なんと言えば良いのでしょうか…印象に残る…というかとても記憶に残ります…。
思い出す度に「もう一回読みたいな」って思うのです!!てるてるさんに会えて嬉しいです!!

てるてるさんの小説はほぼ全て既読済みです(・д・カロク)

コメントしてないのもありますけどね…

ちなみに僕は英語あまり読めませーん(どうでもいい)

更新、頑張ってくださいね!(・д・カロク)

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.480 )
日時: 2015/11/11 16:49
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜僞露狗さん〜

返信遅れました<(_ _)>

...いやいや、カロクさんの方が凄いです!!
記憶に残る!? そうなら嬉しい//(笑)

本当に私なんかが言って貰って良いのかって思うような事を言って下さって...有難う御座います!

こちらこそ本当に嬉しい...//

何だってー!?
なんか照れます←オイw

有難いです(#^.^#)


英語は私も得意では無いのですが、なんか英文カッコいいなぁって思うのです←
憧れと言うか。(笑)

カロクさんも!!
お互い頑張りましょうね♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.481 )
日時: 2015/11/12 17:34
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜百合サイド〜

気が向いたので、何となく夏海に電話を掛けた。
コール音が5回ほど続いたら、ガチャっと言う音が聞こえる。

口を開こうとしたら無機質な機械声が聞こえて...
「&#9742;ただいま電話に出る事が出来ません...ピーっと.....──」




電話を切った。

たかがの電話の筈なのに何故か虚しくて。
寂しくなった。

また会って話せば良い事なのに、その頃の私は何を思って居たのか。


自分でも謎めいて居て。
恐らくこれから先もずっと謎のままで居続けるであろうという事を改めて感じさせた。

【続く】

ちょっと間に百合サイドという感じなので短いです<(_ _)>

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.483 )
日時: 2015/11/14 17:35
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

......この気持ちを、誰かに今すぐ伝えたい。
誰か私の所に来てくれッ!!

そんな事を考えて赤く火照る頬を手で抑える......
嬉しさ半分残りは焦りとか恥じらいとかがごちゃ混ぜになっている。

相変わらず自分の感情が良く分からなくて戸惑ってしまう。


さっきから携帯の画面を見つめて百合や瑞希や美佳のアドレスを見てはそのまま...を繰り返している。

ハッキリしたいところだ。

このもどかしい気持ち、感情。


でも今は、3人に頼るのも良いけど思い切って本人と話した方が良い気がする。
会おうと思えば会える距離であるんだし。


そう思えばまだまだ遠距離恋愛とかするよりもずっと......安心出来る。




...私がなんでこんなに焦っているのかと言うと。

お互い思い合う男女が初めて一緒に出掛ける...?初デート?に行く事になったのです!
自分の事なのに恥ずかしくて死にそうになる。


今から死んだら意味は無いのだが。


服を漁ると良い服が無くて焦った......
今度学校終わったら買いに行こうかな。


珍しく恋する少女的な事を考える自分が可笑しくて吹き出してしまった。

【続く】

久々の更新ですッ(`・ω・´)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.484 )
日時: 2015/11/14 21:32
名前: 彩 (ID: /M2Jvana)

文才すごいです。神様だぁ…
が、頑張ってください!

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.485 )
日時: 2015/11/14 22:17
名前: 美桃 (ID: WjAAkDuu)

本当に面白いです!!
あまりにも関係ないことですが、〔トリシアは魔法のお医者さん〕シリーズ、知っていますか!?私、今、『トリシア、レンと結婚?!』という小説書いてるんで、もし良ければ、よろしくおねがいします★ちなみに、学校とか、いろいろあって書けないと思いますので、本当に面白くないけど、よろしくおねがいします!!

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.486 )
日時: 2015/11/14 22:20
名前: 桃美 (ID: WjAAkDuu)

本当に面白いです!!
あまりにも関係ないことですが、〔トリシアは魔法のお医者さん〕シリーズ、知っていますか!?私、今、『トリシア、レンと結婚?!』という小説書いてるんで、もし良ければ、よろしくおねがいします★ちなみに、学校とか、いろいろあって書けないと思いますが、本当に面白くないけど、よろしくおねがいします!!

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.487 )
日時: 2015/11/15 06:51
名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)

こんにちわ〜。緋奈です!もう面白くて堪らない!どうやったらこんな小説が書けるんだ…知りたいです!

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.488 )
日時: 2015/11/15 10:19
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜彩さん〜

どもです(^^ゞ
......まだまだの文章ですがそう言って頂けて嬉しいです///
私には勿体無い(´・ω・`)

彩さんは何か小説とか書かれてたりするのでしょうか??
もし同じ質問とかしてたらスミマセン<(_ _)>
最近物忘れがひどくて...(´・ω・`)

〜桃美さん〜

小説、行きました!!
?美桃?さんも同一人物だと小説を読んで確信したので、取りあえずお客様の御名前の所は?桃美?さんで書いておきます(`・ω・´)
私も学校とかでたまにサボってますが...お互い頑張りましょう!

馴れ馴れしくてスミマセンッ...(汗


〜緋奈〜

来てくれて有難う(T^T)/
そんな......でも嬉しいの他に言葉が見つからないッ!!

ただ小説書く時とかにやった事は、凄い有名作家さんの小説を読んで読んで...凄い読んだ(笑)

真似とかじゃないけど、描写法とかを学んだり。

小説って奥が深いって感じた←

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.489 )
日時: 2015/11/15 13:50
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜佐野サイド〜

うっしゃぁぁあぁあ...///
携帯の画面で何故か通話時間を確認してしまうのは俺の単なる癖だ。

とはいえ来週、来週までに自分は何を出来るのかを考えると途端に汗が噴き出る。

友達の正哉......中学の同窓会で会って再び連絡を取り始めたのだが、相談してみようかな?

前と比べて少しばかりチャラくなった正哉だったけど根は変わって無いなぁと感じた。


取りあえずはまず、服を買いに行こうと思う......


今所持して居る御金を財布の中に入れた。

少しばかりだが寂しかった...。


【続く】

そう言えば、あまり雄太の事を書いた事無かったなと最近気付きました。

そのうちですが少しずつ詳しく書いて行きたいと思ってます<(_ _)>
更新短いのですが......スミマセン。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.490 )
日時: 2015/11/15 16:46
名前: 彩 (ID: /M2Jvana)

えと…今はかいてませんですよ。僕文才ないので!

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.492 )
日時: 2015/11/16 16:25
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

「おぉー!!!」
百合、瑞希、美佳3人が揃って声を上げたので思わずビクッとしてしまう自分が居る。

「それじゃあ今日早速服買いに行こうよ!?」
肩を美佳が揺らして来るので笑ってしまった。

でも、初めてで何にも知らない無知な私に色々アドバイスしてくれる3人は本当に凄いし有難かった。

「なんか私が緊張して来た...」
柄にも無い百合があたふたとしている。

まだ話し始めてから3分位しかたって無いのにこの尋常じゃ無いスピードで話が進んでいく。


「取りあえず放課後だね!?」
「たまたま皆暇で良かったね!^^」
「偶然重なるんだねッ」

特に飾り気の無い言葉を交わして、今日も一日始まる。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.493 )
日時: 2015/11/17 17:03
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜美佳サイド〜

待ち合わせの時間3分前に私は待ち合わせの場所に着いたらやっぱり皆居た。
「まぁ時間前だから美佳も全然遅く無いんだけどね!?」
瑞希が笑う。

瑞希が笑う横で百合は夏海を心配そうに見て居た。
夏海に目を移すと恥ずかしそうに俯いて居る。

「夏海〜、なんで俯いてるん??」
私がそう言ったら......

「なんか急激に緊張して来ちゃった。」
と強く目を瞑って言った。


私はあまり服には詳しい...程でも無いけど一応大体は分かる...気がする。
雑誌とかを沢山読んで色々と研究した時も有った。

そういう私が夏海の私服を見て思うのは、可愛い雰囲気の服だな...と言う事。

ただ夏海は黒とかグレーとかそういう服装ばかりでパステルとか似合いそうなのになぁと感じさせる。


「夏海! 今日は絶対にパステルとかそういう感じの服買おう!?」
私が思い切って言うと夏海は驚いて肩をビクッとさせた。

「......あんまり勇気で無くてそういう感じの持って無いんだよね。」

「勿体無いよ?!」
「着ちゃえば結構良かったりするし...」

私達の勢いに圧倒(?)されたのかやがて夏海も...

「まだ分からないけど、そういう感じ...も良いか...も」

と言って居た。

少しずつ人が増えて来た。
そろそろ本当に人が増える時間帯になる頃だ。

【続く】

また更新します〜w!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.494 )
日時: 2015/11/17 21:26
名前: いろはうた (ID: 2wn.vvKF)

かたかたと震えながらお邪魔させていただきました。

かたかたかたかた

お、おおおお久しぶりです!!
ぴょっと久しぶりに更新したいろは歌のことを認識してくださってほんと
ありがとうございます!!
涙がちょちょぎれそうでした!!


そして、読者様の履歴を拝見させていただいたのですが、


……す、スクロールする手が止まらない……だと……ッ!?


という衝撃に目をかっぴらいておりました。
いろはうた、あんな読者様数、見たことない……!!
努力のたまものですね……
さぼりまくっているいろは歌とは大違い……


内容はこれから拝読させていただきますね!!
がんばるぞ……!!



更新がんばってください!!

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.495 )
日時: 2015/11/18 18:29
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜いろはうたさん〜

コメントに気付いた時、正直泣きそうでした。
私が小説カキコでほぼ最初に読んだのがいろはうたさんの小説でした。
まだ名前も何も...右も左も分からない頓珍漢な状態の頃から、ずっといろはうたさんは憧れの存在でした(#^.^#)

覚えて下さっていて本当に嬉しいです、有難う御座いますッ!!!

いえいえ...そんな...全然です。
でも本当に読者さんが来てくれる事は私の支えになってます。コメントがあるだけで嬉しい←

私も今は?暇人?ですが、これからは色々と忙しくなりそうなので、今のうちです(笑)

...ホントgdgdな小説ですが...(´・ω・`)
凄いもう泣きそう...てか涙出て来た!!(感激


いろはうたさんも頑張って下さいヽ(^o^)丿

コメント有難う御座いました\(◎o◎)/!?

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.496 )
日時: 2015/11/19 17:37
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜百合サイド〜

夏海は凄く幸せそうな顔をしていた。

「普段あんまりこういうトコ来ないんだよね...勇気で無くてさ。」
少しばかり寂しげに笑う横顔には何かしらの面影を感じた。
まだ私のしらない何かがそこにはあるように思った......

「いやいや〜、絶対そのデザインならこっちの色でしょ!!」
美佳が無理やり着せようとしている。

「と、取りあえずこっちから...これ着てからにするッ!」
必死になって言い訳をする夏海、やっぱり可愛かった。


「でもさなんか私も服欲しくなって来た。」
瑞希の言葉には共感する部分が有った。


「良いんじゃないかな? 百合も瑞希も、一緒に買おうよ!?」
明らかにテンションが上がっている夏海...

「私はー??」
あたふたして美佳が言う。


まずは、夏海の服を買ってから...っていうことになりそれぞれで夏海に似合いそうな服を探した。
勿論夏海も自己判断で探していた。

約1時間後......

「皆良いの見つかったー?」
「うんッ!」
「結構迷った...」
「...有難う〜」

夏海はやっぱりグレーのリボン付きのカーディガンに黒のスカートという真面目な服装だった。

美佳はほぼ自分の趣味だろうと思わせる蛍光色のパーカーに...美佳が楽しそうに言う中で夏海は苦笑していた。

瑞希は、淡い紫のワンピースという服だった。夏海も結構興味津々だった。

私は...迷いに迷った中で、ミントグリーン風のニットを選んだ。


どれも個性有って、着れば似合いそうな服が多かった。


最終的に夏海は...静かに目を開いて悩ましそうな顔で選んだ。

【続く】

切ります( ..)φ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.497 )
日時: 2015/11/19 18:00
名前: IA (ID: FqCQxaZS)

てるてる522様

面白いです。とてもつづきが気になります。

お前もちゃんとした小説かけや

はい。。。駄作者頑張りまス…

と言うわけで改めまして、、、IAです。ご存知の通り小説を小説を2つほど書かせてもらっています。
あっ先日はキャラ名を書いていただきありがとうございます。

更新ファイトです。それでは…

by IA

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.500 )
日時: 2015/11/21 20:19
名前: 詩織 (ID: wjb9BM.y)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=39374

>てるてる522さん

こんばんは。
詩織です〜。

さっそくお話読ませて頂きました!
とにかく可愛くておもしろい!
文章がとっても読みやすかったです。

まだ読み途中なのですが、最初の感激!を伝えようと思って。

それぞれキャラの子たちが個性的。
それでいてその絡み方や友人関係、仲間の雰囲気がうまく伝わってきて、すごく楽しい(>∪<)自分もクラスにいるみたい。

あの子も可愛い、この子も可愛い、という感じで、一番はまだ選べません(笑)
これからじっくり続きを読ませて貰いますね。
こんなにたくさん書けるなんて、すごいなぁ。

続きもがんばってくださいね〜。

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.501 )
日時: 2015/11/21 22:47
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜詩織さん〜

返信遅れてしまいスミマセン<(_ _)>
コメント有難う御座います!!

こんなgdgd小説に足を運んで頂いて...(汗
もう本当に何と御礼を言おうか...。

読み易かった、もうそれだけで嬉しいです//

個性出て居るか結構不安だったのですがそう言って貰えて嬉しいです。

かなりオリキャラメインですが、本当に有難う御座いますッ♪

私もまた詩織さんの小説に行きたいと思います(`・ω・´)

頑張ります!!
御互い頑張りましょうね!(*^^)v

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.502 )
日時: 2015/11/22 15:47
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

「私は......全部買うよ。」
そう言葉が口から毀れた...。

百合達3人は当然の事ながらも驚きを隠せない...という様子だった。
それもそうだろうと思う。

「デート...には? どれ着てくのさ?」
瑞希がそう聞いた事については素直に...

「今回は瑞希が選んでくれた服着て行くよ?」
と若干(自分の中では)悪戯っぽい笑顔で言った。
笑顔に続けて...

「それにデート...って1回とは限らないし...さぁ?」
私でも吃驚するような爆弾発言が飛び出す。

「そ、そうだよね!!」
やけに焦りを隠せないという感じで美佳が言う。


今日は...今だけかもしれないけど、落ち着いて居る気がする。
気持ち悪い位に。

自分でも良く分からない位に。


「今日の夏海は何だか変だったなぁ...」
なんて後々言われれば赤面して俯く羽目になるのは...分かり切った事なのだろうけど、私にとっては今が全てらしい。


いつもと気分が打って変った日から数日後......いよいよ待ち合わせ時間が着々と近付いてきている。

【続く】

ザッと...簡単に書き過ぎてしまいました(汗

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.503 )
日時: 2015/11/22 20:11
名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)

お久しぶり、緋奈です!
相変わらず凄い!そして面白い!
投稿fight!そして体調に気をつけてね。

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.506 )
日時: 2015/11/23 10:55
名前: 僞露狗 ◆IyL.roxGAw (ID: SsRumGYI)  

おはようございますヾ(´ω`=´ω`)ノ
カロクです〜

参照5700突破おめでとうございます!
携帯なので分かりませんがコメントを見て応援させていただきまーす!

更新fight♪

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.507 )
日時: 2015/11/23 13:33
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜僞露狗さん〜

おはようです〜(^O^)/
来て下さって...有難う御座いますッ!!

携帯だと参照とかは出ないのですか...??(・ω・)
私はいつもPCなので良く分からないのですが...。

私もカロクさんの小説行きましたよん←
御互い頑張りましょう!w

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集(@^^)/~~~】 ( No.508 )
日時: 2015/11/23 18:53
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜第12話 初デート。 夏海サイド〜

新品の服を被って鏡の前に立つ......いつもと違って新鮮で...。
もうそれだけで心が飛び跳ねてしまい、これだけで十分満足してしまう自分に呆れる。

まだまだ...何も始まって無いのに。

服を新しくすると髪型も二つ結びやポニーテールじゃ無くて...思い切ってハーフアップとかにしたくなる。──
全然切って無かったから少し髪の先が傷んで居て色が抜けて居る。

これが...この気持ちがあの、漫画やアニメ...更にドラマで良く見る状況でこういう気持ちなんだなぁっていうのを感じる。

......まさか自分がなんて思うと結構はしゃいでしまう。


ただそう思うのも束の間で、あと少しで家を出るという時間になると、さっきの高ぶった気持ちは何処へ飛んで行ったのやら......緊張でいっぱいいっぱいになる。

自分の感情がコロコロ変化するので、それに追い付いて居ないのが分かる。

改めて今日と言う日がどれだけ自分にとって楽しみだった日なのかも感じて来た。


何回も部屋を行ったり来たりして......持ち物を遠足当日の小学生みたいに何回もチェックして。


時計の針が、時間を告げると同時に私も家を出た。

【続く】

次から次へと言葉が出て来てポンポン書けました!
結構最近は悩み悩み書いてたので嬉しいです//(´∀`*)b

コメント待ってます。gdgdで本当にスミマセン<(_ _)>

byてるてる522

Re: ハツコイ【新章start! 宜しく御願いしますw】 ( No.509 )
日時: 2015/11/23 22:26
名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)

こんにちは〜♪緋奈です!
参照5000越え…雲の上の存在だよ…というか、デート前の話、いいねぇ。長くてもすぐ読めちゃうよ!更新頑張れ!

Re: ハツコイ【新章start! 宜しく御願いしますw】 ( No.510 )
日時: 2015/11/24 16:14
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜緋奈〜

やっほー♪
コメントthank you(^^ゞ 本当に励まされてますw

全然だよ(^_^;) 結構長く書いてるからっていうのもあるけれど...読者さんが本当に優しい...(笑)

自分は全然デートとかリア充イエアの経験も無いのでほとんど仮想...妄想も良いトコだけど(´・ω・`)
楽しんで貰えればと思います!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【新章start! 宜しく御願いしますw】 ( No.511 )
日時: 2015/11/24 21:14
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜佐野サイド〜

何だか正哉に可笑しな事を教わった。
内容は......

「いやぁ、普通なら女子はデートには遅れて来るモンだよ!」
なんて言われて...

「でも村田みたいなタイプだったら結構早いかもね...」
という言葉に振り回されて...

最終的に今の時間は、待ち合わせ15分前で既に待っているという状況に陥った。
とはいえは悪いのは正哉では無く、単純にそれを鵜呑みにして当てにしたのも責任なのだ。
俺がとやかく言えないのだった。


今この時間がとても長々しく感じられて、ソワソワする。
じっとしていられない。




こんなにも自分が落ち着きが無い事を初めて知り、少しばかりのショックを受けた。


それでものんびりと時間は経ち、やがて向こうから人影が近付いて来るのだった......

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【新章start! 宜しく御願いしますw】 ( No.512 )
日時: 2015/11/25 16:42
名前: 雪城 こまち (ID: dZvWwzVY)

この間はコメントしていただいてありがとうございます!

小説、読ませていただきました。

てるてる522さんの小説にはなんというか、引き込まれるものがあるな..

と思いましたヾ(*´∀`*)ノ

一人一人の登場人物の書き分けもきちんとできていて読みやすいです。

自分は書き分けとか苦手なので羨ましいです!

まだ瑞希ちゃんサイドまでしか読み終わってませんが、

もうちょっと時間があるときにじっくり読ませていただきます...!

では、お邪魔しました!(またお邪魔させていただくかもしれませんw)

Re: ハツコイ【新章start! 宜しく御願いしますw】 ( No.513 )
日時: 2015/11/25 18:07
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜雪城 こまちさん〜

いえいえ!!(`・ω・´)
私もとても雪城さんの小説面白かったので......また行きますね♪

ホントですか!? なんか私には勿体無い言葉です、有難う御座います<(_ _)>

書き分けは割と中でもこだわっている...方なのかなって感じです(
雪城さんの小説もとても面白かったですし描写素敵でした!w

有難う御座いますッ。
もうこんなgdgd小説を読んで下さろうと...(泣

御互い小説更新...執筆、頑張りましょう!( ..)φ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント等、募集してますw!】 ( No.514 )
日時: 2015/11/26 19:28
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

時間と言うのは、感覚で止まったように感じる時が有る見たいです。
例えば......例を上げるなら今みたいな感覚。

「それじゃあ行こうか...?」
沈黙に耐えられないと言った様子で佐野が言葉を口にした。

私にとってはそれが、心づかいが嬉しくて自然と笑顔になる。

「そうだね。」
赤くなる顔を見られないように俯き気味で返事するのが精一杯だった。

一歩踏み出すごとに心臓の鼓動が速くなったり遅くなったりする。
新しい洋服も心臓の鼓動の動きをしている。

深く......隣に居る佐野にバレ無い程度に深呼吸をして...

「今日は誘ってくれて有難う!!」
と言った。

ずっと言いたくて、今日じゃ無くてもっと前に言うべきだったかもしれないけど。
遅くてもこれを伝えたいと思う一心で伝えた。

佐野も待っていた...言い方が可笑しいけれど、待ってたみたいに言葉を返す。

「いや別に...// 何処行こうか?」

私は行きたいトコが沢山有った。
質問されてその返答にこんなにも沢山選択肢を自分で見出した事はなかなか無いように思う。

「そうだなぁ...水族館とか、動物園も良い! 映画でもプラネタリウムでもさ?!」
思っている以上に自分がはしゃいで居る事が分かる。

「それじゃあ、動物園は無理だけど水族館、映画館、プラネタリウムあるトコ知ってるし、行こうか?!」

突然の即決に私は吹き出してしまう。

「そだね!」
もどかしさ...恥ずかしさなんて忘れて、私は心から笑って居た。


【続く】

プラネタリウムに水族館、さらに映画館。
流石に1回でこんなに回るのは無理なので何かしら一つ〜が良いと思って居るのですが...w

どうしようかな(´・ω・`)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント等、募集してますw!】 ( No.515 )
日時: 2015/11/26 20:03
名前: 雪城 こまち (ID: dZvWwzVY)

また来てしまいました、雪代です..!!

色々とお褒めの言葉ありがとうございます!
はい!お互い頑張りましょう(`・ω・´)

最新話読ませていただきましたが、
夏海ちゃん、まさに恋する乙女。かわいすぎる....

夏海ちゃんの成長ぶりは多分、半端ないものなんでしょうね。
読み途中なのが悔しいです..もっと夏海ちゃんの成長ぶりを感じたい。

それと、余計かもしれませんがデートに行くところは
プラネタリウムに一票!映画館と迷いましたが...
余計でしたらごめんなさい><

(手と手を重ね合わせるのもよし..色々なシチュが広がるし
 ロマンチックだと思ったので)

ではでは、お邪魔しました&#12316;!!


Re: ハツコイ【コメント等、募集してますw!】 ( No.516 )
日時: 2015/11/27 17:08
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜雪城こまちさん〜

有難う御座います!(^^)!

本当に凄く良い作品だと思いました〜♪
そうですねッ(`・ω・´)

そう言って頂けて本当に嬉しいです...w
私はあんまり恋愛とか詳しく無いので上手く書けて居るのか不安で...w

結構パパパッと成長してます(
今は...高3です!!

プラネタリウム良いですよね(*^^)v
私も結構映画とかも良いのかなって思ってたのですが...今回はプラネタリウムで行こうと思います。

なんか有難う御座います<(_ _)>

あの暗い中で2人で星空を見上げるとか...///
良いですよッ♪///

コメント有難う御座いました〜(@^^)/~~~

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント等、募集してますw!】 ( No.517 )
日時: 2015/11/27 17:17
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

●作者、御礼を簡潔にしっかり伝えたいと願うページ●

参照5800突破しました!!
もう今は参照5840位なのですが、一応と思いまして...←
毎度毎度煩い奴でスミマセン(´・ω・`)

今は丁度夏海と佐野がデートしてますね(*´ω`)/
私には想像もつかないので、あくまでも理想...みたいな感じで執筆させて頂いてます...。

明日から土日、遂に11月も終わりですね♪

11月が終われば12月で自然と街もChristmasモードが本格的になりそうです!!^^
皆さんはChristmastreeとか飾りますか??

私の家は毎年出すのですが、多分明日か明後日...には出すので無いでしょうか!(笑)

結構そういうイベント好きなのでワクワクしてますw


洋服も更に温かくなる服を着なくては...w
今でも手が悴んでるのに更に手が悴む...(´・ω・`)

色々と冬は問題発生が多いのですが、冬よりも今年(2015)もそろそろ終わりですね...

色々と有りましたが、まだまだ続きますので御付き合い下さい<(_ _)>

長文失礼しました!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント等、募集してますw!】 ( No.518 )
日時: 2015/11/27 20:50
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

おはこんばんは、のれりです(^−^)

この前(結構前?)は、俺のスレへコメントありがとうございました!!
ここへコメ返するのはてるてるさんの小説を全部読めたら!!と決めていたら、いつの間にか時が結構経っていました笑


そして!
参照5900突破おめでとうございます!
うっ…ま、眩しいっ!!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

夏海ちゃんの初恋、実ってよかったです(^◇^)
デートもなかなか初々しいっ!!

続き、楽しみにしております!
更新頑張ってください!

Re: ハツコイ【コメント等、募集してますw!】 ( No.519 )
日時: 2015/11/28 11:21
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜のれりさん〜

コメント有難う御座いますッ!!(

いえいえ、とても面白かったです♪
それにのれりさんには、私が使って居た別名の小説にも来て頂いて...

凄く無駄に長いこの小説を読んで下さろうなんて...嬉し過ぎます//(泣

あ...有難う御座います!!
全然まだまだな私の小説がまさか此処まで行くとは......信じられないし嬉し過ぎて死にそうです(オイ

初々しさって凄く難しかったです(汗

頑張りますヽ(^o^)丿
のれりさんもfightです♪

御互い頑張りましょうね〜。

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照6000突破、有難う御座います】 ( No.521 )
日時: 2015/11/28 13:14
名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)

お久です〜♪緋奈です( ´ ▽ ` )ノ
相変わらず凄いなぁ…恋愛経験無しとは思えない…更新fight!

Re: ハツコイ【参照6000突破、有難う御座います】 ( No.522 )
日時: 2015/11/28 16:04
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜緋奈〜

やっほー!!
なんかいつもコメント有難う御座います<(_ _)>

いや全然です(´・ω・`)
なんかさー、憧れみたいな感じですよ(笑)

御互い頑張りませう!w

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照6000突破、有難う御座います】 ( No.523 )
日時: 2015/11/28 17:10
名前: 夏目 織 ◆blHsRWSqAs (ID: /fe4MZQT)
参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里

てるてるー!参照6000突破おめでとう!(*^▽^)/★*☆♪
やっぱ参照の上がり方が違う…早すぎでしょ!

今も本当に、この作品の1コメ取れてよかった!って思ってる!(笑)

それにこの作品がきっかけでてるてると仲良くなれたんだなぁ…とか…(笑)

これからも更新ガンバ!

完結は寂しいけど完結できるよう応援してますっ!

Re: ハツコイ【参照6000突破、有難う御座います】 ( No.524 )
日時: 2015/11/28 20:21
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜ちほ〜

有難うッ(ToT)/
いやいや...でも本当に有難う御座います♪

もう、ちほがオリキャラ応募してくれたから今この小説が成り立ってるようなモンよぉー(`・ω・´)

確かにそうだよね!(^^)!
色々とこの小説にはちほとの思い入れも沢山詰まってる(笑)

有難う!!!w
ちほもfight☆彡 御互いガンバローww

私も寂しいなぁ...どうしよう←
何回も言ってるけど、本当に有難うですッ(ToT)/

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照6000突破、有難う御座います】 ( No.525 )
日時: 2015/11/29 12:14
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

何となく、今居る場所から近かったプラネタリウムに行った...行く事になった。

「プラネタリウムなんてさー、小学生とかそん位以来だわ...」
佐野の言葉に私も頷いた。

「ホントにね!? でも良い機会だよ〜。」
御互いに緊張が解れて硬かった空気も穏やか(?)になって来た。

ただ...プラネタリウムでデートと言えば、ドラマとかで良くみるようなシチュエーションが沢山頭に思い浮かぶ。 私も随分と可笑しくなったものだ。

暗い中で唯一明るい星の部分。 並んで見上げるとか............。
完全に自分のテンションが狂っている。

まだチケットを買って、時間が有る。
ただ妙に中途半端なのでそのまま待つ事にした。

学校の事や中学の同窓会的な物の事...他愛無い会話だったけど私にすればそれが一番幸せで楽しいと感じるものだった。


そして時間があっと言う間に過ぎて、扉が開いて私達はそれぞれ隣同士の席に座った。
いつもよりも身近に感じて少し鼓動が速くなるのを感じた。

【続く】

明日...か今日の午後(15時頃)に続き更新しようと思います!!( ..)φ

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照6000突破、有難う御座います】 ( No.527 )
日時: 2015/11/29 19:24
名前: 未来 (ID: HHprIQBP)



 てるてるさん、こんばんはです!
 小説にコメントしてもらった未来です…!

 まとまった時間が出来てから一気に読んでコメントしようと思ってたんですけど、それだと随分先になってしまいそうで…まだ全然読めていないんですけど、コメントさせていただきます。



 一人ひとりの視点から構成されている小説ですね。
 私はあまり読まないタイプのものでした。
 移り変わる視点に、混乱したりキャラクターがごちゃごちゃしてしまうからです。
 今、早くてるてるさんの小説にコメントしたい!読み進めたい!と思ってさらっと読んでしまっています…すみません…
 まだきちんと把握できてなくて、じっくり読んでしっかり把握したいと思っています。

 …す、すみません!脱線してしまいました!
 え、ええと、その!
 一人ひとりの心理描写が、素敵だな、と思いました…!
 共感できるものもあったり、切なくなったり、なんだか引き込まれてしまいます…
 そして読みやすいです!
 ちょっとずつでも読み進めていきたいです!



 すみません!長々と書き連ねてしまって…
 早く全部読みたいです!そしててるてるさんの更新を楽しみに待っていたいです〜!

 更新も、リアルの方も、どちらも応援させていただきます。
 頑張ってください〜!(*゚▽゚)

 ではでは!失礼しました…!

Re: ハツコイ【参照6000突破、有難う御座います】 ( No.528 )
日時: 2015/11/29 22:35
名前: シロマルJr. (ID: TM1He8zT)

てるてる522さん、
覚えてますかね?シロマルJr.でありますっ!
こないだは、僕の小説にコメント残してくれてサンキューです!
といっても、結構前だと思いますけどw

参照6000越え、本当におめでとうございますです!
寒くなりましたよね・・・。でもまだまだ冬はこれからが本番です・・・。
もう十分だっちゅーに!!(涙)

これからも寒さに負けずにお互い頑張りましょう!!
更新楽しみに待ってまーす!!! ( ´ ▽ ` )ノ



Re: ハツコイ【参照6000突破、有難う御座います】 ( No.529 )
日時: 2015/11/30 15:34
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜未来さん〜

今日はヽ(^o^)丿 コメントには昨日の時点で気付いて居たのですが、時間が無くて返信出来ませんでした...。
改めまして、コメント本当に有難う御座います!!

ホントgdgdで長いです(汗

確かにその気持ちは凄く分かります♪
私自身も自分で混乱してしまい、何処か矛盾してるかも...(´・ω・`)

こんな小説、読んで下さろうとしてくれる思いが凄く嬉しいです!
私もまた未来さんの小説へ行きたいと思います(^^ゞ

共感!///
私の理想(?w)の部分とかも結構入ってるのですが、そう言って頂けてホッとしました(笑)

有難う御座います!!←

全然ですよ!(^^)!
寧ろ、長文は凄く嬉しいですw

嬉しいです♪ 私も頑張れそうですw

リアルまで......!(//∀//)←

未来さんも頑張って下さい!
御互い頑張りましょうね〜(`・ω・´)

〜シロマルJr.さん〜

覚えてますとも!!(笑)
来て下さって有難う御座います〜(^O^)/

いえいえ〜!
凄く面白かったのですッw

有難う御座います<(_ _)> 正直まだ信じられません(汗

もう服装もすっかり厚いコート等がメインになりつつありますw
炬燵とか私は家に無いので、欲しいです(´・ω・`)

十分すぎますよね!(>_<)

そうですね!! 頑張りましょう♪

またシロマルJr.さんの小説も行きます!w

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照6000突破、有難う御座います】 ( No.530 )
日時: 2015/12/01 16:51
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

●作者御礼と一緒に少し御知らせをするページ●

参照6200突破しました!! 有難う御座います<(_ _)>

実は参照が1000増えるごとに何かと企画的な物をやりたかったのですが全く出来てません(´・ω・`)

そこで今回は、?新しい登場人物紹介?のページを作りたいと思ってます。
出来ればそれを読んで頂くには、今までの(少なくとも第10話くらいまでは)内容に軽く目を通して頂いてからの方が良いかなと思います。

それまでのネタバレを含む内容となりますので......←

新しく登場人物紹介をするので、やはり前とは違う部分とかも見えて来たりするかも知れないですね(笑)←

此れからもボチボチ更新勧めて行きます。
コメント等頂ければ凄く喜びます←

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照6000突破、有難う御座います】 ( No.531 )
日時: 2015/12/01 18:01
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

参照6000突破を記念して、新しく且つ詳しい登場人物紹介をしたいと思います♪

尚、ネタバレ含みますので宜しくお願いします<(_ _)>

【主人公&第二主人公】

*村田夏海/むらた なつみ

中学1年生の二学期に転校してきた少女。
同じクラスメイトの佐野に恋をする...初恋。
本人はかなりの引っ込み思案で、気持ちを伝えられないまま転校してしまう。

時は経って、再び友達や佐野と再会して元通りになる。

実はピアニストという秘密がある。

中学校時代は二つ結びで、高校からはポニーテールになった。
現在高3。


*佐野雄太/さの ゆうた

夏海の初恋の相手で、当初はそれほど関わりは無かった。
クラスでもかなりモテる方で人気が高かった。

時を経て夏海と再会する。

そこで御互い惹かれあい、今は付き合って居る(夏海&雄太)

中学時代よりも身長が12cm以上伸びた。
現在高3。


【オリキャラ 〜友達〜】

*三神百合/みかみ ゆり(ちほりん様応募)

最初は凄く毒舌で冷たく突き放す印象だったが、次第に夏海達と親しくなり、しっかりした頼れる存在になった。
ロングの髪をいつも下ろしており、雰囲気はかなり大人びている。クール。

兄が居る。

作者は、直ぐに百合に頼ってしまう。


*渋川瑞希/しぶかわ みずき(雪兎様応募)

しっかりしていて、最初から夏海も色々と頼って居た。
本人はかなりの男嫌いで、モテるのに勿体無さすぎる...

ポニーテールで夏海よりも髪が長い。
何でもしっかりこなせる優等生。

作者も瑞希みたいな人が居たら何でも相談したい(笑)


*高橋美佳/たかはし みか(チビ花日様応募)

天然で、場を盛り上げるタイプ。
高校に入るとやはり何処となくの天然さは残っている物の発言は大人になっている。
茶髪でポンパドールでセミロング。

作者は個人的に美佳が一番成長して居る気がする。


*佐々木正哉/ささき まさや(ハッピー様応募)

雄太達と同じ中学で、高校に入ってからの中学の同窓会で再会した。
クラスでは雄太に及ばないものの、かなり人気が高い。
あまりハッキリした言動は無い物の少し瑞希が好きそう。

作者はもっと正哉に活躍して欲しいと願う。


【その他】

*ピアノの先生

ハッキリとした名前は無い物の、ピアノのアドバイス以外でも様々な方面で夏海にアドバイスをくれる。
中学前からの長い付き合い。 両親の次に夏海を良く知る人物。

*夏海の御父さん&御母さん

出番は無かったけれどしっかりと夏海を育てた両親。
高校生の夏海を見れずに両親ともに他界してしまう。


【脇役】

*風羽ちゃん

夏海が佐野に告白する際と少し前に出ていた少女。
笑顔が可愛い。//

*川原優菜

初っ端に出ていた。その後直ぐに出る事は無くなったが、重要な人物。
明るい。兎に角明るい。煩い。


【作者コメント】

もっと他にも沢山居るのですが、取りあえずこれ位にしようと思います。
デート編が終わったらまた重要な話になると思うので......

宜しく御願いします<(_ _)>

byてるてる522

Re: ハツコイ【登場人物の詳細を掲載しました】 ( No.532 )
日時: 2015/12/02 18:10
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

普通の椅子とはだいぶ仕組みが違う椅子に寄り掛かると自然に後ろに倒れる......横に佐野の顔が有って、自分が赤面して居る事に気付いた。

感情や思って居る事が直ぐに体に出てしまう...───

そんな恥ずかしさも、星空が映し出されると自然に消えて行き、2人で上を見上げた。
見惚れるとつい他の事なんて気にならなくて、気持ちが跳ね上がる。


手を伸ばすと佐野の指先に少し触れてしまい...そっちの方を見ると佐野も少し赤面していて、御互いに恥ずかしくなる。
中学に転校した時も付き合ってる子は居たし、中3でも沢山付き合ってる人居た。

私はそう考えるとまだまだ浅いというか。

......普通よりもずっと緊張するんだなぁ...────


緊張はするけど、隣に居ると少し安心出来る。
昔からの、中学からの知り合いで自分の初恋の相手なんだと最近はずっと考えてしまう。

前よりはずっと幸せで、楽しいなぁ...と感じる事が多い。


この星空が、それを更に引き立てている。

今回の初デートは私の中でも片手の指に入る位の思い出になったと思う。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【登場人物の詳細を掲載しました】 ( No.533 )
日時: 2015/12/03 17:30
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜佐野サイド〜

「今日は楽しかった!! ありがとう!」
村田が笑顔でそう言った。

今日と言う日に一緒に出掛けられて良かったなと思う。
さっき自分の手に少しだけ村田の指が触れた時は結構吃驚して居る自分にこれまた吃驚した。

「俺も楽しかった...」
笑顔でそういう。

いつの間にか辺りは暗くなっていて、プラネタリウムを見た後に一緒に御飯を食べたりした時にはまだ明るかった筈......。

楽しいとか、嬉しいとかいつもよりも気分が弾んでる時は時が経つのも早く感じる。

またこういう日を早く迎えたい。

「家まで送って行くよ。」
俺はそう言った。

「有難う^^」

そう遠くも無ければ近くも無い距離。
薄暗い中を2人で歩いた。

「村田って今は1人暮らしだっけ?」
俺は何となく聞いた。特に深い意味は無かった。

「うん! 夜とかはずっと1人。」
?もう慣れたなぁ?という感じで村田は言った......

「そういえば佐野は?」
村田は忘れてたけど、とでも言うかのように聞いた。

「まぁ...1人だったりそうじゃ無かったりって感じ」
俺の返答のぎこちなさを勘付いたのか、村田は...

「そうなんだ? ......良ければ今度話してね。」
と話題を切り上げようとした。


最後の終わり、一日の終わり......楽しい日の終わりに、中途半端は求められない。
自分も嫌だけど村田本人も嫌な筈。

「うん。今話そっかなー...」
あえて軽く、笑いながらそう俺は言って話を切り出した。───

【続く】

次回から新章に入ります!
宜しく御願いします♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【登場人物の詳細を掲載しました】 ( No.534 )
日時: 2015/12/03 22:02
名前: 未来 (ID: HHprIQBP)



 全部読めた!やった!

 てるてる522さんこんばんは!再びお邪魔しました!



 佐野くんにも何かあるんですかね…気になるところです…
 夏海ちゃんも両親を亡くして、抱えているものや失ってしまったものなど色々あって複雑そうで…これから新章入ることもあって、どう進んでいくのか楽しみです〜!

 更新頑張ってください〜!
 失礼しました(´▽`)

Re: ハツコイ【登場人物の詳細を掲載しました】 ( No.535 )
日時: 2015/12/04 17:07
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜未来さん〜

ホントですか!! こんな長いgdgdものを...(´・ω・`)
有難う御座います<(_ _)>


私もまだ少し、佐野の過去をどのようにしようか迷ってます(笑)

夏海は色々と私の個人的な感覚で沢山の設定を植え込んでしまったので最後は幸せにしてやりたいです←

頑張ります♪ 未来さんも頑張って下さいね(`・ω・´)

有難う御座いました!

byてるてる522

Re: ハツコイ【登場人物の詳細を ( No.537 )
日時: 2015/12/04 18:16
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: XQOK5vhS)

こんにちは。胡桃です。今日からこのスレッドの小説を見ていました。とっても良い小説だったので、コメントさせて頂きます。私は、恋愛物には興味が無かったのですが、細かく書いて有ったりと、文章も読みやすいと感じました。もしも、私の文章が読みづらかったりしたら、申し訳ありません。
読むのに少し時間が掛かってしまいましたが、それだけ長く書いて、頑張っているんだな・・・と思ったりもしました。
次回からは、新章と言っておりましたので、それも楽しみにしたいと思います。
これからも、更新頑張ってください。

Re: ハツコイ【コメント募集中です】 ( No.538 )
日時: 2015/12/05 10:42
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜胡桃さん〜

今日は♪ コメント有難う御座います<(_ _)>

そうなのですね!? わざわざこんな長いgdgd小説に足を運んで頂いて...もう感謝しか無いです(泣

ホントですか\(◎o◎)/ 私には勿体無い...///
でも嬉しいというのが本音です(笑)

全然です。読み易いですし凄く嬉しい言葉ばかりで...w

確かに時間は凄く掛かると思いますが、読んで頂けて本当に有難う御座いました!!

頑張ります(^O^)/
何回目だろうという感じですが、有難う御座いました〜(@^^)/~~~

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です<(_ _)>】 ( No.539 )
日時: 2015/12/05 16:15
名前: 夜兎狸 ◆mW0Hoo2NIg (ID: UHIG/SsP)  

こんにちは。夜兎狸です。
てるてる522さんの小説、凄く面白いです!
文才がとてもあって羨ましいです…

これからも更新fightです

Re: ハツコイ【コメント募集中です<(_ _)>】 ( No.540 )
日時: 2015/12/05 16:36
名前: 音無 凰 ◆XXkFNCAbmw (ID: 66F22OvM)  

初めまして。最近、携帯で小説を書き始めた音無凰です!

以下無駄話になります…飛ばして結構です(ΦдΦ)カッ

てるてる522さんの小説をずっと前から見ていて
なかなかコメントできなかった阿呆です!
PCとスマホとかがなくて携帯に…( ;∀;)

小説が長くて読むのが大変でしt((殴ッ
…ですがかなり面白いので何回も読み直してしまいました!

月曜日ぐらいにインフルエンザにかかってしまったのですが
なぜかてるてる522さんの小説を読んで元気が出た…というか
直ってしまいました…(偶然だったとしてもありがとうございます!www)

まだ小説は書けていませんが良ければ今度見てh((∪-ω-∪ワン…

いえ、何でもありません…


更新fight!頑張ってください!

長文失礼しました〜m(_ _)m

Re: ハツコイ【コメント募集中です!(^^)!】 ( No.541 )
日時: 2015/12/05 19:13
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夜兎狸さん〜

いやぁもうカロクもヤトリさんも名前がカッコいい!!
コメント有難う御座います♪

...面白いと言って頂けて嬉しいです(感激

全然ですよー(汗
またヤトリさんの小説にも行きますね!?

有難う御座います!
御互い頑張りましょう^^


〜音無 凰さん〜

今日は!!
小説の方、お邪魔させて頂きました〜!!

飛ばしませんよ(笑) 読みました(`・ω・´)

前から...(泣
いやもうなんと御礼を言おうか......←
有難う御座います。

携帯なんですね!?
私は家族兼用PCしか無くて(´・ω・`)

ですよね〜w 自分でも読むの大変ですもんw

もう嬉しいです///

インフルエンザ、大変でしたね。
少しでも私の小説が役に立ったのなら良かったですwww

勿論ですw
早速行きましたよーwww

有難う御座います!
御互い頑張りましょう♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.543 )
日時: 2015/12/06 17:36
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜第13話 雄太の過去... 佐野サイド〜

結構軽いノリで入っちゃったけど...大丈夫かな。
俺は話し始める前に気になって、村田の方を何回も何回も見てしまった。

「結構話は長くなるんだけど......」
成るべく要点を掻い摘んで簡潔に話すつもりがやはり長くなってしまった。

話しているうちにいつの間にか記憶も鮮明に頭に蘇って来た。


そもそも、俺んちの事情をしっているのはそのクラス担任位しか居なくて、誰かに聞かれた事も無ければ話した事も無かった。

俺の母親は17歳で結婚、18歳で俺を産んだらしい......想像すれば分かる通りでまだまだ未熟な体の中に更に人が居る。
産むと同時に、死んでしまった。

それを知ったのは小学校1年生の時だった......。
何となく子供でもそういう事情は感じとって居たので、それほどの衝撃は受けなかった。
話をした御爺ちゃんも俺の冷静さに驚いたと笑って居た。

俺の父親は、御母さんが死ぬと同時に仕事で失敗。
首になってしまい......頭を抱えたという。

母親とは結婚当初から10歳以上の年齢差が有った...
直ぐに祖父、祖母の家に預けられて成長した俺は、いつの間にか中学に入学して居た。

それまではまぁまぁ平穏に、静かに祖父母と暮らして居たのに荒らしに来る人が現れた。

【続く】

一旦切ります<(_ _)>
今日更新出来て良かった(笑)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.544 )
日時: 2015/12/06 22:38
名前: 僞露狗 ◆IyL.roxGAw (ID: .0wZXXt6)  

こんばんは。カロクです。
参照6400突破おめでとうございます!
携帯なので分かりませんがてるてるさんがみている頃には6500越えてるのでは…
などと少し恐怖に怯えています(いろんな意味で)

そして夜兎狸と凰の小説まで見てくれてとても嬉しいです( ;∀;)

(・д・カロク)。o(因みに凰は僕の妹…なんですよ。知ってたかな…?)

家族揃って携帯一筋www
スマホかパソコンが欲しいです…(´-ω-`)

サンタさんにパソコン頼もうかな…(未だに来ると信じてる)

これからも更新fightです

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.545 )
日時: 2015/12/07 16:45
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜カロク〜

タメで良いのに...w
有難うです(`・ω・´)

そっか、凰さんもカロクさんの兄妹...w
もう家族揃って素晴らしい文才を持ち合わせてますね...羨ましい(´・ω・`)

サンタさんは居ますよ!!←(どうだr(オイ

まだ参照6500では無かったですが、後少しですw
本当に有難う御座います<(_ _)>

ヤトリさんと凰さんにも宜しくです!!←

御互いガンバロー♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.547 )
日時: 2015/12/08 17:56
名前: 苑川栞 (ID: 49hs5bxt)

この間はコメントありがとう!

佐野くんの暗い過去に驚いた……
自分のお母さんが亡くなっていたことを知って衝撃はなかったとは自分でも言っているけど、やっぱり少しは寂しかったのだろうか……。
思っていても今は夏海ちゃんがいるから大丈夫だと思いますが!

そして佐野くんの日常を荒らしに来たのは誰なんだよ……
許さんよ……ビキビキ

あと参照6500突破おめでとう!
冬の大会も頑張ってくださいね!!

それでは!

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.548 )
日時: 2015/12/09 15:17
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜ライド〜

初めましてかな...と思ったらライドで驚いたよ!!w

結構佐野の過去設定は悩みましたw
そう言って貰えると嬉しいです///

そうだよ! 夏海が居るよね(笑)w

佐野も凄い、ライドに御礼言いたいと思う(笑)

有難うです<(_ _)>
もう信じられない......!!←

御互い頑張ろうね♪
私もまた行くね!?

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.549 )
日時: 2016/11/26 18:23
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜佐野サイド〜

学校から帰って来て、特にやる事も無いし部屋に有る古い本も読み飽きた。
真面目に学校の宿題なんかを済ませてから、御爺ちゃんと御婆ちゃんと炬燵に入って蜜柑食べながらテレビを見て居た。

まだ好きなアニメもやっていない時間で......───

すると何の前触れの無く突然......
「あの、お義父さん」
荒々しい声が玄関から聞こえた。

きっと家の鍵は閉めて居たし、御爺ちゃんを?おとうさん?と呼ぶ時点で何と無く予想はついて居た。
足が悪い御爺ちゃんは、ゆっくりと立ち上がってから玄関の方に向かった。

御婆ちゃんの方を見ると悲しく目を伏せて黙って居た。

沈黙に耐えられず、ガバッと炬燵から立ちあがって一気に冷える手足を摩りながら玄関へと行った。


障子を開けて玄関を見ると、御爺ちゃんと......久し振りに見た、若干白髪の増えた御父さんが居た。

「ねぇ...」
どうしたの?と聞こうとしたら、御父さんが俺の方を見て目を見開いた。

御爺ちゃんも俺の方を見て戻る様に促した。


「...御前なんかが居るから、母さんだって死んだんだよ。 御前が邪魔するからだろ?」

理不尽で、感情が入った......心に突き刺さる声。
思わず悲鳴を上げて耳を塞ぎたくなった。

勢いで俺にぶつけられた言葉は......ずっと自分が考えていた事だったのかも知れない。


自分が居たって、周りは何の得も無い。



自分での判断で少しずつ御爺ちゃん、御婆ちゃんと一緒に居る時間を減らした。
自ら、避けて行った。



後から聞いた話によると、御父さんはまた別の人と再婚するらしい。
それの報告......金を貸せと自らの父親に迫ったらしい。


少しずつ何かが途切れるのを敏感に感じていた。

【続く】

もう少し過去編続きます。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.551 )
日時: 2015/12/11 21:44
名前: 未来 (ID: HHprIQBP)



 お父さん酷い……モヤモヤとしたものが心を満たしていきます…ううぅん…
 佐野くん!!過去重いよぉ!!
 …負けないで…!

 夏海ちゃんはどんな反応をするのか、気になります。
 ドキドキ…(`・ω・´)

 更新ファイトです!!

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.552 )
日時: 2015/12/12 12:57
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜未来さん〜

コメありです!!

結構この御父さん、自分で執筆してても腹立ちます←
未来はきっと明るいさー(私に掛かって居る(((

ですよね、夏海の反応が重要ですねw

御互い頑張りましょうね(@^^)/

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.553 )
日時: 2015/12/13 11:03
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜佐野サイド〜

家に帰ったら一言も話さないなんて日々はほとんど毎日で......いつの間にか自分でも気にしないように背を向けて居た。

家での生活と学校での生活の違いに涙が出て来そうになる。
誰も自分の本当の事を知って無いんだなとか、詳しく知ってくれる奴居ないなぁとか......。
同じような事ばっかり繰り返し考えてしまう。

誰からも生まれて来てくれて嬉しいと思って貰った事は有るのかな......。
自分で考えても分からない疑問が頭を過ぎる。

御父さんの視線、御母さんにも会って見たかった。


今、自分をしっかり見てくれてる人は居るのかなって、そればっかり気にしてて......────

嫌な奴だって知ってる人も居なくて、孤独感に襲われた。


なのに学校に行けば強がって誰にも話せない、1番の臆病者になる。


そんな時に、転校生が...やって来た。
中1の2学期に現れたその転校生───村田という名前は後で知った──は、初っ端から苛々を抑えられなかったらしい。

ただそれは凄く自分の目には羨ましく映って居た。

まだ知ってる人も誰一人居なくて、孤独で寂しい筈なのに、俺と違って強くてしっかりしてるなと思った。

単純にその気持ちだけが沸々と沸き上がって来た。


それからずっと気に掛けて居たと思う。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.555 )
日時: 2015/12/14 15:54
名前: 恋桜 ◆/gMR5eBC/k (ID: /6p31nq7)

お久しぶりです、恋桜です!

最近全く来れてなくて…。ごめんなさいっ<(_ _;)>
自分の作品もろくに更新してなくて…。
しかもなんかリメイクとか、どういうこっちゃ。って感じですね…。

あっ、自分のことばかり話してた…。すみません!

参照6800超、おめでとうございます!
てるてるさんの作品、素晴らしいですよね!

完結…。
結末は気になるけど、完結はしてもらいたくない…。
って私なんかは思いますね…。

インフルエンザ!
私の学校では、流行っていないようですが…。
種類も増えたそうですし、気をつけないといけませんね。

気温も上がったり下がったりですし…。
体調管理をしっかりしないと。

まあ、もうすでに病院行ってるんですけど…ね?
風邪で。
次はしもやけかなぁ…。

では、更新頑張ってください!

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.556 )
日時: 2015/12/14 19:36
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜恋桜さん〜

お久し振りです!!

全然♪
誰だって忙しい時は有りますからね(`・ω・´)!?

remakeは私もしたいなと思った事が有るので本当に分かりますよw

もっと自分の事話しちゃって下さい(笑)

あ...有難う御座います<(_ _)>
そんな事無い...まだまだです←

完結、なんか怖いなぁと正直思ってます。
したくないけどしたい←

インフル嫌だなぁ。結構辛いからな(>_<)
御互い気を付けましょう((

ですね!!
脱ぎ着し易い服を選ばないと......w


御大事にです。
しもやけってホントに嫌ですよ〜。痒いし痒いし。

有難う御座います! 御互い頑張りましょう!(^^)!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.557 )
日時: 2015/12/15 17:25
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜佐野サイド〜

ずっと抱えて居た自分の過去を話すのは、初めてでドキドキしてた。
辛い事も誰かに相談すれば楽になる......誰にも追及された事の無い過去だったけれど自分から話して見ると変わって見える事も沢山有った。

まだ今も少し気まずい雰囲気でずっと御爺ちゃん、御婆ちゃんと暮らしてるけど話し掛けて見ようかな。

自分が出来る事、相手に喜んでもらえる事......その判断が今の自分には付く。

沢山失った物も有ったけど、その分は此れから埋め合わせて行きたいと思う。

「......これが、俺の過去??なのかな。」
呆気らかんとして居た俺を見て少し目を見開いて、驚いたなんて顔をした。

「うん......久々にうるッと来た。」
目尻を軽く押さえて涙(?)を拭く村田を見てると、話して良かったかも知れないと思った。

「大丈夫?」

「うん! まさかこんなに辛い過去とは知らずに......」
責任を感じたというようにガックリと肩を落とす。

「正直俺も話せて良かったと思ってる」
まっ直ぐと正面を向いて話す。

横目でも村田が俺の顔を見てるという事は感じられる。


どの位の時間が経ったんだろ......素朴な疑問に包まれた後、ベンチから立ちあがって帰路へと向かって行った。

「でもこういう機会無かったし、良かったよね?」
少しずつテンションも元に戻って来たらしい。

「確かに...」
他愛の無い会話を繰り返した。


「それじゃあまたね佐野!!」
可愛いと思ってしまった///

凄く明るくて眩しい笑顔を振り撒いて、歩きだしてしまった。

この時自分は何を考えて居たのか分からなかったが......

「また明日な!! 夏海!!」
ビクッとしてから、もう一度振り向いた村田は大きく手を振って......

「またね〜、雄太!」
照れ臭そうにそう言った。


日が暮れて街灯もポツポツと点き始めて来た。

【続く】

此れにて過去編終了であります(`・ω・´)/

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.558 )
日時: 2015/12/17 00:23
名前: シロマルJr. (ID: qdhAso1A)

また来ましたよー!
過去編終了お疲れ様!まだ続くだろうけどとにかくお疲れ様!
・・・って何言ってんだ僕はw

相変わらず良い話ですね♪( ´▽`)初恋羨ましいですよ・・・
僕はまだなんで。する予定も無さそうなんで(涙)

これからも更新fightです!応援してます!(^o^)/

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.559 )
日時: 2015/12/17 16:20
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜シロマルJr.さん〜

コメント有難う御座います!!
全然w嬉しいです(^^b

まだまだ続きますよ〜(笑) そろそろ完結だけど何時になる事やら(´・ω・`)

そんな事無いです、シロマルさんの小説の方が素晴らしいです←
初恋かぁ......(遠い目
そうなんですね、そのうちですよ!!!(^^)!

頑張ります♪
シロマルさんもfightですよ〜^^

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.560 )
日時: 2015/12/18 17:26
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

初デート///から帰って来た私の頭には様々な思いが混ざって居た。
凄く楽しかったし、まだまだ他にも行きたいトコが沢山有った......。

ずっと知らなかったし聞いた事も無かった佐野...雄太の過去も知る事が出来た。
なんか色々有ったけれど、思うのは確実に行く前より御互いの事を知れている気がする。

ハッキリといつもより?進展?を感じた。
そう思うと自然に顔も綻んで笑顔になれる......───


今の気持ちで此れからも過ごせたらもう少し穏やかになれそう。

ピアノもこういう気持ちで弾いたら沢山の感情を込めてもしっかり弾けそうだなぁ......。


明後日学校行く月曜日に3人に今日の事を話したい。

自分から自分の事を伝えたいと素直に感じた。


今夜は嬉しくて眠れ無さそうだなと感じる土曜日の夜......───
シンと静けさを感じる......。

【続く】

突然ですが、私も今夜は楽しみ過ぎて眠れないかもです。w
明日友達(10〜11人)と映画行くんです!!(笑)

先週公開されたOrangeを見に行きたいと思ってます←

プリクラ撮ったりMac行ったり...(`・ω・´)
久々なので楽しみw

普段は家に居る事...インドアなので(笑)w

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.562 )
日時: 2015/12/19 21:29
名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)

お久〜♪緋奈です!過去編、ちょっと重かったね。でも、なんというか、ますますキャラクターを応援したくなる構成で私には書けないなぁ…と、常々実感する今日この頃…
確かにもう終わりだねぇ、2015年。来年もよろしく!そして体調に気をつけて

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.563 )
日時: 2015/12/19 23:41
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜緋奈〜

久し振り!! 来てくれてthank you^^

結構この小説の中でも重い方(?)だったよねw
それは...良かった((

ペラペラな内容だし、矛盾も有るだろうし...(汗

あっと言う間な一年で驚いたけど、来年からは中学だから緊張(>_<)
今よりもカキコ来れなくなるんだろうし...(´・ω・`)

こちらこそ宜しく♪

お互い頑張ろうね!w

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.564 )
日時: 2015/12/20 15:55
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜第14話 日常茶飯事の中で。 夏海サイド〜

最近、ふと思う事が有る......もう自分も先輩という自覚が無い中で私に声を掛ける人が居る。
ワタクシは如何すればいいのだろうとたじたじしてしまうが寧ろ後輩君の方がしっかりしている気がして僕は肩を落とす。

...いい加減一人称も固定して?私?とする。

声を掛けられて嬉しく無い訳無く、照れまくって凄く心でガッツポーズしている。

「あの、もしかして...村田先輩ですか!?」
後ろから声を掛けられる時は唐突で、百合達3人と一緒の時に掛けられる時もあれば1人の時に呼ばれる事もある。

ただいつも内容は...

「あっ...そうですけど...//」
「やっぱり!! 佐野先輩の彼女さん!!」

キャーと言われて指を指される。

やっぱり後輩から見ても佐野はカッコいいみたいで、その関連で私にまで声を掛けるらしい。

後輩の人達が去った後...

「なんか夏海凄い嬉しそうな顔してたよ!?」
耳元で囁かれてゾクッとする。

「......マジで...?」
半泣きで聞く私に吹き出す美佳は...

「でも、流石佐野だし夏海も有名人じゃん!? 胸張らなきゃー」
とガニ股で歩き始める。


「確かに雄太、凄い人気だよね...焦る。」
正直な気持ちがダダ漏れになってしまう......───

「焦る必要無いって...ていうか今...?佐野?から?雄太?になったよね!?」
瑞希の言葉に百合と美佳が驚く。

......美佳は驚いてコケた。

「一体何が有ったのだね、デートで。」
ガシッと肩を掴まれて私は引き摺られそうになる。

ギャアギャア騒ぐ4人と傍から見ればそう感じるだろう。


毎日がキラキラ輝いて居た......?

【続く】

新章startで、この章はなんかこう...?キラキラ?した文章書きたいなという願望が沸々と沸いて居たので目指して行きたいと思います!!

宜しく御願いしますヽ(^o^)丿

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.565 )
日時: 2015/12/21 16:39
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

「つまり、佐野の方からって訳か...」
美佳の言葉に再び私の顔は赤く染まる。

「可愛い/// てか夏海分かり易いなぁー」
瑞希が良し良しと頭を撫でるのだが、私も一応同い年なのになぁ...とションボリしたくなった。

「凄い早さで進展してんじゃん。でも夏海も最初とは比べ物にならないほど別人化してる...」

百合の言葉に私は、
「そうかな? でももしそうなら3人の御陰だよ。」
嬉しくて笑った。

「いやいやぁ...佐野クンにも御礼が有るだろう。」
フッと笑って美佳はドヤ顔をした。

私は思いっきり吹き出してしまったが美佳は何だろというようにポカンとしている。

「でもピュアさも残ってるけど確実に進展して行ってる...」
「それを見守るのって緊張するよね...御母さんになった気分」
「美佳が御母さんなんて不安だなぁ。」
「どういう意味さ??」

他愛無い、不毛な会話でも私達は十分に盛り上がって笑い合う。


まだポカポカした暖かさが心地良いと感じられる季節だった。
心から芯までポカポカになっていた。

席の机が陽の光で輝いて居た。

【続く】

寒い...小説内と現実が掛け離れて居る...(´・ω・`)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.567 )
日時: 2015/12/23 08:23
名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: bJEvzJQ7)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/novel/NatumeOri3/

ども。参照が1000増えるごとにお祝いに来てるちほです(@^^@)/

参照7000突破おめでとう!
やっぱり上がるの早いね…長く書いてるし、読みやすいからかな?
オリキャラ…私は百合の設定をもっと真面目に書けばよかったと思ってます←

本当は長くコメント書きたいけど今までのコメントと同じようなことになる気がするからこの辺で(笑)

…冬休み今日からなんだね…羨ましい…←
私の学校なんて今日祝日なのに明日終業式だよ(´・ω・`)
部活といういらないおまけもついてくるし←

更新、頑張ってね!!
これからも応援し続けてます(*´ω`*)

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.568 )
日時: 2015/12/23 09:09
名前: 彩 (ID: /M2Jvana)

てるてるさん、参照7,000突破おめでとうございます!
これからも頑張って下さいね。

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.569 )
日時: 2015/12/24 01:41
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜ちほ〜

来てくれて有難う(T^T)

もう私もいつも同じ事ばかり言ってるなぁと思います//
その位言いたい事、何だけどさ(`・ω・´)
今回も言うけれど......本当にちほからこの小説はstartしたようなモンですw

読み辛いと思う← 私はちほの小説を凄く尊敬してる!!

明日終業式大変だね(^_^;) 部活も頑張れー!!
私も来年からは忙しくなって呑気にカキコに居候してる場合じゃ無いな(笑)

ありがとっ!! ちほも頑張れ!w
御互いガンバロー♪


〜彩さん〜

いつも有難う御座います<(_ _)>
彩さんも小説の執筆頑張って下さい!!

またコメントしに行きます♪
出来れば2015の間にもう一度......(`・ω・´)/

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.570 )
日時: 2015/12/24 15:42
名前: 恋桜 ◆/gMR5eBC/k (ID: KZRMSYLd)

こんにちは〜。恋桜です。

参照7000突破、おめでとうございます!
ついこの間6900だったのに…。
凄いですね!

恋桜は、一人で淡々と描いてるだけって感じなので、参照なんて上がらない(笑)

てるてるさんの小説、読みやすいしストーリーが深いし、良い作品ですものね…。
更新速いですし。
いつ来ても新しいのが読める…最高。

あ、次からため口でもいいですか?
なんか堅苦しくなっちゃって。

では、更新を楽しみにしてます!

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.571 )
日時: 2015/12/24 16:06
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜恋桜〜

タメでOK!! 早速タメ使ってる奴です←

有難う(^O^)/ 全然です(汗
でも本当に有難いです(T^T)

でも恋桜の小説も凄いと思うし、私は好きだよ♪

ずっと書いてるから何処か矛盾してるトコ有るだろうし、gdgdだよ(笑)
暇人だからずっとカキコ...ネットばっかりやってるしね←

最初にも書いたけれど、勿論タメOK♪
やっぱり敬語よりもこっちの方が良いよね!!^^

有難う!
恋桜も頑張って!?

御互い頑張ろうw

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.572 )
日時: 2015/12/24 18:43
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

今日はピアノのレッスンが有った。
いつもよりも若干急ぎめで学校から帰宅し、荷物を準備してから帰る。

改札を早足で通り抜けて、電車が来るまでの時間に少しだけ総復習の為に楽譜に目を通す。
前までは周りの人の視線が気になってあまり集中出来なかったけれど、先生に言われてからは気にならなくなった。

何とも不思議な感覚だった......───

「間も無く1番線に電車が...──」
ホームに響く放送で私は静かに椅子から立ち上がった。

この時間はいつも混む。
まだ最初の頃は、この混雑に慣れなくてあたふたしてたけどちょっとした回避方法とか......自分なりに考えて見つけて。


電車が来て、止まって音と同時にドアが開いて......降りる人を何気なく見つめてから、乗り込む。


揺れながら窓に映る夕方の景色を見た。

私はこの時間が何よりも好き。


【続く】

Christmaseveです!!
私は今日も暇でした......が、なかなか更新しなくて、最初はサボろうかなとか思ってました(笑)

出来てよかった──してよかったと思ってますw

MerryChristmas!!
楽しいChristmasをお過ごしください♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.573 )
日時: 2015/12/27 08:44
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

「こんにちはー」
挨拶をして入ると先生が早速笑顔で迎えてくれる。
一気に私も嬉しくなって胸が高鳴った。

「いらっしゃい!!」
いつも嬉しそうで、私もたじたじせずに来れて来たのだと思う。


レッスン室に行くと、先生が何やら楽譜を渡して来た。
戸惑いつつも受け取って軽く楽譜に目を通す。

題名は英語で、多分英語じゃなくてイタリア語とか......そういう文字で書かれていて?が沢山浮かんだ。

ただ、読めない文字の中でも一際目立って私でも読める物が有った。
『ラフマニノフ/Rachmaninov』

作曲者の所には多分そう書いてある。

「これはロシア語...かな??」

「それが私も分からないのよ〜」
うふふと笑う先生はいつも何処か抜けている部分がある。

「これ凄く難しいって有名な曲ですよね!?」
「えぇ。でも夏海なら弾けそうだと思って......」

どうやらずっと前から、準備して居てくれたようでうるっと来てしまう。


「やってみない?」
「やりたいです!!」

質問に、私は食い付き気味で答えた。

また新しい曲が始まる。


【続く】

年末、もしかしたらこれが最後かも知れません←

短くて済みません。 なんとも言えず中途半端です(笑)
コメント&アドバイス待ってます((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.575 )
日時: 2015/12/28 17:12
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=75.jpg

こんにちは〜^^
本日、初カキコにイラスト投稿させて頂きました(笑)
凄く下手&画質悪いですが、イラストを投稿しました←

良ければ見てやってくださいw
アドバイスお願いします♪

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.576 )
日時: 2015/12/29 16:22
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

良く聴くラフマニノフのイメージといえば......?狂った?とかそういうのを良く耳にする。

ただ想像とかで判断しちゃ駄目だなと私は痛感した。

本当に狂ったように音符が連なり、これで曲が作りだされるのかという程だった。

ピアノ曲でも難易度の高い曲とされているが、ピアノだけじゃなくて......例えばフィギュアスケートとかそういった所でも有名で、難しくて数々の大物が立ち向かった曲とも言える。

そう考えて見ると、私みたいな人がこの曲を弾けると言う事が本当に幸せに感じる。

「難しいのに夏海、何だか楽しそうね!?」
満足げに、でも少し首をかしげてウンウンと頷く先生。

そう言われて本当に楽しんで弾いて居る事に気付かされた。


狂ったような音、それに少しずつ慣れていき完璧に弾けるようになった時の達成感を今から考えると涙が出て来そうになる。


これが私が今まで練習を頑張って来れた理由なのかな??

【続く】

年末は多分来れそうにないです(´・ω・`)
コメントお願いしまs((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.577 )
日時: 2015/12/29 20:43
名前: 未来 (ID: vRkRh/tL)


 今回の投稿された小説、とても素敵な文章でした…
 心打たれたと言いますか…すごく私好みで…

 ―――ハ…ッ!!

 とさせられました!

 改めて夏海ちゃんの思考回路好きだな、と思いました…身近な存在にも思えて、共感したり好ましいな〜と微笑んじゃったり(#^.^#)



 てるてる522さんこれでまだ小学生なんだ…と、今後の成長が期待できて、もうとにかく凄いです!!

 更新ファイトです!

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.578 )
日時: 2015/12/29 21:06
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

初めまして!
湯桁のろまと申します。

初コメント失礼します。
7000突破おめでとうございます!
そして、四作目とは、素晴らしいです!
楽しく読ませていただきました。
これからも頑張って下さい!

次回の更新楽しみに待っております!

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.579 )
日時: 2015/12/30 08:41
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode

〜未来さん〜

ホントですか!? なんだかそう言って貰えると嬉しいです///((
好きになって頂けたらもうそれ以上は無いです、なんだか有難うございます←

沢山夏海を好いて頂けて、良かったです^^

成長出来るように頑張りたいと思ってますw
未来さんの小説も凄く素晴らしい作品だと思ってます♪
此れからもお互い頑張りましょう!!

2015年も終わりですね。
良いお年を〜^^

〜湯桁のろまさん〜

初めまして!! 湯桁のろまさんのお名前は、コメディ板と雑談板で御見かけした事が有ります(笑)

有難う御座います!!w
こんな長いgdgd小説に目を通して頂けて嬉しいですw

有難うございます♪ 私も湯桁のろまさんの小説等にコメントしますね〜^^

頑張りますw

もう2015年も本当に最後って感じですねw
良いお年を♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.580 )
日時: 2015/12/30 09:58
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

おはようございます!
湯桁のろまと申します|・)


小説に来て下さって、ありがとうございます!
コメントみて、勝手にテンション上がっちゃっていました←
また更新していきますので、どうぞよろしくお願いしますっ
お互い頑張りましょう!!

一年って、長いようであっという間ですね・・・
2016年もお互い、いい年にしましょう!!

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.582 )
日時: 2016/01/03 18:34
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜夏海サイド〜

改札を抜けて、丁度来た電車に走って乗り込む。
間に合って良かったと胸を撫で下ろして、空いている席に座る。

次の駅までは3分で着いてしまう。
ドアが開くと思いの外沢山の人が乗り込んで来る。

どうやら近くで事故が有って、影響でこの電車に乗る人が増えたみたいだった。
乗り込んで来る人の中にお婆さんが杖を突いて前へ来た。

私は慌てて立ちあがり......
「此処、どうぞ。───」
と言い立ちあがった。

声が小さ過ぎて聞こえて居なかったかもしれないけど、私の行動でどうやら分かってくれたらしく......

「ありがとう。」
と笑顔で嬉しそうに座った。


前なら全然周りを気にせず自分の事ばかりになってしまいがちな電車の中でも多分初めて席を譲った。
たったこれだけの事だけど、私はなんだか凄く嬉しかった。

吊革に掴まり景色を見て居た......───



最寄駅に着いて私は電車を降りた。



すると丁度携帯が鳴って、名前を見ると?佐野雄太?と書いて有った。
途端に動揺する自分を落ち着かせて......

「あっ、もしもし。」
と言った。

「あのさ再来週って空いてる?」
その質問に私は軽く苦笑して、ホームの椅子に座りながら......

「分かんないよ〜。でも多分平気。」
「そしたらその週の土日に......───」

前なら直ぐに沈黙してしまう電話も、話題が途切れる事無く続いた。

きっとまだまだ先だー!!なんて思って居る再来週の土日も直ぐに来るだろう......。

【続く】

大晦日、ですね(笑)
年末は来れ無さそうとか言ってバッチリきてる奴です(`・ω・´)/

2015も最後。しっかり噛み締めて......新年もしっかり過ごせればなぁと思ってます(笑)///

来年も宜しくお願いします!!
それでは、良いお年をー^^

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.583 )
日時: 2015/12/31 21:42
名前: かのん (ID: S1x5FqeW)

こんばんは(^^)

コメディライトで活動中のかのんです。


先日は私の小説のほうへお越しいただきありがとうございました!
ご挨拶遅くなってしまいすみません(_ _;)


時間ができたら一話から読みます!!

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.585 )
日時: 2016/01/02 18:34
名前: りお (ID: ThA8vNRQ)

こんばんわー

短編集やってたりする、りおです。


コメントありがとうございました。

あこがれの人からコメントがくるということが


こんなにうれしいとは・・・☆彡


ほんっとうにうれしいです。ありがとうございます。


ところで、、、私のリレー小説によかったら参加してくれませんか?


おこがましいですね、はい。いや、もうほんとできたらでいいのでっ。



もし、できたら宜しくお願いします★


りお

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.586 )
日時: 2016/01/02 19:47
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜りおさん〜

コメント有難う御座いますw
名前見掛けてて、ずっとコメントしようと2015年から思ってたのですが、いつの間にか年が明けてました(オイ

いえいえ!! こちらこそ遅くなってしまいスミマセン<(_ _)>

......憧れ、ですと!?///
私なんかが......?(汗

何だか良いのかなと思ってますが、素直に嬉しかったり...(笑)
こちらこそ有難う御座いますw

リレー小説ですね!! 今すぐは難しいですが是非参加したいです♪
成るべく早く行ければと思います(`・ω・´)/

有難う御座います^^

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.587 )
日時: 2016/01/02 21:02
名前: アズ (ID: PEx0ZAEq)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode

初めまして〜(笑)

今晩は〜

アズです☆

てるてる小説頑張れ―
入賞しろー(明日がワクワク)
じゃ。

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.589 )
日時: 2016/01/04 14:29
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜雄太サイド〜

「じゃあまたね!! ......雄太。」
すっかり御互いに名前で呼ぶ事に抵抗が減って来た最近。
でもやっぱり俺にとってはちょっとくすぐったいというか......。

「宜しくな」
悟られないようにして返事をするのが精一杯。

こう考えると夏海も相当凄いのかもしれないな......───

大体の要件は伝えて、俺は一旦目を閉じた。


最近は少し、御爺ちゃんと御婆ちゃんと話すようになった。
相変わらずだし、コレと言った大きな話題も無いけれどそれでも俺にとっては大きく変わったと思う。

何だか嬉しくて......弾んでるのが、分かる。感じる。
こんなにも自分の感情をハッキリと感じる事が出来たのは久し振り。
というよりも今まで有ったのか......という感じである。


間抜けさというか......自分で自分に苦笑してしまう。


早く帰らないと、2人とも心配するかな。
そんな気持ちがふと浮かんで、自然と足取りが早くなる......───

月が綺麗だった。


【続く】

小説大会終了しましたね!!w
何だか投票ボタンが無くなると、一覧が少し小さく感じますw

次は夏ですね(笑)(早いわw

......そういえば、今日から新しい小説を始めようと思ってます(`・ω・´)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.590 )
日時: 2016/01/05 22:52
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

湯桁のろまと申します。

コメント返して下さり、ありがとうございます。
文才なんて、私ごときには勿体無いお言葉です('?'`;)
むしろてるてる522さんの方が遙かに有ると思います!!
私なんて微塵もないでふよw

でも、そう言っていただけてとても嬉しいです。
ありがとうございます!(*^^*)

小説、また拝読させていただきます♪

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.591 )
日時: 2016/01/06 13:25
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜湯桁のろまさん〜

いつも有難う御座います<(_ _)>

いえいえ〜(`・ω・´)
寧ろコメント返し好きなので(笑)いつも楽しいですww←

私なんて全く、本当に欲しいです(((

私もまた湯桁のろまさんの小説、拝見しますね^^
楽しみにしてますw

これからも宜しく御願いします!!
御互い頑張りましょうね^^

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.593 )
日時: 2016/01/08 17:07
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

つまりですね......簡単に言うと、
「中学のメンバーに会うってことかな。」
私の言葉に百合、瑞希、美佳は動揺しつつ御互いに顔を見合わせる。

「一つ違うのは私達4人と男子4人しか居ないってトコだけ」
「いやいや......」

「その違いってだいぶ大きいと思うよ!?」
「そうだねぇ......」

3人の言葉に私は少しだけガッカリしてしまう。

「用事有るの?」
質問には......

「そういう訳じゃ無いよ!?」
「多分......いつも暇だよー」
「平気だけど......」

曖昧な返事をする3人。

私は漸く悟り、
「つまりは緊張?してるとか......そーゆー感じ?」

?うっ?と言葉に詰まる3人を見てビンゴだなと確信する。


「まぁ楽しそうだし私行こうかな......?」
美佳の言葉に私は?えっ??と驚く。
少し俯いて下になって居た頭も一気に上に上がる。

「じゃあ私も行くよー!! 緊張するけどまぁ大丈夫な事を願う」
「まぁもしもの時は夏海と佐野に......」

百合の脅しに私はビクビクしながらも笑って居た。

再来週なんて自分達はどうなっているのかさえ正直想像出来ないけど出来そう。矛盾してる気持ち......───


「今日さなんか食べて帰ろう?」
美佳の提案に賛成して、校門を出た。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.594 )
日時: 2016/01/11 04:09
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)

〜夏海サイド〜

「マジかー!!?」
大声をあげても一切周りを気にせず、百合にビシッと注意を受けるのはいつもの美佳だったが、大声を上げたくなる気も分かる気がする。

「うん、私も意外過ぎてビビったなぁ」
ちょっと違って上品(?)に食べる瑞希は私から見て?the出来る女子?感が半端無かった。

まぁ意外だったのは雄太がそういう......言葉を借りるなら?合コン?的なそういうのを計画するようには到底見えなかったのだ。

それは私だけじゃなくて、百合や瑞希や美佳も同じ感覚だったらしく、それだけでちょっと嬉しく感じる自分が不思議でならない。

「メンバーが初対面じゃ無い分は気が楽じゃない?」
百合の言葉は大きく分かれた。

「だよねー!! それめっちゃ分かるよ。」
「知ってるからこそ、知られてるからこその緊張もあるけどね」

私は中学で転入したら直ぐに転校しちゃったからあまり話した記憶無いけど、顔と名前知ってるだけで違うよなぁ。

「兎に角メールとかで相談しながら決めよ??」
美佳が不安そうに言ってきた。

私も同じ気持ちだったから安心した。


「じゃあね〜」
いつも通り緩く解散になった。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.596 )
日時: 2016/01/12 16:59
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

御母さんと御父さんの写真の前で手を合わせて目を閉じる。
自分では感じないけれど随分長く時間が経ったみたいで......───目を閉じると時間が経つ事、それも忘れてしまう。忘れてしまいそうになる。

時計を横目で見て時間を確認し、キッチンへ向かう。
冷蔵庫を漁って、料理出来そうなものを取り出す。

やはり1人暮らしだとそう多くの食材を買い込む事は出来ず、有る程度の量しか入って居ない。

「明日位には買いに行かないと駄目そうだなぁ」
独り言を呟きながら、野菜を洗って切り始める。

不器用で時間の掛かって居た調理時間も比べ物にならないほど短縮された。
我ながら此れには結構努力した甲斐が有ったなと感じている。

御飯の時間の寂しさというより、まずは自分の心配が多かった。
自分の心配というのは、毎日御飯食べれるのかなという根本的な物。

買えばいいけれど今は有る我が家の御金もまさかまさかの私が管理しているのだ。

そんな暮らしを続けたら消えてしまう事は流石に私も分かって居るつもりだ。

こういう時に裕福な家庭に生まれて良かったと思う。
苦労も少なく此処まで過ごせたのは両親の御陰だなぁと今まで感じ無かった感覚もしみじみと感じる。

沸騰する御鍋の湯をボーっと見つめて居たくなる......───


珍しく過去に耽ってしまった。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.597 )
日時: 2016/01/13 18:40
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜百合サイド〜

テスト勉強に少し手を付け始めた。
いつもより早く、余裕を持ってstartすれば良いかなって思ったのだ。

でも......全然集中出来ない。
多分さっきの話が気になってて仕方ないんだろうな。

ソワソワしてるのがもう感じるから嫌になる───

「なんかもう終わりにしよう」
口に出して言うと、手はサクサクと動いて片付けが捗る。
そのまま部屋の片付けを始める。

いつの間にか片付けるうちに中学の教科書やノート、写真が沢山見つかって......見返し始めて居た───

「懐かしいなぁ」
自然と笑みが毀れる。

写真を見返すと私はカメラを睨んで居て、仏頂面。
今更ながら少し後悔する。

相変わらず酷い顔で周りの子が笑顔だから更に浮いて見える。

笑うのがぎこちないから自然と避けてたんだよねきっと。


今は平気になったのが嘘みたい。


「片付け再会......っと。」

再び手を動かし始める時は思いの外時間が経って居た───

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.598 )
日時: 2016/01/15 17:38
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜瑞希サイド〜

ゆっくりと御風呂に入って、疲れを取る。
その後は出て部屋着を着てからリビングに行く。

特に此れと言った話題も無くソファに座ってテレビを見ながら携帯を弄る。
メールが入って居て見て見ると、美佳からでいつものどうでも良い内容だった。

ただそれが妙に嬉しいような......───
読んで終わりにするだけじゃ無くて、返信をする。


放課後、私を含む4人で話した事をもう一度思い出してみる。
時間はそう掛からずに会話が蘇って来る。

再来週か。まだ先だけどあっという間だよね。
今から緊張するのは止め止め。

頭を左右に振って、気持ちを飛ばす。飛ばしたつもりになる。


夏海は何時の間にか、佐野とも名前で呼び合う。
私が知っている最初の夏海は......───

高校で再会した当初の夏海は何処へ行ってしまったんだろうか。

寂しいけど成長を見守って居るような此の感覚はなかなかの物だ。


「何を言って居るんだろう」と我に返ってからもう一度テレビを見る。
画面に映る芸能人は何がそんなに可笑しいんだろうかと思わせる位の笑いっぷりだった。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.599 )
日時: 2016/01/17 21:51
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜雄太サイド〜

思いの外、懐かしいメンバーが揃いそうでワクワクしてきた。
正直俺も夏海も誰も来なかったらどうしようと嘆いて居たのだ......。

そんなに虚しくて悲しい事は無いよねって。

でもやっぱり優しくて、勇気(?)のある人ばかり居る気がする。
自分でも何を言って居るんだろうかと思う部分も有るが、本当にそう思って居るのだ。

何をしよう。
何を食べよう。
何を着て行こう。

柄にも無くそんな事ばかり考えて考えて、彼此20分は考えて居るかも知れない。

自分の言動に驚きつつも、落ち着かせてから普段の過ごし方を思い出す。

明日の支度を済ませてから1階に降りて3人で食べる夕飯は前とは比べ物にならない程に美味しく感じた。

此れから先の日々がこんな風に感じる事は何と素晴らしい事なのだろうかと失笑してしまう思いが浮かぶ。

【続く】

急ぎです(汗
何だかスミマセン。

後日書き直すかもしれないです。((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.600 )
日時: 2016/01/17 22:06
名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)

こんばんは、ビタミンB2です!
覚えておいででしょうか? 忘れててもいいんですが(笑)
ハツコイが気になって、久々に読みに来ました。

相変わらずの文才でいらっしゃる……!
夏海ちゃん達の、それぞれの心情が細やかに書かれていて、こっちまで同じ様な気分になります。
ハッピーエンドになるのでしょうか……なるといいな……

これからもお互い頑張って行きましょう! 応援してます!

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.601 )
日時: 2016/01/18 19:17
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜ビタミンB2さん〜

御久し振りです!! 勿論覚えてます(`・ω・´)
忘れませんよ〜(笑)

そう言って頂けて嬉しいです。私には勿体無い(((((

最近はちょっとパパパッと書き過ぎて居るので、またじっくり書ければなと思ってます。
最終的には私もハッピーエンドが良いです//w
だって、そうじゃなきゃただの可哀想な少女になってしまu((

そうですね、頑張りましょう^^
コメント有難う御座いました(^O^)/

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.602 )
日時: 2016/01/20 17:11
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜第15話 非日常?!!? 夏海サイド〜

ヤバいヤバいヤバい──私がそう思って居る事はきっと3人にも伝わってる。
3人もそれぞれ焦って居るのもひしひしと伝わって来る。

「明後日だね。」
ふぅ……と一息付きながら瑞希が一言。
その一言に、私も百合も美佳も敏感に過剰な反応をする。

「やっぱり皆考えてる事一緒だったんだね〜!!」
美佳が嬉しそうに言う。
……何が嬉しいのか分からないけど、分かりそうな気もする。
何とも矛盾した気持ちだ。

「別に私はそんな事無いけど──」
ツンと澄ます百合。澄ますのは、言って居る事が強がっているという証拠なのだ。
最近、私と瑞希&美佳が密かに発見した事なのだ。

やっぱりこういう時でも変わらないなぁ。
それぞれの性格というかが出るなぁ!!

顔が徐々に緩むのを感じる。きっと今はだらしない顔になっている事だろう。

恥ずかしい──ふと思ってしまい、顔が赤面してしまう。

「皆どーお??」
美佳が言う。何について聞いてるんだと、普段ならツッコむ所も話の流れで皆、分かって居るらしい。

「まぁまぁ。てか正直此処まで拘る自分に驚いたかも」
新しい発見、と瑞希が笑う。

「それは分かる。少し緊張してるって感じじゃ無い訳じゃ無い。」
最後の方はごにょごにょと誤魔化しながら俯く百合。

「私は全然。明後日かー。どうしよう」
「凄い呑気そうだなぁ夏海は。」
美佳の言葉に私は……

「いやいや。そんな事無いよ!?」
私も焦って居るのだ。

「余裕有りって感じ〜??」
瑞希もにやにやと笑う。

「違うよー」

──きっと、周りの人の目には私達は楽しそうに映れて居るんだろうか。

少しでもそうだったら良い。

明後日が楽しみなのは皆一緒。

【続く】

唐突に始まった、新章です(笑)
此れからも御願いします。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.603 )
日時: 2016/01/21 15:58
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜雄太サイド〜

シンと静まる部屋に1人。
御爺ちゃんと御婆ちゃんはもう既に寝て居る……。

「年を取るにつれて眠たくなるのが早まるんだ」
なんて事をポロっと言い残して布団で熟睡してしまった。

「成る程なぁ」なんて思って、頭を掻いてから時計を見る。
2人が寝てから1時間は経過しており、その1時間自分が何をしていたのかまともに思い出せない。

ただ自分の身の回りを見る限りは、携帯がテーブルに置いてあるだけだった。

首を傾げて、メールをチェックすると正哉等と連絡を取った形跡(?)が有って一瞬で脳裏に記憶が蘇る。

楽しみなのと緊張した気持ちが折り混ざって、ついついぼんやりしてしまったのだろう。
言い訳に過ぎないがそういう事だ。


もう夜も夜だし明日で良いかと、携帯を放って2階へあがる。

やっぱり携帯も持って行こうと回れ右をしながら携帯を強く握って階段を上がる。

やはりミシミシという音が上る度に聞こえる。

その音が何処か心地良いと感じた。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.605 )
日時: 2016/01/22 17:21
名前: 風花 彩花 (ID: /M2Jvana)

てるちゃん
しばらく読みに来れませんでした!とっても面白い!
更新がんばって。

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.606 )
日時: 2016/01/22 18:01
名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: UYrr3QoJ)
参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里

参照8000突破おめでとう!

文才あるよ!?面白い小説書く才能あるよ!?

ぐだぐだ何て…
…それは私にぴったりのことb(((

表紙絵かぁ…見てみたいなぁ…
絶対素敵なイラストに決まってるもんね!

あ、そうそう。
占ツクにコメントありがとう!…てるてるであってるよね?

上手くないよ。小説同様ぐだぐだなイラストだよ(`・ω・´)

一年三ヶ月…この小説始まってからそんなに経つのか…

更新、頑張ってね!
完結、寂しいけど楽しみに待ってます!
そのときは一番にコメントしてやr(((

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.607 )
日時: 2016/01/23 21:59
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)

〜彩〜

雑談でも話すようになって良かった^^
お互いガンバロー!!!


〜ちほ〜

有難うです♪
全然無いよ。最近のカキコに投稿されてる小説読むと結構感じる(笑)

いやいや、ちほにはgdgdなんて言葉は似合わんよ!?w

でもなんかどういう感じかあまりイメージ付かないんだよね〜……w
言ったものの、出来るかマジで不安((

あっ、私でーす(#^.^#)
ちほのイラスト初めて見たから感動したよーw

私はもう占ツクにはあまり行かないと思うけど、ちほのイラスト見れて良かった!!w

あれで、gdgdって凄過ぎるよ(汗

私も結構驚いたなぁ。
自分だけじゃ此処までは無理だったから、コメントくれた人とかオリキャラ応募してくれた人、読んでくれた人が居てくれて良かった。w

有難う!!

ちほも頑張ってねー^^ お互い頑張りましょー(笑)

私も寂しいなぁ。w
待ってるy((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.608 )
日時: 2016/01/24 13:44
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

いよいよ当日になった。
昨夜は緊張して眠れないだろうなぁと思い、ベッドに入ったが直ぐ様眠りについてしまい自分に呆れる──そして密かな変化を感じ、吹いてしまった。

「まだ皆居ない……?? 此処で合ってるよね!??」
こういう時、最後に着くのは嫌だが一番最初だとどうにも不安に襲われる。
周りが見れば挙動不審な動きをしている人に見えてしまうだろう。

一刻も早く、誰か来てくれないかと願う。

携帯の時計を確認してもう一度待ち合わせ場所と時間の書いて有るメールを見返して見る。
今は待ち合わせ時間前15分。

余裕を持って行動を考えて居たら余裕を持て余してしまったのだろうか。

フゥ……と溜め息を付いて、何となく音楽を聴こうとイヤホンを出す。


携帯に差した時に、足音が耳に聞こえて来る。
何だろうと何時も通りで顔を上げる。

「あっ……!!」
雄太は、誰か居て良かったという安心感の表情を浮かべて此方へと向かって来る。

「誰も来ないから、ちょっと不安だったんだー」
私も安心感から自然と言葉が毀れる。

「夏海は、早く来過ぎなんだよ。もうちょっとギリギリでも間に合うと思う。」
そうかなぁと疑問が浮かぶ。

誰か一人でもこんなにも安心出来る物なのかと感じる。


──……雄太だから──等はきっと関係無い筈……。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【感謝イラスト掲載しましt((】 ( No.610 )
日時: 2016/01/26 18:22
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode

〜雄太サイド〜

緊張した心を解き解す為のような雰囲気で、夏海はそこに居た。
思わず安堵の溜め息が漏れるが、夏海も同じ思いだったらしく……少しばかりの以心伝心(こういう時ってそう言うのかな?)が有り、感動してしまう。

ただこんなに早く来れば誰も居ないと思って居たのに、まさかの夏海が居た事には驚いた。
──何処かで期待して居たのも本当だけど。

「誰も来ないから、ちょっと不安だったんだー」
まだまだ時間は早いし、そんなに不安がる事は無いと言いたかったが、俺も夏海の立場だったら不安になるだろうと思い……

「夏海は、早く来過ぎなんだよ。もうちょっとギリギリでも間に合うと思う。」
本音を伝えて見る。

いつも余裕を持って行動と言って居る夏海だが、もう少し気持ちに余裕……上手く言えないけど、のんびりしても平気な気がするのだ。

でも、見るからに凄く楽しみでワクワクが収まらないなぁという表情で他の人を待っている夏海を見ると、俺もつられてワクワクしてくる。

懐かしい……暫く会って居ない人と会って、話すというのは凄く緊張するけど、きっと楽しい。

夏海も同じ事思ってるのかな──


すっかりと気持ちがリラックスしてくる。

──……今日、誘って良かったな──

【続く】

久し振りに此処で雑談を((

1/30に、私も同窓会に行くんですよ〜(笑)←
何時の同窓会かと言うとですね、保育園の同窓会ですw

もともと、小学校へ行く時同じ保育園の子が誰も居なくて……。
ずっと会えて無かったのですが今回、中学入学まであと少しという祝いも兼ねての同窓会だそうですw


今日、他校と(自分の学校含め3校)球技大会をしました。
男子はサッカー、女子はバスケ。
ホントに楽しかったです^^

他校で、保育園の時に一緒だった子も居たのですが、その子と話せましたw
なかなか話す事が得意じゃないのですが、話せました(笑)


久し振りにもともと仲の良かった子と再び再会は凄く緊張しますが、きっと楽しい筈!!!
私も楽しいと信じてますw 今も緊張してるけど(´・ω・`)


夏海も楽しんで欲しい(御前が決める事じゃろw

長々失礼しましたーw


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.611 )
日時: 2016/01/28 21:56
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode

〜瑞希サイド〜

……此れは此れは。
懐かしい顔ぶれが目の前に広がっている。

それと同時に、自分が中学時代にどんなキャラで過ごして居たかが脳内に浮かぶ。

今は全然だけど、ぶっきら棒で男っぽい口調を使って居た。
もう疲れて止めて居て──いつの間にかそれが普通になっていたっけ。

「渋川、結構雰囲気変わったね。」
早速言われる。

過去の自分が嫌になってしまう。

「そんな事無いけど」
バッサリ言い捨てる。

「あっ……やっぱり変わって無いかも」
──今の一瞬で判断するのは可笑しいんじゃ無いか!!?
正哉は、そう笑ってそれきり私の事は言わなくなった。

「でも緊張してたけど案外平気なもんだねッ!!!」
多分此の中で一番変わって居ないのは美佳だと思う。

こういう時の美佳の気さくさやフレンドリーさには驚かされる。
羨む自分も居る。

「やっぱり緊張してたんだな!! 俺も結構してた」
魁は相変わらずの御調子者口調で早くも美佳と意気投合して居る。

余り意識して居なかったけれど、今一緒に居るメンバーは中学の時に三銃士なんて呼ばれてた3人なんだなぁ。

間違い無く嫉妬される──自意識過剰な事を考える自分は可笑しい事に気付かされた。

「それじゃ行こうか!!!」
皆tension高めです。

私も呑気にやろうかなぁ……──

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.612 )
日時: 2016/01/29 17:09
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode

〜美佳サイド〜

こういう時って、緊張しててもついつい盛り上がってはしゃいじゃうのが私なんだよね。
後から思うともう恥ずかしさしか残らないというか──

「でも緊張してたけど案外平気なもんだねッ!!!」
皆そう思ってるのかな。同意を求めるように周りを見る。

瑞希は私の事を見つめて居たけど……やっぱり私馬鹿みたいだったのかな。

「やっぱり緊張してたんだな!! 俺も結構してた」
魁の言葉に私は嬉しさが一気に込み上げて来たのを感じる。
もし魁が居なかったら、また「変わって無いなぁ。流石高橋だな」とか言われてたかも。

まだ再会して間もないのに早くも助けて貰った。


クラスの中の憧れの三銃士の中でも一番話し易いなって感じてた魁。
割と中でも親しい方だと自分でも思ってた。

自意識過剰って思うかも知れない。

私は私なりに色々考えてたのかも──。


「でもやっぱり高橋は変わらないよな。」
「魁だって全然。ちょっと背が伸びた位でさ〜??」
「だろ!? 結構伸びた」
「こんなにも身長が離れるとは……」
明らかに目線が上に有って、見上げる形になる。

変わって無いって言ったけど、変わってるよ。
私も気付かないトコで色々変わってる。

「それじゃ行こうか!!!」
佐野がそう言った時、私は中学時代に何故か芽生え無かった気持ちが密かに芽生えつつあった。

再会しただけで、まだ何も知らないのにもう目が自然に追って居る。


仄かに染まる頬を軽く手で押さえ、強く歩み始める──

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.613 )
日時: 2016/01/31 21:02
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

●作者御礼&どうでも良い御知らせページ●

参照8500突破しました。本当に有難う御座います。
……此処最近、少しばかり更新スピードが落ちつつあるので、また何時も通りに直していければと思って居ます(`・ω・´)/

それはそうと、昨日(1/30)は保育園の同窓会がありました(笑)
凄い楽しかったですw

引っ込み思案だった子が、凄いお喋りな子になってたり、髪の長かった子がショートになって居たり。

メガネを掛けてる子も割と多かったし……何より嬉しかった──感動したのは、アニメ好きが多かった事ですw

緊張してたけど、アニメの話で盛り上がってずっとtension上がってましたw 若干今は声嗄れてます。

どんだけはしゃいだんだよって感じですね((

プリクラ撮りましたw


個人的なビッグイベントも終わって、落ち着いて更新出来そうです!!

ずっと応募して貰ったのに使えて無かったオリキャラを一気に出そうと思ってます!!


沢山応募して貰ったのに、使わないキャラが圧倒的に多いのは可笑しいので((

遅れてスミマセン。
今からですが、登場します!!!!

此れからも宜しくお願いします。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.614 )
日時: 2016/02/01 02:22
名前: Garnet (ID: rS2QK8cL)




やっほほやっほ、てるりんりん。
柘榴石が通るよ(^^ )≡( ^^)ヒュンヒュン


いやあ、ほんと時が経つのは早いもんですなあ。

恥ずかしい話、幼稚園の頃は ずっとこのまんま子どもでいるんだろうなって漠然と思ってたんだけど、何時の間にか高校生だからねえ。(笑)
当時には考えもしてなかった電車通学をして、当時には考えもしてなかった文字書き擬きなんかやってる。

あと、此処最近、自分でも 今までより世界が広くなったなあって思うね。
新鮮な言葉に触れたり、
素敵だなって思える芸能人の方が見つかったり、
洋楽やクラシックや外国の分化に足突っ込んだり、
歳の離れた人と交流するようになったり。
新しく入ってくるものも多いけど、要らない過去や人間関係(笑)もスパッと切り捨てられるようになった。
心が成長するってこういうことなのかなって、身をもって感じさせてもらった瞬間が沢山あったよ。
中学の頃はあんまり出来なかったオシャレなんかも、最近スキルが付いてきたかなあ( ・∇・)

何か何が言いたいのって感じだけど、うん。

てるりんはこれから中学生になって、もっともーっと広い世界を目の当たりにすると思う。
周りを見渡せば、常に多数の扉があって、其処からもどんどん枝分かれしていくの。
だから、あなたには広い世界をどんどんエンジョイしちゃって欲しい。これは、あなただからこそ、今から出来てしまうことだから。

同級生同士や、たかがひとつふたつ歳が違うだけで生まれるいざこざに疲れたら、歳を重ねた方達……お祖母さんやお祖父さんのご友人に会ってみたり。
プログラミングの著しい日々に疲れたら、思いっきり、今まで挑戦したことの無いものにぶつかってみたり。

そんな簡単なことで良い。

てるりんは、最初から持ってる世界が既に広いけど、その柔らかい心で、もっともっと楽しいことを吸い込んで欲しいな。
"分かった"ときと"解った"ときの違いは、天と地ほどの差があるってこと、何度も味わおう。
そのときのわくわくを、何度も味わっちゃおう。

わたしもそのわくわくに、数えきれないほど救われたから。


そういえば、わたしはまだ同窓会とやらをしたことがないんだ〜。

小学1年生のときタイムカプセルを埋めて、10年後に開けるよーって言われたから、そろそろお誘いが来る頃なんだろうけど。

あやふやで色濃い思い出話を肴に、大好きな人と笑い合えるって幸せだろうなあ。
昔の親友は全員どっかに行っちゃったから、彼等を地球上から全員集めてきて、覚えてるーっ?とかお互いに言い合いたい(笑)
アメリカに居る子は元気かなーっ((
でも、一番に伝えたいのは、
「○○のお陰で△△に興味を持つようになったよ」
「□□してるとき、○○のことを思い出してたよ」
このふたつ。
相手が覚えていてくれていなくても、わたしにとっては大事な出会いで、誰にも汚されたくない思い出なんだってことは、ちゃんと伝えたい。
男女問わず、ね。



ちゃんとした感想を書くわけでもなく、つらっつらと長ったらしい文字を並べまくっちゃってごめん(笑)
書きたいことがアタマの中でぐるぐるしてるもんで、常に何か文字にしてたいんよ(笑)

読んでくれてありがとう。
またふらっと現れます。


……あ、そうそう。
卒業式って、後から振り返るとすっげー呆気ないから、覚悟しててね!←←←

そろそろ準備始まってるだろうから言っとくわ!(笑)←


んじゃね!
ばーい!



Garnet

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.615 )
日時: 2016/02/01 16:57
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜Garnet〜

最初から最後までワクワクしながら読んでた(笑)

私とGarnetは、歳は其れほど近くないからやっぱり話とか聞いてて……「成る程なぁ」「そう言う事か!!」って気付かされること多いなって感じてます。

此処最近は、私も好きな芸能人の人見つかって、前まで好きだった人はバッサリと好きじゃ無くなったりとか。
今年小学校最後だから、バレンタインのお菓子皆にあげたいなとか。w
そういえば何年も好きな人が変わって無いのだけれど、其の人にはどうしようとか考えて……考えちゃって眠れなくなったり。

急に中学不安になって来て、勉強を気合い入れて始めたけど1週間で終わったり。
勿論、土曜日に久々に会ったメンバー見て、感動して泣きそうなったりとかも有った(笑)

引っ込み思案だった子が、凄くお喋りになってる時は嬉しくて舞い上がった(なんでだよ)。
雰囲気変わった子も居たし、全然変わって無い子も居た。

タイムカプセル良いね〜。
御誘い来たら教えてね(`・ω・´)b

私もタイムカプセルやってみたい(笑)
興味ある……///

アメリカに居る子が居るの!?//
私は、愛媛と北海道に居るw


何時もGarnetと話すと凄く落ち着く。
相談とかそういうのじゃ無くても、普通に話す時とかでw

凄い小説を執筆してて、近くに住んでて。
近いけど全然遠いような。

大袈裟って思うかもしれないけどそんな事無い──話せて良かったって何時も思ってる!!w

コメント有難う!!

此れからも御互い頑張ろう^^


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.616 )
日時: 2016/02/02 18:19
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜百合サイド〜

瑞希は瑞希なりに。美佳は美佳で気付いた事も有りそうな表情してる。
私はじゃあ何なんだろう。

耳に入って居た美佳と魁の声も聞こえ無くなる。

そういえば男子4人の中に知らない人が居る。
誰だろうかと疑問に思って居るのが表情に出たのか、佐野は私を見てから……

「そういえば、コイツの事だけどー。」
既に魁も正哉も知ってるという顔だった。

「武藤俊太です。魁と同じ高校で正哉と友達。雄太とも前から友達って関係です。」
こういう人って人見知りとかしないんだろうなぁ……って印象。

「宜しく!!」
美佳も相当肝が据わって居ると思うが、本人は自覚無し。

「改めて、皆行こうか?? もうワクワクしててさー。」
浮かれて居るのが言葉を聞くだけで伝わる。
夏海もやっぱり楽しみにしてたんだ。

「そうだね。私も結構。」
まだまだ始まったばかりなのに色んな事が有って……笑いが止まらない。

【続く】

短くてスミマセン((
……物語も進んでいませんね(汗

(´・ω・`)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.617 )
日時: 2016/02/03 18:59
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

なんか……良いな。
最近良く出掛けるようになったし──1人で居るより良い。ずっと良い。

「何だか楽しそうだね!」
美佳がそっと耳打ちしてきた。

「そりゃあ勿論。」
力強くそう言って、笑った。

でも大して私達4人から見れば関わりの無い武藤君が、3人を繋ぎ合わせるような形で知り合いだったとは……これも何かの縁かもしれないねなんて百合とさっき話した。

8人で居ると結構目立つ。

それに4人の男子は、世でもカッコいい方に分けられる立場に居る4人。
私と同い年くらいの女子の人の視線を感じる事が有る。

「夏海は、堂々としてれば良いんだよ!!」
「そうだよ。平気平気。」
「自信持ちな〜。」
それだけで安心する。

「有難う。」

3人は笑顔で頷いた。
ふんわりとした雰囲気が流れる。

「うん? どうしたの??」
正哉が私達に気付いて声を掛ける。

「何でも無い!! 平気になった。」
「なら良かった。安心。」

軽く瑞希と目配せをして、小走りで後ろに着く。

「そういえば何処行くのー??」
「あぁ。後少しです!!」
謎の雄太の口調に少し吹き出す。

ワクワクが止まらないや……。──

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.618 )
日時: 2016/02/05 18:45
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜雄太サイド〜

「「「「「「「おぉー!!!」」」」」」」
同じ反応してるし──こんな事って滅多に無い。
7人が同じ動作、言動なんて。

「取り敢えず中入ろう?」
俺の質問に、答えるように音が鳴る。

『──グ〜ッ──』

……え?
俺だけじゃなくて皆の目も点になって居た。

順々に自分以外7人の顔を見る。
正哉だけ、何故かソワソワして居て、やがて耐えきれないというように切り出した。

「俺、腹減った。」
どうやら?音?は正哉から聞こえた(……鳴った)らしく一瞬にして場に笑い声が溢れた。

「いやッ……私もッお腹空いてたけど……まさかこんな漫画みたいな事って有るんだねッ──」
夏海も笑いながらそう言う。

「ハイハイ。じゃあ予定変更でちょっと早いけど御飯食べよう。そしてその後に今からやろうとしてた事しよう。順番逆転って事で。」

「なんか雄太、テキパキしてるねー!! 計画綿密に立てて来たんだな!!」
少し恥ずかしくなってきて、悪いが無視させて貰う事にした。

「8人で入れるトコって有るかな?──」
「そんなに不安がる事無いでしょ。まだ早いし平気平気。」
魁はそう言って居た。

「じゃあそこらへんでなんか探すかー。」
俊太が歩き始める。

……なんて行動力の有る奴──


変に感激してしまう。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.619 )
日時: 2016/02/06 20:40
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

「御注文は以上で宜しいでしょうか?──」
店員さんの言葉に、頷く。

「でもホントに正哉は空腹状態だったんだなぁ……一番注文してた。」
「この後、パフェ食べたい。」
「女子っぽい!! そういえば甘党だったねー!?」
私も同じ事を思って居た。

いつの間にか、心で「正哉」と呼んで居たけれど……正哉よりも魁とかの方が何と無く沢山食べるイメージだった。

「パフェって……どんだけだよ。」
呆れたように雄太が言う。

「良いなぁ。私もその位食べたって太らない体質になりたい。」
美佳の言葉に、私を含む女子3人が頷く。

もともと食べる方では無い私も何時の間にか体型やダイエット、カロリーなんて単語に敏感になった。
やっぱり──軽い方が良いのかなぁって……──

「でも、痩せすぎでも心配になるけどな。」
雄太はそう言う。

素直に優しいなぁと感じてしまう私の心──……。

「気にする人としない人居るからなーってさ?」
美佳はそういうけれど、気にする必要は無いと思う。
羨ましい……。


意外な話題で盛り上がって居た、私達のテーブルに注文した料理が置かれていく。

「美味そう!!」
早く食べたいオーラが痛いほど出て居る正哉は何だか眩しく感じた。

「早いけど……頂きます。」
百合が真面目にそう言って手の平を合わせる。


正哉は驚くほどの早さで完食し、宣言通りにパフェを頼む。
皆、正哉の早さに慌てて居たけれど、パフェ追加なら平気だと再び元のペースに戻して味わって食べて居た。


1分1分が凄く楽しくて、自然に笑顔になれる。

【続く】

少しずつ過去の小説更新の物を修正しています。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.620 )
日時: 2016/02/06 20:51
名前: 風花 彩花 (ID: /M2Jvana)

てるちゃん、お久しぶり。彩です。

やっぱ天才!面白かった!

てるちゃんの小説読むとあったかい気持ちになります。



これからも更新頑張って。じゃあ!

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.621 )
日時: 2016/02/07 01:36
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

お久し振りです。

・・・何だかいつの間にか一段と才能が輝いているように感じました・・・こ、この短期間でッ!?
面白かったです(*^^*)


話が変わりますが、てるてる522さん、約後一ヶ月程で卒業なのですね。
私も同じく後一ヶ月位で卒業なので、「同じなんだなぁ」って思いました!
卒業って、寂しいですよね・・・
永遠の学生で居られたらっていう無茶な願望ばかりが頭を・・・
青春・・・学生にしか味わえないッなんてェェェッッ・・・!!
うあぁァァァァァ((

あと・・・何だか、てるてる522さんとは、話が合う様な気がします・・・笑


・・・ハッ!!話が脱線してしまい申し訳ないです!これからも頑張って下さいね! 


Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.622 )
日時: 2016/02/07 14:31
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜風花ちゃん!!w〜

お久です(`・ω・´)b
コメント有難う!! 嬉しい^^

天才じゃないけど、そう言って貰えて良かったよー♪

此れからも温かみの有る文章書けるように頑張るッ!!
私も風花の小説読みに行くねー!!

御互い頑張ろう^^


〜湯桁のろまさん〜

御久し振りです!!
全然です(汗

でもそう言って貰えて、正直本当に嬉しくて泣きそうです((

そうなんですよー(笑)
1ヶ月ってあとどうやって過ごせば良いのか……。
緊張と楽しみと、不安と。──色々な感情が混ざり合ってます(`・ω・´)

不安が大きいです。w
寂しいですよね。本当にそれは感じます(´・ω・`)

何はともあれ、御互い卒業。新しい所へ出発ですね!!w
頑張りましょう^^

ホントですか!!? そんな嬉しい事は有りません(笑)
もっと話しましょう←オイ

全然ですよー!!
気にしないで下さい^^

私も湯桁のろまさんの小説行きますねー!!
御互い頑張って行きましょう♪


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.623 )
日時: 2016/02/08 16:01
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

●作者今後と現状、感謝を伝える御知らせページ●

参照9000突破しました!!
後少しで10000です。5桁です(気が早い。

本当に有難う御座います<(_ _)>

此処まで頑張って来れたのは、私1人では無く皆さんの温かいコメントが有ったからだと思って居ます。
こんなに長い、とても恋愛小説とは言えないのに読んで下さった方──有難う御座います。

さて、?今後?と?現状?ですが、現状は前にも書かせて頂いたとおりで、過去の余談レスを削除して居ます。
もう20個程削除したのですが、どうやらまだまだ倍は有るようです。
今までどんだけ無駄にして来たんだろうと溜め息が((

そしてもう一つ。
過去の自分の更新内容を修正しております。
例えば?……?が?・・・?と表記されて居たり、誤字脱字が有るので。

前にリク板で小説を読んで頂いた際に、指摘して頂いたので!!(`・ω・´)

更新も進めつつ、修正や削除もやって完結へ向かえればと思って居ます。


どうしても過去のレスを修正すると、更新した日付が変わってしまうのですが、此の小説のstartは、?2014.10.19?なのでそれだけは残して置きたいと思ってます。


夏海と雄太の事を此れからも見守って頂ければと思います。

オリキャラ応募して頂いて、やっと出せたキャラも居るので……。
遅くなりました。

……今更ながらです。(汗



最後にもう一つだけ。

最近は、他の投稿サイトでも小説を執筆して居るのでもしかしたらあまり来れなくなるかも知れないです。

両立出来るよう、頑張ります(笑)


順番可笑しいですが、いつも御世話になって居ます。
此れからも……最後まで御付き合い下さい。

有難う御座います!!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.624 )
日時: 2016/02/08 18:07
名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: Y6JFMuC.)
参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里

参照9000突破おめでとう!

毎度お馴染みの奴です←

何回も来てると…流石に言いたいことがなくなってくる←おい
でも、それだけ多く此処に来てそれだけ多く話したってことなんだなぁ……とも思ったりする。

要は…喋りすぎて喋ることが無くなったという←


もう1つの方も頑張ってねっどっちも応援してるよ!(`・ω・´)
あ、コメントしたの私です((言うの遅い

10000になったらまた来ます。
長文書きたいけどきっと書けないかな←

これからも更新頑張ってね!(*´∀`)♪

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.625 )
日時: 2016/02/08 18:18
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜ちほ〜

実はずっと期待してた(笑)
?今回もちほ、来るかなぁ……^^?って((

本当に有難う<(_ _)>
確かに此の小説で、友達になれたから思い入れ有るなぁ。
凄く沢山喋ったしね♪

エブリスタ、返信したかったんだけど出来なくて御免((
ちほって事は直ぐに分かったさー(`・ω・´)b

ファン登録して、応援しか出来ない(´・ω・`)

メアドは自分のだけど携帯無いから親のを使うしか無くて、今御願いしてるんだけど、まみー(笑)の御許しが出無いのよ……。

でも嬉しかった!!(笑^∀^)

本当に何時も有難う!!
エブリスタでコメント可になったら直ぐにちほのトコにコメするッ(笑)

御互い頑張ろう!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.626 )
日時: 2016/02/10 19:19
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

食べた食べた。──食べすぎました……。

「苦しいー!! 動けない……。」
とか言いながら動いて居る美佳。私と同じ状況らしい。

「普段全然行かないような店って訳じゃ無いけどついつい食べちゃったよね。」
「そうそう。夏海も同じ??」
「まぁね……。」
つい1時間ほど前の自分に凄く後悔する。


──もう良いかな……って思ったのに、?食べたい!!?って気持ちが勝っちゃったんだよね。

「此れは太るな。」
顔を真っ青にして瑞希が言う。
何時もしっかりしてるからそういう事も加減するだろうなぁ……って思ってたけど同じだったんだ。

「まぁ、そのうち平気になるんじゃん?」
余裕で涼しげな顔で、正哉はそう言った。

「佐々木くん余裕だね。」
なんで尋常じゃ無い速さで尋常じゃ無い量を食べた正哉が此処まで余裕なのか秘訣を探りたい位だった。


再出発……凄く遅いのが私達だ──

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.627 )
日時: 2016/02/12 00:47
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

遅くなってすみません!!
ふぉ!!エブリスタやってるんですね!私もやってました!

私ごときがアドバイスをするのは気が引けますが、少しだけ言わせて下さい・・・笑
もしずっと好きだった人がいて、告白しようか悩んでいたら・・・
告白、した方がいいですよ。

これは、私の経験ですが・・・
小学一年生の時からずっと好きな人がいて・・・
でも告白する勇気なんて無くて結局、卒業迄に想いを伝えられずにその人は他の人(私をライバル視していた子)に告白されて付き合ってしまったんです・・・

それで中学からはクラスもはなれてしまい関わりが全く無くなってしまって。結局中学生になっても好きだったんですが、中学の卒業式でも言えなくて。やっぱり、後悔してます・・・

伝えられずにお別れなんて、そんな後悔はやっぱりして欲しくない・・・(><)

っていう、お節介で余計な経験談でしたが・・・笑
てるてる522さんと同じく卒業を控えている私も今、別に好きな人がいて・・・
私は、想いを伝える事にしましたよ!笑

人生最後の卒業式ですしね笑


ハッ!!
長くてすみません!

お互い頑張りましょうね!


Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.628 )
日時: 2016/02/12 19:02
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜ゆーちゃん〜

まだまだ始めたばかりで……周りの人のレベルに追い付かないです(>_<)

そう、ずっと其れは悩んでます。w
告白しようかなぁと……小学校最終学年になった時から、ずっと思ってて(笑)

別に受験とかもしないみたいで、同じ中学になるみたいだけど、やっぱりクラス数も増えるから離れるのかなぁと。

頑張ってみようかな……。
でもなぁ(勇気が出ない。

頑張ろうかな。もう小学校最後だしなぁ……──((

どうしよう……どうしましょう(>_<)


ゆーちゃん、頑張ってね!!
私も……頑張ってみようかな。ww


後悔しないように──頑張れそうだったら頑張ってみます(笑)^^


全然です!!
コメント有難う御座いましたー♪

HappyValentine(#^.^#)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.630 )
日時: 2016/02/14 18:35
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜美佳サイド〜

なんか本当にやっと……全然時間が進んで居る気がしなかったから、不思議な感覚だなって──漸く苦しかった御腹も平気になって来た。

「今日は映画行くんだよね!!」
夏海は不意に佐野にそう聞いて居た。

「そうそう。今の時間だと何やってるかな?」
「え──? 決めて無いの!?」
「──いやいや予想外の事が有ったからさ〜……」
「そっか……──」

たじたじした会話しかして居なかった時と比べたら驚くほどの進展ぶりで涙が出そう。

「初耳情報がポロっと聞こえたんだけど……」
瑞希が瞬きを何回かしてそう言って来た。

私も考えてみる──確かに夏海に、「今日は映画行くんだってー!」とは言われて居ない。

「アレ? 言って無かったのー?」
魁は?皆知ってると思ってた?という顔でそう言った。

「……言って無かった。」
軽く額に汗を浮かべて夏海が言う。自首する。

「まぁ良いけどさ、全然良いけど雰囲気的に夏海も何処に行くのか知らないって感じだったから勘違いしてたよー……」

佐野とかで計画しててーって感じなのか、緊張するなぁと思って居た私の気持ちを返して欲しい(気持ちを返すとか聞いた事無いな──)。

「御免なさい。3人を誘ってOK!!って言って貰ったら嬉しくて舞い上がってて忘れてた。うん」

「……まぁ、良いんじゃん?」
珍しく百合が纏めて居た。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.631 )
日時: 2016/02/15 16:52
名前: K(*^▽^*) (ID: /48JlrDe)

◆てるてる522さんへ◆
コメント、ありがとうございました(*^^*)
アドバイスも頂いてとても嬉しかったです。
頑張って今度からは少しずつ精進したいです笑
まだ、長いから全部読みきれてないけれどとても面白いです。(*T▽T*)
また、続き楽しみにしております。 
応援しています。


Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.632 )
日時: 2016/02/15 17:06
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜K(*^▽^*)さん〜

いえいえ!! わざわざ来て下さって有難う御座います。
後から見て、図々しかったかなぁと思って居たので……少し安心しました。

頑張って下さい^^ 私も頑張らなくては。

良かったです(
本当に長いのに目を通して頂けて嬉しいです♪

頑張ります!!!w

御互い頑張りましょう(`・ω・´)」

Re: ハツコイ【画像を掲載しました((】 ( No.634 )
日時: 2016/02/16 20:56
名前: 零@読みは「れいん」 (ID: a4Z8mItP)

私があげた奴入ってて嬉しかった(((
此れがリア友の特権w
もうすぐ参照9500おめでとう((訳解らん
…てかさ…言い難いんだけどさ…手前の方に有る角に白レース付いてる袋に「【名前】より」って書いてあるよね…
まぁ良い…のか?w
また来ます(`・ω・´)ゞ

Re: ハツコイ【画像を掲載しました((】 ( No.635 )
日時: 2016/02/17 01:30
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

遅くなりました汗

勇気、私も正直無い・・・泣
告白したことなんて、一度も無いのよね(>_<)
でも、もう最後だから頑張っちゃいます!
もう人生で沢山後悔してきたので・・・笑
てるてるも頑張って!
中学からクラス増えるものね・・・
私の時は、E組まであったよー(^-^;)

そう言えば、本命渡したのかな?
というか、チョコすごい!!
いっぱい!!羨ま!笑

なんか、てるてると話してると色々と長文になってしまう汗
楽しくて!

話進んでて嬉しかった!
続き楽しみに待ってます(*^-^*)


    湯桁のろま

Re: ハツコイ【画像を掲載しました((】 ( No.636 )
日時: 2016/02/18 16:10
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜零〜

返信遅れて御免ね(>_<)
ずっと前から、(零がコメントくれた其の日)気付いてたんだけど時間が無くて返信出来なかった;;

どんどん上から取って行ったから、後ろの方になっちゃったけど(´・ω・`)
凄く美味しかった♪ 甘さとかが丁度良くて、もっと食べたい!!w

ありがとーヽ(^o^)丿
今は9500を突破する事が出来ました<(_ _)>

だよね、私もそれは思った。
其処にピントが合ってる気がする((

私も零の小説に行くわ!!w
御互い更新頑張ろうね♪


〜ゆーちゃん〜

勇気が有る人って良いよね。
何時も胸張ってて堂々として居て……、羨ましいなぁって。

告白はちっちゃい時に1回だけ。
そん時は恥ずかしさ―とか無かったからなぁ……(笑)

結局渡せなかった(泣
今からじゃもう渡せないしなぁ……って(´・ω・`)


でも、今回のValentineじゃ無くてもタイミングを図って頑張ろうかなと思ってます!!(`・ω・´)
ゆーちゃんもfight!! 頑張ってね〜^^

中学校は何クラス在るんだろう……。

まだ残ってて、食べるのが勿体無いッ──(笑)


長文嬉しいよー!!///

最近本編進められて無いから頑張らないと((
有難う!! その言葉で励まされて居ます(感激

御互い更新頑張ろう!!
何時でも応援してますー☆

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.637 )
日時: 2016/02/18 20:22
名前: K(*^▽^*) (ID: wECdwwEx)

急にお邪魔してすいません(^^)v 
ウチの中学は9クラスですよ。
皆さんもうすぐご卒業なんですね!Σ(゜Д゜)
おめでとうございます!卒業式頑張って!笑

てるてるさん勇気だして頑張れ〜!(^-^)/
応援します!fight!

Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.638 )
日時: 2016/02/22 15:51
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜K(*^▽^*)さん〜

いえいえ!!
全然大歓迎ですー♪
返信遅れてスミマセン((

PC禁止令&熱でなかなか来れずに居ました。

9クラス!!
多過ぎて、想像付かないです(汗
有難う御座います。頑張ります(笑)


うー……頑張りたいです(#^.^#)
有難う御座いますw


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.639 )
日時: 2016/02/23 17:33
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

普段映画行く時、自分だけとかでは買わないけど友達と来た時に買いたくなる物──ポップコーン。
私達は迷いも無く、まずポップコーン売り場へ行った。

百合が御財布から取り出した、キャラメルポップコーンの割引券。
目にした途端、美佳の目がキランと輝くのを見逃さなかった。

肩を竦めて美佳に割引券を渡して、大きいポップコーンとそれぞれのドリンクを買った。

「早くポップコーン食べたい!!」
「いやもう食べてるだろ」
相変わらず美佳と魁のやりとりが面白くてクスッと笑ってしまう。

「あんまり食べると無くなる〜!!」
瑞希の言葉に渋々と従って美佳は、大きい一掴みでポップコーンを取ってそれで終わりにした。

目は「まだ食べたい」と訴えていたが、「映画が始まったらね〜」という一言で宥められて居た。



少し経って、私達一行は席に座ろうとチケットを見せて中に入った。

「こっち……だっけ?」
「おう。合ってる筈!!」
無邪気に笑う雄太──何だかさっきまでと違って居て、胸が高鳴る。

「わぁ〜! 暗いね〜!」
「まるで初めて映画館に来た人みたいな反応……──」
魁もそろそろツッコミに疲れて居ている様子。


瑞希と百合はソソクサっと席に座り始める。
行動が早い。

「まだ最初は広告ばっかりだしゆっくりで平気──」
「そうだよねー」
そうだよね。何を焦ってるんだろう。

鼻で息をして私は「よっこらせ」と席に座った。

横に雄太が居て、ドキドキしていた……自分で自分に照れてしまう。


【続く】
久し振りの更新ですw((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.640 )
日時: 2016/02/25 19:38
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

長い広告が終わって、更に暗さが増した。
此の暗さが増すと、いよいよって感じでワクワクする。

「楽しみ?──」
「うん!」
雄太がそう聞いてきた。
そりゃあ勿論楽しみで、楽しみ過ぎて怖い位だ……。


映画は、最近ロードショーしたばかりの物で私達と同い年位の人が沢山居た。
映画化が決定した時から既に注目されて居て、期待されて居た作品だ。

なかなか実力が有る──と評判の女性俳優さんが主役を演じて居る。

映画やドラマ……芸能人の人を見ると、自分と掛け離れて居てとても不思議な気分になる。

この女性俳優の人だって、私と大して年齢はそう離れて居ないのに──。


引っ込み思案だった主人公が、少しずつ変化する環境にともなって成長する……という物語だった。

共感出来る要素が多く、ラストは泣いてしまった。
涙目で横を見てみると雄太も感動して居て、泣くのを堪えて居た。

反対隣りの百合もハンカチを片手にスクリーンを見つめて居た。



何だか凄く心に沁みる物を感じた。──

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.641 )
日時: 2016/02/28 20:24
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜百合サイド〜

もう何時もの強情さは何処かに行って、恥ずかしさも感じずに鼻から垂れる鼻水を勢い良く啜った。
そんな私を見て夏海は少々困った表情を浮かべながらも「私も感動した」と同情のコトバを掛けてくれた。

「久々に感動した!!」
美佳もそう強く宣言した。

「うん。他の人も皆泣いてたから思う存分泣けたって感じかな?」
瑞希も赤くなった目を手で押さえてそう言った。

「主人公が何だか夏海に似てた──」
雄太がそう言ったら、皆もブワッと其れに同意し始めた。

私は何だか恥ずかしかったけれど嬉しかった。

「やっぱり佐野は何時も村田の事を見てるだけ有るね」
魁が言った。


「俺も昔の同級生の中に入りたかったなー。一人だけ取り残された気分だわ」
武藤君がそう言った。

「御免御免──!!」
慌てたように正哉もそう言うけれど、武藤君は「冗談冗談」と宥めた。


今日楽しかったなぁ──家に帰ったらまた1人か。
そう思うと気分も下がって行った。

さっきまでとは違う、テンションの低い表情を浮かべて居た事が雄太にも分かったのだろうか。

「どうした? なんか有ったの?──」
鋭いな……やっぱり敵わないや。

「また帰ったら1人だなぁって思ってただけー。平気平気」
「いやいや、今のは平気な顔じゃ無かったって──」
優しいな……。

「皆で今日は夏海を家の前まで送ろう!!!」
「……え?」
言葉の意味に戸惑った。

「でも良いよ!! 遠いしさ」
私は漸く意味を飲み込んでそう言った。

「そんな顔でそういう事言っちゃうのかい?」
美佳が悪戯っぽく尋ねた。

「──ありがとう……」
私は素直にそう言っていた。

【続く】

次回から新章です!!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.642 )
日時: 2016/02/29 19:19
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜雄太サイド〜

「有難う!! 凄い楽しかった」
満面の笑みで夏海はそう言った。
俺は嬉しくてうっかり泣きそうになった──。

「私も楽しかった……」
三神が言った。
昔だったら夏海が誰かを誘うなんて想像も出来ないなぁと思って、つい笑ってしまう。

「ちょっと、なんで笑ったのー?」
夏海の怒りに気付き、俺は慌てて何でも無いと言った。
まだ不満げだった夏海も仕方なくと言った様子で諦めたようだ……。

「また、高校卒業する前に集まりたいな」
俊太が言った。
今日初めて出会ったのに、そう思って貰える──思えるなんて凄い事だ。

「卒業って……まだまだ俺等には夏休みが有るじゃないか!!」
魁が俊太の肩を叩く。
勢いで軽く前のめりになる俊太に、一斉に笑いが起こる。

「そっか、もう高3か」
「御前もしかして、あの頃はまだ中1だったのに──とか思ってんのか?」
「っるさい!!──」
渋川が正哉の言葉にハッキリ反論した。

久々に中学時代の姿が蘇る。


「皆と居ると楽しいよ──!!」
美佳はもう泣きながら言った。

「涙もろいなぁ」
夏海も泣きそうになってそう言った。


すっかり辺りは暗くなって、いつの間にか街灯もポツポツと点き始める。
「日が延びたと思ったけど、やっぱり夜になると暗いよね」
「当たり前だろ」

風がさぁっと吹いた──……。



俺達は夏海と別れた。
後ろを何度振り向いても、夏海は手を笑顔で振って居た。

優しい風がもう一度吹いて、顔を優しく撫でた。


【続く】

もう1回だけ?14話?を書きました!!
中途半端だったので(笑)

それでは!!!(`・ω・´)


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.643 )
日時: 2016/02/29 23:14
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

てるてるへ

 お邪魔します、湯桁のろまです!

 来てみたら、たくさん更新されていたので、一気に読んでしまいました!
 ポップコーンのシーン笑ってしまったw
 かわいいw

 てるてるー明後日からまた学校始まってしまう!!
 焦る!汗
 てるてる、手作り頑張って!
 手作りとか、可愛いなぁ//
 やってみたいけど、渡す勇気が・・・ね笑


 そういえば、イラストついに投稿できたんだー!
 小説挿絵じゃなくてオリジナルイラストの投稿の方だけど!
 よかったら、機会があったら来てくれると嬉しいです(*^^*)


 お互いがんばろうね!
 私もめっちゃ応援してる!!

 

Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.644 )
日時: 2016/03/01 07:29
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜ゆーちゃん〜

来てくれて有難う!!

なんか、急に頭に思い付いたから忘れんうちにと思って……(笑)
ホント?! そう言って貰えて嬉しいよ(^^♪

明後日からかー(もしかして今の場合は明日になるのかしら……)。
私はもうとっくに始まってるです(`・ω・´)
席替えやったらまぁまぁ近くの席になったけれど、まだ渡せて居ないモドカシサは無いなぁって痛感←

手作りした

渡せて無い

……っていう意気地なしだからなぁ。

そうなんだ!!!
実は此のコメントを見てから、返信する前に見て来ましたヽ(^o^)丿

凄い上手くて吃驚した!!


そうだね(`・ω・´) 頑張ろう!!w
有難う(#^.^#)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.645 )
日時: 2016/03/01 22:15
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

●作者、ホンネと感謝を織り交ぜて伝えるページ●

参照10000突破しました!!!
遂に憧れの5桁です(泣

正直実は、カキコに居た時に参照が?9999?になって居るのを見て、自分でclickしようか迷いました←
ですがやっぱり止めようと思って止めました(笑)

10000まで行けたのは読んで下さる方、感想を書いて頂いた方……関わる人全ての御陰です!!
私1人では出来なかった事ですし、1人で此処まで来た訳じゃないです。

続けて来て良かったです。


何もかも中途半端で投げやりにやってしまう私の性格なので、正直?ハツコイ?の他に長続きしている小説は少ないです(ほぼ無いですw

何か一つの事を最後まで、やり遂げたいので絶対に死んでも完結させます(`・ω・´)
もうラストは決まってます(笑)

あとはそこまでに何をするかの?action?を考えるだけです!!!


また低クオですがイラストを掲載したいと思います。


次回からは新章突入なので、是非宜しく御願いします。
厚かましいですが、本当に皆様の御陰です。

有難う御座います!!!

長いだけが特徴の小説ですが最後まで御付き合い頂けると嬉しいです。
貴方に楽しんで頂けますように────(笑)


それでは、本当に有難う御座いました<(_ _)>


byてるてる522

Re: ハツコイ【参照10000突破*thank you*】 ( No.646 )
日時: 2016/03/03 11:53
名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: SGjK60el)
参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里

こんにちは( ´∀`)σ)∀`)

久しぶりにカキコに来たらハツコイが五桁になっていたからいつも通りお邪魔しに来ました!!

ラスト決まってるのか〜楽しみだなぁ〜(*´∀`)

イラスト、実はこの前占ツクのやつ見てきた(笑)
超上手くて羨ましい…(*´ `*)

やっぱり喋ることがなくなってきたな…((

でもそれくらいてるてると喋ったってことだから…嬉しい!!

これからも頑張ってね!応援してるよ!(`・ω・´)

Re: ハツコイ【参照10000突破*thank you*】 ( No.647 )
日時: 2016/03/03 22:01
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜ちほ〜

やっほー!!

遂に5桁、思い返せば一年前……(此れも何時ものパターンw

Lastだけ決めてもそこまでどうやって行こうか全然決めて無い大雑把野郎です(笑)w

全然上手く無いよ!?
占ツク、実はもうやって無いんだぁ(´・ω・`)

カキコとエブリスタやってたら何だか時間無くなっちゃってさ……。

私も嬉しい!!!


有難う(`・ω・´)」
ちほも頑張って^^ 私も応援してます〜!!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照10000突破*thank you*】 ( No.648 )
日時: 2016/03/04 13:59
名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: aTTiVxvD)

おひです!

先日は私の作品に来ていただいて…。本当にありがとうでした!

あ、ニックネームは「ももたん」でやっていこうと思ってます。

呼び方は「ももたん」だろうが「桜」「草明」なんでもおkです。

参照の桁数が一つ上を行ったね…!Σ(・□・;)

さすがてるてる、すごい…。

あっ、ちなみにももたん、一時期カキコやめます宣言してきてなかったんですよ、ハイ。

けど、恋しくなって復活してきました!

これからはちょくちょくきまーす(笑)

じゃあ、新章もがんばってね!応援してます!

Re: ハツコイ【参照10000突破*thank you*】 ( No.649 )
日時: 2016/03/04 16:41
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜桜〜

お久ー♪

久し振りだったから嬉しかった(^^b

了解(`・ω・´) 私はそのまんまで?桜?にするーw


全然だけど……御陰さまで!!w
嬉しいです。信じられない←

そうだったのかー!!
やっぱり辞めるのは寂しいよねw

私も試みた事有るけど、無理だった(笑)

良かったです〜(*^^)v


有難う!! 頑張りますww

桜も頑張ってねー♪
御互い頑張ろう!!?

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照10000突破*thank you*】 ( No.650 )
日時: 2016/03/07 16:10
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=151.jpg

●漸く感謝イラスト投稿に成功!!ページ●

遂に……完成しました!!
とはいえ、やはり低クオリティです。

何時もより画質が悪いのですが……申し訳ありません<(_ _)>

季節外れです(※注
色塗り汚いです(※注


改めまして、本当に有難う御座います!!ヽ(^o^)丿
嬉しいです。///

此れからも良い作品になる様に頑張って行きたいと思います←
過去に更新した物の修正も進めて参ります(`・ω・´)

此れからも宜しく御願いします。


byてるてる522

Re: ハツコイ【感謝イラスト掲載((】 ( No.651 )
日時: 2016/03/08 17:51
名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: Kot0lCt/)

はろはろ!ももたん登場!←

てるてるって、絵が上手だね…!
師匠って呼んでもいいですか…。
いやもうこの際弟子にしてください。
てる師匠のおうちに泊まり込みで修業しに行きます←←

じゃあ、頑張ってねー!

Re: ハツコイ【感謝イラスト掲載((】 ( No.652 )
日時: 2016/03/09 17:12
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜桜〜

有難う!! コメント昨日から気付いてたけど時間が無かった((((

そうかな?(・ω・)
全然だよー???!!

私なんかが師匠!?
……嬉しいけど、桜のレベルが落ちてしまうではないかッ!!!

弟子!?
泊まり込み修行!?

……今から準備して来ます(`・ω・´)(^^ゞ(((

thank you♪
御互いガンバローね(`・ω・´)」

byてるてる522

Re: ハツコイ【感謝イラスト掲載((】 ( No.653 )
日時: 2016/03/09 18:58
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜第15話 花の歌 夏海サイド〜

今私は──先生ピアノのと昔発表会やコンクールで弾いた曲を見返して居ます。

「──……今此れ弾いたら凄く簡単に感じるんじゃ無い?」
先生の言葉に私は頷く。

「此れまた弾きたいです!!」
「良いかもね。ただし前よりは確実にレベル上げて……目標高く持って行くよ!?」

先生の気合いに少々圧倒されつつも私は楽しみになった。

曲名は?花の歌?
何だか広い題名かもしれないけれど、列記としたピアノ曲なのだ。
発表会で弾いたらこう──パァッと映えるような。

作曲者は?G.Lange?と書いて有る。


この曲は幾つかに分けて練習する方法でやったのを覚えて居る。
弾き方が全部で4つ有った。


曲の柔らかくて、?花?っぽい曲にするには、ナチュラルに弾けるようにと言われてばかり居た。

あの頃に比べれば腕力や握力も付いた筈。
私は正直此の曲は簡単かなと思って居た……。

ただその気持ちを見透かすように──、

「私の高い目標を……ハイレベルを甘く見ない方が良いって事だけ伝えて置くね」
と笑顔で言われた。

私は腕に鳥肌が立って行くのを感じた。

【続く】

新章startです!!
少しだけ、私の最近の事を←

小1から習い始めているピアノなのですが、去年は出無かった発表会に今年(夏)は出ようと思って居ます。

弾く事になった曲が、?花の歌?です(笑)

とても素敵な曲なのですが、私はまだヒ―ヒ―言いながら弾いて居ます。

余裕の糞も無いです(((((


此の小説と共に頑張ろうと思います(`・ω・´)

楽しんで頂ければ……と思います!!!


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.654 )
日時: 2016/03/11 17:45
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

「〜♪」
私は?花の歌?のメロディを鼻歌で歌って居た。

鼻歌を歌う時は御機嫌な時、というイメージが有るが気分で歌いたくなる時もあるのだ──。

先生の圧力がまだ残って居る感じがする……。

最寄駅の電車の名前が、アナウンスされる──すると自然に鼻歌を止めて降りる準備をする。

──とはいえ特に何も出して居ないので此れと言った準備は無い。

ドアが開く──少々古そうな音が鳴って──、私はホームに降りた。


フゥ……と軽く溜め息を吐いてから歩きだした。


何時もより人が多く感じる。
会社帰りで此れから飲みに行く感じの人や、時間に追われて居るのか走って私の前を去って行く人……。

私はこういう沢山の人の中に居る、本当に1人の存在なんだなぁって感じる。

「ピアノ弾こう」
こういう──切ない気持ちになったら、私はそうすると決めて居る。


花の歌弾いたら、きっと……。
モヤモヤも晴れる筈──。


【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.655 )
日時: 2016/03/12 10:40
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

家に着いた──。
靴は全て自分用の物で、御母さんや御父さんのは下駄箱の中に入って居る。

もう見慣れた光景だけれど意識すると胸がキュッと締め付けられる気がする。

「ただいま──」
誰も居ない部屋にそう言った。
返事なんて返って来る筈無いし返って来たら別問題だ。


暗かった部屋に電気を付けるとあっという間に部屋が映し出されて、安心感に包まれる。

上着を掛けて、私は早速花の歌の楽譜を持ってピアノの前に座った。


久し振りに見る楽譜はあの頃の自分を思い出させてくれる。


あの頃に使って居た楽譜ってまだ有るかな──?
……ふとそう感じて私は、楽譜が残っている可能性のある部屋に入った。


もうすっかり山積み状態で、諦めそうになったけれど私は探した。


そして少しだけ楽譜の表紙が色褪せた雰囲気の物の中に花の歌は眠って居た。


昔先生に注意された事、それをもう一度──と繰り返さないように私は見直した。


沢山書き込まれた注意点。

新しく貰った楽譜でも良いけれど……。


私はこっちの古い楽譜で練習する事を決めた。


【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.656 )
日時: 2016/03/14 17:09
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

メロディは優しいのに、指もしっかり弾かなきゃいけないし……。
際立たせるためのペダルも綺麗に入って、踏み変えれる事が大切だと先生は言って居た。

癖である肩を上げて力を込めて弾く癖も今はだいぶマシになっただろうか。
肩を上げて弾くと途中から腕が死ぬほど痛くなるのだ。

楽譜には?肩上げない?と書き込まれて居て私は少しだけ笑った。
それにしても──……

「注意する事、多過ぎるなぁ」
私は耐えられずにそう呟いた後、気持ちを切り替えてピアノの前に座った。

最初のページに戻して楽譜を置いてから、少し目を瞑る。
イメージを膨らませて行き、少しでも──弾きやすい環境を自分の中で生み出すのだ。

息を吸って、一緒に上がる肩をストン──と下ろして私は音を奏で始めた。


そう……このメロディだ。
久々に聴く音。

魅力的なメロディで一度聴くだけで私は虜になった。


もっと強く──早く……正確に。


私は此れを何時も心で思い続けながら弾き続けて居る。



最後の和音を弾いてから静かにペダルを上げた。

まだ部屋にじんわりと残る音を私は最後まで聴いて居たいという気持ちに襲われた。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.657 )
日時: 2016/03/14 20:59
名前: こん (ID: wECdwwEx)

こんばんは。
こん、です^_^

あまり1度にたくさん読める性分ではないため、ずっとちょこちょこ読ませていただいていました。

そして、やっと追いついたのでコメントを…!!


まず、長い時間をかけてちゃんと物語を進めている、というところがすごいと思います。
見習おうと思います。

表現力、構成力、発想力、その他諸々…良いですね…ホント。
素晴らしいと思います。
うん、素晴らしい。

いや、もう本当に作者様すごい。


私も少しでも見習えるよう、日々頑張っ行こうとここに誓います!笑


これからも頑張ってください!!

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.658 )
日時: 2016/03/15 18:30
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜こんさん〜

コメント有難う御座います<(_ _)>

私も一緒でいっぺんに沢山!!!というのは無理なタイプです(笑)

こんな長くて、gdgdな小説に目を通して頂けただけで幸せです←
本当に有難う御座いました( ^^) _旦~~


全然です((
そう言って貰えて少し、自信が持てます(`・ω・´)

素晴らしいなんて、私には勿体無さすぎる言葉です!!


私こそ、こんさんの事を見習って頑張って行きたいと思います!!!


有難う御座います♪
御互い、頑張りましょう^^

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.659 )
日時: 2016/03/15 23:38
名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)

どうもお久しぶりです〜。覚えてるかな?参照にもだし、物語にも引き込まれるし、レベルが違いすぎてコメントするのもおこがましい気がしてならない星飯緋奈で御座います。
もうラスト決まってるんだねぇ…楽譜の書き込みのところ、本当によく分かったよ。私もよくやるし、そうすると注意するところとかも気づけるし。発表会&更新ファイト!インフルエンザなどにも気をつけて。

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.660 )
日時: 2016/03/16 22:41
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜緋奈〜

コメント有難う!!
本当は学校から帰って直ぐやろうと思ってたんだけど……遅れてしまいました(>_<)

忘れるはずありませんッ!!
全然、レベルなんて糞底辺だし私の中では緋奈は上の上の上の……人だよ!!(`・ω・´)

ラストは、沢山考えたけど一応決めてあります!!
途中での寄り道はきっと有るけど、予定では夏とか秋とかには……完結させる!!!!(((

私も書き込むタイプです!!
中には楽譜が汚くなるからって嫌がる人も居るみたいだけど……w


発表会までッ──有難う御座います<(_ _)>

頑張ってやろうと思ってます♪


インフル気を付ける!!
緋奈も無理しないでね( ^^) _旦~~


私もまた緋奈の小説にコメントしますー!!

御互い頑張ろうね(`・ω・´)b


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.661 )
日時: 2016/03/18 22:03
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

てるてるへ

 最近忙しくてなかなかコメント出来ずにいました(><;

 本当に面白いです!
 てるてるの書くお話、綺麗。大好きです!
 あと何か呼んでて、ピアノいいな、素敵だなぁって思った!
 自分まで弾きたくなりました笑

 お互い、頑張りませう!
 応援してます!


    湯桁のろま

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.662 )
日時: 2016/03/20 20:09
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜ゆーちゃん〜

そうだったんだね!!!
来てくれて有難う。

旅行から帰って来たのは昨日だったけれどあたふたしてて返信遅れてしまいました(>_<)


嬉しい////
私は全然gdgdな文章しか書けないけれど、そう言って貰えると自信持てる!!

最近少し話が思い付かなくて……。

今は時間が無いけど私もゆーちゃんの小説にコメント行きます!!


私もゆーちゃんの小説、大好き^^


そだね!!
御互い頑張ろう^^

こちらこそ応援してます♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.663 )
日時: 2016/03/21 19:31
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

漸く消えた音──。
それを耳で、身体で感じた……。

「何だか御花とか買いに行きたいな」
私は思った事を口に出して見た。

出して見るとその気持ちは膨らんで来て、留まる事を感じさせなかった──。

もう窓から見える外は日が落ちて居て暗くなって居たけれど、サクッと買って帰ってくれば何の問題も無い程度だ。
ピアノを布で拭いて、付着した埃を掃う……。


頭の中では既に、どんな花を買おうかとワクワクして居た。
全然、一人暮らしになってから花なんて買った事も無かった。

たまにあるコンサートで、更にたまに……貰ったりする時位で──増してや御母さんや御父さんが居た時でさえ、たまに気まぐれで買う位だ。


私の中で?花?は相当の特別の物で有り気持ちに、様々な感情を与えてくれる物なのだ。

鞄に御財布が入って居るのを確認し、携帯も一緒に入れて部屋を慌ただしく出る。
電気を消すと一気に明るかった部屋が薄ぼんやりと暗くなった。

「──行って来ます」
返事は当然無いけれど、癖が抜けない。


靴を履いてドアを開けた。


あまり普段は出歩かない時間だ。


【続く】
急展開??(・ω・)でスミマセン((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.664 )
日時: 2016/03/25 19:07
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

元々人通りが少ない家の前の道は、一層静けさを増して居た。
暗くて先が良く見えない──危険だし、成るべく早く用を済ませて帰ろうと早歩きで御花を買いに行った。

何処に行こうか迷ったけれど、スーパーの横の御花屋さんで買おうと決めた。スーパーの近くに行くと店自体の明るさや近くの他の御店等の明るさでさっきとは打って変わった景色が広がる──。

信号が赤から青に変わると同時に、横断歩道を渡った。
何時もは白い部分だけ踏む……みたいな感じで遊んで渡る所も早歩きで意識する余裕すら無かった。



「いらっしゃいませー」
小じんまりとした御花屋さんの店には花が沢山並んで居て、良い匂いがした。
緊張して居たけれどその匂いで和らいだと思う。

「どのような花を御探しですか?」
御店の人に聞かれて、私は戸惑った。

「えっと……急に部屋に花を飾りたいなぁと思ったのでそういうのは全然考えて来なくて……」
たじたじと言う私を、見て御店の人は優しく微笑んで──、

「では此方での御勧めを見て頂いて判断等をして貰うという形でどうでしょうか?」

其の提案に私は助かり、深く頷いた──。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.665 )
日時: 2016/03/26 19:05
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

●作者、迷う御礼ページ●

此の小説だけで何回、御礼ページを書かせて頂いてるんだろうかと今ふと思いました。
1回、2回……と増えて行く毎に何時も凄く嬉しく思います。

ただ自分の成長し無さ加減には泣けてきます(´・ω・`);;

……改めまして参照11000突破しました!!!
本当に有難う御座います<(_ _)>

私の中では初の長編恋愛モノで思い入れの有る小説です。
此処まで参照数が伸びた事、そして拙い文章ですが更新出来た事。

全てに1人じゃ続けて来れ無かったという気持ちでいっぱいです。


あと7ヶ月程で(長いですねw)2年目に突入します(笑)
正直完結なんて真っ平御免ですが、したい……矛盾しまくってます。

毎回更新の度に頭抱えて居る私ですがちょっとでも物語が進んで行けば嬉しいです^^

全然くっ付いてくれない夏海と雄太には早くくっ付けたくてウズウズしてます(色んな意味で(((()が、ラストにはきっと今より絶対に成長してると思うので……。

言葉一つで沢山の意味が思い浮かびますが(笑)←



恋愛小説は、読むのが好きです。
好きな物を書いてるというのは凄く不思議な感覚で、不安が大きいです。
ファンタジー等も好きですが、私は書けないので完全に読む専ですね。


少しでも面白いとか、共感とか……笑って頂ければと思います。
アドバイスや御指摘も下さると励みになります。

何時もこんな拙い物を書いてしまい御免なさい。


そして本当に有難う御座います(#^.^#)

此れからも宜しく……最後まで宜しく御願いします!!?(笑)


また過去更新も修正進めて行きたいと思います(`・ω・´)(結構修正に苦戦中w)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.666 )
日時: 2016/03/27 11:10
名前: るる (ID: XTRoCAOa)

最初のほうだけですが、読ませてもらいました!
親、教育熱心ですねえ(笑) 念願だったピアニストになれて、ホントに良かったです!

私の小説、読んでくださって あるがとうございました! まだ、初心者なのでがんばります!

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.667 )
日時: 2016/03/27 22:29
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜るるさん〜

昨日コメントしたのに、早速小説へ来て頂けて……喜びと驚きが混ざり合ってます←

ピアニストっていう言葉を簡単に使ってしまったのですが、確かに凄く厳しいですよね(^_^;)

いえいえ!!!
此れからも楽しみにしてます♪

ファンの1人です(`・ω・´)(笑)


御互い頑張りましょうね(^^ゞ
コメント有難う御座いました〜。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.668 )
日時: 2016/03/29 08:27
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

御店の人は凄く親切で、優しい笑顔で花を勧めてくれる。
全然常連、とかでは無いのにこんなに丁寧にやるなんてなかなか出来ない事だと思う──。

「えっと……じゃあ此れで御願いします!!!」
私は迷いに迷って、ピンクのガーベラを買う事にした。
私がイメージして居る?花の歌の『花』?に近いのだ……。

「有難う御座います」
変わらずの笑顔でそう言って、花を包み始める。
本当に花が好きなんだなぁ──。


軽く御辞儀をして、店を後にした。

「また何時でもお待ちして居ます!!」
其の言葉に私は「また来ます」と心の中で答えた。


いきなりふと浮かんだ事だったけれど、買いに来て良かったな。
良い御店と、良い店員さんに出会えて私は幸せだ──。


「急いで帰ろう──」
手には、行きには無かった花を持って居る。
其の感覚が凄く幸せだった。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.669 )
日時: 2016/03/30 19:26
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

御店の人に、教えて貰った通りに……少し花の枝を切る時は水の中で切ってみた。
そういえば御母さんも昔、水の中に茎を入れてその中で切って居たような気がする。

高さを整えて、花瓶に花を入れる。

……感動して言葉がなかなか出無かった。


「凄い……──」
正直何が凄いのかも分からなかったけど、私は即決で花を買いに行って良かったと思って居る。

ほんのりと香る花の匂いに癒されながら私は、夜御飯の準備を始める。

冷蔵庫の中に有る材料を探して、使えそうな物を出して見る。
1人暮らしだと、買い過ぎて腐らせてしまうという事が有る。

……今はもう慣れてしまったけれど、まだ慣れて居なかった頃──買い溜めし過ぎて腐ってしまった食品が数多くあるのだ。


其の経験、今に凄く活かされてるって感じるんだ。


寂しさが無くなるのは、悲しいけど何時までも寂しさに浸って居たってしょうがない。
そう割り切れるようになった……。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.670 )
日時: 2016/03/31 10:32
名前: 杏莉 (ID: DYIx383H)

さぎり、久―!

参照10000越えおめでとう!
さぎの小説は、面白い(?)し、とっても素敵な小説だよね!

(口調が前より変わってるのは気にしないでね!)

あとさー、CHATのURLってどこに張ってあるかな?(図々しい)
これからも更新ファイト!
中学忙しくなるかもだけどお互いにがんばろうねー!

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.671 )
日時: 2016/04/01 08:37
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜アズ〜

久し振りー!!!
名前見た時嬉しくて、飛び上がりそうになったよー(笑)←

有難う御座います(^^ゞ
……確かに言われれば口調変わったかも? まぁ気にしないさーw

URLは?10人の男子に告られる恋?とかそういう題名の小説に貼りましたー!!
一緒に上げときます〜^^

頑張るねー!!
アズも頑張ってー!!!?

そうだね^^
後少しで入学だぁー(>_<)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.672 )
日時: 2016/04/02 10:39
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

「頂きます──」
1人の部屋で、御飯を食べる。
静かだった部屋に少し花が有るだけでこんなにも華やかになるなんて……。

私は花の凄さに──素直に感動して居た。
大して豪華じゃ無い食事も、一気に御洒落で豪華に見える。

もし、此の先で友達を呼ぶ事になったら花を買っておこう。
あの今日行った花屋さんで花を買って……。


花の歌が切っ掛けで、こんな風に花に親しみを感じるとは思って居なかった。

御飯食べ終わったら……ピアノ弾きたいけど、此の時間じゃ迷惑かな〜。

時計を見て、私は軽く肩を竦めた。

【続く】


ホントに短いです((
此の後は、また少し展開が変わって来ます!!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.673 )
日時: 2016/04/05 18:19
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

次の日、朝は普段よりも目覚めが良かった。
パッと起き上がって──サクッと立ってからカーテンを開ける。

空は良く絵に描く……青い空に若干の雲が有り、良い天気だった。

「さて、朝御飯作らなきゃ〜」
階段を降りてエプロンを付ける。
其れほど朝は沢山食べれないから、パンにチーズを乗せて焼き──少しおかずとして、卵焼きを焼いた。野菜ジュースと一緒にパパッと済ませてから身支度を始める。

私は、身支度に戸惑うタイプだ。
正直何に毎朝悩んで居るのかさえも疑問なのだが……。

同じ制服を着て登校するだけなのに。

早起きをしても結局変わらない時間に家を出る。


すれ違う近所の犬の散歩中の人に挨拶をしながら駅へと向かう。
通勤ラッシュの時間だけど、今日はあまり混んで居なかった。

席が空いて居た──。
周りに誰か座りたそうな人は居るかなと、気にして座った。

ゆっくりと電車が動き出す。


前に立っている人の体も斜めに傾いた。

肩に掛けて居た鞄を下ろして膝の上に乗せる。


今日も順調な始まりだ。


……何一つ──変わらない?

【続く】

明日から入学式。
面倒だし緊張して居ますが、素直にワクワクしています←

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.674 )
日時: 2016/04/08 17:41
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

「おはよー、夏海」
「おはよう3人!!」
「……何か最近纏めて呼ばれる事が増えたような……?」
「何の事──?」
「ううん……大した事じゃ無いから気にしないで〜」
瑞希が、そう言った。
首を傾げるも、何の事かさっぱり分からない。


時間になったので、取り敢えず席に着いた……。
すると直ぐに先生が教室へ入って来たので、瑞希と「座っといて良かったね」という意味を込めて視線を合わせ微笑んだ。

そう言えば今日はまだ、瑞希としか主に話して居ないなぁ。
──まぁ、まだまだ時間沢山有るし平気だよね!

ホームルームが始まり私はふとそんな事が浮かんだが気にしないというように首を軽く横に振って考えを振り払った。

「ん? 何だ、どうかしたか?」
先生がそう私に向かって言って来たので慌てて「何でも有りません」と言った。

恥ずかしくて膝に置いておいた手をギュっと握りしめた。


そっと顔を上げると、雄太と目が合い大きく目を見開いた。
雄太の方も気付き慌てて目を逸らす。

私はボーっと、其の背中を見つめて居た。
──ただそれだけ。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.675 )
日時: 2016/04/17 03:00
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

勿論、雄太の背中……というか後ろ姿を見つめるだけで授業時間を過ごしていた訳じゃない。

少しだけ授業の勉強の事、先生の話だって──聞いた。

でもこういう時間を過ごせるのも後1年無いんだなぁって考えると寂しくなる。

皆進路はどうするんだろう──……。
私は、自分自身さえも迷って居て考えられない位なのだから。

「最近──夏海考え事多いけど、どうしたの?」
百合が聞いて来た。
──やっぱり見てるだけでも分かるんだ。凄いなぁ……。

「う〜ん。此れからの事とか考えると不安になっちゃってさー」
「それ分かるよ。私もまだ考えられて無いし」

少し意外だった。
私とは違って百合ちゃんはもう、進路も大体は決まってるのかなって思い込んでた。

「簡単に決められる事じゃ無いし……沢山迷って良いと思う」

何故だか其の言葉には、重みが有って簡単に「そうだねー!!」とは返せないような気がした。

「考えてると言えば美佳も色々悩んでるみたいだよね」
瑞希もササッと話に入って来る。

……確かに、美佳も何時もより静か──今日まだ話せて無い。


「心配だね……」
「さっき聞いてみたけど──そっとしておいた方が良いかも」

瑞希の言葉に私と百合は頷いた。


【続く】

中学に入学しました。
忙しくて更新も亀になります<(_ _)>

少しでも進められれば進めて行きたいと思います。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.676 )
日時: 2016/04/27 20:38
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜夏海サイド〜

「美佳?」
私は、授業が終わり美佳の席に行った。

「あぁ……夏海。どうしたー??」
少しだけ「夏海」と言う時に間が有った気がするけれど──其の後は何時もの美佳だ。

「あ、いや……今日って──会える?」
「──え? 別に暇だけど夏海ピアノのレッスンじゃ無いの?」
「あ……そうなんだけど──」
「うん? なんか変だよ? 夏海」
「アハハ〜、御免」

自分でもどうしたいのか分からなくて、変な事聞いて……。
美佳の事心配してたのに自分が心配されてるなんて情けなくって悲しくなる。

今日、ピアノのレッスン無かったらきっと会えて……美佳から感じる違和感も納得できたのかなって。

思ってたんだけど──。




──そして私は、此の後に……後悔する事になる────

【続く】

御久し振りです。
改めて、少し私の身の回りの話を……。

バレーボール部に入りました!!
中学校楽しいです♪

勉強大変だけど、楽しい(笑)

……更新、きっと遅くなります。
それでも良かったら──どうか見捨てないで下さい。

成るべく早く更新出来るように、頑張ります!!^^

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.677 )
日時: 2016/04/28 16:13
名前: いろはうた (ID: y36L2xkt)

お久しぶりです…!!


そしてそして、参照10000おめでとうございます!!
さすがっす!!
もはやこれは努力以外の何物でもないです…!!


読者様の羅列も拝見しましたが、
ものすごい数かつ有名な作家さんの名前が陳列しててさすがだなーという
もはや感嘆の溜息以外の何も出ませんふへぇー!


あらためて読ませていただいて、
登場人物達の会話がとてもナチュラルだなー
というのを強く思いました。
私の場合なんかお芝居っぽい会話が多いので、
こういうところは本当に見習いたいです!!


更新がんばってくださいー!

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.678 )
日時: 2016/04/30 18:51
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

〜いろはうたさん〜

有難う御座います<(_ _)>
嬉しくて昨日返信しようとしたのに、舞い上がって舞い上がって舞い上がり過ぎて……今日になってしまいました(汗

そんな事無いです!!

私はなんかこう……ファンタジー的な小説を書く事が出来ないので読む専になってしまいます。
そんな中でいろはうたさんは様々なジャンルを執筆出来る方なので、尊敬しています!!!

私もいろはうたさんは勿論、沢山の方の小説から参考にさせて頂いて居る事本当に多いです←

やっぱり小説カキコって気軽に色んな方の小説に手を伸ばせるサイトだと思います(笑)!!!(`・ω・´)


小説カキコでの活動を始めてから、何時も凄いなーと……多分一生掛けても届かないだろうなぁという思いで、いろはうたさんの小説などを拝見していました!!

此れからも応援しています!!

馴れ馴れしいですが──……御互い頑張りましょう!!
本当に有難う御座いました!(^^)!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.679 )
日時: 2016/05/03 21:31
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

『夏海、何も聞いて無い?』
瑞希からそうメッセージが送られて来た時、私は『何も聞いて無い』と答えるしか出来ない自分が嫌になって、電車の中にも関わらず叫びそうになった。

結局何も出来ずに、美佳には触れずに今日は一日過ごしてしまった。

瑞希に寄ると、美佳に今日何処かへ行かないかと誘ったら『無理』の一事だけが返って来たという。

普通ならそんな事は当り前で、心配する事も無いのに──。
美佳は何時も断る時は何度も謝って「もう良いから!!!!」と言ってしまう程謝りまくるのだ。

多分、『何か聞いて無い?』というのは何か美佳にとっての急用が有るかも知れないという瑞希の推測の中での判断で聞いて来たんだろうなと思った。


考えて、ただ黙ったまま電車はどんどん進んで行く。


何て返せば良いのか考えてしまい、手が動かない。
答えは決まって居るのに……。


ピアノのレッスンに行く、最寄駅に着いた。

後でにはしたく無くて取り敢えず返信した──……。




──『うん。何も聞いて無いけど、何も無いって事は多分無いよね。後で聞いてみる』──


【続く】

LINEを始めました!!
同学年の人や家族の他に、部活の先輩などともLINEでやり取りするので、毎日ドキドキしてます(*´艸`*)←

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.681 )
日時: 2016/05/17 18:43
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

──
さっきのレッスンで先生に言われた言葉をもう一度思い返して見た……。


──?「なんか必死にもがいてる感じがする」?
その音一つで、?どんな感じなのか?を感じられる先生は凄いけれど、もっと私が驚いたのは其の言葉が今の私に何故かシックリ来たからだ。

***

「多分此の曲の音がしっかりハマるには相当時間掛かるよ」
音がハマるという言葉を先生は良く使う。

私なりに考えてみるにしっかりと音が鳴って、此れという一つの音が鳴る事だと思って居る。
一度弾いた事の有る曲だけれど、初めて弾いた時はどんな感じだったっけ。

「はい」
返事をするも戸惑いは消えない。

「夏海は出来るんだから、集中してごらん」
……きっと私を一番長く知ってるのは、先生だ。
御母さんと御父さんよりも一緒に居る時間が多い気がする。

1人の時も、3人と出会った時もずっと居る。


「夏海にとっての此の曲の?花?を考えてみて──……??」

***

?花?ってなんだろう。
道端に咲いて居る花でも、結婚式場に飾られて居るような豪華な花でも──花は花だ。

作曲者は、どんな花をイメージしていたんだろう。

【続く】

御久し振りです!!
中学校の体育祭が終わり、次は定期テストが一番近い行事です(笑)
まだ初めてで緊張ですが私は勉強出来ない人間なので……(´・ω・`)←

更新は亀ちゃんです!!(`・ω・´)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.682 )
日時: 2016/06/14 12:43
名前: なぎ(僞露狗) ◆/kE0mQLT0k (ID: YlE0OQjJ)

てるてるーーー!!!
お久しぶりっす!カロクだよ!
知らぬ間にすごい進んでて読むの大変だった…
みんな更新止まっててもう会えないと思ってる…

これ見てたら返信ください……!

リアルも小説も応援してるねー\( 'ω')/

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.683 )
日時: 2016/06/26 07:21
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38336

〜カロク〜

遅くなってごめんね〜(>_<)
もう本当に前みたいに毎日は来れないし、正直更新も止まったまんま←

カキコにさえもあまり来てなかったから、もしかしたらこのままカキコやめる事になるかなーとか自分で色々考えちゃった(笑)


もう本当にまれにしか来れない人になっちゃったけど、うちもカロクの事応援してるね!

本当にありがとう!!!!
これからもお互いに頑張って行きましょー!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.684 )
日時: 2016/06/26 09:16
名前: 立山桜 (ID: ???)  

すごく面白いです!こういう話が書けるのが羨ましいです。これからも読ませていただきます! 私の初恋はこの前終わりました…。だからこんな話を見ててhappyendで終われるような物語にしてほしいです。(あ、これは個人的な意見なので聞かなくて結構です(^^;)) これからも楽しみにしています。

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.685 )
日時: 2016/07/10 20:28
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38336

〜立山桜さん〜

返信遅くなって大変申し訳ないです( ̄▽ ̄;)
コメントありがとうございます!

最近めっきり良いものが書けなくて、途方に暮れて居たので、このようなコメントを頂けて嬉しいです。

gdgdで長いだけが特徴のような小説ですが、是非また来てください(((
時間を見つけて私も立山桜さんの小説へお邪魔しますね!
御名前は何度かお見掛けした事があります!


本当にありがとうございました〜((。´・ω・)。´_ _))

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.686 )
日時: 2016/07/16 22:20
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://iPadから@

〜夏海サイド〜

私は考えながら、もう1度弾いて自分の音を聴いてみた。
幾ら考えながら弾いても、自分の指で奏でられる音は変わらないような気がして.....正直自分でもどうすれば良いのかを探って居た。

何となく──前に花の歌を弾いた時に先生に言われた言葉を思い出そうとしていた.....。


*

「ただただ、曲の流れのままに最初から最後までの通し練習をして居ても、何も変わらないよ!?──」

「最初から最後までの音をすべて覚える事が夏海には出来るの?──無理でしょ?」

「ギリギリまで片手の部分練習をするのが大切なの。凄く上手い人は絶対にそうしてるよ.....??」


今では意味も理解出来るだけの年齢になったし、泣くこともほとんど無い。
でも、初めて最初に弾いた時は何も分からなくて、大泣きして家まで帰った。

──それでもやっぱりピアノを辞めないのは、最終的に私はいつも先生に感謝しているし、厳しいけれど嫌にはならない。辛いけど、それでも嫌にはならないからだ。


1つの花の事を此の曲に込めているのだとしたら…...私は改めて、此の曲をどうやって弾くんだろう。



.....そっと、鍵盤に私は指を乗せた。

【続く】

大変御無沙汰しております!
全く更新しておらず、久々に更新をしました。
私自身、時間が本当に無くて此の儘放置かなー、なんて思っていたのですが、やはり最後まで書きたいなと思い、またこうして執筆に向かいました。

1つ前の更新と矛盾している部分も多く有ると思いますが、また修正して行きたいと思います!


参照13000突破ありがとうございます!
更新が進まない中でも閲覧して下さった方、少し前まで関わりの有った方や初見の方の小説にもたまに時間を作って進出して行きます(笑)

これからもよろしくお願いします((。´・ω・)。´_ _))
.....コメントとか、待ってます(((((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.687 )
日時: 2016/07/18 15:13
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
参照: http://ボチボチ復帰。

●作者、久し振りでテンションが可笑しい御礼ページ●

大変御無沙汰しております。
此の小説の作者である、未熟者と書いて?てるてる522?です(笑)
もう小説カキコの存在が頭から消え去って居ました。

覚えて下さってる方、知っている人、凄く少ないと思いますが……。
まぁまた一から出直すつもりで行きたいなと思います←


改めて、参照13000突破有難う御座います!!
本当に更新が完全にストップして居た中だったにも関わらず、閲覧をして下さった方には感謝をどう伝えれば良いか……。

本気でカキコ卒業かな、なんて思ってましたがもう一度始めようと思えて良かったなと思ってます。

まだ頻繁に来る事は難しいですが、少しずつ前のように更新が出来るよう頑張って行きたいなと思ってます。


此れからも宜しく御願いします。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.688 )
日時: 2016/07/19 14:26
名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: w32H.V4h)

久しぶり!ももたんです!

参照…すごいっ!おめでとうございます☆

カキコ卒業かぁ…。
我がままだけど、せめてこの”ハツコイ”が終わるまでは続けてもらいたいなぁなんて…。

忙しくても、お互い頑張ろうね!

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.689 )
日時: 2016/07/26 23:22
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://iPad@

〜桜〜

お久しぶり!!
すっかり返信が遅くなってしまって、ごめんね…(´・ω・`)

全然凄く無いけど、ありがとう!!!!

ハツコイは絶対完結させる!
自分でも、やっぱ完結させないとなんか……なぁってw


忙しい中でも時間見つけて更新出来るように頑張る!
桜も頑張って〜♪

応援してます!(o´・ω-)b

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.690 )
日時: 2016/07/28 13:30
名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: EoZogUA7)

お久しぶりです!ももたんです。

返信が遅いだなんて!そんなことないよ、大丈夫だよ。

え…。あれが凄くなかったら私はどうなるの…。
大変なことになる…。この世にないくらい低レベルになる…。

応援ありがとうです!私も頑張るよ!
てるてるも頑張ってね☆

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.691 )
日時: 2016/08/04 16:12
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜桜〜

お久しぶりー( ・ω・)/

ごめんねー、ありがとう((。´・ω・)。´_ _))

ないないないないっ!!!!
桜の作品がそんな低いわけがない!!!!!(*`・ω・´)


いえいえー(o´・ω-)b
私も最近更新してないから、後で勉強したあと更新しよー(*´▽`*)

お互い頑張りましょーっ!!!
コメントありがとう♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.692 )
日時: 2016/08/04 17:21
名前: ひまわり (ID: ???)  

私もこーゆーの夢見てます!応援してます(^^♪ピアニスト…。おっしゃれー(^▽^)/

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.693 )
日時: 2016/08/04 22:36
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜ひまわりさん〜
良いですよね(*´▽`*)
現実ではなかなか 無い事ですし……←

ありがとうございます!!!


●作者お知らせと感謝と現状を伝えようとするがなかなか上手く行かず苦戦するページ●

……長いな、題名(((;°▽°))

こんばんはー!
いつも御世話になりっぱなしの作者です←

夏の小説大会始まりましたね!(  ̄▽ ̄)
いつもながらに燃えますww

今年はいつも以上に参加出来ないですが、まぁ出来る限りで参加していこーかなーって思ってます。

更新はもちろんですが、過去レスの修正にも力を入れて行きます!

最初の頃、まだ幼い時自分で書いてたことが恥ずかしいです……(´;ω;`)
なんであんなこと書いたんだろ。


恐ろしい恐ろしい( ´∀`)


あ、そして今は夏休み!!
時間あるんじゃねーの??……って思われた方……私もあるかなー(*´▽`*)とか思ってたんですが、恐ろしい恐ろしい……部活で染まってしまいました。
宿題マジ終わんない(((アソビタイヨ


リアルでも死にそうです(((←

まぁ更新や修正はちょっとずつでも進めて、なるべく早く(いつまでも続けられないですし、)完結に繋げられればと思っています。


こんな馬鹿みたいな私の小説を読んで下さる方、ひょっとしたらこの文章にも目を通して下さっている(かもしれない)方……すべての人に感謝申し上げます。


毎日暑いですが、体調管理等気をつけてこの夏を乗り切りましょう!!!!


ありがとうございましたー((。´・ω・)。´_ _))


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.694 )
日時: 2016/08/07 20:52
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「どうだったと思う?? 夏海自身、今弾いてみて──」
レッスン当日、私は先生の前で花の歌を弾いた。
静かに最後の音を切って、そっと後ろに向いたら少しの間を挟んで先生はそう私に問いかけてきたのだ。

どうだったんだろう……──やっぱり私はそういう浅はかな気持ちで弾いてたのかな……。

「良かったと思う。花咲いてた」



──その言葉が先生の口から発せられた言葉だと気づくのには、時間が掛かった。

「本当ですか?──」
「まさか、そんな事での嘘はつかないわよ……前よりも全然いいと思うし、花の歌、になってた」

他の人が聞いたら「花の歌になってた……なんて、何当たり前のこと言われて喜んでんだよ」って思うかもしれない。


その当たり前の一言が、私が1番求めていた事なのだ。


「私は、夏海が弾く花の歌が1番好きだよ」
微笑む先生に私は思わず泣きそうになり、目にたまる涙を瞬きでごまかした。


「頑張ったね……結構夏海悩んでたから、不安だったけど自分で答え見つけて弾いてるって感じた」

「凄い悩みましたー……」


悩んだからこそ、自分の中で感じたことや得たものを強く感じた。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメン ( No.695 )
日時: 2016/08/07 20:58
名前: 織原ひな (ID: Qz56zXDk)

てるてるおひさしぶり!
紗悠って覚えてるかな、そのひとです

1年くらい離れてて今日帰ってきたけど知ってる人が大物になっててすごいとしか……

新しい作品書き始めたからまたいつか見に来てね!
更新頑張れ!

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.696 )
日時: 2016/08/08 09:18
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜紗悠〜

覚えてるよー!!!
コメントありがとう((。´・ω・)。´_ _))

……懐かしいね((感動

新しい作品めっちゃ良かった(o´・ω-)b
頑張ってね!

全然私は大物じゃ無いし紗悠の足元にも及ばないさー(*´▽`*)

ありがとう!!!!
お互い頑張ろー!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.697 )
日時: 2016/08/11 06:05
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜第16話 雨の心 夏海サイド〜

「あー、また今日も雨だ……」
つまんなーい、とでも言いたげに美佳は窓からの外の様子を見てそう言った。
──この分じゃもしかしたら、雄太と出掛ける予定の日も雨になるかも……。

やっぱり雨の日の心はモヤっとしてしまい──なんか胸のここあたりが特に。

「あ……もうあとちょっとでHRじゃん」
百合が窓とは反対側にある時計を指さして言った。


「とりあえず座ろう!」
瑞希の言葉と共にパタパタと席に着き始める。



*

HRが始まり、出席確認が始まった。
先生は毎日同じ名前を呼んでいる──飽きそうだな……とは言えまい。

「佐野」
先生が雄太の事を呼んだ。

でも返事が無い。
……先生が名簿を見続けていた顔を上げて、佐野の席を見た。

「佐野は休みか……?」
雄太の席には誰も居なかった。

「誰か連絡を貰ってる奴いないか?──」
……ん、この雰囲気は誰も知らない感じだ。


どうしたんだろう……。


休むのも割と珍しいのに、連絡無しって結構急用なのかな──。


「佐野の家には後で電話を掛ける。とりあえず再開するぞー……」
先生の一言で場の雰囲気は徐々に普段通りに戻っていった。


──ただ私だけは、気になってソワソワしていた為……

「村田」
「えっ……はいっ」
──声が……裏返ってしまった。

「大丈夫か?」
みんなの小さい微かな笑い声が耳に入る。

「大丈夫……です──」
恥ずかしさのあまり、いつも以上のか細い声で私はそう言った。


【続く】
新章スタートです!!
もう、季節がリアルとズレている……w

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.698 )
日時: 2016/08/11 10:14
名前: 立山桜 (ID: ???)  

ヤッホーです!季節は違えどやっぱてるてるさん天才ですよ!もぅ神作!私も負けないようガンバリマス!更新頑張ってください(^O^)

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.699 )
日時: 2016/08/11 16:21
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: iEMeE8vl)
参照: http://From iPad@

〜立山桜さん〜

ありがとうございます((。´・ω・)。´_ _))
……私に天才、なんて言っちゃダメです(乂'ω')

もうホントバカなので←

私こそ立山さんに負けないように、頑張りますw( *´艸`)

いつもコメントありがとうございます!
お互い頑張りましょう。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.700 )
日時: 2016/08/13 07:22
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

──今日は本当にボーッとしていた日だった。

「ねぇ、帰りに新しく出来たアイスショップ寄らない??」
美佳の提案に私は頷く。

「そうだね、行きたい。夏海もボーッとしてたけど、アイス食べれば治ったりしてー」
ニヒヒ、と瑞希が私に向かって笑う。


靴を履き替えて、学校を出る。
さっきまで少し降っていた雨もやんでいた──。


*

「美味しい……!!」
めっちゃ美味しい。

なんか、もっと他の言い表し方がないか探しているが──言葉にするのは難しいくらいに美味しい。

「ここいいね! 凄い美味しいし、メニュー豊富だし」
確かに、何回来ても飽きない自信がある。

「夏海ー、一口欲しい〜」
「いいよ! 私も貰う」

おぉ……これも私が頼んだのとタイプ違って美味しい……。

「夏海、美味しそうに食べるよね。見てるこっちも凄い美味しさが伝わる」
そうかな、と私は笑った。


瑞希が此処へ来る前に少し言っていたけれど、本当に私の?ボーッとしてる?のは治った気がする。


これもアイスの力だ。


「また行こー!」
「絶対行きたい!!」
「他の味も食べてみたいしな……」
「もちろん行きましょ」

次の約束をして、私は3人と別れた。


改札を通って、電車の時間を確認する──あと2分で来る。タイミングもバッチリだ。



……少しずつ日が延びて、まだこの時間でもあまり暗くない。
夜は、少しでも明るい時間の長い方が安心出来る。

【続く】

過去スレの修正をしているんですが、丁度今やってるのが中学生の話で凄い懐かしくて感動してます( *´艸`)

恥ずかしい文章ばっかり……(((((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.701 )
日時: 2016/08/14 19:29
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「そっかー、なら良かった」
『おう、多分明日は学校行くと思うから大丈夫。ありがとな』
「はーい。じゃ、また明日」
『おやすみー』
「おやすみ!」

──夜。雄太に電話を掛けようか迷って居たら、かなり時間が遅くなってしまいまだ起きてるかなーと不安で掛けたら普通に出てきたし、しかも思ったよりなんにもないみたいです安心した。

……まぁ、正直何か有ったのかなーとか考えちゃったけど、風邪で朝は熱が有ったけど午後からは全然熱も下がって元気になったみたいだけど、おばあちゃんが外出を禁止したのだとか……──。


明日は学校行くー、って張り切ってたから心配無さそう。

ふぅ……と溜め息を吐いて、お母さんとお父さんの写真に手を合わせた。
両掌を合わせて目を閉じると、本当にシーンとしていて時計の秒針音だけが目立って耳に入る。


目を開けてそのまま窓を開けた。

「あー、また雨降ってる……」
空気全体がとにかく重たく感じた。
──梅雨は、洗濯物が乾かなくなるから、困るんだよね。もうちょっと服買おうかな……。


窓は網戸だけを閉めてそのままにした。

「お風呂沸かそ」
そう呟いて私は、また歩き出してスイッチを入れる。



百合たちと、この前自分の家のお風呂の温度の話題になったが、私は42度で4人の中では一番高い温度だった。

美佳は「夏と冬で温度変えるー」と言っていたが、私は年中42度のままだ。
「熱くないのー??」と聞かれたが、私は特にそうは感じない。

多分昔からなんだろう。



そんなことを思い出している間に、あと少しでお風呂が沸く合図の音が鳴り、私は準備を始めた。


【続く】

私の家は、夏と冬で温度変えますw
冬は41度だったかなぁ……夏は38度になります(~ ̄▽ ̄)~

家計が暑がりで(自分含む)、もういつも暑いばっか言ってますw

最近自分の周りでも夏風邪が流行っててちょっと怖いですが皆さんも気をつけてくださいねー(o´・ω-)b

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.702 )
日時: 2016/08/15 09:26
名前: セイナ (ID: PyqyMePO)

こんな素晴らしい小説に、
私ごときが、顔をだしていいのでしょうか…

こんにちは!
先日はコメントを頂き、
ありがとうございました!

少し前に読み終わっていて、
感想を伝えたかったのですが、、
なんだか、恐れ多い気がして、
なかなか来れませんでした…

凄くおもしろいし、
更新ペースも速くて、
尊敬します!

今、中1でしたよね?

私も中1なのですが、
格が違いすぎて、びっくりしています。

この後、2人はどうなっていくのかな…
とても気になります!

更新頑張ってください!

因みに…
私のお風呂の温度は、夏は、38度
冬は40度くらいです!
私はかなりの暑がりですが、
家族は別にそこまで暑がりではないです。
けど、私の家のお風呂の温度、
かなり低いですねw







Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.703 )
日時: 2016/08/15 22:11
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜セイナさん〜

全然素晴らしくないです(ヾノ・ω・`)
来て下さりありがとうございます!

そんなそんな!!……恐れる事なんて無いですよー!
大丈夫です(`・ω・´)ゞ

ありがとうございます((。´・ω・)。´_ _))
前までは割と毎日更新していたのですが、ココ最近は更新結構遅くなる事が増えていますが、そう言っていただけてちょっと安心しましたw

尊敬だなんて、私には勿体ない言葉です((
……嬉しいです(*´▽`*)


同い年なんですね!
嬉しいですー!!

全然格なんて、セイナさんの方がずっとずーっと上ですよ!

期待に応えられるように頑張ります!

セイナさんも頑張って下さい!!!!!!


そうなんですね!w
やっぱり夏は38度くらいが丁度良いのかなぁ……と個人的に感じています。

コメントありがとうございました!!!!!!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.704 )
日時: 2016/08/16 06:12
名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: 3Oig7PbJ)

お久しぶりですっ!
ずっとコメができないまま、時間だけが過ぎてゆく…。
そんな感じの夏休み。

お風呂のお湯かぁ。私の家は、40、41度辺りかな。一年中。
私だけが暑いの無理で(笑)

やっぱ、てるてるの作品見てると、自分も頑張らなくちゃなぁって思うよ…。

忙しいとは思いますが!更新頑張ってください♪

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.705 )
日時: 2016/08/17 23:12
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜桜〜

久しぶりー!!
コメントありがとうです(`・ω・´)

夏休み、本当にあっという間だった。泣ける。ヤバいテスト……もういいかなぁ(~ ̄▽ ̄)~ww

そうなんだねー!!
熱いのも最初は気持ち良いなーって思うけど、長く入るのはちょっとキツいよね。

ヾノ・ω・`)イヤイヤ
桜は頑張ってると思う!!

ありがとう♪
頑張ります!w

お互い頑張ろうねー(o´・ω-)b

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.706 )
日時: 2016/08/20 21:31
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「おはよー」
「おはよー!」
良かったー、雄太来た……。
今日もいつもと同じように百合たち3人と話しながらもチラチラ教室の入口ばかり見ていた。

「昨日行くって行ったし、学校行くって……」
雄太は少し苦笑気味──なんか、変なのーって思われたかなぁ……。

不安で俯いていると、ガタッと美佳が立ち上がって
「いやぁ、今日も朝話してる時ずっと雄太の事ばっか夏海は気にしてたんだよー!?」
ちょっと……!!!──と言おうとした時に瑞希も重ねて……
「夏海昨日だって、凄い暗かったんだよ!?」
「私らじゃ、夏海は元気にならなかったんだ」
百合まで雄太に私の昨日の状態を言って、3人揃って私の方を向いてニコニコしている。──何だろう、その顔は……。

「そーなのか」
以外とあっけらかんと雄太はそう言って、席に座った。
──まぁ、そんな相手にしないよね。

3人は、何故か文句有りげだったけど、時間を見てだんだん静かになっていった。



*

「夏海」
ん、雄太だ。
そう思って振り返ると、やっぱり雄太だった。

「今日、暇??」
いきなりで吃驚した。

「うーん、今日は……」
百合たちと約束がある、と言おうと思い3人の方へ視線を向けると急に瑞希が、
「そうそう、なんか夏海が暇だーって言ってたよー!」
と、物凄い明るさで言った。

「ほんとに??」
嬉しそうに雄太は、私の顔を見る。──瑞希は「気にしないで」とでも言いたげな顔で頷いてくる。

「うん。暇」
じゃあ放課後、と雄太は言ってどっかへ行ってしまった。
私の少し離れた後ろにある窓から風が入ってきて髪を優しく撫でた。

「良かったじゃないか、夏海さん!!!」
美佳が、私に抱きついてきてそう言った。

「でも、3人ともいいの?? こっちが先約なのに……」
私の言葉に百合が、溜め息を吐いた。

「いいの、そーいうのは」
とぶっきらぼうに言って、横を向いてしまった。

「佐野も嬉しそうだったよ??」
美佳が私の肩をつつく度に、ちょっとずつ頬が染まる。

「ありがとうね」
私の言葉に3人は、凄く満足げに頷いた。

【続く】

明日から、旅行に行ってきます!
……ワクワクですよー(*´▽`*)

食べる……食べるぞ!!w

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.708 )
日時: 2016/08/28 17:13
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「お待たせ!」
駅前のちょっと大きい噴水の前で、雄太は待っていてくれた。
……ここだとちょっと、雄太の家からは遠い距離で私の家からはなかなか近いところだ。
私が頼んでいるわけでは無いけれど、いつも雄太は此処を待ち合わせ場所に指定してくれている──自分で言うのも恥ずかしいが、気をつかってくれていて、優しいなぁ……と素直に感じている。

「じゃあ、行こう」
うん、と頷いて噴水の場所から少し歩いた場所にある映画館へ入った。

丁度この時間なら沢山の映画がやっている。
「あ、これ……」
テレビでやっていたCMを見て面白そうだな、と思った映画でつい最近公開されたばかりだ。

「これ俺も気になってた映画だ……!!」
そう雄太は言って、映画の時間を確認していた。

「ちょっと時間空いちゃうねー」
今の時間から、1時間後に始まる。

「じゃあ、近くで時間潰して見よう」
──そんな風に言ってくれると思っていなくて、思わず雄太の顔をまじまじと見つめた。

「その顔は、そんな風に言ってくれると思ってなかった──って顔だな」
呆れた様子でそう言う雄太にクスクスと笑った。

「ありがとう」
手を背中で組んで、私はそう言った。

「チケットだけ先買お。買ってくるからちょっと待っててー」
「あ、私もお金出す!」
「いいから、待ってて」
でも……と言いかけたけれど、雄太は、平気と一点張りで譲ってくれそうに無かった。凄い頑固だ。


*

「はい、これ」
「ありがとう!!」
無くさないように、しまう場所覚えておかないと……真面目にそう言う私を雄太もクスクスと笑った。


時間が来るまでの間、取り敢えず近くのカフェに入った。

【続く】
byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.709 )
日時: 2016/08/31 17:38
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「結構人多いね……」
この時間は、私達くらいの年齢の人が多く──カップルも私達以外にいる。

「あ、そこ席空いてる」
お店の奥の端っこの丁度2人席が空いていて、雄太が周りを確認しながら席まで早歩きで向かっていった。

「いっかー、お財布だけで」
ポン、と私も雄太も貴重品だけ手に持って飲み物を買いに行った。


「どれにしよう……」
いつもどれにするか、迷う。──それが楽しみでもあるが。
雄太はもう決めたのかなぁと、チラッと横を確認すると同じように悩んでいて、自然に笑いがこみ上げてきた。

私が笑っていると、雄太は「?」を浮かべてこちらを見てくる。
べつになんでもないよー、と少しいたずらっぽい言い方で私はそう言った。


「ご注文お決まりですか?」
そうこう2人でやり取りしている間に、店員の方に聞かれたのでお互いに「どうしよっか」という顔で、見合わせた。

「今の期間限定の商品が凄く、オススメですよ!──これは期間限定なのですが……」
私達の表情から様子を感じ取って、オススメを教えてくれる……凄く気配りの出来る人だなと素直に思った。

「これにしてみよっかな、飲んだことないから……。雄太は?」
俺もー、と雄太は言った。

「ありがとうございます、それではちょうど610円ずつ頂きますね……。横のカウンターで商品をお受け取り下さい」
最後まで笑顔で、その人は笑ってくれていた。

「あれ、俺らの注文したやつじゃね?」
横にズレると、飲み物が次々と慣れた手つきで作られていく。
さっき勧められて注文したものとソックリだ。

「ほんとだ、あの人の言ってた通り美味しそう……」
私が言った言葉が、飲み物を作っている店員さんに聞こえたのか微笑まれて、「この商品に少しクリームとイチゴソースをトッピングすると美味しいですよ」と言われた。
そういえば、メニューの端っこの方に「トッピング無料」と書いてあったきがする。

「じゃ、じゃあお願いします!」
「分かりました、そちらの方もどうされますか?」
雄太の方を見てそう聞いてくる。

「お願いしますー」
雄太は笑って「美味しいと聞いたら、やるしか無いだろ」と言っていた。


飲み物を受け取り、ストローで口に入れる。

「うまっ」
目を見開いて、雄太は嬉しそうに言い私の方を見た。

「ほんとだぁ! 美味しい、勧められたの頼んで良かったー」
幸せな気持ちがいっぱいになる。

甘さに、それを抑える見た目とは裏腹にちょっと甘さ控えめのクリーム……。
さらに甘酸っぱい爽やかな味を追加するイチゴソース──。

全てが全て合わさって出来た味に私は感動した。

【続く】
前、今2人がいったようなカフェに行ったらお店の人に「クリーム増量しておきますね」と言われて、凄く嬉しかった事を書いてて思い出しました。w

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.710 )
日時: 2016/08/31 19:30
名前: 立山桜 (ID: ???)  

食べ物おおいねー!美味しそう( ゜ρ゜ )笑笑…あの〜もも…ももたんって元は桜って名前?なのかな?てるが呼んでるからさ気になっちゃって(^^)/

Re: ハツコイ【コメント募集中です(*^^)v】 ( No.711 )
日時: 2016/09/12 05:02
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜桜ちゃん〜

(*´▽`*)
食べるの個人的に作者が好きなんだーー( *´艸`)

そうそう!
桜って名前だったんだよーw(~ ̄▽ ̄)~

だからまぁ、私はずっと桜って呼んでるけどたまーに「ももたん」とかでも呼ぶ時はあるよ!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(*`・ω・´)】 ( No.713 )
日時: 2016/10/10 23:56
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「あ、そういえば映画の時間……」
雄太が自分でそう言って、時計を確認した。
私もそれにならってか携帯で時間を確認した──あと20分で上映開始だ。

「そろそろ映画館行ったほうがいいかもしれないな……」
「そうだよね──あ、」
私と雄太の目が合う……手に持つものじゃ他でもない、さっき買ったドリンク。

「これ映画館で持ってっちゃっていいかな……」
「急いで飲んでも飲みきれなさそうだし、何よりも勿体ない。持っていこう!」
頷いて私達は店をあとにした。

ドアから出た時、丁度入ってくる人とぶつかりそうになり慌てて仰け反る。
「すみません」と頭を下げながら、雄太のもとへ走る。


*

「あと5分くらいで上映みたい……」
「だな。結構もぎりで並んでいる人も多いし、今並べば本編が始まる前の広告CMを少し見てから──って感じじゃないか?」
雄太の目線の先にある列はかなりの人数だ。

チラッと横を見ると、私達がこれから見る映画のチケットは完売していた。
早めに買って良かったと心から思った。


「夏海ー!」
雄太に呼ばれて、私は列に入りチケットを差し出した。

「ごゆっくりどうぞ〜……」
映画館スタッフの、のんびりとした声が若干耳に残る気がするまま劇場の重いドアを開けた。


暗くて、転びそうになるが──雄太が「こっち」と前に居てくれるから安心出来る。

席に座って、さっきの飲み物を横に置き……荷物を膝の上に置いて一息ついた。


ただでさえ暗かった劇場内が更に暗くなる──そろそろ本編が始まる合図だ。


【続く】

大変ご無沙汰しておりました。
皆様覚えていらっしゃいますでしょうか(((;°▽°))
世の中すっかりハロウィンに染まりつつありますね!w

気温も下がる一方ですので、お体に気を付けて下さいm(*_ _)m

……読書の秋、執筆の秋!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(*`・ω・´)】 ( No.714 )
日時: 2016/10/13 19:29
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

●作者も色々語るページ●

こんばんはー!
最近はなんか「the秋」という感じの気温や天気が多く、体調崩しやすくなっているかと思いますがいかがでしょうか?

誰にも聞かれていませんが、ちなみに私は風邪から解放されたばかりです。
もともと少し鼻炎気味なのですが、今回は熱はなく咳がひどかったですね(´・ω・`)

皆さんもどうかお気をつけくださいね!

……さて、参照が15000を超えました──!!!!!!!!
ありがとうございます((。´・ω・)。´_ _))

正直個人的には、ほぼ0に近い状態の更新量でここまで参照が伸びたのは、やはりカキコの新機能である「閲覧数」表示の力かな、と感じました。


内容はさておき、やはり本当に愛着のある作品なのでここまで閲覧数が伸びたことが何よりも嬉しいです。


私はあまり(ほぼ)読み返しをしないので、どうなっているか分からないのですが、きっと数々の矛盾が生まれていることでしょう……(遠い目)

私の過去の恥ずかしい駄文が(今もですが、それよりも)残っていることでしょう……(爆発)


過去のことは、なかなか消えないものです。


親スレにある「来てくださったお客様」の一覧にある名前の半分以上の方はもうカキコには来ていないです。

まだこの作品を書き始めてまもない超超超ド素人の私の作品へ感想やオリキャラを投下してくれた方々です。


本当に、全ての方に菓子折りを持ってお礼を伝えに行きたいですねw←

今の私がこうしていられるのは、皆さんがいてくれたからだと思っています。
本当にありがとうございます!


まだ続いていきますが、最後まで夏海と雄太を見守ってくださればなぁ、と思っています。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.715 )
日時: 2016/10/15 15:20
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

*

「感動したなぁ……」
映画が終わり劇場を出たところです。
最近ものすごく話題になっている映画だけあって、面白くて感動しました。

「最近の中でダントツで1番泣いたな、今日は」
雄太も泣いた跡が目の周りにほんのりと残っていて、なんというか──微笑ましいというか……。

「なんでジロジロ見てくるんだよ」と少し怒り気味に雄太が聞いてくるもんで、思わず「珍しいなぁって思ってついつい見てしまった」と真顔で私が答えると何やら雄太が私の顔を覗き込んできた。

「夏海だって、目赤いじゃん」
と笑ってきた。
……覗き込まれている間の私の心臓のドキドキを返して欲しい。

ちょっとだけ期待している自分に気付いて猛烈な恥ずかしさを感じる。


それでも笑い合いながら、歩き始めて「この後どうしようか……」というところに辿りついた。

私は今日は何もない。

「雄太は何か用事とかあるの?」
そう聞くと首を横に振る雄太……お互いに考えながらゆっくり歩く──先に、ゲームセンターがあった。

「プリクラ撮ってみる?」
「なにかゲーセンで……」
悪戯っぽく、聞く私となにかしようと誘う雄太の声が重なる。

「いいね、まだ撮ったことないし!」
「え!? ホントに!?」
冗談で言ったつもりだった。
「嫌なら他のとこに……」と言い掛けた雄太に私は首を振った。



*

ナチュラルに撮るのは難しい。
出てきた写真を見てお互いの顔がおかしくて笑ってしまう──。


普通に笑うのも顔が引き攣っているし、これ……雄太の手が変になってる。


でもこういうのも、私達らしいというかなんというか。
一つの思い出として大切にしたいことだな、と感じた──。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.716 )
日時: 2016/10/17 21:38
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「今日はありがとな!」
「こちらこそ……帰りまで反対方向なのに送って貰っちゃって──ありがとうございました」
そう言ってぺこりと頭を下げると、雄太はおかしそうに笑った。

「おやすみ」
「おやすみー。また明日」
そう言って、別れた。
もうすっかり遅くなってしまった。辺り真っ暗で人通りも全くない。

どこか離れた家から犬の吠える声が聞こえるだけだ──。

ゆっくりした足取りが少しずつ早まっていく。


*

「ただいま……」
しんとした家の中に私はそう言って入った。

電気をパッと付けて荷物を置く。
手を洗ってからお風呂の準備をして、明日の学校の支度をパパッと済ませる──。

終わったのを狙ってかと思うほど良いタイミングで携帯が鳴った。

何だろうか、と携帯を見ると……
『家着いた? 俺はあとちょっとで突く』
という雄太からのメッセージだった。

……てか「突く」って──変換ミスかな。
ちょっとこんな些細なことでも可愛いなぁ、と感じてしまう自分に苦笑する。

『大丈夫! ありがとうw 心配し過ぎだよ〜w』
と送った。

変換ミスの指摘はしなかった。

『心配します! これでも一応彼氏だしな( ̄^ ̄ゞ』
『ありがとうー( ̄^ ̄ゞ』
『はいよ!』

ちょっと照れてしまうような事もサラッと言ってしまう。

なんだか凄く安心する。


──明日、早く学校で会いたいなぁ。
いつも思うことだけれど、今日はいつもよりも強くそう思っていた。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.717 )
日時: 2016/10/17 23:08
名前: 立山桜 (ID: ???)  

キーっ!せーしゅんしとるりあじゅーよ!!ズルいぞ!笑笑

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.718 )
日時: 2016/10/18 20:13
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)

〜桜ちゃん〜

(o´艸`)
その反応有ったらいいなぁと思って執筆してたから嬉しくてにやけちゃった←////
いつもありがとう〜♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.719 )
日時: 2016/10/19 18:26
名前: フクロウJr. (ID: yV4epvKO)

自分の小説見に来てくれてありがとうございます!
新しくかきはじめた恋愛系の方にコメントくれてありがとうございます!
てるてる522 さんのこの作品もお手本にしてこれからも頑張るのでよろしくお願いいたします!
てるてる522さんも頑張ってくださいね、応援してます!

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.720 )
日時: 2016/10/19 19:35
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜フクロウJr.さん〜

いえいえ!
こちらこそ素敵な作品をありがとうございましたm(*_ _)m
わざわざ来て頂いて……←←←

恋愛のものは大好きなので楽しみにしています(*´▽`*)

お手本になんかならない駄作ですが、そう言って頂けて嬉しいです!
頑張ります!w←

ありがとうございます!
お互い頑張っていきましょう!(o´・ω-)b

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.721 )
日時: 2016/10/22 20:25
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://estar.jp/.pc/_crea_u_my?_ck_=1

〜夏海サイド〜

次の日、学校で百合たち3人が私の元へ駆け寄ってきた──。
声を揃えて……

「昨日どうだった?」
と聞いてきたので、ついつい後ずさりをしてしまう──が、3人は私に詰め寄る。
顔が徐々に赤くなるのを感じていて、仰け反った状態を保ちつつ「辛いなぁ」と思っていたその時に雄太がきた。

注目は私だけではなく雄太にも向いた。

「佐野! 昨日はどうだったの?」
「まさか夏海を泣かせたりは……」
「ちゃんと家まで送ったー?」
美佳、百合、瑞希が順に問い質して詰め寄る。
雄太もさっきまでの私と同じ状態だ──。

「送ったし! 楽しかったよ……な!?」
雄太はガバっと私の方を向いて、助けを求めてきた──楽しかった、昨日は本当に楽しかった。

「もちろん! いい思い出たくさん出来た! 3人のお陰だよ、ありがとうー」

「良いってことよ!」
どっかで聞いたことのあるような台詞を言った美佳に思わず吹き出す。

笑ってる時にチラッと雄太を見ると丁度目が合って顔が再び赤くなる。
雄太は私を見て更に笑う──なんだか恥ずかしくて俯いた……。

心臓の鼓動が徐々に速くなっていった。

【続く】

※宣伝失礼します。
今回の更新のURLをタップして頂くと、私の別サイトでの小説のところへと飛べます。
時間があれば是非!
登録なしでも作品を読むことは出来ますy(()

失礼しました!m(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.722 )
日時: 2016/10/25 18:08
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「今日ちょっとピアノ早く行かなきゃだから先帰るねー」
「おっけー! また明日ー」
日直の百合、それを手伝う瑞希と美佳に私はそう告げて早歩きで靴を履き替えた。

小走りで行けば駅はすぐに着く──定期を出して改札を通り抜ける。
「あとちょっとだ」
駅の電光掲示板を確認する……。

ホームに行って空いている席を見つけて、腰を下ろした。
座ると初めて、自分の息が切れていることに気付かされる。

携帯で時計を見るとまだ時間に余裕がありそうだ、多分最寄駅から家までは普通のペースで歩いても充分間に合うだろう。


「まもなく……番線に電車が──」
アナウンスが掛かって立ち上がる。
ちょっと折れたスカートのプリーツを整えて荷物を肩に掛けた。


停車した電車からは両手が無くても数えられる程度の人数の人が出てきた。
降りる人がいなくなると車両に乗り込む。

ほとんど人はいなく、席にも余裕がある──。
端の方の席に再び腰を下ろして荷物を膝の上に乗せる──。

……それが合図になったかのようなタイミングで電車が動き出す。

小刻みに揺れ、時折ガタンとなる車両は窓から差す太陽の光によって照らし出されていた……。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.723 )
日時: 2016/12/25 21:39
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

……ちょっと早く着きすぎたかな──。
でもいつもギリギリになってるし、たまにはこのくらいが丁度いいのかも。

そう自分の中で考えながら、チャイムを鳴らした。

「早かったのね、夏海。でも丁度良かったわー」
先生が出てきてそう言うなり私を招き入れた。
──一体何が丁度良かったのだろう。

「今度の発表会があるんだけど久しぶりに出てみない? 4ヶ月後の10月にあるの──なかなか大きいホールでやるのよ」

ちょっとギリギリかもしれないけど、

「是非出てみたいです」
私はそう言った。

でも……あと4ヶ月後で
「曲はどうしようか」
先生が私の気持ちを口に出した。私もそれに頷く。

「今から新しい曲の譜読みは、出来たとしてもあまり完成度の高いものにはならないと思います……」
私は現状を含めて先生に伝えた。

「そこでなんだけど、そろそろ再チャレンジしてもいいと思うのよ……?」
首を傾げる私に先生が差し出した楽譜は──……「悲愴」。ベートーヴェンの悲愴だった。

小学生の時、コンクールで弾いて……途中で音が分からなくなって止まってしまった曲。私にとってトラウマの曲。

「これって……」
私は先生に訴えるような視線を向けるが、先生もそれは充分理解しているという目をしていた。

「今の夏海にはこれを弾いて欲しいかな、って思った。夏海の言いたいこと分かるよ? でもいい機会じゃないかなーって私自身は考えました」
先生の気持ち、言葉に負けて楽譜を受け取った。
軽く目を通す……。頭の中にメロディが流れてきて……ズキっと頭を痛める。

優しいメロディとは裏腹に──。


私だって出来るものなら弾きたい。弾きたいけど弾く自信がない。

「また同じことになりそう、って思うの?」
微笑んで聞く先生の顔を見て、私は頷いた。
目頭が熱くなっているのを感じた──。

「また失敗しても全部全部、全てが過去と一緒なわけはない。必ず何かが違うと思うから……結果だけじゃなくてその?何か?にこだわるのも大切じゃない?」

全部全部、全て一緒じゃ……ない。
過去と今は違う。


どうなんだろう……。

弾きたい。



──弾く価値は大いにある。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.724 )
日時: 2016/11/03 17:53
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

……家に着き、昨日の残り物の夜ご飯を済ませてお風呂から出た。
時計を見ると22:30を丁度示していた──悲愴の楽譜は受け取り「やる」と返事をしたが……やりたいという気持ちにやはり過去のトラウマは勝てないらしい。

テレビにDVDディスクを入れた。
ディスクは、悲愴を弾いたコンクールのものだ。

目を閉じて、テレビからの音に耳をすますと最初のミの音が聴こえ始め曲がスタートしていく。

自分でいうのもなんだが、このコンクールに向けて私はかなりの練習時間を費やした……。

費やした──費やせた理由はもちろん、まだ友達がピアノ以外に無かったのも一つだ。
ピアニストのお母さんが大好きなベートーヴェンの悲愴を、コンクールで弾くことになったと母に言った時……お母さんは嬉しそうだった。

そんなことを考えながら、尚も目を閉じ続けてDVDからの音に耳を傾け続ける──中盤。音が徐々に小さくなっていった。

……そして余韻を残さずに消えた……。


私は停止を押して、ディスクを取り出し閉まった。
──あの時と同じ気持ちだ、怖くて不安で……期待に応えられない無力さを感じる。




*
「いい機会かなって──」
ふと今日のレッスンで先生に言われた言葉が蘇ってきた。

「昔と同じようにする必要はないと思う。今の夏海が弾けるものを弾くの」

そう言っていた。
過去の私とは違う──今の私が弾ける最大限を弾けば同じ曲でも違うものに出来るだろうか。


……私はある考えを思いついた。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.725 )
日時: 2016/11/10 22:57
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

私はかばんの中にろうそくと線香を入れた。
──いい考えなのか、分からないが私は「お墓参り」に行くことにした。

飾る花は近くのお店で買うとして、ろうそくと線香はやはり持参だ。
……遠い昔のように感じるが、私の母も自分の祖父(私のおじいちゃんのお父さん)のお墓参りに行く時はそうしていた。


*

電車に乗った。いつも学校へ行く路線とは違う路線に乗ってあまり見慣れない景色に戸惑いながらも携帯の乗換案内を頼りに進んでいく。

住宅街が徐々に海へと変わっていった。

──あんなすぐ近くに海があるなんてなんだか憧れる。


まさか自分の両親の墓がこんな海の近くにあるとは思いもしなかった。


駅に着き、電車を降りて花を買った。
黄色の花が目立つ全体的に暖色系の色のものを選んだ。

勿論、お墓参りも目的だが一番は悲愴を弾くにあたってのなにか見つかるかもしれないのヒント探しだ。

「村田家」と書かれたお墓は思っていたよりも綺麗だった。
きっとここを管理している人が色々手を加えてくれたのだろう。

水をくんで墓石に掛ける。
そこに伝うようにして流れる水を私は見つめ続ける。

綺麗になったお墓に花を飾ってろうそくに火をつけた。
何本かの束でまとめられている線香にまんべんなくなく火が着くように風を起こして炎を大きくした。

「そろそろ平気かな」
パッと見で大体に火がついたのを確認して、線香を入れて手を合わせた。

心の中でそっと、悲愴が上手く弾けるか尋ねたが──もし目の前に両親がいたとしたらきっと「不安なら練習でもしたらどうだ」と怒りそうだなぁ……。


──怒られたかもしれないけど、今の私の正直な気持ちは「近くでいて欲しかった」だ。


もともと普通とはちょっとだけ違った私達家族だったが、ほかの家よりも関係が浅いなどというのは一切なかった。

そういうことを聞いてくるような友人もまだ私にはいなかった時期だ。

【続く】

しばらく重くなりそうです。

byてるてるてる

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.726 )
日時: 2016/11/16 18:23
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「こんにちは」
「あぁ、こんにちは──」

すれ違った人に私は軽く挨拶をした。
多分、私のお母さんとお父さんも生きていたらあんな感じなのかな。

もうパッと顔は思い浮かべられないけど、あの頃よりももう少しシワが増えて……髪も白い髪の方が多かったりして──。

今生きてる時のお母さんとお父さんに会いたいな……。

本当にもし今生きてたら、私にどんな言葉を掛けてくれるんだろう。

たまにどうしても信じられなくなって、「もしかしたらまだこの世界のどこかにいるんじゃないかな」って思ってる自分がいる。

言い方が、思い方が悪いのは分かるけど……しっかりこの目で骨になったのを見たのに。

現実は私が思っている以上に辛い……。


今、誰かに会いたい。


──雄太に……会いたい。────

私は歩く足を止めて、電話を掛けた。

青く広がる空に点々とある雲を見つめながら……。

【続く】

短めです。
次回は、夏海サイドから少し変わるかもです←←

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.727 )
日時: 2016/11/21 22:26
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

●作者御礼感謝お知らせ、近況報告ページ●

こんばんはぁぁぁぁ!!!
参照18500突破ありがとうございますm(*_ _)m

あまり更新出来ずに、更新しても進度が遅くすみません。←←
本当になんだか上手く書けずに、あまり手が進みません(´×ω×`)

いろんな人の小説を読んだり、時にはコメントしたり……そういうことしてばかりです。

なんだかいつになっても完結出来そうになくて、不安ですw
最近はもう知ってる人がいなくて、新しい方ばかりで……気持ちは昔に戻った感じですw

最近書いているもう1作の方もまだ序盤中の序盤なのに、早くも行き止まりそうになってますし……。


でもなんとなくここから離れるともう一生戻ってこなさそうだし……。
離れるのが怖いけど、何も出来なくて……。

なんだか愚痴愚痴愚痴愚痴……って感じですね(((;°▽°))

リアルな方での多忙を言い訳にしている部分があります。そりゃあ忙しいけれど、更新時間はなくはないですもん(´・ω・`)

昔は……って言っても1年前ですが、信じられないくらいのスピードで書いてたなぁ……。

もしかしたら昔に比べて色々考えて書くようになった、という部分だけ見れば成長なのかもしれないんですけど←←

この御礼ページをきっかけに、スピードが上がることは無い……とは思うのですが、少しでもまとまった小説を書けたらいいなぁ、って思います。


やっぱり「作家」という職業で暮らしている人は、有名度に関係なくすごいなって思います。


厚かましいですが、コメントなど待ってます。((())

また更新します!
本当にいつも閲覧ありがとうございますm(*_ _)m

これからも「ハツコイ」をよろしくお願いします!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.728 )
日時: 2016/11/26 18:26
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜雄太サイド〜

「おはよう、爺ちゃん」
今日は、今の俺にとっては当たり前のようにやってくる。
でも、よく爺ちゃんは最近「毎日今日が来るのが奇跡だ」なんて言っていたっけ。

少し膝を痛そうにしながら歩く爺ちゃんの背中に手を当てて、心配そうな表情を浮かべて見る婆ちゃん。

……ちょっと言い方が悪いのは分かってるけど、そんなに長くない──って思ってる。けど信じられない。

「雄太、何ボーッとしてる。朝ごはんだよ」
婆ちゃんが振り向いて俺に言った。

「あぁ、すぐ行く」
「なるべく早く済ませて、今日は行きたい場所があるんだ」

そう言う爺ちゃん、確かに服装がいつもと違って……しっかりしているというか……。

「行きたい場所って?」
「あんたの母さんのとこだよ」

──母さん、のとこ。

「俺も……言っていい?」
「もちろんそのつもりだ。嫌だと言っても連れていくつもりだ」
真面目そうな顔でそういう爺ちゃんが少しばかりか、おかしくて……吹き出すのを我慢し切れなくなった。



*

ご飯が食べ終わり、爺ちゃんと婆ちゃんと俺は母さんの元へ向かった。
母さんの元──墓地までは、婆ちゃんの運転で向かった。

窓から流れる住宅街をボーッと見つめて暫くすると、海へ変わった。

「こんなとこに海なんてあるんだ」
思わず、思ったことがそのままこぼれてしまう。

「母さんが、今のお前より小さい時はよく行ってたもんだ。今は環境問題で遊泳禁止だがな……」

後ろから、爺ちゃんが言った──いつもより少し悲しそうに聞こえた。

「それにしても、ここらへんの街並みも来る度来る度に変わっていってますね」
婆ちゃんもハンドルを動かしながら、言う──。

「なんだかすっかり変わってしまったな」
その言葉を言った時の爺ちゃんの顔は見えなかった。
──どんな表情を浮かべて、何を思って言ったかなんて、俺には分からないくらいあるんだろうか。


【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.729 )
日時: 2016/11/26 23:01
名前: 立山桜 (ID: ???)  

てるてる!参照18500突破おめでとう!!(*゜▽゜)_□←お茶《あ、気にしないで。変なギャグしただけだから←←←》てゆか、てゆか、18500とかすごすぎなーっっ!何人の人がみてんだよっ!もう、羨ましいぞ、こんにゃろう!wてるてる坊主はやっぱり凄いや。これからもみんなを楽しませてね!頑張ってね!

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.730 )
日時: 2016/11/29 22:00
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜桜ちゃん〜

ありがとう!
お茶もいただきます笑((今はココア飲んでるよー←←

全然だよー(((;°▽°))
きっと桜ちゃんも私と同じ期間一つの小説書いてたとしたら、きっと私の参照なんか抜かしてると思うよ!!

……でも確かに何人の人が見てるんだろ。
相手の顔は見えないし、リアルな方での友達も前までいたけど今は一人もいなくなっちゃったし……。

桜ちゃんも頑張って!!
お互い頑張ろうね!

コメントありがとうございましたm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.731 )
日時: 2016/12/02 22:44
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜雄太サイド〜

婆ちゃんが、ずっとささりっぱなしになっていた花を持ってきた紙に包んでいた。
少し離れたところで爺ちゃんは、線香の束に火を全体的につけようと……少し去年よりも細くなった腕──いや、去年の爺ちゃんの腕なんて見ていなかった。──を振ってい火を強くしていた。

俺はというものの、花を入れるところに入った水を捨てて来てから何をやればいいのか分からずに少し離れたところで見ているだけのところだった。

「俺ちょっとトイレ探してくるわ」
苦し紛れに出たとっさの誤魔化しだった。
「ここの階段を降りてて右にまっすぐいったとこ」という婆ちゃんの声を遠耳に挟んで俺は言われた通り右に曲がった。



と──その時だった。
ちょうどトイレが視界に入ってきた時、目の前の脇から夏海が出てきた。
1人だった……手にバックとバケツを持っていて……俺に気づいた。

なんだか気を使わせてしまったらどうしよう。
──気を利かせてほかの道を探すということくらいすればよかったかな。


墓参りなんて、どの人にとっても楽しいことではないのだから……──。


目が合って、気まずく俯く俺に気づいて夏海がそっと口を開いた。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.732 )
日時: 2016/12/04 19:34
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜雄太サイド〜

「雄太も此処にお墓があるの?」
夏海もやはり「聞きづらい」と言った雰囲気を出しながら俺に訪ねてきた。
そういう雰囲気は感じたけれど、逆にいつも通りの様子で聞かれるよりはずっと気持ちが楽だ──俺は「あぁ、母さんの」と答えた。

「私もさ、お父さんとお母さんのお墓があるんだけど、ここが一緒ってことはもしかして私の両親と雄太のお母さんって、近くに住んでたりして……」

もしそうだったら、凄い偶然だと思わない?──といたずらっぽく聞いてくる夏海に胸が高鳴るのを感じた。

「俺の母さんが小さい時、よくここの海に来てたって婆ちゃんと爺ちゃんが言ってた」
「そうなんだ! ……今も行けたりするのかな」
「今は遊泳は出来ないみたいだけど、近くに行くくらいならいいんじゃないか?」
「そっか」

……「うん」というやり取りをして、俺らの間に沈黙が生まれた。

「私はそういう話聞いたことなかったから、もしかしたらお父さんたちも同じだったかもしれないんだなっていう発見できたから、良かった」

えへへ、と笑う夏海はいつもみたいな笑顔だったけどちょっと寂しそうだった。


──目尻から透明に透き通った涙がこぼれた。


「ごめん雄太。別に雄太は悪くないんだけど、私ってやっぱり何にもお父さんたちのこと知らないんだなぁって思って悲しくなってきちゃった」

俺は何も言えなかった。
──「そんなことない」という言葉は、違う。

「なんかまだ雄太と出会う前──百合たちもそうだけど、私本当に人とかと話さなくて、すれ違った人に挨拶されても無視するような子供だったしそんなんだから友達もできないし……家族にも心閉ざしてたし──」

柔らかい風が俺と夏海をそっと包んだ。

夏海のもう片方の瞳からも、涙がこぼれ落ちた。


「私って、お父さんとお母さんと一緒に過ごしていた時……なに見て生きてたんだろうね──」

涙をこぼしながら、夏海は笑った。

「そんなに」
俺はずっと俯いて聞いていた顔を起こして、前にいる夏海を見た。

「……そんなに自分を責めないでもいいんだよ」

確かに夏海が思っている後悔は大きいものだ。
だけど、それは夏海だけが悪いんじゃない。

──全く悪くないわけでもない。

でも、そんなに自分を責めないで欲しい。



……よく分からないけど、今の夏海は少し高いところへ行けばどこかに飛び降りてしまいそうな、そんな雰囲気があった。

「なにかあるなら俺は聞くし」
力になれるか分からないけれど……俺らは親を亡くしてる。



──でも大きく違うのは「覚えているか」「覚えていないか」……。

【続く】

こんばんは作者です。
この土日はかなり頻繁にカキコに来ていました。

色々あったこの「お墓」と「2人の家族」がメインの話ですが、少しずつ明るくなればいいなって思ってます!

今回は1000文字越えですよー←

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.733 )
日時: 2016/12/05 22:28
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

●作者御礼ページと今後について語る(とか言う)ページ●

こんにちは作者です!
参照19100突破ありがとうございますm(*_ _)m

最近また少しずつ更新スピードが上へ上へ、と言った感じなのですがそれでもあまりストーリーの進展がない中ですが、こうして閲覧してくださる方などが私の更新する励みになっています。

今は、ちょっと重い話が続いていますがこのあとにまた大きなカギになることがあったり、夏海の再チャレンジがあったり……(o´艸`)

書きたいことはあるのですが、それを上手く完結に繋げられない、と言いますか……。

まだまだ構成がしっかりしていないんだなぁ、と痛感しました(´×ω×`)


ここからは今日の話になるのですが、学校から帰ってきたあと(今日部活はありませんでした)に友達と遊んだんですけど、ちょっと行ったとこにある駅前がイルミネーションでライトアップされていて……テレビとかで特集されるようなそんな大掛かりなものではないのですが、すごく綺麗でした!!!!


あ、もちろん夏海のようにリアル充実ではないので友達と行きました(笑)
……たまーに、ほんのたまーに思うんです。


なんで大した恋愛経験もないのにこんな恋愛もの書いてるんだろうか、って←

私がなんかあるかって言われたら、片思いとかそういう感じだけなんです()


今だって本当に絶賛片思い中ですよ←
もうずーっとです(笑)///

この小説書き始める前から。


今はもう全然会えないし、会ってもほんのちょっと話して終わりだし……なんだかなぁ、って感じですもん(´×ω×`)

これって恋なのかなーみたいな。


……なんだか私のどうでもいい話ばかり失礼しました!

話を戻しますと、このハツコイの本編にもイルミネーションの話とか入れたいなぁって考えてます!(o´艸`)

まだ結構先の話ですね←


やっぱり、悩むこともあるけどいつもハツコイ書いてて楽しいです。
拙い文章ですが、読んでくださっている方がいるということと、頂けるコメントの言葉をすべて大切にこれからも更新していきたいと思います!

本当にいつもありがとうございますm(*_ _)m
これからもよろしくお願い致します!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.734 )
日時: 2016/12/08 19:34
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「なにかあるなら俺は聞くし」
と言った雄太の顔は、いつもよりも何倍もなんていうか……カッコよく見えた。

……いつもよりカッコいいよ!なんて普通に──ナチュラルに伝えられたらいいのに。
もちろんそんなことは出来るはずないから、心に留めておこう。

もうこのまま、どこか高いところから飛び降りてしまいたい気分に浸っていた私の心をするすると解いていく雄太。

私は、「ありがとう、やっぱり安心できるな」と目から涙をこぼしながら言った。
雄太は私の涙を見て、まだ慌てていたみたいだけど、「これは嬉し涙」と伝えたら、パァっと笑った──。


カッコいいとこも、こういう無邪気なところも本当に大好き。

思っているだけで、頬が紅潮するのを感じる。


──暫くお互い見つめていると、「雄太、こんなところにいたの」という女の人の声が聞こえた。
「あ、やべ」と雄太がうろたえる。

もしかして、と思っていた予想は正解で……雄太のお爺さんとお婆さんだった。
ちょっとだけ似てるような……でもちょっと雄太の方が、目尻が上がってるかも。

「あら、これは可愛らしいお嬢さん」
なんだか落ち着く声で、雄太のお婆さんは言った。

「こんにちは、なんだかすみません」
私は軽く頭を下げた。

「いや、気にしないでいい。お前も家族か誰かの墓参りなのか?」
「ちょっとあなた! 初対面の方にいきなりお前呼ばわりなんて、しかももっとデリカシーを持ってくださいよ」

お爺さんとお婆さんのやり取りが始まってしまったので、慌てて「大丈夫です」と付け加えて、「両親の」と伝えた。

「1人で? しっかりしてるのね」
感心……したようにそう言うお婆さん。

「お前の両親もここら辺の人なのか? もしかしたら、雄太の母さんの同級生だったりしてな」
ちょっと今までとは想像できなかった、豪快な笑い方でお爺さんは笑った。

……もしかしたら、私の両親と雄太のお母さんは同級生だったかもしれない……。

──全く思いつきもしなかった考え。だけど、ここで会うって、もしかして……ってことも考えられるよね。

私は、
「村田四郎、村田夏子……という名前を聞いたことはありませんか? 私の両親なのですが」

と訪ねた。

──返事は……。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.735 )
日時: 2016/12/12 17:42
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「村田四郎って、あの世界的に有名だった指揮者かい?」
雄太のお婆さんが目を見開いた。
……かなり前の話なのに、覚えていてくれた人がいたんだね──お父さん。

「はい、私の父は指揮者でした。──優しくて、でも音楽のことになると途端に別人級に変わって熱心になって……。私の母はピアニストではないのですが、音大卒で音楽教師を……」
「音楽教師──?」
お爺さんが食いついた……何かを思い出したような表情だ。

「確か、雄太の母さんがお前ら2人より少し幼かった頃に……」
お爺さんは、私と雄太を見た。

「同じクラスに凄いピアノが上手くて、音楽教師になろうとしている子がいるって聞いたことがあったな」
「えぇ、そんなこともありましたね」
懐かしい過去を思い出して、嬉しそうに目を細める2人の言葉に私も雄太も驚きを隠せない。

「お前はこれから平気か?」
最初にお前呼ばわりされた時は、結構驚いたけれどそれももうすっかり慣れた。

「大丈夫です」
「じゃあ、ちょっとアルバムとか探してみましょうか。雄太にも母さんの昔の写真なんて見せたことなかったからな」

私と雄太は顔を見合わせた。

きっと、私達が今思っていることは同じ。




……


──きっと、これをきっかけに私達はもっと過去を知ることになる。
そして、それは絶対これからに繋がる発見になる──。


*


車の中……私は、後ろの席で雄太と並んで座っている。
……少しだけ、恥ずかしくて──それでも少しだけ手を伸ばせばすぐに触れることの出来る距離。

その距離をあけてお互いに座っている。


──私がタイミングを伺っている時はきっと雄太も同じだ。
だって……──ほら、今目が合った。


ずっと見つめてるのも、緊張する。けど、逸らすのももったいなくて──。


もうお互いの気持ちに気づいてからかなり経つのに……私達は相変わらず少しだけ距離がある、そんな関係です。


「あ、海」
「海だ」

声が重なる。

道路の両脇は海に挟まれていて、違うところから同じものを見て……たくさんの「偶然」が重なる。


──そっと……でも、少しだけお互い距離を縮めて座った。

【続く】

最後のところ、ちょっとgdgdしてます(((;°▽°))

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.736 )
日時: 2016/12/17 17:04
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「これはあんたの母さんが幼稚園の入園式の時だな」
雄太の家に通されて、約10分後──奥の部屋からダンボールに入ったアルバムをお婆さんとお爺さんが持ってきて……ペラペラめくると、雄太のお母さんの小さい時の写真があった。

「おぉー小さい」
雄太は、言葉以上に驚いていた。
……私はある意味別のところで驚いていた。

雄太のお母さんの横にいるのは、きっと雄太のお婆さんとお爺さんだと思うけど、お爺さんの方が今の雄太にそっくりで……。

──もしかしたら、雄太も将来はこんな感じになるのかな……。
なんて。何思ってんだろう私。

ブワッと顔が染まり、俯いたのとほぼ同時に「これ」と雄太が言った。
いつの間にか雄太のお母さんは幼稚園入学から中学校の修学旅行の写真に進んでいた。

「母さんの右隣のもう1個右。夏海のお母さんじゃないか?」
「えっ」

アルバムをじーっと見る。

中学校の時、私はずーっと暗かったからほとんど笑顔ではないけどお母さんはこの時から笑顔だな。──髪型は同じだ。

……私は懐かしい二つ結びを思い出した。

「なんかやっぱ夏海に似てるな」
雄太も同じことを思ったらしく、「髪型とか」と言って笑った。


「お前の母親も、お前くらいの年がちゃんとあったってことだな」
「この写真、持っていく?」
お爺さんとお婆さんが私に言う。

「いいんですか?」
「えぇ、持っていって!」
うふふ、とアルバムからお婆さんは写真を抜きとった。

とりあえず、カバンに入っていた手帳に写真を挟んだ。


**

「なんか色々とありがとうございました」
私は、結局家まで送って貰った。

「いいえー、またいつでもいらしてね。雄太のこともよろしくね」
「えっ!?」
「んっ!?」
お婆さんの言葉に私と雄太は戸惑って固まる──ぎこちなく顔を合わせる。

「そりゃ、お前……雄太が女と親しくしてれば……もしかして、とは思うだろう」
──信じられないほどの、いたずらっぽい笑顔だ。
雄太も「信じられない」といった表情を浮かべている。

……でもこれで、またちょっと。
1mmでも1cmでも縮まったんじゃないかなって思う。


特にこれまで気にしてなかったけれど、気兼ねなく……──ね。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.737 )
日時: 2016/12/20 20:46
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

家に入って、電気をつけて私は上着も脱がずに鞄からお母さんの学生時代の写真を取り出した。

「若いなぁ……」
あんまりお母さんやお父さんと昔の話をした記憶がない私には、やはりこの写真は新鮮なものに感じられた。

写真から顔を上げて、周りを見回してもいるのは私だけ──どこから人の声も聞こえるはずはなく、ただただ時計の秒針の音だけが刻まれていく。

その音は、私は孤独だという事を強く意識させた。

「ピアノ弾こう」
行動をいざ口に出すと、てきぱき動くことができる。
これは本当だと思う……。

私は、簡単な曲を弾こうとブルグミュラーの楽譜を取り出した。
小学生の頃に弾いた楽譜だ。

私の目に止まった曲があった──別れ、という曲だ。

目あすのテンポの横に、「Agitato」と書かれている──これは怒ったように、という意味を表す。

今の私には怒りの気持ちはないけれど、怒りを繊細に表す細かい右手の音がぴったり当てはまると思う。

最初の一段は、ゆっくりとただただ暗い音が静かに聞こえるような感じで……──。
そこから徐々にテンポが上がって、細かい右手の音が始まる。

細かい右手の音の反対の左の太い音──2つの音が醸し出す音が、何とも言えず悲しくてほのかに感じることの出来る怒りの気持ちがあるのかな、と私は弾きながら考えた。

真ん中に挟まれたハ長調の音も、怒りが少し晴れていくような気持ちを表しているのだろうか。


──……最後は、力強く終わる。

たった二ページの曲だけど、私が弾く時に考えることはたくさんある。
この曲は、私が小学生の時にずっと苦手だった短調の曲のかっこよさを教えてくれるきっかけの曲。


別れという題名だけど、私からすれば短調との「出会い」の曲だ。


──……────

【続く】

別れ、私もすごく好きな曲です!
もしよかったら、ネットで「別れ ブルグミュラー」で調べてみて下さい
((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.738 )
日時: 2016/12/23 23:28
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

『また明日学校でー』
このメッセージが携帯に反映される。
……雄太からだ。

いつもと変わらないやりとりをして、いつも通りに遅くなったらの切り上げ方。
でも今の私は、雄太がどんな気持ちなのかなとか……どんな顔なのかなとか──そういうことばっかり、雄太のことばかりを考えている。

『うん、おやすみー』
そう言って、既読がつくのを待ってから画面を閉じた。


携帯を置いて、布団をかける。──それと同時に電気を消した。
あたりが見えなくなる──ぎゅっと目を閉じた……。

ただそっと、心の中で「おやすみ」を呟いた。
聞こえるはずはない。けど聞こえそうな気持ちになる。


次第に私は、いつも同じように眠りについた。




**


〜雄太サイド〜

『また明日学校でー』というメッセージを夏海に送った。
既読がついて『うん、おやすみー』が返ってくる。

──確認してから、俺はトーク画面を閉じた。

もう爺ちゃんと婆ちゃんは寝ていて、起きているのは俺だけだ。
……今日の帰り際を思い出すと照れくさい──でも、ちょっとだけ俺のことを知ってもらった。

今更こんなことを思うのがおかしいのは分かってる……。

「もう寝るか」
誰がいるわけでもないが、そう言葉に出すと、本当に眠くなってきた。


──……眠くなった時に寝れるのが一番だ──。


俺が今そんなことを思っている時、夏海も同じようになにか考えているんだろうか。──


【続く】
byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.739 )
日時: 2016/12/25 22:51
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

学校が終わって私はそのままピアノの教室へ行くことにした。


──……とある漫画でも、主人公がベートーヴェンの悲愴を弾くシーンがあったように記憶する──。
あんな風に私も無我夢中で自分の演奏が出来たらいいのになって思って、その漫画に出会ったのがこの悲愴を初めて弾いた時だった。
自由奔放だったけど本当にピアノが好きな気持ちがよく分かる……そんな主人公が私は大好きだった。

そんなことを思っている間にあっという間に教室の最寄駅まで着いた。

しっかり悲愴の楽譜は鞄に入っている。──もう私は決めた。


*

「いらっしゃい夏海……あら」
先生は「なんだか顔つき変わった」──と来て早々、私の気持ちを勘づいている様子だ。

「お邪魔します」
そう言って私は入ってそのままレッスン室へと向かった。

「それで、結局どうすることにしたの? 私のことは気にしないで夏海の素直な気持ちを聞かせて?」
躊躇うこともなく、でも急かすこともなく……目の前にいる先生はいつも通り踏み込みすぎない距離感で私に尋ねてくる。

「私は色々ありました。先生に悲愴の楽譜を渡されて正直、弾きたくないっていう気持ちがあったけど……変わりました。過去の私を打ち消すために、自分の恐怖を潰していくために、まずはこの曲を弾こうと思っています」

言葉が上手くまとめられずに、長くなってしまった。

「そっか、それが聞けてよかった。きーっと夏海はそういうと思って信じててよかった」
先生は嬉しそうだった。

自分のことを今は多分、一番親目線で見てくれている先生が私は大好きだった。
時には厳しいことを言ってくれる。
時には私に大きい決断を委ねる。
時には遠くへ少し突き放してただ見守る。

──でもそれは全部いつも私のためだ。


いつだったか、先生は
「夏海のためにやること、すべて心地いいものではないのよ」
と苦笑しながら言っていた。

言われた頃は聞き流していた言葉だったけど今更になって、その言葉が凄く強い意味として伝わってくる。
全部に染み渡るようなそんな──感覚で。


本当に出会いは大切。

……先生との出会い、短調との出会い、百合や瑞希や美佳との出会い、そして雄太との出会い。
でも私が強く感じるのは、ピアノとの出会いだ。


友達がいなかった時に私を明るい世界へと導いてくれたのはピアノ。
そこから何もかも始まった。

スタート地点がピアノとの出会い、それだったらゴールはどこだろう──。

「どこ?」って先生に聞こうと顔を向けたら、目が合って微笑まれた。
なんでも見通されている気がする。──「それは自分で行かないと分からない。私にも決めることはできないもの」って……。


「じゃあ、頑張ります」
「えぇ、また次回ね!」
教室のドアを開けると、少し雨が降っていた。
鞄の奥にしまわれた折りたたみ傘を取り出して、私は駅まで向かった──。

【続く】

新年から新小説を始めようと検討しています!
……まだあまり構成などが練れていないのですが……(((;°▽°))

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.740 )
日時: 2016/12/27 11:48
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜第17話 Summer power 百合サイド〜

「ねぇ、雄太はさ高校卒業後どこ行くの?」
……ん、また言った。

三神百合──最近夏海と佐野の距離が縮まった気がしてならないのです。

もともと引っ込み思案だったなあの夏海……「私達よりも佐野を優先するの!」みたいなことを言ってあげないと、けしてそっちを優先しなかったあの夏海が。

「俺? 俺は大学行くかな……」
「そっか」
「夏海は?」
「私は、両親が出会った音大に行くつもり」
「へー」

もうすぐ……まだ時間はあるかもしれないけど、きっと避けられない未来であろう「高校卒業後の進路」について、夏海と雄太が話し合っているところをそばから、見つめている瑞希と美佳と百合の私。

もともと夏海たちの関係はクラスでもみんなが知っていること、っていう雰囲気で──特に誰も冷やかしたりはしない。

邪魔したりもしない。

中学校とは違って、女の汚い心が特に目立つようなことは無いのだ。

「平和だよね」
美佳も同じことを考えていたのだろうか。

「なんだかんだやっぱこのクラス良かったな」
瑞希はクラスのみんなを見て呟いた。
……多分今のは瑞希の無意識での発言だったと思う。


「なんかさっきからすごい見てたよねー、3人!!」
夏海がこっちにやってきた。
後ろで佐野も笑ってる──ずっとバレてたのか……。

「なんか2人がまた一段と距離が縮まったなぁ、って話してたとこ」
まるで語尾にハートマークでも付きそうな言い方で美佳は言う。

その言葉に夏海も雄太も「そうだ」とも「ちがう」とも言えなくて口ごもってる。
それを分かってこんなこと言うんだから美佳の根性はなかなかだ。


案外ばかではないのかもしれない。
──こんなことで確信する私も、確信させる美佳もおかしいけれど……。


夏海個人も、夏海と雄太の関係も……みんなずっと一緒じゃないんだね。

高校卒業後したら、みんなとの関係はどうなっちゃうんだろ。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.741 )
日時: 2016/12/27 18:46
名前: 夕陽 (ID: w32H.V4h)

お久しぶりです!

間が良い感じに開いていたり、句読点の位置が読みやすい所で区切られているからかとてもするすると頭に入ってくるなと思いました!

「別れ」が気になって調べたのですが、描写通りの曲で、何回もリピートしてしまいましたw

これからも更新頑張ってください!

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.742 )
日時: 2016/12/27 23:26
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夕陽さん〜

コメントありがとうございます!!
お久しぶりです(o´艸`)

そう言って頂けて嬉しいです!
最初の頃は詰め込みすぎて、その後は文が淡々とし過ぎていて……。

これが続いていたので、ちょっと気になっていた部分に目をつけて頂けて……意識してて良かったなぁって思いました←←

調べて頂いたんですね!!
実は私も「別れ」の曲の部分を執筆する際になるべく文章を読んだだけでどういう曲か分かるようにしたい!って思って……ピアノで弾きながら書いていました笑

ありがとうございます!
夕陽さんも頑張ってください♪

応援してます。

コメントありがとうございましたm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.743 )
日時: 2016/12/29 21:57
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「高校卒業しても私達はずっと友達だよね!?」
まさに、今にも泣きそうな表情……で美佳が百合や瑞希、私に聞いてきた。
笑って「当たり前じゃん」と答えたが、私も同じような気持ちになっていた……。

「高校卒業したからって私たちまでさようなら、になる理由はないんじゃない? だから私はこれからもそうでありたい、って思ってる」
瑞希が私の心までもを見透かしているかのような言葉を言った。

「……私だって、夏海たちと出会う前はそんな友達いなかったし。多分これからもできないと思う──こんなに大切って思える人たちには出会えない気がする」
百合も真剣に言っていた。

「なんだか老けて見えるよー」美佳の言葉に同時に吹き出す。

向き合ってお互いに顔を見合わせると、再び吹き出してさっきよりも大声で笑ってしまう。




「なぁ、HR始まるけど」
どのくらい笑ってたんだろう。
雄太の一言で私達はそれぞれ今の現実に引き戻された。

「やばいじゃん先生来る」
アワアワと美佳が立ち上がって百合や瑞希も立ち上がる……。

「久々に放課後またどっかで話さない?」
瑞希が私達にそういった。

……瑞希の視線はチラチラと雄太の方へも向けられていた。

察せる雄太は「いいよ」というような感じで手をヒラヒラさせた。

「じゃあ夏海借りるよ!」
美佳が雄太に言った──借りる、って私は物じゃない……。

「じゃあ放課後ね」
瑞希がまとめるようにそう言って、私達は着席をした。
ざわついていた教室内も少しずつ静かになってきた頃合いに先生が教室に入ってきた。


放課後は久しぶりに4人で過ごします──……!

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.744 )
日時: 2016/12/31 02:18
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「なんかこうして、放課後制服で集まる感覚……久々だと尚更いいね」
瑞希が自分のスカートや袖を確認しながら言った。

「ね! そんなことよりどこ行く?」
美佳が目をキラキラさせながらそう言った。

「ねぇ、これあるんだけど」
百合がお財布から取り出したのは……新しく出来たカラオケ店のクーポン券だ。

「前から行こうって誘おうと思ってたんだけど、なかなか予定とか合わなくて……ずっと入れっぱなしにしてた」──今日みたいな日が来るのを信じてたから……と百合ははにかんだ。

「カラオケかー! あんまり上手くないけど……」
私は少し不安だった。

「いやいや! 上手い下手よりも楽しさの方が重要でしょ!」
美佳が私の背中をポンっと押した。

「そうだよね!」と本当にそんな気がして……呆気なく乗せられる自分に驚く。


**

「いらっしゃいませ」
レジの人が私達の方へそう言った。

「天井高いね」
瑞希が上を見て言うから、私と百合、美佳も同じように見る。

「新しいカラオケ……最新って感じだな」
百合が言う。「じゃあクーポン券使っちゃうね」とレジでクーポン券を出す。

マイクと時間が書かれた紙を持って部屋番号を伝えられて私達はそのまま向かった。

「ワクワクー!」
「最初飲み物注文しちゃおー」
「たくさん注文するかも……」
「まぁ、時間までは自由に飲めるし値段も変わらないからたくさん飲んだ方がお得……トイレに注意ね」

でもすぐ角を曲がったらトイレがある事を発見し、思う存分歌も飲み物も楽しめる、と4人でと喜んだ。


その後は、とにかく絶え間なく誰かが歌っている状態になった。
美佳に引っ張られて、流行りのアイドルの歌を瑞希と一緒に振り付けつきで歌ったり……百合の結構太い声に驚いたり……。

思い切り4人で熱唱したら、点数が凄く低くて苦笑し合ったり──。

歌っている間は一瞬で──飲み物もすぐ消えて……。
時間は経つのが本当に早い。

「あー、あー……これ多分明日声かれてそうだわ」
百合が喉の調子を確認する。

「もう喉痛いし」
瑞希が喉に手を当てながら言う。

「結構瑞希熱唱するタイプだったんだね!」
私はいたずらっぽく言うと「夏海はもうかれてるじゃん!」とさらに上をいかれた。

「楽しかったね!」
美佳はガラガラな声でいつも通りの表情でそういう。──なんだか一切包み隠さない感じが、かっこいい。眩しい……。

「ありがとうございました」
ちょっとばかりか店員さんのテンションが低い。
でもそれはいつも、どこでも同じこと……。

「まだまだ明るいね!」
カラオケ店を出てもまだ日は沈んでいなかった。

「また来ようね!」
私がそう言うと、3人は同時に振り向いて「それはもちろん!」「でも佐野とも来なよ!」と強く言ってきた。

「またクーポン券とかあったら、夏海にあげる」
サラっと百合が言う。
瑞希と美佳はそれに「いいね!」と強く賛成していた。

こんな風なやり取り、いつまででも出来てたらいいのに。──

【続く】

今年最後の更新です!
今年1年お疲れ様でしたm(*_ _)m

なんでこんな時間にいるかって……?()
それはもちろん、年賀状を書いていたからですよ((☆

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.745 )
日時: 2017/01/02 12:04
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「予約していた、村田です」
最近、ずっと髪を切っていなかったので伸び放題だった髪……。
久しぶりに切ろうと思い、昨日予約したのですが──、思った以上に綺麗で私なんかがこんな所にいていいんでしょうか……。

「あぁ、初めてのお客様ですね」
「は、はい!」
思わず声が大きくなってしまった。

「初めてのお客様は普通の値段の半額でやらせて頂いています」
「あ! ……そうなんですか!!」
──人間は誰しも、『お得』に惹かれる生き物だ。

**

「それでは今日はどのようにしますか?」
美容院ならではの、足置き場があるクルクルと回る椅子に座ってケープを着てから店員の人に聞かれる。
私は鏡に映る髪の毛を見つめた。

「今まで、あまり髪を短くしたことが無いので……」
「そうなんですか! それでは、ちょっとチャレンジしてみますか?」
「……お願いします──!」

どんな風になるんだろう……。

ちょっと不安……いや、ものすごく不安だけど「任せてください」と微笑む店員の人に任せるしかない──。

耳元で髪を切る鋏の音が聞こえる。──それと一緒に髪の毛が切り落とされるパラパラ、という音。

「前髪はずっと伸ばされていたんですか?」
「はい。もう随分切ったことないです……」
「切ってみますか?」
「ふぇ!?」
自分でも信じられないくらい、間抜けな声が出る。
口を手で抑えた。

「……へ、変じゃないですか?」
私は店員の人に思い切って聞いてみた。
──返ってくる返事が怖くて、キュっと目を瞑った。

「いえ、きっと似合うと思います。大丈夫です」
あぁ、なんかこの人が言う事は全部本当の事に聞こえる。

「それじゃあ……」
最後がなかなか言えない私を察したのか、店員の人は「はい」と優しく笑った。


──……。────



**

「出来ましたよ」
そう言われて、鏡に映る自分の顔を見つめた。

「わぁ……短い!」
「よくお似合いですよ」
今までこんなに髪を切ったことなんて、あったかな。

ずっとなかった前髪がある──ちょっと上目づかいで上を見ると前髪の先が見えるこの感覚──。
全部全部が新鮮で……嬉しくて──。

「ありがとうございました!」
「いえ! とても綺麗な髪で、これからも大切にしてくださいね! 髪は女の命ですから」
少しばかりか笑い声が店内を包む。



「また来ます」
「はい、またお待ちしております!」

お店を出たところまで見送りに来てくれたその人は最後まで笑顔だった。

ちょっと生まれ変わったような気持ちの今は、誰かに会いたい……そんな気分だ。

風が私の切り立ての髪を微かに揺らした。

【続く】
あけましておめでとうございます(o´艸`)
2017……もうこんなに経ってしまうんですね。
本当にこのサイトでたくさんの方と出会って、たくさんの小説に触れることが出来ました。
これからもどうぞよろしくお願いしますm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.746 )
日時: 2017/01/04 08:17
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

●作者新年の挨拶と共に色々と御礼を言うページ●

ぬぉああぁあぁぁぁ!!!!!

……まずは、2017年ということで……あけましておめでとうございますm(*_ _)m
今年もよろしくお願いします!
……皆様にとって素晴らしい1年になりますように♪

今年は……そうですね、何か1つ完結させようと思ってます。
その完結作品がこの『ハツコイ』でも、他の作品でも。

放置せずに、少しずつでも続ける……というのを1つ今年の目標として掲げることにします!
昨年は少しここから離れていたこともありました。
多分今年もそういう時があるとは思いますが、それでも『週1回』は来ようと思います。
本当は週1回更新出来たらいいな、とは思っているのですが昨年は本当にこのカキコに足を運ぶことさえしていなかったのでまずはそこから……。

でも基本は毎日更新……です☆←


それからっ!!!!!
参照20000突破、ありがとうございますm(*_ _)m
もう本当に嬉しいです(o´艸`)

カキコの閲覧数は、皆様が閲覧してくださる際にカウントされます。
もちろん、私が更新する際に閲覧するのもカウントされます。

でも、それでも!!!
本当にここまで参照を伸ばすことが出来たのは他でもない……閲覧して下さる方のお陰です!

正直、執筆当初は20000なんていう数字考えたこともありませんでした。
ろくに漢字の読み書きも出来なかったあの頃。文章内にたくさんの「wwww」や「☆」「(´・ω・`)」を使っていたあの頃。けして深夜の0:00になんて更新することのない純粋だったあの頃。

……今と比べて考えたら私も結構変わったのかな、って思ってます笑


執筆してた中で色々な人達の小説を読んで、刺激を受けて……。

小5からと比べたら、少しでも変わってるとこあったらいいな……笑


夏海と雄太みたいに、両思いになりたい……!!!!笑

まだ片思いしてるんですよ←
小4からずーっと。

クラス離れてほとんど会えないし、たまに会っても話すかどうか分かんないし……それでもなんかちょっと話せた時とかにすごく嬉しくなる……これって何なんでしょうね笑←

相手も気付いているんだかどうなんだか……。
別に、相手に他の人がいるとかそういうのじゃないんですけどただやっぱり怖くてずーっとこの小説を書いている時も今も同じです笑

この小説を書いている時に両思いになれたらいいなぁー、なんて思ってたり。


冗談です。←

まぁでも、少し私の話が多くなってしまいますが……周りの友人がどんどんと好きな人を変えていく中で私はずーっと変わらないっていうのも、ちょっとだけ嬉しいなって思ってます笑

あー、緊張した……(((;°▽°))

夏海達は高3。
中1から始まった物語も、なんとなく感じると思いますが「終盤」に近いです。
いい最後になるようにしっかりと繋げるので、最後までお付き合い下さいm(*_ _)m

また低クオですがイラストも掲載します!

それでは、これからも夏海共々ハツコイをよろしくお願いします!
本当にありがとうございました(o´艸`)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.747 )
日時: 2017/01/06 21:27
名前: ゴマ猫 ◆js8UTVrmmA (ID: lvVUcFlt)

 こんばんは、ゴマ猫です。
 大分お久しぶりになってしまいました。すいません……。てるてる522さんはお元気にしていらしたでしょうか? あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

 5・5話まで読ませて頂いたので感想を。
 タイトルを見て、やっぱり初恋をテーマにしたお話なんだろうなと思いながら読ませて頂きました(途中までですが)
 このお話はリアルな体験をもとにして書いていらっしゃるのかなぁと読ませて頂いて感じました。キャラ達の台詞がリアルな気がして。
 ゴマ猫もいつもストーリーの展開の仕方で悩むので、他の作者様の小説を読ませて頂くと、お話の構成とかが気になってしまうんですよね。
 恋愛物ならどうして好きになったのか? という過程が気になったり、キャラの感情を描写する時にどんな気持ちでこの台詞を言っているんだろう? とか。自分で書くとどうも文章が硬くなってしまって、最終的に何が言いたかったのだろうとセルフツッコミしてしまいます(汗)
 てるてる522さんの小説は、全体的に柔らかい印象でした。(お話自体の内容はシリアスなシーンや、夏海さんの葛藤も描かれていたのですが)
 ピアノの件のお話なんかは詳しく描写されていて、もしかしてピアノやってらっしゃるのかなぁと思ったり。音楽の事に関しては明るくないですが、夏海さんがピアノに想いを込めるシーンは惹きこまれました。
 キャラ達の掛け合いも見てて微笑ましかったり、考えさせられる部分もあったり楽しく読ませて頂きました。

 あれですね。感想が下手な上に、まだまだ読み途中なので大した事を書けませんでしたが許して下さい(汗)
 物語も終盤に近いという事なのでゴマ猫が読み終わるのが先か、てるてる522さんが完結させてしまうのが先なのか……(遠い目)
 今後も陰ながら応援させて頂きますね。更新、頑張って下さい!

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.748 )
日時: 2017/01/07 07:10
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://Fromi Pad@

〜ゴマ猫さん〜

コメントありがとうございますm(*_ _)m
0:00ごろに返すつもりが出来ずに今このようになってしまっていてすみません(((;°▽°))

元気ですー!!笑
こちらこそよろしくお願い致します!

そこまで読んで頂けて……丁寧にありがとうございます!!!!
初恋がテーマなのですが、あまり最初の方は恋愛要素がありませんよね笑←

ちょくちょく私の実体験も入れています!
ストーリーの展開……多分この小説の最初の方は構成もなにも考えていなかったかな……って思います。
なんとなく書く──そうなってました。

確かにそうやって考えると難しいですよね……キャラが思ったように動いてくれないとはまた違って、なんと言いますか……。

ピアノはやっています(o´艸`)
何か自分がやっている事を主人公にもやらせたいな、と思って……そう言って頂けると嬉しく思います!

今もまだまだですが、最初のうちは「書き方」なども知らなくて……。

一つ例を挙げると、三点リーダーですね笑

「・・・」最初の方

「・・・・」 ちょこっと

「......」 6個繋げることを覚えた

「……」 今
になっていると思います(((;°▽°))

他にもそういうところがあり、読みづらいと思います……。

いえいえいえ!!
凄く丁寧に書いて頂けて、嬉しく思いました(*´▽`*)
……少しだけゆっくり書こうかn((((嘘

ありがとうございます!
またゴマ猫さんの小説にもお邪魔させて頂きますね!!
コメントありがとうございました。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント、アドバイス募集!】 ( No.749 )
日時: 2017/01/09 19:05
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=357.jpg

イラストを描かせて頂きました!!
髪を切った夏海……非常に分かりづらいです((((

コンクールなどで着るようなドレスも描いてみました!←
間が空きましたが、前回のイラストよりも上手くなってたらいいな()

それと今回もイラストの方にメッセージ(?)を書いたのですが……。
右のかたまりから読んでください!!

本来なら分ける予定は無かったのですが、急遽分けてしまったのでちょっと場所の関係がおかしく……(´×ω×`)


また次回からは本編に戻っていきますので、よろしくお願いしますm(*_ _)m

それでは、コメントなどもお待ちしております(((

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照20000突破記念イラスト掲載。】 ( No.750 )
日時: 2017/01/12 23:09
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

「あっ! 来た!! 夏海おはよ……!?」
教室に入るなり美佳の大声が耳を通り抜けた。

「夏海の髪が短い」
瑞希も目を丸くして「有り得ない」と一言ボソッと言った。

「どうかしたの? 失恋とか?」
百合が言った。

「いや……それはないから!」
「そんなことねぇよ」
私の声と一緒に雄太の声が重なる。
バチっと目が合い、サッと逸らす──。

「息ピッタリ」と百合は面白がった。
瑞希も美佳も「百合は本当に夏海のことからかうのが上手いね」と……褒めていた。


「で、どーなの佐野」
美佳がパッと雄太の方に顔を向けた。
「ほれほれ!!」と言った様子で動作をするが、なかなか雄太には伝わっていないらしく美佳の動作が次第に大きくなっていき……崩壊した。

「もう! なんか無いの?……夏海に」
私!?──美佳の言葉に再び驚かされ、思わず雄太の方へもう1度目をやる……目が合った。さっきよりも長い時間──。

恥ずかしさに思わずキュっと閉じたくなるこの時間だったけれど、私は(多分雄太も)必死にこらえた。

「別に」
雄太はそう言うとサッと席を立ち上がって、廊下に出てしまった。

「全く佐野のやつは……。女子心を分かっていなさすぎだ」
美佳は納得が行かないらしく、腕を組んでいる。

「まぁまぁ、良いから良いから」
私はそう言うことしか出来なかった。

まだそれでも、とでも言いたげな美佳に「夏海がいいならいいの!」と必死になだめてくれる百合と瑞希。

──……いいなら、いいの。


ちょっと自分の雰囲気を変えた日。
……他にも色々変わったことはあるけれど──必ずしも変わった方向がいい方向とは限らないみたいです。

「じゃあ私達も席座ろっか。佐野も戻って来づらいだろうし」
瑞希が廊下に目をやって、そう私たちに言った。




席に座った雄太の横顔をただただ見つめることしか、私には出来なかった。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照20000突破記念イラスト掲載。】 ( No.751 )
日時: 2017/01/15 17:03
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

結局あれから、雄太とは喋んないままだったなぁ……。
早かったような、遅かったような──そんな1日だった。

「じゃあ私はこのままピアノ行くからー、3人ともまた明日ね!」
私は急いで荷物をまとめ、百合と瑞希と美佳の3人にそう伝えて教室の入口に向かって軽く走りながらそう言った。

悲愴、なんていうか早く先生に聴いてもらいたいなぁ──。
私はそんな気持ちで昇降口までの階段を駆け下りた。


……と下駄箱のところに雄太が1人でいた。
「あれ? 雄太」
私の声を聞くなり、雄太は慌てて肩からずれ落ちた鞄をかけ直して「俺も今来たとこ」と言った。

お互いに靴を履き替えて、駅までの道を歩く──なんとなく朝のことがあったからか私も雄太も固い……。

なんとなく、授業の先生の話がくだらなかったとかどうでもいい会話して……ずっとお互い話してはいるけどぎこちない。

──居心地の悪い雰囲気。

私も雄太も悪いことしてないのにどうして……──?


「じゃあ私はこっちだから」
いつもと反対方向──ピアノ教室へ行く時に乗る方を指さして私は言った。
雄太はちょっと驚いたような表情を浮かべたけれど、「そっか」と寂しげに言った。


ホーム反対だからここでお別れかぁ……明日にはいつも通りだったらいいな。

──私がそう思った時に、
「夏海!」
駅だし、まだそんな離れてなかったから他の通行人が振り向くくらいの大声じゃなかったけれど私は驚いた……「ん?」となるべくいつも通りの表情を作って雄太の方へ振り向く。

「朝……は言えなかったけど、似合ってる!」
雄太がちょっとだけ目を泳がせながら言う姿が面白いのと、私の嬉しさでの恥ずかしさのごまかしでわざと意地悪く、

「ん? 何が似合ってるのー?」
とニヤっとしながら聞いた。

「わ、分かるだろ!」
限界になって来たのか更に顔を赤くする雄太──沸騰してどこかへ飛んでいってしまいそう……。

「分かりますよーだ」
私はそう言って体の向きをホームの方へと変える──が、

「ゆ、雄太!」
と大声で呼んだ。
さっき雄太に呼ばれた時の距離とほとんど変わらないのに大き過ぎる声を出したので数人近くを通った人に振り向かれる。

──私だけじゃなくって、雄太まで巻き込んじゃったなぁ……。
ちょっと反省しているところに、

「ん?」
とさっきの私に似たような反応をして、雄太は笑顔で振り返った。

「呼ぶような事じゃなかったかもしれないけど……ありがと。なんていうか髪切って良かった!」
私も雄太の笑顔に精一杯答えようと心から笑った。

駅での私と雄太とのやり取り。
──もしかしたら同じ高校の誰かに聞かれてたかもしれないけど、そんなことよりも私は今この瞬間が……今日の1番最高な瞬間だなと強く感じた。


「じゃあ」
「またね」
私と雄太の声が重なってお互い反対方向へ歩く。

……また明日。
早く雄太の姿を見たいと、強く──強く私は思った。

【続く】

ちょっと描写ごちゃごちゃしていてわかりづらいところあると思います。
すみませんm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照20000突破記念イラスト掲載。】 ( No.752 )
日時: 2017/01/20 17:00
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

教室で、ピアノの周りには私と先生だけ。
……けして音を吸収してしまうようなものはないし、人もいない……。

だけど、思うような音が弾けないのはなんでだろう──。私は少し「現実」へと頭を戻して楽譜と自分の手の動きに注目する。

楽譜の確認は、音じゃなくて書かれてる多分今の中では「一番的確な指示」だ。

強弱だけじゃなくて、装飾音とかも潰さないで弾けているか──ましてや指番号しっかり合ってるかな……。
よく聴くと、4分の2なのに4分の4の曲に聴こえる──音も関係しているとは思うけれど、やっぱり1番の問題は私の弾き方だろう。


そう思うと、私は何も考えていなかったという──ちょっぴり気づきたくなかった事実に気づく。
……こうやって、弾きながら色々考える時点で大事なことを考えずに余計なことばかりを考える人、というのが滲み……ではなく溢れ出ている。

きっと先生も気づいているんだろうなぁ、と思いながら最後の音を弾くと案の定、

「なんか色々考えながら弾いてたでしょう?」
と鋭い言葉が飛んでくる──その通りです。私は頷いた。

「特に目立ったミスはないけど、なんか不安定で……息を吹きかけたら飛んでいっちゃいそうな不安定な感じ」
と先生は私の音を上手い具合に例える。


「安定するには、何が必要ですか?」
私は堪らずに尋ねると、

「弾き込むこと」
とサラッと言うのだ。

「気持ちの問題もあるけど、まずは技術から」というのが先生の意見といったとこだろうか。

「はい、弾き込みます」
と私が言うと、「単純に弾き込めばいいわけじゃないからね」と先生は苦笑して言う。


沈黙が続く──先生が楽譜をじーっと見つめていることに気づき、私も一緒に楽譜を見つめる。

「でも」
「あ、でも」
同じタイミング。声が重なった。

「夏海、先良いよ」
先生が私に向かってそう微笑む。──軽く頷いて後に続けた……。

「なんか色々考えながら弾いていたけど、前よりもなんだか自分の手には馴染んでるのかな、って思いました。……そりゃもちろん満足じゃないけど」
「そう、それ! 私もそれ感じてて夏海は気づいてるの?って聞こうと思ってたとこ」
同じタイミングでそれを口にだそうとする先生と私──きっと今いる誰よりも長く私のことを知っている先生だからこそ。

「じゃあ改めて、私もそう思ってたので満足出来る演奏に近づけてまた来週持ってきます」
私はそう言って笑うと、先生も笑った。
暖かい、私が弾いた悲愴とはまた違った雰囲気の旋律が先生との間で流れた気がした──。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´艸`)】 ( No.753 )
日時: 2017/01/25 18:37
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

帰りの電車は、少し空いていた。
空いている席を見つけて、座ると丁度真ん前に座る人がぐっすりと寝ている事に気がつき──私はその他以外にも、と周りを見回した。

すると、半分くらいの人が眠っている……。静かな寝息を立てて……──。

見ているだけで私も寝てしまいそう。
でもここから最寄駅までの距離はすぐだし、寝る暇もない。

仕方なく鞄から携帯を取り出した。

──誰かから連絡来てるかなぁ、なんて思って開いたが……誰からも来ていなかった。


こういう時に、誰かしらから電話があればいいのに……なんて思ってしまう。
仮にかかってきたとして、出れるわけないのに──。


電車に乗ると、みんながみんな他人で。
毎日同じ駅を利用しているかもしれないけれど、毎日お互いが同じ車両にのれるとも限らなくて……。

きっと最初で最後に会う人、と一緒に睡眠を取るなんて不思議でならない。

この世の中は、私にはまだ理解できないこともたくさん存在する。
考えれば考えるほど、分からなくなってくる……。



──と、携帯が振動した。
思わず手から滑り落ちそうになる携帯をもう片方の手でキャッチして、ホッとため息と吐いた。

……雄太からだった。
なんだろう、と届いたメッセージを読もうとした時に、丁度電車が止まって最寄駅まで着いたしまった。

見てからにしようか迷ったが、私以外にもゾロゾロと降りる人たちを見て、携帯を鞄に入れ込んだ。

今私が、思っていることはただ一つ。
──早く見たい。

ただ本当にそれだけで、たった一つのことでも私の足を速くさせるのだった。

【続く】

※重要なお知らせです。

この度、このハツコイは2月頃にて……新コメディ板へ引越しをします。
先日、管理人様の方より申請してきたら2月前後に引越し完了とのことだったので、それ以降はここではなくて新コメディ板の方で執筆させて頂きますm(*_ _)m

尚、これ以外の私が執筆している作品も全て引越しになりますので、よろしくお願いします!←

byてるてる522

Re: ハツコイ【※重要なお知らせ】 ( No.754 )
日時: 2017/01/27 21:29
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

〜夏海サイド〜

改札を出る。夜だというのにムシっとしている暑さ──顔を手でパタパタと仰ぎながら駅の階段を降りると、見慣れた背中があった。

「きた」
──その背中は雄太で、軽く手を挙げてそう言った……驚きと戸惑いを隠せない私はただ瞬きと目をこする事を繰り返して、漸く今自分の見ている光景を理解した。

「なんで──いるの?」
やっと喋った、と雄太は笑いながら「駅の前通った時にちょっと待ってたら来るかなって」と言って、サラっと帰ろう、と言って跨いでいた自転車から降りてゆっくりと押し始めた。

「そっか」
と私は呟いて、ササっと雄太の後ろについた。
びっくりしたけど、もしかしたらどこか心の片隅で……こんなことを思ってたような気がする。

「後ろにいないで、横にいて」
と雄太は少しだけ強引に私を引っ張って後ろから横にした。

「ごめん」
とそう言って、横目で雄太を見る。
──……と、パチっと目が合う、お互い逸らして……ため息までもが同じタイミング。

恥ずかしさなんてものは吹き飛んで、おかしさが込み上げてきた。

「なんか最近、タイミングとかよく被るよな」
「それ私も思ってたよ! ……変な感じー」
照れくさくて、私はついつい空を見上げて照れ隠しをした。

夏の星が綺麗に輝いていて、一粒一粒届きそうで思わず手を伸ばす──。
そのまま歩くと、少しだけフラっとして……雄太の方によろめいてしまった。

「ご、ごめん!」
きっと照れ隠しをする前よりも今の方が顔赤いんだろうなぁ……。

「全然! 気にしないでいーから」
ニヒっと笑う雄太がまた眩しくて、私は更に赤くなりかけていた頬を押さえた。

「でもやっぱ、あそこで待ってて良かった」
雄太が言った。

「私──も、雄太の姿見て嬉しくなったよ?」
そう言って雄太の顔を覗き込む……と同時に、元に戻りかけていた頬が再沸騰し始めた。

「え?」
雄太も少し赤くなっている。

「いや、まぁ冗談……ではないけど」
私は本当に何を言ってるんだろうか……。
もう恥ずかしくて、さっきから顔の色が戻らないよ……。

「まー、俺も夏海の姿見たくて待ってた訳だけどね」
赤い顔のまんま雄太はそう言って「お互い様」と笑った。

──本当に雄太には負けてしまう。……いっつも私の上を行って……。

「かなわないなぁ……」と私の呟きに雄太は「ん?」と振り向いた。

「何でもない!」
そう私は言って、またさっきみたいに横に並んで歩き始める──あともう少しで家に着いてしまう。

そう思うだけで歩くスピードが遅くなる。




「はい到着ー」
雄太は私の家の真ん前で、自転車を止めた。

「ありがとう」
やっぱりいつかは着いてしまう──長かったようで本当にあっという間だった。

「ありがとうね」
私の2回目のありがとう、に雄太も何か感じたのか首を傾げていた。

「おうよ、じゃあまた明日」
「うん、おやすみ」

雄太が自転車に乗って進み始めたのを見て、私も家の門を開けようとした時……

「夏海」
と名前を呼ばれた。──雄太だ。

雄太はそう言うなり、こっちに戻ってきた。


人通りがない中……真っ暗な空に細かい星の光が輝く。
スっと目を閉じると、口と口とが──そっと重なった。

恥ずかしさなんて無くて、ただ温かく包まれているような感覚。

でも離れてお互いの顔を見合った時に……少しだけ恥ずかしさが生まれる。
ちょっとだけ悪戯っぽく笑う雄太の顔。

「びっくりしたけど、ありがとう」
私は素直な今の気持ちを伝えた。

「おう。……じゃあまた明日」
自転車に乗って、雄太は「おやすみー」と一言。それで自分の家へと向かった。

「雄太気をつけてねー」
暗くて良く見えなかったけど、雄太が手を挙げた気がする。

──と、こんな時間にも関わらず大声をあげてしまった自分の口を押さえる。

まだ少しだけ、重なった感覚が残っていた。


【続く】

増量Ver.です←
季節感、そして私のリアルとはかけ離れておりますが、お気になさらず()

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.755 )
日時: 2017/01/29 22:05
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=11690

~夏海サイド~

次の日、私は学校に行った。
──いつも通りの時間に起きて、眠いなぁと思いつつベッドから体を起こして……。

「んー……っ」
伸びをして、少しずつ体の中に朝の空気が入るのを感じる。

そして、パンを焼きながらハムエッグを焼いて、と野菜ジュースをコップに注いで。──ヨーグルトを並べる。
これぞ、the朝食。

私はテレビをつけて、ニュースを小耳にパンをかじりながら昨日のことを思い出していた。

あの時は恥ずかしい、なんて思わなかったのに今朝になってからそのことばかり考えて……顔がわっと赤く染まる。

「学校では普通にしなきゃ」
自分に言い聞かせるつもりで、私はそう呟いた──。



*

「あ、夏海おはよ」
百合が私を目にした途端にそう言ってくれる。──毎朝のことながら、こういう一言一言がすごく嬉しくてついつい顔がほころんでしまう。

……「しまう」、なんて変だ──顔がほころぶのはきっといいことに違いない。

「うん! 百合おはよー」
私はそう言って百合に抱きついた。

「ちょ、夏海。なんかいつもと違うけどいい事とかあった? まじで美佳みたいに夏海までなられたら困るからね」
百合が私にそういう……なんて返事をしようか考えていたその時、

「百合? 私みたいなのが増えたら困る……ってどういうこと?」
と美佳が教室のドアの前に立ってそう言う。後ろには瑞希もいる──。

「別になにも」
百合は慌てているのをごまかそうとしているつもりかもしれないが、残念ながらにそのごまかしは無駄に感じます。

私は心で百合にそう伝えた。

「もうこうなったら……夏海いくよ!」
美佳がドアの前から百合に近づいて、私のことを呼んだ。

「え!? 行くってどこ?」
私の声は当然聞かずに、美佳はそのまま突き進んで──百合に抱きついた。

「ほら! 夏海もー!」
美佳は百合に抱きつきながら私を引っ張る。

「了解!!」
私も百合に抱きつく。

「あー、もう暑い! 離れてよー」
百合は美佳と私を振り払おうと動いているが、全く無効だ。

「3人とも変ー」
少し離れたところで瑞希が笑っている。
それを見た美佳が、瑞希も!と言って……真夏に3人で仲良く朝からくっついて笑いあっていた。

──もちろん、同性愛とかそういうものじゃなくて。

窓からは強い日差しと蝉の鳴き声が、入り込んでいた。

【続く】

昨日は急に押しかけてすみませんでした。
これからはこちらの板で執筆させて頂きますので、どうぞよろしくお願いします()

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.756 )
日時: 2017/02/01 18:39
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「あつーい!」
美佳が叫んだ。

「……もう皆でその言葉は言わないって約束したのに、なんで1分も我慢出来ないのよ」
百合がため息をついて美佳にそう言う……。

「まだ1分!? もう1時間くらい経ったかと思ってた!」
「さすがに1時間はないわ、美佳」

瑞希も百合と同様にため息をついた。

4人で今日は私の家で勉強会をしています──。
冷房も扇風機もついているのに、全く暑さが消えないくらい……確か今日の朝のニュースでは各地で最高気温更新がされたと言っていたように思います。

「アイス食べたい~……食べに行こー」
美佳がテーブルに突っ伏してそう言った。

「でも、外に行ったらまた暑いよ?」
「あぁ……誰か買ってきて」

──無言。
何も言わなくても、全員が断固として嫌がっているのは分かる。……なぜなら私も同じだから。

「あ」
っと私は、思わずいい案が頭に浮かんだ。

「どうしたのー?」
「じゃあさ、今から1時間勉強して一番課題終わるのが遅かった人が買いに行こうよ」
「なるほど!」
「それなら……思う存分にアイスも勉強も出来るってわけね!」

一気に皆のエンジンが掛かった。

無言で、ただノートや参考書をペラペラとめくる音だけが聞こえる。



*

──……1時間後。

「あぁ、もうこーなるんだったらこんなこと言わなきゃ良かったー」
課題が終わるのが遅かったのは私だった。

百合と瑞希は早く終わって、美佳と私とで競り合っていたが私が負けてしまった。

みんなに欲しいアイスを聞いてから、靴を履いて玄関のドアを開けるとムシっとした空気が部屋に入り込んできた。

「……それじゃあちょっと買ってくるね」
私はそう言って、近くのコンビニに向かった。

まだまだ日が暮れる雰囲気はなく、人通りもいつもより多い。


時折、ふっと一息みたいな風が私の顔を優しく撫でる瞬間が気持ちがいい。

──このくらいだったら、皆で行けば良かったかな?と私は少し考えてみた。


けれど、コンビニまでそう遠くはないし別にいいか……という結論に至る──。


コンビニに着いて店内に入ると、よく耳にする独特の開閉音楽のようなものが店内に響く。
私はすぐに迷うことなく、アイス売り場に行って3人が言っていたアイスを探して籠に入れた。

──もしかしたら、この量私1人で食べるなんて思われてたらどうしよう。
今まで全く気にしていなかったことが、急に気になるようになってしまった。


「合計で、867円です」
お財布からお金を取り出し、アイス達を持つ。


──ここから家まで、まだちょっとある。
頑張るしかないか……。

【続く】

寒い!……が今のリアルですよね笑
見事な季節逆転です笑←

冷房、扇風機、アイス……暖房、炬燵、みかんですよね(o´艸`)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.757 )
日時: 2017/02/04 00:08
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「ただいまー……」
玄関に着いて、もっていた荷物をどさっと置いてからはぁ──とため息をついた。

「夏海おかえりー! ありがとー」
美佳はせっせとアイスをリビングに運んで、「早くー」と私のことを急かす。



「いただきまーす」
いつの間にかシャーペンやらノートやらが散乱していた机の上は何もなくなっていて、整理整頓されていた。

「もう食べるの?」
溶けてるかもだし、ちょっと冷やさない?と付け足す……──。

「いいよいいよ! 早く食べたいし我慢できない」
美佳の言葉に百合と瑞希も頷く。──私も同じ気持ち……なのかもしれない。

額や腕に滲んでいた汗も、涼しい部屋に入った途端にスッとひいた。
ベタついていなくて、サラサラしている。

「美味しい」
「the夏!……って感じ」
「美佳あんま食べ過ぎるとお腹壊すからね!」
「分かってるって。小学生じゃないんだからー」
美佳ならそんなことも有り得そうだ、と笑いが起こる。



……と携帯が鳴った。

「いいよ見て」
皆の前で、少々気が引けるなぁと感じている私の心を感じ取ったのか瑞希はそう言ってくれる。

「ありがとう」
そう言って、メッセージを見ると雄太からだった。

「あ」
思わず声がでてしまう──聞こえたかなぁ、と3人の方に視線を移すと案の定……バチっと目が合う。

「どした?」
「あー、うん」
私が何かを誤魔化そうとしてるのを3人は感じ取っている。

「どうしたの夏海ー?」
「いやいや! 本当に何でもないの!!」
──そう、何にもないのだ。

「じゃあそこまで言うならいいか」と百合は言って、顔の向きを変えた。

……誤魔化したのは確か。なんだかすごく罪悪感がある。

私が原因で、ちょっとした沈黙が私達の間に流れる。──この雰囲気、空気が苦手。

「来年も私達はこうやってアイスとか一緒に食べれるのかな」
瑞希が沈黙を破った。

「ていうか、来年は食べに行こうよ! もっと豪華なとこに」
「それもそうだね」

「瑞希が言いたいのは、来年も私達の関係は終わってないかな……ってことでしょう?」
百合が確かめるように瑞希にそう尋ねる。

「……さすが百合。そういうこと。でもそれは今年に限らないで、去年も一昨年もその前も同じだよね」
「同じって行っちゃえばそうだけど、確実に学校は違うしね」

そう、私達4人はそれぞれの目指す方向が違いすぎて同じになる事なんて無いのだ。

「ずっとこのメンバーで過ごしてたから、大学行ってから新しい友達できるのかな」
「友達の作り方分からないかも……」
「もう大学生だし、大人のノリ的な?──そういうのとかで……」
それぞれおどけた様子でそう言うけれど、共通して不安なのは変わりないはず。

「友達は、出来るよ。だって私が出来たんだから」
私は3人の顔を順々に見て、そう言った。

「それもそうだよね!」
美佳が笑いながら言った。

「皆それぞれ新しい友達を作る、でも私達の関係も続けよう?」
「もちろん!」
「ていうか、今の夏を楽しめるだけ楽しまないと……。そういうのは冬くらいで良いんだよ」
「冬なんてあっという間だね。寒い寒い」
「瑞希ってば気が早すぎる」
「いやー、でもほんとあっという間だもん」

──あっという間……その通りだと思う。


私の進む道──3人の進む道は違う。
だからこそ皆でお互いにお互いのことを励ましあえるような関係でいれると私は思ってる。

……言おうか迷ったこの言葉。
そっと心に閉まっておくことにした。

言わなくても皆分かってるような気がするから。


【続く】

次回は夏海の誤魔化したことについて書こうと思います。

今から色々な方の小説にお邪魔したいと思います←


夜分に失礼しますm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.758 )
日時: 2017/02/05 10:27
名前: 氷詠 ◆jclrQ5ykSY (ID: nCjVBvXr)

氷詠です。

すみません、コメをどこに送ればいいのかあやふやなままコメしてます泣
もし間違ってたらすみません。

てるてるさんの作品、途中までですが読ませていただきました。

キャラ一人一人が生き生きとしてるなぁって強く感じました。ストーリーもそうですが、台詞がリアルで女子たちはこんな話をしてんのか…ってドキドキしました笑

更新楽しみにしてます!(まだ読むの追いついてない読書が亀ペースな俺ですが…泣)

では、失礼しました。

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.759 )
日時: 2017/02/05 20:40
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~氷詠さん~

こんばんは!
……まずは、コメントありがとうございますm(*_ _)m

全然大丈夫です!
来て頂けて嬉しいです(*´▽`*)

こんなgdgdな文に……目を……!?((
もう本当にありがとうございますm(*_ _)m m(*_ _)m

リアル、って言って頂けて嬉しいです笑←
あんまり嘘っぽくなんないといーなー、なんて思ってはいますがやはりわざとらしくなってしまう部分が多くて……(((;°▽°))

そうですよね!!
氷詠さん、男の方だったんですね!!

実はコメントした後に気づいて……(ºωº)ってなりました笑


最近はあんまり思うように書けないのと、テストが重なっていて更新遅いのですが頑張ります( ̄^ ̄ゞ

氷詠さんの作品も楽しみにしてますd('∀'*)

無理ない程度に頑張ってください!

コメントありがとうございました!!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.760 )
日時: 2017/02/09 00:09
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「じゃあねー!」
「また明日ー」
そう言って3人は家から出てしまい、ガチャっというドアが完全に閉まった音を聞くと何とも切ない気持ちになってしまう。

私は玄関に立ったまま、携帯を取り出した──まず言うと、なんでもないは嘘なのだ。

「嘘ついてるよね私」
何でかあの時に、気がついたら……雄太から連絡が来ていたことを誤魔化していた。

多分3人とも優しいから、その事を言うなり「そっちに行きな」と言うと思ったから、誤魔化したのかもしれない。

私は雄太に電話をかけた。
──呼び出す音が2回くらい鳴り続けた後に、途切れて

「夏海?」
という雄太のちょっと低い声が聞こえた。

「うん、さっきちょっと来てた人が居たからスルーしちゃって……。でもいきなりどうしたの?」
「いや、本当にこれは誤魔化しとかじゃなくてただちょっと会いたいなーって思って連絡しただけ」
「今なら会えるよ?」
「じゃあそっち行く」
「いや、私が行く──」
よ、と言おうとした時に雄太は言葉を被せて……

「すれ違っちゃったら嫌だから、俺が行く!」
と言って電話を切られてしまった。

通話時間、実に短い32秒。

──待ってて、って言われたし従うか。
そう決めてリビングに戻ると、ついさっきまで使っていたコップがそのまんまになっていた。

「あ、これって」
美佳のシャーペンだ。
いつも美佳ってこれ使ってるよね……明日にでも渡そう。

そう決めてとりあえず自分の筆箱の中にそれを入れて、中断になっていた片付けを再開した。



──丁度終わった頃。

『もうちょい』という雄太のメッセージが届き、早歩きで玄関まで靴を履いてドアを飛び出すとほぼほぼ目の前に雄太がいた。

「もうちょい、って着いてるじゃん」
私が笑うと、雄太もいたずらっぽく

「驚かせよーと思って」
とニヒっと笑う。


2人で並んで歩き始める──お互いの手が軽く触れ合って、雄太にその手を握られた。

私もギュッと握り返すと雄太は、笑ってそっと背中に手を繋いだまんまの状態で隠した。
……後ろから見たら隠してることにもならないのに──……。


「夏海ってさ」
ふと雄太が私の名前を呼び、こっちを見ている。

「なにー?」
ちょっと躊躇いながらも決意を決めたような表情で雄太は再びこっちを見返すと……

「なんていうか、結婚とか考えたことある──?」
……結婚。

たった一言だけど、その言葉重さをよく知っている。


特に私と雄太はその一言で色々と思うことがあるだろう。


「……そんなこと聞くってことは、雄太は考えたってことだよね?」
「まぁね」

──考えたんだ。
正直私はまだ考えたことがなかった。


「私もさ……その、結婚とか考えてみる……よ?」

ブワッと私も雄太も顔が赤くなったのをお互いに感じ合った。


結婚。
小さい時は、女の人は可愛いドレスを着て男の人はかっこいい服に身を包み……。
きっと私もそういうもんだろうなぁ、なんて気楽に考えていた。


結婚──。
どういう感じなのかなんて、考えられない。
けれど……それでも、考える。

「おう」
雄太が赤くなった顔でそう言って、また笑った。
私もその笑顔に笑顔で返して、もう一度ギュッと手を握り返した…──。


【続く】

テストまであと……(((;°▽°))(((;°▽°))
もう……・⌒ ヾ(*´ー`) ポイって感じです((白目

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.761 )
日時: 2017/02/11 20:15
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「考えてみる……か」
雄太に家に送って貰い、姿が見えなくなるまでずっと手を振り続けたあとに──自分の右手を見つめてギュッと握った。

まだ少しだけ、雄太の手の感触が残ってて……安心感がある。

お風呂を沸かす為にスイッチを入れてから、私は携帯を開く──美佳にシャーペンのことを連絡しようと思ったのだ。

「今だと迷惑かな……」
メッセージでも良いのだけれど、既読がつかないかもしれない。

迷った末に、私は1度だけ電話を掛けることにした。

すぐに美佳が出た。

「夏海ー?」
のんびりした美佳の高い声が聞こえて、私はスっと息を吸ってから話し始める。

「美佳、うちにシャーペン置いてったでしょ」
「嘘! ちょっと待って」
ガタンという音がした。
多分、美佳は携帯を置いて筆箱を取りにいったのだろう。

「ほんとだ! なかったー」
美佳が大声を出した──耳が痛い。

「じゃあ今度渡す!」
「いや、明日行くわ」
あれがないと集中出来ないから、勉強出来ないよー……と美佳は悲しみの声をあげた。

「じゃあ、まぁ待ってるようにする」
「うんありがとうー!」
もう平気かな、と思ってなにか一言言って電話を切ろうとしたら……

「夏海、今日本当に何でもなかったの? ……途中で来てたメッセージの」
美佳が言うには、帰りにそのことで3人で話したという──3人は全然悪くないのにそんな風に気にさせてしまうなんて申し訳ない、私はそう思って素直に伝えることにした。

「雄太からだったの。でもあの後に3人が帰った後にちょっと会ってきたから平気だよ! ……ごめんね、変な風に誤魔化しちゃって──」
「なんだそういうこと! 2人ともあの後会ったなんて……」
うふふふ、と美佳は似合わない笑い方をした。

「雄太のことも大事だけど、あの時の私は3人での時間を選んだんだ。多分そのこと言ったら3人とも行きなーって言うだろうな、って思ってさ」

美佳はまた笑った。

「確かに言うかもしれない。でも夏海が選んだことなら私達は何にも言わないよ。私達が無理させてたら話は別だけどね」
「雄太にも言ったは言った。分かってくれた」
そう、最初の方に伝えた言い方はちょっと誤魔化していたから、素直に言ったのだ。

「じゃあ安心だね。夏海はほんと私達も含め……もちろん私も含めて! いい人に囲まれてるね」
「そうだね」
美佳の言い方がおかしくて私は大笑いをした。

「じゃあ明日11:30にー」
「了解!」
おやすみ、と言って電話切る。

──今日1日で、大切なことを感じた。
丁度お風呂が沸いて、私は携帯をテーブルに置いて洗面所に向かった。

【続く】

明後日と明明後日テストです(゜∀。)←
あんまり小説更新しても話が進まなくてすみません(((;°▽°))

……不調気味です(´;ω;`)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.762 )
日時: 2017/02/11 22:22
名前: ましゅ ◆um86M6N5/c (ID: QYM4d7FG)

こんばんは~
まだここにはコメントしたことがなかった気がしますが……よく閲覧しているので!←

何というか、雄太くんがイケメン!((
それと、夏海ちゃんたち4人グループの会話が楽しくて、でも切なくて……心に残る場面がたくさんありすぎます(・・*)



話は変わりますが、テスト早いんですね……私の所だと2月後半くらいなので……(・・;)
色々大変だと思いますが頑張ってください!


では~

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.763 )
日時: 2017/02/12 13:33
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~ましゅさん~

こんにちは(*´▽`*)
そうなんですね!! ……こんなgdgdな小説とは言えない物を閲覧して頂いてありがとうございまず!!!m(*_ _)m

(o´艸`)そう言っていただけて嬉しいです笑
ちょっとだけ、切なさもー……と思っているので、感じてもらえたら良かったです((安心

昔自分が書いていた文章が恥ずかしくて、一刻も早く修正したいのですが時間がなくて後回しにしているうちにどんどんどんどんどん時間が過ぎてしまいあっという間に……こんなになってしまいましt((


そうなんですか(((;°▽°))
ちょっと羨ましい……笑←

ついに明日にまで迫ったテスト。
すごいやばいのに、心のどこかに余裕があるような感覚……もうこういう感覚があるのは「終わった\(^o^)/」という証ですね((遠い目

いろいろごちゃごちゃ書いてしまってすみません!
ありがとうございます。精一杯努めさせて頂きますね♪

ましゅさんも頑張ってくださいd('∀'*)
……また小説にもお邪魔します( ̄^ ̄ゞ

コメントありがとうございました!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.764 )
日時: 2017/02/14 23:16
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

美佳にシャーペンを渡した後、私は一緒に美佳と昼食を済ませて家に帰ってきた。
この行き帰りだけでも汗をかいてしまう──「暑い」と私は言ってドスンとソファに座り込んだ。

ただ部屋に小さく響く、時計の秒針音だけが聞こえる……。


まだ始まって半分しか過ぎていない「今日」──のんびりとただただぼーっとするのも良いが、私はピアノに向かった。


楽譜を開く──もちろん、悲愴の二楽章だ。

ゆったりとした曲で、聴いている分には簡単そうに聞こえるかもしれない。
けれど、そう聴こえるように弾くのが難しいのだ。

──なめらかなメロディを弾く右手は、そのメロディを弾きながら他の音を刻んでいる。

……1人2役、と言ったところだと思う。


手が2本じゃなくて4本あればきっとこの悲愴の二楽章は誰でも弾ける曲になる。

体の構造上、全ての人間にそれは不可能だ。


だからこそ、限りある2つの手で私は精一杯の音を奏でる。


「1つで2つ──それが出来なきゃ無理」
過去に先生に言われた言葉。

ただ前だけを見て進んできたあの時と、今考えながら弾いている音はどこか違う。

……やっぱり今の私の弾く音は、不安定で今にも崩れそう。
細い柱でたくさんのものを支えていて、その細い柱だけが唯一の支え。

崩れたらどうなるなんて、崩れなきゃ分からない──けれど、実際は崩れた時に怯えながら尚もずっと同じ状態を続ける私だけがここにいる。


「全然だめだ。どうしよう」
引き終えて、バーンとにごった音を叩く。
手を離しても尚、その音が部屋中に響き渡っていて耳が痛くなる──。


前にも自分の弾く音に納得がいかなかったことはあったけれど、ここまでじゃなかった。

……どんなに弾いても無駄な気がしてくる。


気はするけど、きっと諦めてそのまま捨てたら一生そのままもうピアノに触れない生活が始まりそうだ。

そんなの嫌だ、頭を振って楽譜を凝視する。
「楽譜には全てのことが書いてある」……これは本当のことだ。

その書いてある全てのことに足していくことで初めて0から1、2と拡大していけるのだから……。


まだ遠い道のり。いつか通らなきゃいけないのなら、きっとそのタイミングが今だっただけだ。

私は自分の心にそう言い聞かせて、もう少し頑張ってみようと強く心に決めた。

【続く】

私自身のピアノの先生に、「ベートーヴェンのソナタの悲愴の二楽章弾きたいです」と言ったら「まだ早すぎる」と切り捨てられました笑

他にも、ドビュッシーのアラベスク一楽章やショパンのノクターンOp9-2など色々弾きたい曲があります。

ドビュッシーのアラベスク、特にショパンのノクターンOp9-2は絶対に聴いたことあると思います!!!

よければggってみてくだs((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.765 )
日時: 2017/02/21 22:43
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

もうどのくらい経ったんだろう。
──ずっと弾き続けていたっていうのは、少しだけ痛む手から感じられる。

集中してたけれど、出来ていなかったような……。

「全然上手く弾けない」
やっぱり無理なのかもしれないなぁ。

ため息を大きく吐いて、楽譜を見つめた。


──久しぶりに私の心の中に、お母さんがいたら良かったという気持ちが出てくる。

こんな時、お母さんがいたらなんて言うんだろう。
……もっと長く一緒にいたかった。

みんなが羨ましくてたまらない。ずるい。

「なんで私だけ……?」
何かあるとすぐ、誰か比べて自分が劣っていると感じて。

上手く行かなくて、嫌になってしまう。

こういう時にピアノが嫌になる。
──でも弾いていない方が辛い……だからやっぱり私は何があってもピアノから手を下ろすことはないのだ。

次、弾けるかもしれない……──という可能性に賭けて私はまた音を弾き始めた。

さっきからずっと耳にしているメロディ──でも1回1回弾くごとに音色は変わる。
それが私の求めているものに近くなるのと、遠のくのは時による。

パラパラしていない、でもくっついていない音……。
どうやれば、求めているものに近くなるんだろう。求めているものになるんだろう。

ベートーヴェンに聞きに行きたい。

──出来もしないことに変わりはないのに、お母さんに聞くよりもベートーヴェンの方が聴ける確率が高く感じる。

自分で弾きながらこんなにも色々思ってしまうなら、尚更聴いている人はもっとこれより酷く聴こえるはず。

もっと客観的に音を聴かないと。
……右手と左手の音がぶつかり合って、お互いが傷つけ合っているような関係性。

「ちがう。こうじゃない」
弾き方を変えてみる。

……まだ全部私が思いついたものをやり尽くした訳ではない。
「尽くして」はいないのだ。

──今の私に出来る全てのことをやり尽くしたら何か変わるかもしれない。

頭にふと浮かんだ一つの考えによって、絶望のどん底に浸っていた私は少し……いやかなり救われた。

ちょっと自分でもいいかなと思えたら、百合たちに聴いてもらいたいなぁ……。
人に聴いてもらいたいと思えるような音が奏でられるように──思い詰め過ぎずに練習する。


……囚われすぎないように。

【続く】

ごちゃごちゃしててすみません(((;°▽°))
そして、お久しぶりです((以下少し関係ない話なので飛ばして頂いて結構です※※

テスト終わってやっと更新……となるのが普通のところ、私としたらもう遊びまくってしまって(((;°▽°))(((;°▽°))←

勉強もろくにしておりません!←←

テストは散々でした。((白目

明日、更新出来たらいいなぁ……。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.766 )
日時: 2017/02/22 22:35
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「え、じゃあ昨日はずっとあの後ピアノ弾いてたの!?」
美佳の言葉に私は頷いてため息をついた。

百合、瑞希、美佳、私の4人で近くのショッピングモールに来ています。

「でも結局いい感じに弾けなかった」
「そんな思い詰めなくても……」
瑞希が私にそう言って、肩をポンポンと軽く叩く。
──そう。確かに思い詰め過ぎたのもある。

でも久々に集中してじっくり弾きこんだらまさかの、絶望的だったという訳なのだ。

もう一度ため息をついて、目の前の自分の飲み物を持ち、勢いよく全部を飲み干した。

「上手く弾けるようになったら、聴いてね」
「もちろん!」
「久々に夏海のピアノの音、聞きたい」
「頑張れ! ……これくらいしか言えないけど」
全然充分だよ、と笑顔で返事をしたものの笑える余裕なんてないのだ。


でも瑞希はそんな私の心の中を読んだのか、「まぁせっかく来たんだし、ピアノのことは置いといて何か服でも買いに行こうよ」と言い出す。

「いいね!」
「行こ行こ!」
何にも言わなくても、それとなく分かってくれる仲の友達がいる。

──やっぱり昨日の夜に百合から誘われて、断らなくてよかった。
そういえば百合も、いつもより強く私のことを誘っていたような……もしそうだったら、その時から何となく察してたり。

……まさかね。


──そんなことあるわけない、と頭を振るたびに「そうかもしれない」という感覚が強まるのは、何故だろう。

「もしかして……さ、察してた?」
どことなく聞いてみる。

「んー? 何のこと?」
美佳がキョトンとする。

「あー、えっとなんでもない! ……気にしないで」
「はーいはい。思いつめすぎて、おかしくなってない!? 大丈夫!?」
美佳が私の顔を覗き込んでくる。

視界全体が美佳の顔だ。

「だ、大丈夫」
うん、と満足げに頷くと「夏海も行こう!」と美佳は笑った。



*

手には大きめの紙袋。
4人とも同じ店のものだ。

「まさか、4人で同じ服を手に取るとはね……」
「でもほんとに、この服は4人を合わせた感じのデザインだよね」
「百合らしいし、夏海らしいし。瑞希らしさも私らしさも入ってるのかな」
「そうそう」

迷わず4人で同じものにした。

「この服着てさ、ちょっともっと遠いとこ行きたいよね」
「いいね! 女子旅……的な?」
「そうそう! そういう的な!」

今から楽しみ──。
キュッと紙袋を抱き締めた。

「夏海も嬉しそうで何よりだね!」
「うん! ありがとう」

何にも無理しないで、着飾らないで。
そういう感じで付き合える仲間。

ずっとこのまま、時が経っていけばいいのになぁ──。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.767 )
日時: 2017/02/26 22:55
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~雄太サイド~

──結婚。

よくある質問で、恋愛と結婚って別ですか?……なんていうのがあるけど、そんなの当たり前って思っている自分がずっといた。

真面目に考えてみればみるほど、だんだんと分からなくなっていって混乱する……。


この前、急に夏海にそんなことを質問しちゃって結構困らせたよなぁ……。
何だかんだで結局、優しい夏海は困ってるとかそういう素振りを見せようとしないから分からない。

「どっち?って聞ければ、きっと楽だよな」
独り言を言って俺はため息をついた。


「おい、雄太」
じいちゃんが下で、俺を呼ぶ声が聞こえた。

「なにー?」
その場から動かずに、声だけを張り上げてそう聞くと……。

「お前、母さんの墓参り行くか?」
と聞いてきた。

墓地で、俺とじいちゃんばあちゃんと夏海が会ってから、よく墓参りに行くようになったのだった。

大して遠くない。──だから行って悪いことはない、というのがじいちゃんの言い分だ。


「んー、今日はいいやー」
少し迷ったが、行くのをやめた。

今回は俺抜きのじいちゃんばあちゃん2人で行くらしい。


結婚って考えたこととかある?……って夏海に聞いたのは、少しだけ重いって思うかもしれないけど、結婚したら幸せになるわけじゃなくて、いつお互いがバラバラになるのか分からない──というのをお互い痛いくらいに分かっているから、というのがあったからだ。

結婚=幸せ、になるためにどれだけ大変なのか。辛いのか。

家族への負担も大きい……。


色々思うと今のままの方が良いのかな、と思う部分もある。

でもそれで結婚をしなかったらきっと、死ぬ時にすればよかったって思ってしまう気がする。


もうじきお互い18になる。
高校を卒業する。

……目指している場所は違うから、大学は別々。


俺はきっと、これからも一緒にいたいと思っている。


今のままでもいいけど、これからもずっと変わらないのかな、って思った時に怖いくらいに不安に襲われる。

やり場のないこの気持ちを俺はクッションを叩く一発に加えた。

ボスっと音を立てて、凹んだクッション。
そこからフワフワと舞ってる少しのホコリが、電気で透き通って見える。


──傷つけたくない、傷つきたくない。

【続く】

久々の雄太サイド!と思ったら、想像以上のgdgd感(((;°▽°))
もう本当にすみません!!!!(((;°▽°))

コメント待ってます笑

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.768 )
日時: 2017/02/28 18:50
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

●作者久々のお礼ページに緊張しているページ●

……なんだよこのページ名、って感じですよね←
私もそう思います。

改めまして、参照21000突破ありがとうございます!!
あまり多くて早い更新は出来ていませんが、こうしてたくさんの方に見て頂けて嬉しいです(o´艸`)

本当にふと、過去の自分の文を読んでいると恥ずかしくて消してしまいたいと思うことがあります。


過去の私は何を書いているんだか……恐ろしすぎますね(((;°▽°))←
もちろん、今でも恐ろしいですが少しはまともになかったかなーと思っています((※個人的な意見です


完結に向けて、もしレス数無くなったら怖くて過去のくだらない自分の発言とか削除してます。←

それと前まで「来てくださったお客様」のところにコメントを書くページを作っていたのですが、誤操作で削除してしまいまして……()

また新しく作る予定なので、少し待って頂けると助かります。

また新作を始めたいのですが、どの自分の小説ももう少し進めてから書き始めたいのでもうちょっと先になりそうです(´・ω・`)

(早くて4月、遅くて8月)

また恋愛ものなのですが、ちょっと今までと違う雰囲気を出していきたいのでもう少し練ってみます。


……時間がある時にふらっと、皆さんの小説にお邪魔する時がありますがあまり気にしないでください←

小説が無性に読みたくなった時は一気に、数作にコメントをすることもありますが、けして怪しい者ではないのでっ……!!()

マイペースでやってるので、不安定な更新料とスピードですがこれからもお付き合い頂けると幸いです。

自分なりにどうまとめていくか、すごく大事なとこかなーと思っているので精一杯頑張っていきたいなーと思ってます( ̄^ ̄ゞ


これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m

PS:コメント待ってまs((((ry

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.769 )
日時: 2017/03/01 01:33
名前: モズ (ID: XnbZDj7O)

こっちでいいのかなぁー?

そんなわけでド深夜にやって来ましたぁー。

今まで見れてなくてざーっと見てきました。

一時間ほどでしたが年月がそこには込められています。

何だろ、言葉では表せないけれど

それぞれの景色、状景、言動が

可憐に心にしんみりするような表現で……。

何とも言えず、

何故か心がてるてるの小説を求める……

すなわち、中毒性があるのかな?

一種の芸術だね、これは。

モズのあんなのにありがとう、これからも見に来るよ。

もうすぐ受験や卒業があったから、

そういうシーーンはなんか、グッときたね。


また、コメントするよ。

てるてる、忙しいのにモズのにコメント、

ありがとだよ。

これからも楽しみにしてるよ。


それじゃ、バイビッ!

Re: ハツコイ【コメント募集中!!!】 ( No.770 )
日時: 2017/03/01 22:32
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~モズ~

来てくれてありがとう!!!!
嬉しいです(o´艸`)←

本当に深夜……私もたまにそのくらいまで起きている時あるけど、なかなかカキコには行けないなぁ((眠くて眠くて笑

見てくれてありがとう!
……今でもひどい文章だけど、本当に夏海とかの中学生時代はもっともっとひどいので色々読みにくかったんじゃないかなー?(((;°▽°))(((;°▽°))

そんな全然!!
表現もクソもない駄文ですよ←←

芸術!!
なんだかもったいなさ過ぎる言葉……モズの小説こそそれにぴったりだと思う!


そっか、受験に卒業。
私は受験を経験したことがないので、想像で書いてしまったから少し不安だったけれど、そう言ってもらえて安心したのは確かです笑

受験とか、本当に忙しいし大変だと思うけど来てくれてありがとう!!!!

私は全然!!
いつでも見てます((※ストーカーじゃないよ☆←

私も楽しみにしてます!
またお邪魔するね!!!

コメントありがとうございましたm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.771 )
日時: 2017/03/04 22:39
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

このまま、ずっと4人と同じ学校……雄太と同じ学校がいいなぁと思ってしまって大学なんて行きたくないと思ってしまうことがある。

それでもやっぱり、行きたい。

携帯をぎゅっと握った。──画面にはさっき4人で撮った写真が写っている。

「でもこれでもう終わりってわけじゃないよね」
そうとは分かっている。
……3人と同じ学校じゃなくなる学校生活なんて、お父さんとお母さんが死んでしまう前と死んでしまったすぐ後の時ぶりなのだ。

まだ引っ込み思案はある。──完全に消えていないのだから、友達なんて…3人以上の友達ではなくても、友達と呼べる人が出来るのか……不安でたまらない。


「1人は嫌だ」
そう呟いて、ベッドに倒れ込んだ。

好きなことを……音楽を学ぶために行くのだからそんなこと気にしなければいいって思うかもしれないけれど、やっぱり何かと付き合いは大切だと私は思う。


雄太にも、今までは同じ学校で同じクラスですごく近い存在だったからいつでも顔を見れたし話せたし会えた。
そういうのもなかなか出来なくなるんだ。

不安。
怖い──もしも、もしもだけど結婚とかをすればずっと一緒なのかな。

私と雄太はきっと、誰よりも結婚が楽しくて幸せなものだけじゃないということを分かっている。

簡単に考えられないし、思えないし、言っていけないのは分かっている。

でもずっと最近は、考えてしまう。思ってしまう──口に出しそうになる。


色々なことが私の周りにあって、どれも中途半端な状態が今だ。
きっと解決しないと、自分の中ですっきりしないと……いい演奏なんか出来ないと思う。

全くの無関係な事柄だと思っても、案外──最終的に繋がっていたりするものだ。

……これが解決したから、ここの音の問題も似たような考え方をすればいいのではないか、……ここの音みたいな感じで、もう少し強く思うことでなにか今と変化はあるのか、のようにだ。

雄太も私も自分の夢に向かって、目指しているところがある。
お互いにそれを応援して支え合える関係でありたいなと思うんだ。

なんだろう、嫌な予感もしないしいい予感もしない。
どうすることも出来ず、ただただぎゅっと目を閉じた。

私は何を求めて、何を与えようとしているんだろう。

分からないままじゃ、辛いままだ……。


──傷つけることを、恐れないで少しくらいなら傷ついてもいいのかな。

【続く】

雄太サイドと夏海サイドで、少し文章が重なっている部分があるので比べて頂けるといいなって思っています!

いつも小説を書いている時は、洋楽を聴きながら書いているのですが今日はなんだかすんごい歌ってしまって……執筆があまり上手く出来ませんでした(((おい
……いつも下手ですが、いつも以上に今日はgdgdです笑

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.772 )
日時: 2017/03/08 18:49
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

──長い長い、終わりの見えない不思議な夢を見ていた。

今までのこと──ピアノを始めたことから、お父さんお母さんが死んだこと、雄太や百合たちと出会ったこと……その全部が、夢でした──というオチの夢だ。

どんな夢だろうと、必ず朝起きた時には首がすごくこっているのだ。

最近の私の1日は、このこった首をほぐすことから始まる。
……しっかりほぐしきれるか──そこで、私の今日はどんな1日かが分かるような気がする。

ゆっくりと首を回して、体も全身で伸びをする。


「眠い」
思ったことは、口に出す。……こんな言葉を誰に聞かれるわけでもないのだから。

そう言って、思って。頬をパシっと叩くと叩いた場所からひりひりが伝わって、目が覚めてくる。

そのまま、制服に着替えてリビングに行った。

……パンを焼いて、卵を──と朝食のメニューを考えていたら目に、テーブルの上にポンと置かれた悲愴の楽譜が目に入った。

結局、特になにも変わらないままピアノのレッスンの日がやってきてしまった。

「どうすればいいんだろう」
どんなにもがいても、解決方法が見つからない。解決する見通しがない。

時間があれば座って考え込みたい勢いだが、今の私に時間の余裕はない……。
とりあえず一刻も早く、朝食を食べて学校に向かう──それが最重要だ。

手を止める暇もなく、オーブントースターにパンを入れたら速攻でフライパンに油を注いでボールで高速にといた卵を流し込んで全体に広げた。
プクプクとしてきたら、箸とフライ返しを使ってクルクルと巻く。

フライパンの底に、卵が残っていないのを確認してからソーセージを焼いた。
焦げ目が割れて、肉汁が出てきたらサッと皿によそう。

待っていたかのように、パンもタイミングよく焼けて、皿に乗せる。

ヨーグルトと野菜ジュースを冷蔵庫から取り出して、テーブルに並べれば──いつもより豪華バージョン朝食が出来上がりだ。

「いただきます」
そう手を合わせて言い、テレビをつける。

すっかり1人の朝食、にも慣れた。

──そろそろ買い物に行かないと、食べるものがないなぁ。……今日、ピアノの帰りにスーパーに寄ろうか。

……チラシを確認してから、買いに行こう。


普通の女子高生──所謂JKと私とでは、朝に考えることがなかなか違う。

──それでも、色々苦労するがこんな生活も充実していると感じられるようになったのは大きな成長や変化だと思っている。

多少なりとは、時間を使うが変わること──変えることはできる。

今の私の演奏もきっと、自力で変えることができると信じてまずは、練習に取り組むしかない。

【続く】

お久しぶりです(((;°▽°))(((;°▽°))

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.773 )
日時: 2017/03/12 18:39
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「……だから、今からちょっとだけ良い?」
私がそう言う相手は、百合と瑞希と美佳の3人。──3人は迷う素振りを見せずに頷いた。

私を含めて4人で向かった場所は……音楽室。私が3人にお願いしたことは「ピアノを聴いて」ということだ。

率直な意見を聴きたい時、家族や友達に聴いてもらうのが良いって聴いたことがある。
……それに私もそう思うのだ。

聴いてもらう曲は他でもない──「悲愴」……。

誰も口を開かないまま、音楽室に着いた。ドアを開けて中に入る。
なかなか弾く機会が少ない音楽室のピアノ。──少しだけ窓を開けてから、ピアノの蓋を開けた。

「じゃあ弾くね」
「分かった」

掌を合わせて軽く擦り合わせて、手首を振ってほぐす。
最初に弾く時はいつもこれをしている。

ぎゅっと目を閉じて、開くと同時に鍵盤に手を乗せる。

スルスルと縛られていた手が動き出して、鍵盤を動かして音を奏でていく。──まだ最初の方だけど自分ですごく感じるくらい、集中出来ている。

研ぎ澄まされた繊細な音──あまり人のいない校内に響く音色。
……少し不安で顔をあげることが出来ないけど、3人は今どんな表情でどんな気持ちで聴いていますか。

口に出すことはせず、心でそう尋ねた。

中盤になってきた。
いきなり大きくしすぎると後から変化のつけようがなくなってしまう。──散りばめられたように入ってくる低音も乱暴に上から鍵盤を叩いてしまうとペダルを踏み変えても残ってしまう。

最後まで左手は優しく弾く……。
最後は本当に消えるくらい音を絞って弾くのは今も昔も、私は弾き方を変えていない。


弾き終わったあと、少し自分が疲れて息が荒くなっているのが分かる。
顔をあげて3人の方を見てみる。

「なんていうか、有名な曲だからっていうのもあるんだろうけど聴いてて飽きなかった。今まで少しだけクラシックとかそういう曲に抵抗あったけど夏海の弾いたこの曲……悲愴は、すごく良かった」

「うん。曲の雰囲気が変わるところで弾き方も変えてたの伝わった!」

「戦いじゃないのは分かってるけど、夏海は常に勝っていてこの曲自体の何倍も先を進んでいるような感じがした」


3人の言葉を聞いて考えてみる。

──自分1人で弾いている時よりもいい演奏ができた。……自分以外の誰かがいることで実力以上を発揮できる。

聴いてもらっている、と意識することが私の中で良い緊張になって──固くなりすぎない演奏ができたんだ。

「私もね、弾いてて聞いてもらってるんだ……って思うだけで自分で思っている以上の音色がピアノから出たの。──少しだけ音楽室ピアノだからっていうのもあるのかもしれないけど、それだけじゃないと思う」

聴いてくれてありがとう──その思いを込めて私は笑った。
3人も笑い返してくれる。


……身近な人、って本当に大切。
1人だけじゃ解決出来ないことって、たくさん存在すると思うんだ──。

【続く】

今日はたくさんの方の小説にお邪魔させて頂いてます!
少し迷惑かもしれないんですけど、すみません(((;°▽°))

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.774 )
日時: 2017/03/13 20:32
名前: シニガミ支局 営業第3課 (ID: e5znF6u2)

はじめまして。名前がながったらしいので適当に略して頂いて結構です 笑
それはそうと、てるてる522さんの磨かれた文章、とても参考になります。それで、もし良かったら僕の小説に意見を下さいませんか?不躾では有りますが、お時間あれば宜しくお願い致します。

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.775 )
日時: 2017/03/14 18:28
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~シニガミ支局 営業第3課さん~

はじめましてー(*゚▽゚)ノ
来て頂き、ありがとうございます!……それにコメントまで!!←

最近コメントを頂ける機会が減っているだけに、すごく嬉しいです(o´艸`)

全然です!! 磨かれてませんよ(((;°▽°))
もっと素晴らしい作品があります!!……でも、すごく嬉しいです(*´▽`*)

ありがとうございます♪

分かりました!
是非読ませて頂きますね!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.776 )
日時: 2017/03/19 20:04
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

改札を出て、ピアノ教室へと向かった。
自然と足が駆け出し始めている──……。


「こんばんは」
「いらっしゃい」
待ってたわよ、と先生は笑顔で招き入れてくれる。……学校で3人の前で弾いたような演奏が出来るだろうか。

不安だったけど、心の中で答えは見つかっているような気がした。

──弾けるかどうかなんて自分次第。けどきっと、弾けるような気がする。……弾ける。

「お邪魔します」
そう言った自分の声が、いつもと違う気がした。


「何か吹っ切れた感じ?」
先生が尋ねる。

「まだ分からないけど、弾いてからきっと分かると思います。自分でも」
「そっか、じゃあ……」
ピアノの椅子を指さして言った。

鼓動が速くなっていく。──手を当てて、深呼吸をすると「そんな固くならないで」と先生は苦笑して私に言った。

「じゃあ弾きます」
「はい」

楽譜を置いた……が、閉じて私は上にポンと置いた。

「見ないの?」
「もう何回も弾いたので、覚えました」
「そっか、じゃあ暗譜でやってみよう」

楽譜は見ない方がいい演奏ができる。

音を追いかけなくて良いから……手の動きを見ながら次のことを考えられるから。

もう耳に焼きついている、なめらかな旋律が流れ始めた。
自分で思ってしまうのは変だと思うが、自分が弾いている音だと思えずに戸惑う。


──ここには、私と先生しかいないけれど……聴いてもらっている。

同じフレーズでも、少しだけ弾き方を変えてみよう。


意識することで自分なりのアレンジ……とまではいかないかもしれないが、弾き方を考えることができる。

過去に囚われることなく、今の自分を出して弾けるようになりたい。
……絶対になる。──変わる。

旋律と平行移動じゃない。──私が引っ張っていくの。

少しだけ手が痛い。
……それでも音が小さくなってしまったら、負けてしまう。


強く自分の心を持ち続けようとした。


最後の最後、今までの集中力をさらに研ぎ澄ませて鍵盤を押した。


スッと手を鍵盤から下ろして、前を見つめる。
……今の演奏、先生にはどう聴こえたかな──尋ねようと体の向きを変えた丁度その時に先生が私に向けて拍手をした。

「夏海、演奏に夏海の気持ちが込められてた。もうその気持ちが多くて多くて、私の手じゃ持ち切れないくらい。夏海も今までこれ以上に色々思っていたんじゃない?」

力が入っていた肩がスッと下がっていく。

「……はい。でも今の演奏に込められました」
「本番までに、その気持ちと意識を忘れないでね!」

力強く私は頷いた。

先生の声と一緒に、まださっき自分の弾いた「悲愴」が聴こえる。


私だけじゃない、きっと先生も安心したと思う。

【続く】

お久しぶりです(((;°▽°))←
部活で走ったんです((kmにすると4km半くらいです←

靴擦れが出来てしまって、まめが潰れて水ぶくれになってしまいました(>_<)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.777 )
日時: 2017/03/19 20:10
名前: 結空 (ID: tfKYI02A)

はじめまして。結空です!
てるてるさんの作品とても面白いです!これからも頑張ってください!!応援してます!

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.778 )
日時: 2017/03/19 20:51
名前: モズ (ID: MHTXF2/b)

足、大丈夫か?

春休みなのに無駄に忙しくて、

友達に会いたいぜよっ!

そんなわけで更新、楽しみにしてるぜっ!

よくよく考えてみれば、

たくさんのお客様がいるし、

閲覧数もたくさんで

まさしく塵も積もれば山となる、的なっ!

てるてるの今までの努力の結晶!ていうと、

暑苦しい感じがするから、

今までの努力のダイアモンドorプラチナ?

その価値はプライスレスというか、

パネェんだ!

つーわけで失礼したっ!

と思ったら、コメント、ありがとうだよ。

モズのような方向性が定まってないものを見てくれて……

本当、てるてるは忙しいね。

自分ってリアルが充実してねぇなって、思うよ。

そんなわけで長文だったけど、失礼するよ!

バイビッ!

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.779 )
日時: 2017/03/20 09:14
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~結空さん~

はじめましてー!(o´艸`)
閲覧、さらにコメントまで……ありがたい限りです!笑

いやいや、私なんてまだまだで……しかも日本語とかぐちゃぐちゃでしっかり喋れてないとこばっかりでs(((

本当にありがとうございます♪

最近は結構マイペースになっていますが、精一杯努めさせて頂きます!


~モズ~

んー、もう痛くはなくなったんだけどまだ水ぶくれが……( ̄▽ ̄;)
でもとりあえずはありがとう痛くなくなったから昨日とかも部活で普通に動き回ったりしてた(`・ω・´)

そうなんだ!……確かになかなか会えないと、無性に会いたくなる時ってある(゚Д゚)(。_。)

気持ちに応えられるように、頑張ります( ̄^ ̄ゞ

いやいや……!!!
もう本当にそれは、見て下さってる方に感謝しかないなぁ、って思ってます(*´▽`*)

もうカキコをやめてしまった人も、多くいるけれど本当に出会えて良かったなって思える人がたくさんいたよ!(o´艸`)
もちろん、モズもね!!!!(∀`*)ゞ

そんなそんな……(((;°▽°))(((;°▽°))
私なんてそんな価値ないよ(((;°▽°))(((;°▽°))(((;°▽°))←


いえいえ!
本当同じタイミングでお互いコメントしたよね笑←

すごく面白かった!(((o(*゚▽゚*)o)))

のーのー!笑
私は非リア充だよ……((ドヤァ

長文コメントありがとう!
モズの作品にしたコメントの返信も見ました!(o´艸`)

すごくたくさん書いてあって、嬉しかった((*´∀`*))

これからもお互い頑張ろうね!


コメントありがとう(*゚▽゚)ノ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.780 )
日時: 2017/03/22 19:56
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「あっ、すみません……」
ピアノ教室から駅に向かう道ですれ違った人にぶつかってしまった。
慌てて振り返りそう言うけれど、その人は見向きもせずにただ舌打ちだけをして早歩きでその場を立ち去ってしまった──。

ふぅ、と小さく溜め息をついてまた駅まで歩き始める。……今日はすごくいい音が弾けたなぁ。

先生の前で弾いたピアノの音がまだ聴こえる。──嬉しくて舞い上がる自分。

……ただこのまま舞い上がっていると痛い目に遭う。──それはもう痛いほど感じた。


駅に着き、私とすれ違う会社帰りの人達を注意しながら避ける。

改札を通ってホームに行くとタイミングよく電車がやってきた……乗り込んでドアの傍に立って流れる景色を見つめた。

いちいち見た景色を記憶する訳では無い。……見つめる、というより流し見た──に近いかもしれない。

家やマンションが立ち並ぶ。……自然が多くなければ、ビルなどが立ち並ぶわけでもない。

大きな特徴がない平凡な景色をただただ、私は見続けていた。


──と携帯がなる。
鞄から携帯を取り出して、鞄を肩にかけた。

……雄太だ。

鼓動が高鳴る。──どこか私はこんなことを待っていたような気もする。



──『駅で待ってる』
そのメッセージを見た途端、鼓動だけでなく頬も紅潮した。
傍から見れば、携帯を手に顔を真っ赤にしている人なんて変な人だと感じるだろう。

あと最寄り駅までどのくらいで着くだろう。──早く、を自分が求めているのは分かった。





*

「夏海」
改札を出て、真っ先に雄太の姿を私は探した。
すっかり他の人と同化して見えた雄太だったが、存在をしるなり雄太だけが私の目には特別に見えた。

「雄太、ありがとう」
なんて言えばいいのか分からず、私は雄太に笑顔を向けた。

──少しだけ雄太も頬を紅潮させたように見えたが、「おう」と目をそらしながら言う姿に笑ってしまった。


1人じゃなくて横に誰かがいる。
横にいる誰かが、自分にとって特別な人。
特別な人は大切な人。

いつの間にか、頭に蘇ってきたのは中学生の時の雄太。
──あの頃まさか雄太と私が、こんな風に2人で歩くなんて考えられなかったなぁ。

きっとあの時知らなかった雄太の表情がたくさんある。
……そのたくさんを、1つでも多く見せて欲しい。

繋いでいた雄太の左手と私の右手……──強く私は手を握り返した。
それを優しく包み込むような雄太の手。


恥ずかしがらずに、目を見て言えればいいのに。
……心では思うけれど、口に出せない。

だから届く事を祈って強く思うよ……。



──大好き。今もこれからも。

【続く】

これにて17章は終了になります。
次回からは新章、どんな展開にするか……そしてどんなラストにするか。

しっかり考えないといけない時期かなと思います←

4月から中2になります(o´艸`)
……小5から始めたカキコと、この「ハツコイ」。

本当にたくさんの方に出会うことができました!


今日はいつもより更新少なめです笑←
いつも1100くらいなのですが、今日は1017くらいでした←

過去は300とかばっかりだったのが信じられません笑(((;°▽°))(((;°▽°))

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.781 )
日時: 2018/01/18 19:36
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~第18話 時を止められるなら 夏海サイド~



この17年間、後悔していることがたくさんある。
……もうじき18歳になる私は色々と考える事が増えた。

「あの時、あぁいう言い方じゃなくてこんな言い方すれば良かったなぁ」みたいな、ちょっとした出来事の一部分や。
「もっと家族と一緒にいる時間を大切にすれば良かった」と後悔しても遅いもの。
「もうちょっとコンクール前に練習すれば、ベストな演奏が出来たのかな」と過去に起こってしまったミスを消したいと思う気持ち。


あとこれからの私の人生……何年なのか、私には分からない。
──分かる人はもしかしたらいるのかもしれない。けれど、知りたいようで、私は知るのを拒むだろう……。


時を巻き戻して、あそこからやり直したい。

そんな風に思う人はたくさんいると思う──全員とは行かなくても、ほとんどの人がそう一度は考えたことだろう。


もし、この先の私の人生が60年だとしたら今過ごしている17年なんて4分の1以下。

人生を77年間にするとしたら残りの4分の3は4分の1の後悔ばかりの人生を「そんなこともあったなぁ」って笑い飛ばせるような人生だったら楽しいと思う。


「……色々まとまってないけど、この事最近よく考えるんだよねー」
まだまだ夏の序盤。──私を含め女子4人。いつものメンバーで最近のことについての話で盛り上がっています。

「珍しく夏海にしては長い話だったね……」
「最初の切り出し方から聞いて、どんな話かなって思ってたら途中から少し重い雰囲気出てきたら最終的に辿り着くまで長かった」
美佳と百合がそう言って苦笑する。

「でもさ、そんな風に思うことない?」
私が3人にそう聞くと、美佳と百合は考えて込んでしまった。

「あるよ。夏海の言いたい事分かるよ」
瑞希は即答してくれた。


「私もあるかもしれないけど、この4人での中で後悔はないかな。良かったことばっかり」
美佳が私と瑞希の間に顔を入れて、笑いながらそう言った。

「そうだよね。それは私も同じ」
百合もそう言う──最近、素直な百合がなんとも可愛い。


「過去のことに囚われるのは良くないって言うけど、やっぱり全く良くないこともないと思うんだー。そうしたいなって思うこともあると思うからさ」
瑞希はあくまでも自論、と付け加えた。

何だかんだで、あと少し。
高校卒業を控えた私達は、何かと考えて話して……。集まることがまた増えてきたのだ。

一緒にいれる時間が幸せ、といつまでも思えるようでいたい。

【続く】

明日から実質春休みです←


……明日は6:00に家を出るので5:00起きです(((;°▽°))←

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.782 )
日時: 2017/03/28 18:37
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~雄太サイド~

「……ごめん! お待たせ。結構待ったよね?」
夏海が俺の元に走って、そう聞いてくる。

「いや、そんな待ってないよ?」
俺の言葉に、そっか良かった──と安心した表情を浮かべる夏海。その姿を少し笑いながら見ていると、何か変なこと言った!?と再び驚きと不安が混ざったような顔で聞いてくる。

それが何ともおかしくて、でも……可愛くて。別に、と誤魔化して行こうと手を引いた。


──高校生最後の夏休み。
大学、専門学校へ進学する人、就職する人……家の手伝いをする人。

この先どこを目指すのかはそれぞれバラバラなわけで、当然俺と夏海の目指しているところも違う。


……夏海はきっと、この先のことを見通して考えて決めている。
けど俺は、まだよく分からない。

大学に進学できる金はあると、爺ちゃんには言われた。


けど、いつまでも一緒にいられる訳では無いしもっと一緒にいた方がいいのかな。

最近になってその考えがすごく脳内を駆け巡るようになって──。



「ねぇ、雄太!……さっきから呼んでたけど、大丈夫?」
気がついたら、横に夏海がいることも忘れて自分の事ばかり考えてしまっていた。

「あぁ。ごめん、それでどうしたの?」
俺がそう言うと夏海は一呼吸置いて、「あの観覧車、乗ってみない?」と胸を張って言った。

「観覧車……」
目の前に立つ、ゆっくりと回り続ける観覧車を目にした。

「この観覧車、日本一の大きさなんだよ!……ちょっと、上から下を眺めてみようよ」
「うん、じゃあ乗ろう」

今度は俺が夏海に手を引かれた。



*

「高ーい!」
前に座っている夏海を見て、俺は自然に笑ってしまう。

「あの噴水、やっぱり上から見ても広いね!」
「ん? どれどれ?」

立ち上がって、そっと夏海の横に座り下を見る。

「おっと……」
片方側に2人で座ると若干傾く。──揺れてもともと近かった俺と夏海の距離がさらに縮まる。

「ごめ……ん」
──俺は何をやってるんだろう。
ボーっとしてばっかりで、心から楽しめていない。


「大丈夫。それよりさ」
夏海の放った言葉の続きを待とうと、顔を上げる。

「雄太、いろいろ悩んでるんでしょ?」
隠してても隠してなくても、どっちみち伝わってるからね!……と夏海は笑った。


「あんま考えないようにしようとしてたけど、やっぱり考えちゃって。高校卒業の後のこと」

うんうん、と夏海は頷いたあとに俺に言った。

「私も悩んでるよ」
決まったって自分でも思ってたけどね、と苦笑しながら。

「そうなの?」
全然気づかなかった。

「まぁ。でも今日はお互いそういうのは忘れて、楽しも!……それで別日にお互い悩み相談し合おうよ」

にひっと笑った夏海の顔は、ただ無邪気さだけじゃない。
強さを感じた。

「ごめん、そうだね」
「はいー! 謝るのもなし。あとちょっとで観覧車終わっちゃうー」

最後に見る上からの景色を名残惜しそうに見つめる夏海。


──俺も、強くならないと。

【続く】

観覧車って、上がる時は普通ですけど下がる時にすんごい吸い込まれるような感覚が個人的にあります笑

新作……(コメディ)、5/22に書きたいなって急に思いました。

ずばりMy Birthday(((何のアピール←

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.783 )
日時: 2017/03/28 19:50
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

……なんだか、ちょっとだけかっこつけ過ぎたかな。
でも雄太は吹っ切れた感じの表情だし──この事については、気にしないことにしようか。

「あー、観覧車楽しかった!」
久しぶりに乗ったせいか結構はしゃいでいた。色々思い返してみると、恥ずかしい。

「夏海、結構はしゃいでいたよな」
面白そうに雄太がそういう──が減ってきていてそのことは私が最も気にしていたことであって……正直に言うと触れて欲しくなかった部分だ。

「はぁ……もうそれ、触れて欲しくなかったー」
スルーしてしまうのも違う。思い切り怒るのも違う。

過去のこと──と割り切って、自分自身でも面白かった出来事に変えてしまえばいい。

そうすれば自分でも気持ちが楽になれる。

「まぁまぁ、どっか美味しいもの食って気分を上げてくださいー」
何食べたい?……と雄太が私に聞いてくれる。

あまり気にしていなかったが、もうそんな時間。……言われてみれば、お腹も空いてきたなぁ──。

「んー、何だろう。結構ガッツリ食べたいなー」
少し言うか迷った……。ここで女子らしく「パンケーキ」なんて言えば良かったのかな。

でも食べたいなって思うものを、食べたい──ということと。何となく雄太なら平気って思える自分がいた。

「じゃあちょっと歩いてみよ?……疲れてない?」
気遣い、してくれてる。

「うん! 平気ー。ありがとう」
こういうさり気ない優しいの部分を見ると、いいなぁって思うんだ。



*


「──美味しかったね!」
「あの量で600円とか安かったよなー」

お手頃価格で、ランチが食べれて大満足。


さっき観覧車から見た、噴水のところへ行った──。

「ねぇ、あの水が出てるとこ虹になってるよ!」
ちょうど光が当たって、キラキラしている。

携帯で写真を撮った。

「その写真見てるだけで、幸せになれそうだな」
雄太が私の携帯を覗き込みながら言う……。

「あのさ、写真一緒に撮ろ?」
我ながら結構頑張った一言だ。

ぎゅっと力強く目を閉じて雄太の返事を待つ。

「いいよ!」
そう笑う雄太も光が当たって、輝いて見えた──。


あの虹の写真も幸せになれそうだけれど、私からすれば今のこの時間が幸せ。
……大切な人、雄太と一緒に時間を過ごせるのが幸せなんだ。

「手がブレたから、写真もブレちゃった……」
せっかくの写真なのに、ちょっと残念。


「まぁこれも……俺ららしくて良いんじゃない?」
うんうん、と雄太が頷きながらそう私に言った。


──今日はお互い様だったなぁ。
私も雄太に色々言ったし、私も言われた。


本当にこの時間が続いて欲しい。
もう終わり、って訳ではないけれど。


【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.784 )
日時: 2017/03/30 10:49
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~百合サイド~

──『来週どっかで、集まろう!』
夏海と瑞希と美佳と私の4人のトークルームで美佳がそう言った。

『もちろん!』
『いつでも暇だよー』
『いきなりだけど、明後日は?』
『私はOK!』
『私も平気~』
……

受験生とは思えない、会話っぷり。

呆れるふりをしつつ自分も明後日は何も予定がない。(もちろん予定がない日なんてある筈もなく、勉強をしているべきなのだが)

『私も行ける』
とメッセージを送信して、画面を閉じた。


高校最後の夏……──。

この先は一緒になることはない。
今の時間、当然勉強に当てるべきなのは分かっているが……時間は限られていることを考えてしまうとどうしても身が入らない。


聞いたわけではないが、それはきっと夏海たちも同じなんじゃないかと思う。


大学に入れば、新しい友人もできる。
けれど私はきっとこれから先何があっても、今のところは3人以上の友人はできないと思っている。


開けた窓から入り込む、生暖かい風が顔を撫でる。
今の私の心も、こんな感じの中途半端さなのだろう。


「暑い」
今の状況は、この一言に尽きる。

この言葉でしか、状況を言い表すことができない。


最初は私も突っ張ってばっかりできっと3人にも迷惑をかけたと思う。
中学校の時なんて、口に出さずにクラスメートを見下していた。

でも夏海がきて友達ができて、一緒に移動教室したりする仲の人と出会った。

下らないいじめに参加して、ハブったこともあった。


──酷いこと、たくさん思って……してきたのに、私はそれを誰にもされていない。
自分ばかりが人にしている。


思い悩んだ時にもたくさん助けてもらった。

……誰かがそばにいてくれるのって、こんなにも勇気づけられて救われることなんだと感じた。


「ありがとう……!」
顔を見て、面と向かって伝えたい言葉。
それがまだできない私は、どこかへ逃げようとする気持ちがある証拠だ。

1人の部屋に、鼻を啜る音が響く。


ベタついた肌に、一筋のヒヤッとした何かがこぼれた。

離れたくない。
ずっとずっとこれからも一緒にいたい。


大学に入っても会うことは出来るが確実に一緒の時間は減る。

時を止めたい。


……私だけじゃない。きっと、3人も悩んでる。
でもきっと逃げないで頑張って──立ち向かっている。


明後日のために私も勉強をしよう。
──そして、明後日を思い切り楽しむ。


常に後悔しないようにしたい。誰もがそう思うはず。

けれど後悔しないように、後悔しないように……と思い過ぎて、逃げてしまったことが後悔になることもある。

後悔しない人生なんてない。

そう思うと、顔を上げて前に進んでいけるんだ──……。


【続く】

明日は1日中友達と遊びます((←
今のうちに更新しました( ̄^ ̄ゞ

……立て続けにすみませんでした(((;°▽°))

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.785 )
日時: 2017/03/30 16:10
名前: 雪城 こまち (ID: FyO1WjVc)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no


久々に来ました、雪城ですm( _ _ )m

今日このスレに来てみてすごいびっくりしてしまいました。

てるてるさんとは、プラネタリウム(?)とかなんかデートの場所について話した覚えがあるんですが
もう大学の話になろうとしていて‥めっちゃ進んでますね!(当たりまえ

ですがこのハツコイ、大好きなので頑張ってついていけるように読み直します!


 上から目線になってしまいますが、
 前よりも文の表現力が上がってグッとよくなりましたね♪
 (百合ちゃんサイドのベタついた肌〜の表現が個人的に最高!)

 楽しみに読ませていただきます!
 そして、陰ながら応援してますヽ(・∀・)ノ

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.786 )
日時: 2017/04/03 12:28
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~雪城 こまちさん~

お久しぶりです!!!
……来て頂けて、もう本当に嬉しいです(*´▽`*)

確かに!……プラネタリウムがいい、と言ってもらってプラネタリウムってロマンチックだなぁなんて思っていたことを急に思い出しました笑

それでもまだあまり時が経ってないような気がして、ならないのですが……雪城さんと話したりした時はそんな時期でしたね(o´艸`)

そう言って頂けて本当に嬉しいです。
温かいお言葉、ありがとうございます!


いやいや! 全然まだまだです!!!
……ですがそう言って頂けて嬉しいです笑

少しは成長出来てたのかな、と感じることが出来ました( ̄∇ ̄*)ゞ

表現力が上がった、という言葉は本当に嬉しいです。
なかなか語彙力が壊滅的な私の表現なので、読みづらい部分ばかりだとは思いますが、ちょっとでも上がるように精進していきます。( ̄^ ̄ゞ


本当の本当にありがとうございますm(*_ _)m
私もまた雪城さんの小説にお邪魔させて頂きます!

コメントありがとうございました(*゚▽゚)ノ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.787 )
日時: 2017/04/07 21:10
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~瑞希サイド~

「……ほんと、この時期になって集まる私達って傍から見たら変だよね」
「ほんとに!」
百合の言葉に私も頷いてそう言った。

「まぁそう言いつつも、いや思いつつもかな?──みんな来るよね!」
不思議!と美佳が高い笑い声を響かせる。

「4人でさ集まると、毎回本当に楽しいからその楽しさが忘れられないんだよね……私は」

夏海の言葉に私達3人も頷く。


──何気ない美佳の一言で、また集まった私達。
もう時期迎える、高校卒業……卒業してしまったら、一気に会える回数も減るのだろうか。

「今日は暗いことを言うのは勿論、考えるのも禁止! 今を楽しもう!」
美佳がまるで、私の心を読んだかのような一言を言った。



*

「私これ観たいなぁ」
「あ! ……この映画ってこの前CMで見たやつかも!」
「多分そうだよ。今じゃ見ない日はないくらいCMやってるもんね」
「じゃあこれにしよー」

4人で観る映画、もともと何を観るか決めていたら揉めることはないが、何も決まっていないと意見が分かれてしまうものだと思っていた。

「にしても、百合から観たいって言い出すとは……」
変わったね、と美佳が百合の肩を叩きながら言った。

「べ、別に!……観たかっただけだし」
視線を彷徨さまよわせながら、百合が言う──どうやら、私と同じようなことを美佳も考えていたらしい。

「続きは後でにして、チケット買いに行こ!」
私は目にしたチケット売り場までの列を見て3人に呼び掛ける。

「まだ上映まで時間あると思ってたけど、これじゃギリギリになりそうだね」
「確かに……」

この様子だと、座席もかなり限られてしまっているだろう。

「席空いてるかなー……」
不安そうな夏海に私は、諦めないで頑張ろ!と──自分でも良く分からない言葉をかけてしまった。



「いらっしゃいませ、この作品は10:25からの上映となっております。スクリーン8番です。座席は……」
慣れた様子で、映画館の人が座席表を見せてくれる。

「ちょうど、ここが4人並んで座れる最後の場所です。あとは、2人ずつなどになってしまいますが……」

「どうする?」
「ここで良いんじゃない?」
4人並んで座れる最後の場所を指さして言う。

「そだね!」
「了解」

「じゃあ、ここを4席お願いします」
「かしこまりました」

チケットを買い終え、私達はポップコーンや飲み物を買いにいった。

「映画館のポップコーンって美味しいよね」
「そうそう。飲み物は飲み過ぎるとトイレ行きたくなっちゃうから、ほどほどにしなきゃ」

美佳の言葉にみんな笑う。

……あぁ、映画楽しみだなぁ。


──本当に4人でいる時間が幸せ……──

【続く】

春休みがもう終わってしまいます。
あぁ……学校……( = =) トオイメ

この春休みは遊び呆けてます笑←

楽しい時間!……飛んでいくお金(((;°▽°))

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.788 )
日時: 2017/04/04 17:12
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~美佳サイド~

──かっこいい……!!

4人で映画を見ています。
3人に言い出したのは私……そして、私の元に集まってくれた3人。

映画の内容面白いし、出てくるキャストかっこいいし、ポップコーン美味しいし、何よりも4人で時間を共にしているし……!!


「幸せだぁ」
今の言葉が、自分の口から発せられたものだと気づくのに少し時間がかかった。
……結構声大きかったし、その言葉だけ切り取れば変な人って思われるかも──。


横に座っている百合と夏海を見た。
幸いなことに、2人とも映画に見入ってて気づいてなさそうだ(瑞希は百合の横に座っているから多分聞こえていないはず!)。

「……どうかしたの? 美佳」
私の不審な動きに百合が気づいたらしく、小声で私に聞いてくる。

「あー、もしかしてトイレ?」
瑞希がひょこっと顔を出して、言うから面白くて笑いそうになるが……こらえて「違うよ」と言った。

もしかして──夏海の邪魔になっちゃってるかな?(もう既に、百合と瑞希の邪魔はしちゃっているんだけど……)と反対側を見たら、夏海は全く気づいた様子もなく映画に夢中になっていた。


私も軽く座り直して、再びスクリーンに目を戻した。

緩んでいた口元が、徐々に元に戻っていき目から涙がこぼれてくる──。


涙は止まることを知らないかのように、ただただ私の目からこぼれていく。


*

「映画良かったねー!」
夏海が嬉しそうに言った。

「もう最後はずっと泣いてたよー」
私が目を擦りながら言うと、瑞希が「目ちょっと腫れてるかも」と笑いながら言った。

「ずっと勉強ばかりで根詰めていると、笑ったり泣いたりしなくなるもんね」
息抜きって本当に大切、と百合も満足そうに言った。

「私、ちょっとトイレで目元見てくる」
3人にそう言って、トイレに向かった。

「ついでだし、私らも一緒に行くよ」
「ほんと!? ありがとう」

3人がトイレに入るのを横目に、私は鏡の前で目元を確認した。
──確かにちょっと赤いなぁ……。

でも放っておけば、戻るかな。


3人がトイレから出てきて、そのまま映画館を出た。

*

「このあと、どうしよっか?」
百合が言う。

「私空いてる」
「同じく! 私も空いてまーす」
「私も行ける」
私と夏海、瑞希がそう言う。

「本当!? ……ちょっと待っててー」
百合が携帯を取り出して電話をかけ始める。


「あぁ……もしもし?……うん、今日のこと……え? そうなの!?……わかったー……はーい」
やけにパパっとした電話だったなぁ、と思っていたら百合が笑顔で「私も夕飯まで平気!」と言った。

「まだまだ終わらないよっ!」
行こう!と私は3人の手を引いた。


4人で少しでも長く一緒にいたいんだ。
……本当に大好き──。


【続く】

昨日、友達と遊びに行った時にショッピングモールのゲームセンターに行ってUFOキャッチャーたくさんやってきました笑

そしたら、すごいたくさんお菓子取れて嬉しかったです笑(*´▽`*)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.789 )
日時: 2017/04/06 12:57
名前: チェリーソーダ (ID: xStpW3P0)

こんにちは!
まだまだ新人のチェリーソーダです!チェリーと呼んでもらえるとうれしいです(#・・)

昨日、なんとかハツコイを読み終えました!!
「いいなー、青春。」とおもいながら。。

てるてる522三に質問があります!

1 ペンネームの由来

2 これからファンタジー系を作る予定はありますか?

私は個人的にファンタジーがすきなのでなんですけど…
答えてくれるとうれしいです!
私が小説を投稿し始めたのはてるてる522さんがきっかけなんです!
これからも作品読むの、楽しみにしています!

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.790 )
日時: 2017/04/06 14:21
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~チェリーソーダさん~

初めまして!
閲覧ありがとうございます!……それにコメントまで(o´艸`)

嬉しい限りです( ̄∇ ̄*)ゞ

すごい長かったですよね(((;°▽°))
……それに今でも駄文ですが、昔はそれをさらに上回る駄文さで←

読み返すと恥ずかしいです笑

私も夏海みたいに、恋して幸せになったりしていないのであくまでも想像したり周りにいる友達とかを見ながら、書いてます!


1つ目の質問から行きます。
元々、てるてる坊主が好きでして……たくさん種類があるご当地のてるてる坊主ストラップみたいなのがあり、それを集めててるてる坊主にどハマりしたのがキッカケです。
522は自分の誕生日です(*´▽`*)
すごく適当につけた名前でしたが、今のところ一度も名前を変えずに小説やら何やら書いてこれたのは自分の中でちょっとした嬉しさです(。¯﹀¯。)

2つ目です!
……ファンタジー、実は一度も書いたことがなく大きな心境の変化がなければ多分これからも書かないかな、と思っています。
自分の中で、恋愛ものが定着しているのとファンタジーってすごく設定とか決めるの大変そうだなぁって思っていて。
発想とかすごく大事になってくると思うんですけど、私はイマイチ発想力が劣っているというか笑←

私も読むのは大好きで、カキコ内に投稿されているファンタジーものは結構読ませて頂いてます。

いつか書いてみたいなぁとは思っていますが、今のところは恋愛ものが多いと思います!←


私がきっかけ!!!
……もうなんていうか、本当に嬉しい以外何も出てきません。・゜・(。´ノω・`)。

まだまだですが、これからも精一杯努めさせて頂きます( ̄^ ̄ゞ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.791 )
日時: 2017/04/06 15:46
名前: ちくない@ももたん (ID: oEQnR9WT)

 おじゃマップ(/・ω・)/
 飛んで走ってコケて参上、ちくないこと元ももたんでござる!((馬鹿?

 何度も私のスレにコメントありがとう!!!(*´ω`*)
 そしてコメントとか出来てなくてごめん(´・ω・`)

 最近ゲームの実況とポエムにハマったでござる……。
 そしてそしてスランプでござるよ……((口調

 でもね聞いてよ!((落ち着け
 てるてるの改めて全部読んだらスランプ脱出成功しそう!
 そう、私は天才の作品を読むと復活する充電型!((

 これからも頑張ってね!
 いつかてるてるを……超える!((無理

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.792 )
日時: 2017/04/06 22:44
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~ももたん~

ふぉぉぉおおああぁぁぁぁ!!!!
来てくれてありがとう笑((キチガイ←

転んじゃったの!?(>_<)
痛い(´;ω;`)笑←

全然平気だっちゃ!( ̄^ ̄ゞ
それに今回来てくれたし、ちょっと走ってくるね♪(((時間←←

私も「ALWAYSスランプ☆」だよ((キラッ
もう自分でも何書いてるのか分からないの((爽やかsmile

なに!?笑
私のスランプが固まって変形してる最中のような文章を読んで……だと!?(((;°▽°))笑笑

私もその充電型とやらになって、ももたんの素晴らしい神のヴェールをまとったような作品を読みたい!!!

ありがとうー(o´艸`)
ももたんもねー♪♪

色々バタバタしてるけど、また時間作って覗きに行きます( *´꒳`* )

大丈夫、ももたんはとっくの昔からずっと私の前を走っているじゃないかっ……!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.793 )
日時: 2017/04/07 21:33
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「もうずっとこの時間が続けばいいのになぁ」
ご飯を食べて、満足感でいっぱいの私はお腹をさすりながら3人に言った。

「時間止められれば、ずーっとずっとこうしてられるよね」
美佳も言う──いつもより寂しげに。

「もう私も同じ風に思うけど、あんまり言うと泣きたくなってきちゃうよ」
泣きたくなったらトイレ行く、と瑞希の発言に笑う。

時計を確認しながら、百合が「まだゆっくりできる」と言った。
こうしてる間にも時は止まることなく進む。──進度が変わることはないけれど、楽しい時ほど早く時が経っているように思うのだ。


「写真撮ろ!」
美佳が携帯を構えた。

「ちょ、ちょっと待って!……前髪だけ整える」
「私も……ちょい髪確認するわ」

そう言う私と瑞希に美佳と百合は呆れ気味に「変に女子なんだから……」と苦笑している。

「だって残っちゃうんだもん!……なるべく良く写りたいっていう女の意地ですよ」
ドヤ顔をしながら言う瑞希に私もうんうんと頷く。

「じゃあ行くよー」
美佳がカメラを構えると同時に4人でぎゅっとまとまる。──この瞬間がより一層、4人で一緒にいるんだなという感じがするんだ。

「百合目つぶってるー」
「う、うるさい!……たまたまでしょ」
顔を真っ赤にしながら、百合は写真を指さす美佳の肩をバシバシ叩いた。

「照れてるー! 可愛い」
よしよし、と美佳が百合の頭を撫でる──その光景がなんとも滑稽こっけいで私と瑞希は笑っていた。



*

会計を済ませて、私達は店を出た。
──まだ明るい時間帯に入ったというのに、店内はすっかり暗くなってしまっている。

それになんだか人が増えて、店内が騒がしくもなってきた。

「美味しかったね」
「4人で食べたからさらにね!」
「あー! そうだね!」

勉強、勉強と息詰まっていた私達にとってやっぱり大好きな人と一緒にいることが幸せなのだなと私は思った。

──明日からまた頑張らないとなぁ……。

それぞれが今の自分が出来る精一杯をやって、目指しているところに行く。

自分がちょっと辛い時、周りも同じような状況なんだなって思えることで少し前向きになれる。──私は3人からまたなにかパワーをもらった。



「また明日からそれぞれの戦いが始まるけど、大学行ってからみんなで集まれるように頑張ろ!」
瑞希が私達3人を順番に見つめてそう言った。

「誰か1人でも欠けちゃだめ。……3人で大学に合格しよう」
「もちろん!……4人での約束だね」
百合と美佳も言う。……残されたのは私だけ、なんて言おう。

パッと気の利いた言葉が浮かんでこない。

「えっと……また同じ顔で、合格した!って気持ちで集合しよ!──弱気にならないで私も頑張る」

──高校生最後の夏。
私達4人が交わした、それぞれの強い思いが詰まった約束だった。


【続く】

ついに私も中2になりました!笑
先日行われたクラス替え……もうほんと嬉しくて泣きました←

なりたい友達2人となれまして……( ̄∇ ̄*)ゞ


部活の顧問の先生も変わりまして、今まで以上に厳しくなります。(毎日2km走るとか←)
更新が遅れると思いますが、なるべくどんなに間が空いても週に1回は更新出来るように時間見つけて行いたいと思っています( ̄^ ̄ゞ

これからも何卒よろしくお願い致しますm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.794 )
日時: 2017/04/07 23:17
名前: モズ (ID: XnbZDj7O)

まずはモズのキング・オブ・駄作にコメント、
あぁっりがぁとぉぉぉーーござぁぁいまぁす!
(テンション崩壊なのだよ)


ハツコイもあと、半年ちょい……なのかな?
てるてるは何かと大変みたいだね
あ、進級おめでとう(・ω・)
まさか、てるてるが兄弟と同級生とは……
部活は文化部でゆるゆるー!
その先生が嫌われすぎて生徒に苛められた?
精神的に苦しんで……休業してたよ・ω<ニヒヒ


いいなぁー、もうぼっちだよー
やっぱりてるてるのとかカキコって
心の癒しだねー


本当にたまたまここに来て良かったー!
運命的だねー
(テンションがぶっ飛んでいます)


まぁ、なんかまた書きたくなったから
今までのはどんどん更新して
形だけでも駄作にならんよう、する。


てるてるのウルトラな小説、のんびり待っとるぞい


では、バイビッ!

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.795 )
日時: 2017/04/08 10:51
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~モズ~

そんな駄作じゃないでしょ!!
素晴らしい作品だよ(o´艸`)

こちらこそ返信読みました♪ それに来てくれて本当にありがとう(*´▽`*)

んーそんな感じかな。
出来れば自分が中3になる前には完結させる、っていうのが今の目標です笑←

おぉ! そうなんだΣ(゚ロ゚;)
あれまぁ……でも学校でいるよね、生徒から全く好かれないタイプの先生。

なんか本当に学校の先生見てると大変そうでもし自分があの立場だったらって考えると恐ろしいものがたくさんあります笑

私もぼっちだよー笑( ̄∇ ̄*)ゞ
こちらこそモズのコメントとか読んでるとやる気出るしいつも励みになってます!!!!笑

本当にそうだよね!
私も何気なくパソコンいじってて、このサイトにたどり着いたから一時の気分で小説書いてみよーって感じで始めたことがここまでになるとは思いもしなかったなぁ……。

それ本当に大事だと思う!
私もさ、なかなか小説書いても完結させられないことばっかりで……一体何作の小説を放棄したんだろう、って感じです。

全然ウルトラじゃないけど、ちょっとでもウルトラに近づけるように頑張る!( ̄^ ̄ゞ


またねー(*゚▽゚)ノ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中……|´-`)チラッ】 ( No.796 )
日時: 2017/04/14 21:43
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「結構いい感じだったと思うけど、自分的にはどう?」
ピアノのレッスン中、先生の言葉に私はホッとした……がそれもつかの間で言葉について考えてみる。

「モチベーションは上がってきてます。後は細かいところのミスを直せれば本番に向けてしっかり練習出来るかなと思っています」
先生は私の言葉を聞いて満足げに頷いた。

自分の中でも最近はまっすぐに曲と向かい合えてる気がするのだ。
──ただ向かい合うだけではダメだけれど、そこが出来なかったら何も出来ないままだ。

「そっか、本番期待してるから夏海のいい演奏聴かせてね!」
昔はすごく苦手だったちょっとしたハードルを上げるような言葉も、今は「まだ期待されてるんだな」と思えて、好きになってきた。

そんなことで好きになるなんて、と思うかもしれない。
……けれど私からすれば、「そんなこと」ではない──そう思っている。

「楽譜は親切過ぎず、突き放し過ぎずでほどよい距離感を私達……奏者と保っているわよね」
いまいちピンとこないなぁという表情を浮かべる私を先生は少しだけ笑った。

「最終的にいつも、1音1音楽譜通りに弾いている?……テンポも最初から最後まで全く同じ?──気持ちの込め方で変わってくるわよね」
「……もうこの時期から暗譜あんぷを始める、ということですか?」
私の言葉に先生は深く頷く。

「そういうこと! 楽譜に載ってる悲愴、じゃなくて夏海自身の悲愴にしてみて。……もしかしたらちょっと大変かもしれないけれど、これは次のレッスンまでの宿題ね」
次の時に忘れないように確認するからね、と先生は私に念を押した。

──私自身の悲愴。……ただ弾くだけじゃダメなんだな。

そう思いながら、私は自分の手を握りしめた。
ピアノを弾く前や弾いた後にいつもこれをしている。──すっかり体に馴染んだ癖だ。

「1週間で見つけるのは難しいと思うから、自分なりに近づけてみて。夏海自身のことは夏海が1番分かっているはずだからね」
先生の言葉に私は不安を覚えた。

本当に自分のことを分かっているんだろうか。

──知っているようで何も知らない……そんな気がする。


*


電車に乗った後も私は、先生の言葉の意味を窓から流れる景色を見ながら考えていた。

私が思っている事も、流れて見えるこの景色のようにすぐになくなってしまいそうだ──。

まだ分からないけれど、帰ったらピアノを弾こう……私はそう決めて吊り革に捕まり直した。


まだ未熟な音を立派と言えるまでに仕上げたい──。

【続く】

お久しぶりです(((;°▽°))←
少しだけ他の方の小説にもお邪魔させて頂きますねm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.797 )
日時: 2017/04/15 17:55
名前: レモンシャーベット (ID: rRkS7ah/)

はじめまして‼
レモンシャーベットです!
気軽にレモンと呼んでいただければうれしいです。

てるてる522さんは本当にすごいです!

わたしはまだ始めたばかりなので憧れます!

何を書けばいいのか不安で…。

でもこれを読んで元気出ました!

わたしの作品も読んでみてください。
(いろいろおかしな所もあると思いますが…。)

アドバイスお願いします!

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.798 )
日時: 2017/04/17 18:19
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~レモンシャーベットさん~

返信遅れてすみません!(((;°▽°))

初めまして(*゚▽゚)ノ
……コメント嬉しいです!!!! ありがとうございます(o´艸`)

分かりましたd('∀'*)

全然ですよ( ̄▽ ̄;)
でもそう言って頂けるとやっぱり嬉しいです( ̄∇ ̄*)ゞ

そんな憧れなんて私にはもったいないです!!

良かったです♪
……やっぱり人の目は気になってしまいますが、まずは自分が楽しむことが大事かなって思ってます←

私はいつも楽しさの次に、色々書き方とか気にしてます()

はい!
是非拝見させて頂きますね( ̄^ ̄ゞ

私でよければ!笑←

更新頑張ってくださいね~(*´▽`*)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.799 )
日時: 2017/04/20 22:38
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

私が起きた時はすっかり日は昇っていて、11:00くらいの昼時になっていた。
──やっぱり昨日、遅くまでピアノを弾いていたからだろうか……。

「もう1日の半分が終わっちゃう」
もう少しで12:00の正午……つまり丁度半分になってしまう。

今日は自分の中で「買い物に行こう」と決めていたのだから早く起きるべきだった。

──何を買おうか、や……お昼ご飯も一緒に買ってしまおうなど。自分の中でありとあらゆる計画を隈無くまなく立てる。

パッと服を選んで着替える。──近くのスーパーに行くだけだから、そんなに見た目を気にする必要もないだろう……。

足を止めることなく、鞄に財布やその他必要なものを詰め込みながら靴を履いた。


*

「あぁ……終わっちゃった」
すっかり忘れていたが、回転と同時に今日はセールを行っていた。
セール価格と一般価格とでこんなにも値段の差があるのだから、やはり早起きをして買い物に行くことでいい事がある──早起きは三文の得なのだろう。

仕方なくセール品ではない、普通の卵を手に取りカゴの中に入れた。

急いでここに来たからあまり冷蔵庫の中を見てこれなかった──何か買って冷蔵庫にまだあった、なんて事があったら腐らせてしまうかもしれない。

物を買った時、私は1番腐った物の処理が嫌いだ。

「最低限の物だけ買って、足りなくなったらまた来ればいいか」
これで二度手間になってしまう……。

いつもの買い物より、少ない数の物が入れられているカゴを見つめてため息をついた。


ちなみにピアノはと言うと、そこそこの出来だったがすごくいいものは無かったように思う。


──私は努力している、真剣にやっている。けれどそれが結果として結び付いていないのなら、努力している、真剣にやっているとは言えないのではないか。

自分の思い込みかもしれない。


……まだ見つからない正解を探し求めて私はきっとこれからも、もがき続ける。


「お願いします」
いつもの事だが、あまり関係のない事を考えながら色々な事をしてしまう。

ほら、今も私はピアノに対しての自分の現状を考えながらカゴを店員の人に差し出したところ。


──悲愴。

もちろん自分にとって簡単な曲はないし、これからも見つからないと思う。
けれどこの曲は自分の中できっと、特別な曲になる……──。

強く、強く感じる。

自分を真正面から見つめ直して、自分自身と向き合って、見つかる何かがあるはずだ。

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.800 )
日時: 2017/04/22 23:40
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「お待たせ!……待った?」
「ううん! 今来たとこ」
雄太とのやり取り──どこか見た事のあるフレーズを繋げている会話に私達は吹き出してしまった。

「じゃあ行こうか」
雄太の言葉に自分の緩んだ頬がきゅっと引き締まるのを感じた。

これから行く場所は──私の両親と、雄太のお母さんのお墓。

……あれ以来行っていないし、今度は自分達で行ってみようという話になり。
駅前で待ち合わせをしていたのだ。



電車の中。
「にしても、雄太のお母さんと私の親が知り合いだったって知った時はびっくりしたよー」
そう、「あれ以来」の時に私は雄太と雄太のお婆さんとお爺さんに会い、昔のアルバムを見せてもらったのだ。

そしたらそこに写っていたのは、雄太のお母さんと私のお母さん。
私と雄太、2人の出会いはここから始まったのだと思っていたけれど過去から繋がっていたって思うとすごくロマンチックに思えてくる。

「そうだよな。あれから俺も色々アルバム見たりしてたんだけどさ、何枚か写真持ってきた。……あ、もちろん許可貰ったからあげれるし」
心配するな、と雄太が笑った。

もちろん写真も気になっているけど、今の私は目の前の雄太でいっぱいいっぱいだった。

「ありがとう」
「おう」

電車内は私達以外には数える程度しか人数がいない。
──その分だけ向かい合った座席の後ろ窓に流れていく景色をはっきりと見ることが出来る。

「こっちに海がある」
雄太の指さす方を見てみると確かに、前にも目にした海が広がっていた。

「やっぱ綺麗だね」
「そうだな」

ということは、もう少しで降りる駅だろうか。

「この次の駅で、降りる」
「了解!」

昔に私はお母さんに「素敵な人に出会えるといいわね」と言われたことがあったと思います。

その「素敵な人」の基準はそれぞれで変わってくると思うけれど、私がこの人生で出会った素敵な人の中で最も素敵な人だと思える相手は、きっと私の横に座っている人です。

その人と今から、お母さんとお父さんの元へ向かいます。

──何となく自分でも分かる気がする。

何か自分の身に、特別なことが起こらない限りこの関係性は……雄太との関係性は変わらないんじゃないかってこと。

断言するのは難しいけど──……。


「夏海、降りるよ」
「うん」

そう返事をした私の胸はすごくいっぱいだった。


【続く】

ちょっと明るい感じかもですが、もしかしたらこれからちょっと重くなるかもです。
……本当に何回重くなるんだよって感じですよね笑←

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.801 )
日時: 2017/04/26 18:42
名前: 面白い作品を探しています。 (ID: nCjVBvXr)

いきなり失礼します。
この小説?の面白みが全くわかりません。
ずっと似たような暗さであってり、つまらない明るさであったりを繰り返しているように感じました。
変にリアリティを纏っていて、読んでいてイライラしてしまいます。
しかしながら、どんな小説であっても楽しく読みたいので、これからどんな風に面白くなるのか教えていただけますか?

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.802 )
日時: 2017/04/26 19:20
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~面白い作品を探しています。さん~

初めまして!
……何から書こうかと、コメントを見た時に迷ってしまったのですがいつも通り入ることにしました←

作品の閲覧、そしてコメントありがとうございますm(*_ _)m

普段なかなか頂くことのないコメントだったので、動揺があり少しどころかだいぶ日本語が乱れていて読みづらいと思います※


面白み……確かにそうなのかなと思いました。
少し言い訳をしてるようですが、まだ書き始めた当初は内容よりもまず「書き方」すらまともに分かっていない状態から書き始めてしまい、ズルズルと今まで引きずって来てしまっているので、面白みという要素は他の方が執筆されている作品と比べてみても、相当な格差がありますよね(((;°▽°))

正直似たような展開という部分には私も同感です。
……いや、自分で書いていて何だそれと思われるかもしれませんが、思わず「あっ」と思ってもらえるような展開が思いついて、それを書く……なんてことは滅多にない状態です←


イライラさせてしまうのは、完全に私の適当な物語構成と執筆方法が関わっているからです。


このようなコメントを頂いたのに、こんな事を言うのは言いづらいのですがもう少しでこの小説は完結します。
なので今更急にストーリーやキャラ設定を大幅変更などはしないと思います((※あくまでもこの小説内←

小説を読むにあたって、合う合わないがあると言いますが今回についてはその合う合わないだけではなく私の方に問題がある、ということを知ることが出来ました。

長々と文字を並べてしまい、目を通すのは面倒だと感じられるかもしれませんが、少しでも目を通して頂ければ幸いです。

頂いたコメントは今後の執筆に活かしたいと思います!

貴重なご意見ありがとうございましたm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.803 )
日時: 2017/05/04 22:56
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

駅から私達はお墓に持っていく用の花を購入した。

何がいいとかそういうのは2人とも分からず、仏花を買ったのだが私はどこかで「お供えする花に決まりは無い」と聞いたことがある。

ただトゲのある花や匂いが強烈な花はダメなんだとか──それに当てはまる花と言ったら今の私にはバラくらいしか思い浮かばない。


雄太が行こう、と私に言ってきたので頷いて横に並んで歩いた。

何となくお互い無言になってしまい、気まずい雰囲気だ……と同じことを思っていたであろう雄太がそっと口を開いた。

「そういえば、俺の爺ちゃんと 婆ちゃんがこの前お墓参りに行った時、夏海の家のお墓にもお参りしたって言ってた」
慌てて、もし嫌だなって感じてたら悪い──と付け足すが私はブンブンと首を横に振った。

「誰も来ないよりは、誰か来てくれた方がお母さん達も嬉しいと思うの! だからありがとう」
私も雄太のお母さんのお墓にお参りさせてね、と伝える。


これまでなかなかお墓参りに行く機会もなくて、たまたま言ったら雄太に会い、今ここでこうしている。

お母さん達以外のお墓参り、なんて考えたこともなかったなぁ。


*

「なんか思ってたより綺麗」
もしかして雄太のお爺さんとお婆さんがやってくれたのだろうか。
だとしたら何から何までやってもらっていることになる。

「でも少し汚れてるところもあるし、綺麗してから花供えよう」
鞄から雑巾とたわしを取り出して、持っていた花を端の方に立たせて置いておく。

端の方に生えているこけに水をかけて、軽くたわしで擦る。
あんまり強く擦ると墓石が傷ついてしまいそうだが、水で濡らしておくとあまり力を入れなくても取れるのだ。


綺麗にし終えて、花を開けて2等分──供える。

雄太が火のついた線香を持って戻ってきた。

「思ったより時間かかった、これ夏海の分」
そう言って手渡してくれた線香の量は、若干雄太が持っている線香の量よりも多い気がした。
……ありがとうと口に出さずにそっと心で思った。

線香皿に乗せて手を合わせる。


──目を開けて、柄杓を手に取る。
私は墓石に水をかける派だ。

水をかけることで、お母さん達が私が来ていることに気づくと思うから……。

1番上から水をゆっくりとかける。

……水が反射して、墓石全体が光って見え、少しだけ眩しい。


──やっぱりお墓参りって何回来ても胸がキュッと締め付けられる。
鼻で息を吸って、もう1回水を墓石にかけた……──。


【続く】

お久しぶりです!!!
5月ですね、GWですよね(((;°▽°))

更新停滞していてすみませんでした!(((;°▽°))(((;°▽°))←

なかなかモチベーションが上がらず、手が進まなかったのとちょっとだけ部活が忙しいのと、塾と……←←

言い訳を並べたらキリがないのでこの辺にします。

また更新再開するので、よろしくお願いします(*゚▽゚)ノ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.804 )
日時: 2017/05/31 23:13
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

雄太とお墓参りをした次の日──。
いつもよりゆっくり起き、カーテンから差し込む太陽の光が一層眩しく感じられた。

「もう夏休みも結構経ったなぁ」
小学校からずっと続いている「夏休み」──……時が過ぎるのが早く感じるのは毎年変わりません。


とりあえず、朝ご飯とお昼ご飯は一緒に食べることにして勉強を進めよう。
カーテンを閉めてエアコンのリモコンに手を伸ばす。

少し古さを感じさせる音がエアコンから鳴り、鼻にツンとする臭いを部屋に漂わせた。

「く、くさい……」
やっぱりエアコンはやめにして、外気と扇風機で乗り切ろうか──いや、それはなかなか大変なことだ。

暑さには負けてしまう。集中なんて出来やしないんだから。

参考書や英語辞書、ノートなどをドサッとテーブル広げて座った。
……これから勉強との戦いが始まる。

1日中ぶっ通しで勉強は無理だから、途中で息抜きにピアノを弾こうか。……何も決めずにピアノを弾くと今度はそっちばかりになってしまって勉強する時間が削られてしまうから、あくまでも息抜き程度にしよう。


シャーペンを手に持ち、イヤホンから流れるクラシックを聴きながら私は勉強を開始した。
勉強する時は、歌詞のない音楽を聴きながらやると集中できると聞いたことがある。



*

「疲れたー……」
首を回して、大きく伸びをした。
ちょうどキリがいい。──今から30分くらいピアノを弾こうか。

テーブルの上の勉強道具を端にまとめてから私は立ち上がって、ピアノの方へと向かった。
手に取った楽譜はもちろん……「悲愴」

でも、と考え直して私は一度悲愴の楽譜を元の場所へ戻して下の方にしまってあった「ツェルニー30」の楽譜を取り出した。

小学生の時、弾いていた曲と準備体操みたいなのとの間の曲だ。
そんなに今の私からしたら難しくないはずだからサッと見て1から30まで通して弾いてみよう。
30分間で全部弾ききるのは難しいからとりあえず弾けるとこまでで──。

そう決めて楽譜を開くと、目に入った音符が頭の中で音を奏で始めた。
この曲を弾いていた時のことが鮮明に蘇ってくる。

30という曲数の中で、様々な曲調の曲が詰まっているこの楽譜は今思うとすごく面白い楽譜だと思う。

弾いていた当初はそんなこと考える余裕すらなかったけれど……。

手が止まることを知らないかのように動き続ける。
手が疲れることを知らないかのように弾き続ける。

今の私の演奏は自由だ──……。
悲愴を弾く時も、こんな自由で縛りのない音が奏でられたらいいのにな。

私らしい、私の音で弾けた瞬間が言い表せないくらい気持ちいいんだ──。


【続く】

お久しぶりです!!!

本当に本当にすみません(((;°▽°))
いきなり時が進んでしまって……(((;°▽°))(((;°▽°))

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.805 )
日時: 2017/06/04 11:42
名前: ちくない ◆DgsgPPB6Kw (ID: CPiJAY.V)

お久しぶりです、買ってまもない中学のジャージが部活動によってカラフルに染まったちくないです。

もしかしたら、今回スマホからのコメントだから誤字脱字、他にも色々あるかも。そしたらごめんm(_ _)m

この間(と言ってもかなり前)は私のスレにコメントありがとう!
遅くなったけど向こうで返信させてもらいました。

凄く、素敵な、綺麗な表現ですね…!!
てるてるの表現とか比喩は、凄く参考にさせてもらってます!

これからも何かあるでない限り、コメントさせてもらいます!

執筆頑張ってね!
応援してます(((o(*゚▽゚*)o)))

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.806 )
日時: 2017/06/04 17:35
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~ももたん~

コメントありがとう!!!
返信も見ました笑(*゚▽゚)ノ

部活ってことは……美術部?
いーねー♪(o´罒`o)

私もジャージ、砂と墨で茶色かったり黒かったりしてます☆←

カラフルに染まる、って言葉だけ見るとすごい可愛い感じがする!!笑


いやいや、こちらこそももたんの作品読んで参考にしたりしてるよ!!(*´▽`*)
……本当にこんなグダグダなのが、参考になるって言ってもらえるのは嬉しい限りです。まじで感謝m(*_ _)m←←

ありがとう!
私もまたももたんの作品にお邪魔します(*゚▽゚)ノ

変なこと書いたりするかもだけど……( ̄▽ ̄;)

頑張りますー( ̄^ ̄ゞ
ももたんも無理ない程度に頑張って!

お互い頑張ろう♪

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.807 )
日時: 2017/06/11 20:31
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

●作者更新が停滞している事実を真正面から見直すページ●

……はい、もう上記の通りです本当に。←
更新遅いですよね、私もそう思います(*゚▽゚)ノ←←

本当にテストとか部活が……っていうのもありますが、1番は思い浮かばないって言うのが大きかったですね( ̄▽ ̄;)

参照22000ありがとうございますm(*_ _)m
すごく嬉しいです! 本当に停滞している中ですが、たくさんの閲覧ありがとうございますm(*_ _)m
どうすれば上手くこの気持ちが伝わりますかね笑?←

更新の1レスごとの日付が飛び飛びで、正直自分でもびっくりしました(((;°▽°))
本当に過去の自分が毎日更新してたのが信じられない。……その時はその時で「もっと早く更新したい」って思ってたので、その頃の自分に「今のまんまで継続させろ」と伝えたいです((


少し話が変わりますが、(※最近の近況報告になるので飛ばしてもらっても構いません笑d('∀'*))テスト終わりました。
もちろん安定で、どっちの意味でも終わりました/(^o^)\

実は国語が明日返却されれば、全教科返却になるのですが国語絶対良いわけない(白目)
今回は数学がボロッボロでした。もう本当に破り捨ててしまいたい(真顔) 英語と理科と社会は……もう安定でズタズタでした☆
でも数学よりはまだ……マシかな、そんな変わらないかも(๑>؂•̀๑)←

それから合唱コンクールの話題がボチボチ上がってきまして……。
去年、伴奏を弾いたので今年もやりたいなと思ってます笑←


ちなみにうちのクラス曲は「親知らず子知らず」になりました。
知ってる方いますかね(((;°▽°))
もしいたら、分かると思うのですがすごい難しいです(((;°▽°))(((;°▽°))
(もしよければYahooの博士や、Googleの先生に聞いてみてください)

(´-`).。o(最優秀賞取りたいなぁ)


部活は、最近走り込みが多いです。
体力向上のため、ぢ大体毎日3km走ってます 0(:3 )〜 _(:3」∠)_←

私は本当にやばいくらい体力ないので辛いです笑

でもそれでも少しカキコのために時間作って更新に当てたいと思います( ̄^ ̄ゞ
本当にありがとうございました♪

長くなりましたが、これからもよろしくお願いします(o´罒`o)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.808 )
日時: 2017/07/28 00:13
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

昔、私はツェルニーが嫌いだった。
数ある楽譜から、曲が何曲か毎週宿題に出されたけれどツェルニーはその出された曲の中でも毎回後回しにしていた。

曲、と呼ぶにはあまりにもつまらないなぁ──とその頃は感じていたし、だからと言って指の体操の曲のように常に同じことの繰り返しというわけでもない。

中間に位置するツェルニーは、簡単そうであって実は一番難しいと感じていたように記憶する。

「今弾いてみたら、こんなに楽しめるなんて不思議」
あの頃に、今みたいな楽しみ方を知っていたらもっと練習が苦じゃなかったかもしれない。
後回しになんて、しないで良かったかもしれない……。

今の私が後回しにしているのは、「悲愴」だ。
気づかないフリをしていた。──実際はそのことに気づかないようにしていただけだったのに。

「逃げてたって、いつかその逃げる足を止めなきゃ行けなくなるんだ。それを今にすればいいんだよね」
独り言。……自分に言い聞かせるようにして言った。

「ツェルニー30」を閉じて、悲愴を開いた。
──その瞬間、ツェルニーの軽快な音とは似ても似つかない、悲愴のメロディーが脳内に流れ始める。

あぁ、これが私が今逃げていたことだ。これこそ、今の私が一番向かい合って行かなくてはならないこと。


ずっと引き続けて、若干削れてなめらかじゃなくなってきた鍵盤に指を乗せる。
最初の部分は、「歌いたくなるような旋律」だ。
先生が言うには、悲愴のここの部分は「歌いやすい音域が広がっている」のだとか。
メインで聞こえる音と共に、私は内声部分にも気を使う。
一音間違えると、メロディーが……歌が途切れてしまうから──。



雰囲気が一転する。
つい気持ちが高まって、走ってしまいそうになるが必死に抑えた。
敢えて落ち着いて、最初よりも滑らかに弾こう……くらいな気持ちを私は持たなきゃいけない。


この曲はすごくいい曲だ。
今まで弾いていて何度も感じたけれど、良くも悪くも私にとって思い入れのある一曲になることだろう。

苦しみや悲しみ、辛さを乗り越えた先に何があるのかなんて乗り越えない限りは分からない。
そこに辿り着くまで、まずは想像で良いからどんな感じかを思い描いて練習するしかない。


まだ断言するのは難しいけれど、私は「練習し続けて良かった」と思えると信じている。

最後の音を弾き終える。

──今の私の演奏は、これまでと比べてどうだっただろうか。
思い描く想像に一歩だけでも近づけてたら、いいな……。

【続く】

本当に私もツェルニー苦手です←
何だろう、無意識に後回しにしちゃってます( '-' )←

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.809 )
日時: 2017/07/28 00:22
名前: ましゅ ◆um86M6N5/c (ID: QYM4d7FG)

こんばんは!
私の小説にコメント有り難うございました(*^▽^*)/


私もピアノを習ってるけど、もう何というか…私もツェルニーは本当苦手(汗
ツェルニーとソナチネを弾いてるんだけど、ソナチネは知ってる曲が多いしリズムとか音も何だか親しみやすいから好きなのに……ツェルニーは昔から避けてる((
だからすごい共感できた!!←


短文ですみません<(_ _)>
更新頑張れ~(゚▽゚*)♪

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.810 )
日時: 2017/07/28 16:46
名前: ちくない ◆DgsgPPB6Kw (ID: sq8qsIil)

 はい、新しいジャージ買いましたちくないです。

 私も合唱コン伴奏やりたいから頑張ってる……。
 『きみにとどけよう』って曲と、クソ有名な『COSMOS』歌います。

 そんでもってツェルニーやってます……。指めっちゃもつれるよねあれ。私だけかな。でもね、流れるような感じだから好き。
 好きでも苦手です。だからてるてるに超☆共感。こいつで時間かなり使うのにソナチネ先輩がやってきましたよ先週。先生ー、いじめですかー?(白目

 自分のペースで更新頑張ってくださいー。

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.811 )
日時: 2017/07/29 23:13
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~ましゅ~

いーえ!!
返信遅れてすみません(((;°▽°))

おぉー! 仲間だ(o´艸`)
やっぱそうだよね( ̄▽ ̄) ツェルニー苦手( ̄▽ ̄;)

ソナチネ楽しいよね♪
今は、学校の伴奏がメインで練習してるからソナチネはちょっとお休み中なんだー笑( ̄∇ ̄*)ゞ

ピアノ、なかなk家でも練習できてないから毎回のレッスンで怒られてばっかり(´・ω・`)

来てくれただけですんごい嬉しい(o´罒`o)♡
ありがとう! 頑張ります( ̄^ ̄ゞ


~ももたん~

返信遅れてごめんなさいー(((;°▽°))(((;°▽°))←

ジャージ新しくしたんだ!
いーなー笑(*´▽`*)

私も体操服新しくしたーい(´;ω;`)

COSMOSはうちの学校でも1年生の時に歌ってたクラスあったよー!( ̄^ ̄ゞ
結構伴奏目立つと思う!!( ̄▽ ̄;)

私は「親しらず子しらず」を弾きまーす!d('∀'*)


ツェルニーは流れる感じになるまで時間かかるから途中で嫌になっちゃう笑
先生本当に鬼(´;ω;`)

もうピアノでも部活でも怒られてばっかりでさすがに凹むなぁ……笑
自業自得だけど←


ありがとう!
頑張ります(* ॑꒳ ॑* )

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.812 )
日時: 2017/08/04 09:27
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

『また溜め込んでんじゃないのー?』
『ホントだよ~』
夜、寝る前に丁度携帯で4人のグループトーク画面を開いていたらポンっと音がして瑞希からのメッセージが表示された。
私も返信をする……と既読がすぐに3になり、4人でのやり取りが始まる。

──久々に話さない?
百合の一言だった。

グループの通話がスタートして、あっという間に全員が参加した。

「まぁね。でも1人でいる時間が多いから仕方ないかなー……」
『また時間見つけて集まろう!』
『日付合わせるの大変だとは思うけど、できたらいいねー!』
「ありがとう!」
『夏海の話を聞くのはもちろんだし、私も聞いてもらいたいことあるしね』
『私も~』

本当にこういう時間はずっと続いていて欲しい。
久々に3人の声を聞いたけど、元気そうだったな。良かった──。

『やばい! もう充電が少ないからそろそろ切るねー! また絶対集まろー』
じゃあね、と言って瑞希が通話を切る。

『そろそろ私達も切りますかね、瑞希の言う通りでまた絶対に集まろ』
『そうだね~! 楽しみ楽しみ』
「うん!」
百合と美佳も切る……残ったのは私だけ。

もちろん残っていても、私以外誰もいないのだから意味はない。
ちょっと寂しいけど、次会えるのを楽しみにすることにして私も通話を切った。


画面の上に表示される時間を確認する──明日も特に予定はないから、少し徹夜で勉強でもしよう。

なかなか勉強とピアノの両立が上手く行かずに、どっちか片方ばかりになってしまうのだ。
今日も午前中は、かれこれ3時間に行ったか行かなかったくらいピアノを挽き続けていて、今に至る。

自分で、1日の時間を決められたらいいのにな。

参考書を開いて、ノートにシャーペンを走らせた。


……集中できない。

携帯にイヤホンをさして、音楽を流す。──どうしても集中できない時、大抵私はこうして気持ちを落ち着かせる。

こうやって、勉強に苦労するならやっぱり授業をしっかり聞いておくべきだったな。
百合、瑞希、美佳もきっと私と同じように今を過ごしているんだろうか。
……──雄太も。

今、何してるんだろ。
ふと気になって、携帯を開く。



いや、もし勉強中だったら迷惑かな……いいや、明日の朝にでも──。

再び机に携帯を置き直した時だった。
メッセージが届いた音が鳴り、画面には雄太からのメッセージが表示されていた。

──『今、どーしてる?』
やっぱ気持ちって伝わるものなのかな。

「同じこと思ってたよ笑 勉強中φ(.. )」と返信を送る。

……不思議。
雄太とちょっと話すだけで、音楽を聴くよりもスッと心が落ち着く。


できれば、今すぐにでも会いたいくらい──。

【続く】

今日部活OFFなんです(* ॑꒳ ॑* )←
昨日、練習試合で明日と明後日が練習試合です(白目)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.813 )
日時: 2017/08/14 01:39
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~雄太サイド~

「今、どーしてる?」──携帯の画面には俺が夏海に送ったメッセージが表示されている。
まだ既読はついていない。

もしかして勉強中だったかな……と今更になって気づき、自分の鈍感さに呆れた。

『同じこと思ってたよ笑 勉強中φ(.. )』──返信が返ってきた。

やっぱ勉強中だったんだな。──とか思う俺も、勉強してたんだけどまるで手につかない。

「俺もそうだったんだけど、全然手につかない('ω'乂)」
『やっぱそうだよね!(b・ω・)b』
机に広げていたノートや、散らばっているシャーペンなどをしまって俺は携帯をど真ん中に置いた。


──『明日空いてる?』
夏海から連続メッセージが来た。
……突然で驚いたけど、すぐに返信をする。

「空いてる」
『なんか気分転換にどっか行こう』
「わかった」
『いつもの駅前に10:00でいい?』
「いいよ( ᐛ )و」
『じゃあ明日~♪』
「おやすみー」
『はーい!ヾ(:3ヾ∠)_』

明日、急だったけどすごい楽しみだな。
──どこ行こう……。

そんなことを考えながら、俺は何となくトークを見返していた。

どこか行こう、ってなる時は俺から誘う場合も夏海から誘われる場合もある。……何となく俺からすると誘ってもらえたら嬉しいし、誘えたらそれはそれで嬉しい。

最近感じるのは、前よりもお互いのぎこちなさが減ってきたし、ここまでの期間の付き合いになればかなり長い方なんじゃないかなと思ってる。


高3のこの時期は、結構大変だ。
俺も夏海も、あまり会えていないし話せてもいない。

気持ちが離れがちになっていると不安、って感じる俺は相当女々しい気がする。
もしかしたらこういうことに関しては夏海の方が、俺より男らしかったりするのか……。

素直になるのには、時間がかかる。
──でもお互い一緒に過ごせる時間が少ない。


数少ない一緒にする時間をいかに素直に過ごせるかで、変わってくると思うから明日は素直になりたい。


……好き、とかそういうのも素直に──。


「……無理だ」
携帯を脇に置いて、机に突っ伏した。
やっぱ難しい。



「でも、やるだけやるか」
素直になる作戦──夏海に伝わったらいいな。


──明日は久々に時間を共にできる。数少ない共にできる時間を特別なものにしたい。
俺はそう思ってる……──


夏海は、どうしたい?って明日最初に聞けたらそれだけで素直に──。



「なれる」
俺は少しだけ重い体を起こして、ベッドへと移動した。


【続く】

もう内容以前の問題で、もしかしたら誤字脱字が多いかもですm(*_ _)m←
後日加筆修正するかもです※

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.814 )
日時: 2017/09/02 16:43
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「あと15分間もあるや……」
腕時計を見ながら、私は少しだけため息をついた。

遅過ぎず早過ぎず……ちょうどいい時間に行こうと思って普段つけない腕時計をつけてきたというのに。

「全然意味ないや」
相変わらずの自分に呆れつつ、少しだけこみ上げてくる笑いはごまかせなかった。
もしかしたら──というか絶対、腕時計を見てひとりでに笑ってる人がいたらみんな引くだろうなと、笑いながらも人目が気になって気になって仕方がない。


暑い──。
外に出るのは最低限、と考えがちだが何か用があるのなら。例えば今日みたいに、誰かと会うなら外出はする。


今朝、雄太と今日のことについて改めてやり取りをした。
なんでも雄太によると「今日少しだけ電車乗り継いで行ったとこに花火大会がある」とか。調べてみたら、全国的にもかなり有名な花火大会らしい。

少し遠いけど、花火が上がるのはまだ先だから13:00に待ち合わせ時間が変更になった。
恥ずかしながら、浴衣をあまり着たことがない私は着付けをしてもらいに午前中は行っていたのだ。
着崩れしにくいようにしてもらったので、大丈夫だとは思うけど不安でいっぱいだ。

待ち合わせ場所の前にあるお店の窓に窓に映った自分の姿を見て、急に顔が赤くなってしまった。

「やっぱ変かも」
こんなに緊張したのは久々で、ぶわっと汗が出てきた。


軽い風が吹いて、私の汗が少しずつ乾いていくがあまり心地いい気はしなかった。
腕時計を確認すると、あと5分になっていた。




「遅くなった!」
雄太が来たのは、それから10分後くらいだった。
さっきからもう10分も経ったのか──ぼーっとし過ぎていてこの10分間の記憶が何もない。

「大丈夫! 浴衣いいね」
雄太も浴衣を着ていた。

「行く直前になって、婆ちゃんにどこ行くか聞かれて花火大会って言ったら、前に俺のお父さんが着てた浴衣を持ってこられたから……それで遅れた!」
なるほど。
雄太のお父さんに会ったことはないけど、きっと雄太に少しくらいは似てて……お父さんに似合う浴衣だろうから、もちろん雄太にもすごく似合っている。


「夏海は?」
「あー、えっとね私は着付けてもらったよ! 1人で着ようかと試みたものの無謀だったからさ」
「似合ってる」
「……ありがと」

あぁ、今私はどんな表情してるんだろ。どんな風に雄太の目に映ってる……?


「行こっか」
「花火楽しみー!」
今年は花火なんて諦めていた。
……まさか一緒に見れるとはなぁ。

やっぱり思わぬ展開に心が追いついていないけど、緊張よりも楽しみが今は大きい。

浴衣も下駄も、今しか着たり履いたりできないものだからほんとに高校生最後の時に着れてよかった。
自然に顔がほころんだ……──。


【続く】

今から、多分21:00ちょっと前くらいまで塾なのでそのあとに他の方の小説に行きたいと思います( ̄^ ̄ゞ
あと5日でテストです(* ॑꒳ ॑* )

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.815 )
日時: 2017/09/09 18:08
名前: 白幡 ◆LgqgkUTeCU (ID: 51/AcAGl)

初めまして、白幡しらはたといいます。
まだカキコを始めたばかりの者です(´・ω・`;)

閲覧数が凄いなと思って読ませて頂いたのですが(と言ってもまだ2話までですごめんなさい)、凄くサクサク読める文章で、でもその場の情景や登場人物の心情がとても伝わってきて、共感できて。

私の語彙力では伝えきれないのですが、とても素敵な作品ですね(*´ω`*)

またコメントさせていただくことがあると思います。その時は宜しくお願いします。

Re: ハツコイ【コメント募集中(o´罒`o)】 ( No.816 )
日時: 2017/09/10 09:36
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~白幡さん~

初めまして! こんにちは。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。.
来て下さり、ありがとうございますm(*_ _)m

全然です!
そこまで読んでくださったのだなと感動しています←

途中まで文章の修正をしたのですが、途中から急激に文章が狂いはじめます(※
1回1回の更新にその日の私の感情とかが入っちゃっているような日があって、読みづらかったりします(※※
どんよりとした暗さが続く時があります(※※※

図々しいのは百も承知ですが、また来てくださると嬉しいでs(((((

私も白幡さんの作品お邪魔しますね(*゚▽゚)ノ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(* ॑꒳ ॑* )】 ( No.817 )
日時: 2017/09/18 16:42
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

電車を乗り継いで、降りたこの駅は少し離れたすぐ近くに海がある場所だった。
そこから花火が上げられるらしい。

「もう結構人いるんだね」
腕時計は丁度15:00をさしていた。

「もう少し暗くなったら、屋台とかも出るらしい。でもまだ当分暗くならなさそうだし……ちょっとこの辺ぶらぶらしてるか」
「そうだね!」
そう言って、雄太の横に並んで歩き始める。──ぎゅっと握られた手。意識すると急に恥ずかしくなっちゃうのだけれど、やっぱり嬉しいなとか思ったり。


……やっぱり、幸せだ。


*

「なんだか私達の近所では見ないお店ばっかりだね」
「今度別の機会にここ来てみてもいいかもな!」
「たしかに! いいかも」

あぁ、自然に次の約束ができるまでになったんだな。
──きっと次は、大学生になってから……になるんだろうか。

案外そう離れてない自分の未来だというのに、全く実感が沸かない。


私達2人の間に沈黙が生まれた。
……けれど、雄太がぎゅっと手を握ってきたので、私も握り返した。


「……花火楽しみだなぁ」
「それまでに疲れちゃわないようにしないとだね」

お互い慣れない格好をして歩く。
もちろんそれはすごく楽しいことだし幸せなことだ。……けれどやっぱり楽しくて幸せなことには、疲れがつきものだということを、忘れてはいけない。

「辛くなったら無理すんなよ?」
「ありがと! ……でも花火見るまでは、もし辛くなっても無理しちゃうかも」
「それは心配です」
聞き慣れない雄太の口調に思わず吹き出した。


空は少しずつ、ほんの少しずつ日が落ちていって──花火が綺麗に見える舞台を作りだしていた。


*

「屋台が出ている!」
一通りぶらぶらした私達は再び駅前に戻っていた。
さっきまでは人ばかりだったここ周辺に、ズラッと屋台が並んでいたのだ。

──いくつになってもお祭りや花火大会の屋台は、見たらはしゃいでしまうしたくさんお金を使ってしまう。
本当に不思議だ。

「買いに行こーぜ」
「うん! 私は焼きそばの方並んでくるわ」
「了解」

買い終わったら、またこの同じ場所で待ち合わせることにした。
鉄板に広がる麺や野菜、それが煙と共にいい匂いを放ち、私の食欲をとんでもなく掻き立てるのだ。

「いい匂い~」
思わず鼻でその匂いを吸ってしまう。

前にも後ろにもたくさん人が並んでいる。
でもきっと、この時間なら花火が上がるまでには間に合いそうだ。


あと1時間で花火が上がる。
──1番大事な人と一緒に見る花火は、どんなふうに見えるだろう。


【続く】

もうすっかり花火シーズンじゃなくなってしまったのに、すみません(((;°▽°))
私は花火見る場所の近くのスーパーでいつもなにか買ってから友達と見たりしてます( ᐛ )و

花火大会いいですよね……笑
私も夏海みたいに好きな人といきたい(白目)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(* ॑꒳ ॑* )】 ( No.818 )
日時: 2017/10/05 22:21
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

──なんかいいな。
今自分がしていることは、すごく危険で怪しくて不審的なことだと理解している。

待ち合わせ場所から、少し離れた場所で私は雄太の方を見ていた。

……なんか今日口にしてないかもしれないけど、「かっこいい」──。


「夏海ー!」
いきなりさっきまで、別の方向を見ていた雄太が私の視線を感じたのか声をあげて手を振ってきた。

「ごめん! お待たせ……」
「もう、早く来いよな。 ちょっと1人で2人分の食いもん持ってるの恥ずかしいし……」
「そ、そうだね」
口調を聞く限りでは、そんなに怒ってなさそうだ。



「いい感じの場所空いてるかな?」
「おう! それならさっき、俺が行った屋台のおじさんにいい場所教えてもらったぜ!」
「ほんとに? すごい!」

こっちこっち、と雄太が力強く私の手を引っ張るから恥ずかしがる間もなくただただ引っ張られっぱなしだったよ──。


着いたのは神社の鳥居の前。 丁度2人でくっつき気味で座れば入るようなところがあり、腰をかけた。

さっきまですぐ近くにあった騒ぎ声があんなに遠く聞こえる──。
上を見上げると、何もない……ただただどこまでも広がっているような空があった。 あとはそこにパァっと花火が上がれば完成するのだろうか。


いちご味のかき氷をそっと、口へ運んだ時だった。
ピューっという高い音が聞こえ、一瞬でそれが花火の上がる音だということがわかった。

私と雄太が見上げていた場所に丁度花火があがり、開いた……。


「きれい……」
もっとほかの言葉で言い表したかったけれど、私にはこの一言以外考えられなかった。

「俺ら以上に、今の花火をきれいに見れた人っていないんじゃね?」
「そうかも」

屋台のおじさんに感謝だ。


「ラストが、すごいって有名なんだよな。 初っ端からこんなにすごいんだからラストはどうなるのか想像つかねーよな」
「一発目でこんなに興奮しちゃったもん!」

ここからはじまる、っていう合図の一発目は私達にとてつもなく大きい感動を与えた。


もう1回、かき氷をすくった。
──心地いい冷たさと甘さが、じんわりと口の中で広がる。


目の前には、次から次へと花火が上がっては広がって、すっと消えていく。
……花火が上がったあとの空には、煙しか残らないけれどその色の鮮やかさと美しさは私達の記憶に深く刻まれるものがある──。


今日の花火も、もちろん私の記憶に深く刻まれる思い出の一つであることに間違いはない。

でも若しかしたら1番この世で大事な人と一緒に見ているからかもしれないというのもあるのかもしれない──。


【続く】

明日から秋休みです( ᐛ )و
ようやく前期が終わり、中2も半分が過ぎました。

時が経つのは早いのに、なぜこんなにも更新が遅いのだろうか←


過ごしやすいこの季節に便乗して、少しでも進められるようにします(((

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中(* ॑꒳ ॑* )】 ( No.819 )
日時: 2017/10/06 02:15
名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: Dbh764Xm)

こんばんは、いきなり失礼します。四季です。こちらへ書き込ませていただくのは初めてだったかな、と思います。
参照が凄くて驚きました!

てるてるさんらしい明るい雰囲気の作品で、読んでいて元気が出ました。
まだすべて読みきれてはいませんが、これからもジワジワと楽しませていただこうかなと思っております。
イラストも可愛らしくてステキでした♪

これからも執筆頑張って下さい。応援しております!

Re: ハツコイ【コメント募集中(* ॑꒳ ॑* )】 ( No.820 )
日時: 2017/10/07 19:51
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~四季さん~

こちらにも来て下さり、ありがとうございます!!。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。.

確かにこちらでは初めてですね! いつもほんとにお世話になっています(*・ω・)*_ _)


途中まで修正がしてありますが、途中から完全にストップさせてしまったので文章が急に変化します。
例えば、3点リーダーの使い方で説明するのが、1番分かりやすいです←

「・・・」最初の頃。

「・・・」しばらくしてから。超短期間。

「...」これにハマりだす。

「......」6個を覚える。

「……」現在。


って感じです笑←

最初はパソコンでやってたので、1回の更新も短いですし会話が少ないです←←


ほんとにいい意味でも悪い意味でも、たくさん思い出があります( ̄▽ ̄;)

精一杯頑張ります!
長々と失礼しました(*・ω・)*_ _)

byてるてる522

Re: ハツコイ【~3周年~ 本当にありがとうございます!!】 ( No.821 )
日時: 2017/10/11 16:32
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「今日ほんとに、来てよかったなぁ」
横に座っていた雄太が、焼きそばを食べながらそう言った。

同感だ。私も今同じことを思っていた。

──同じ時を共にする。その瞬間に同じことを考える……たくさんの奇跡が今重なった。

「私も。……雄太の浴衣が見れてよかった」
「夏海、やっぱ浴衣似合うな」
「……ありがと」

急に言うもんだから、心臓が飛び出すかと思った。
私は何となく照れくさくて、「よかった」とかそういう似合ってるっていうニュアンスを含むような言葉で伝えがちだけど雄太はどストレートだからたまにもの凄いことを平然と言うから常にドキドキさせられっぱなしだ。

ほら──今も、似合ってるとかそんなことを平然と言って、笑顔を向けてくるんだからかなわない。


きっと今顔真っ赤だ。 すごい頬が熱い。

そんな私はお構いなしに花火は次から次へと空に上がって、開いては消えていく。



*

最後の花火が上がり、空から静かに姿を消したあと終了のアナウンスが入った。
それを合図に、私達も立ち上がって駅まで戻る。 すっかり人でいっぱいだ。

「これじゃあ、しばらく電車待つしかなさそうだね」
「うん。 いいよ、のーんびり帰ろう」
「おう」

気を抜いて、ボーッとしてたらすぐはぐれちゃいそう。
きゅっと手を握りしめると、ガッと雄太に腕を掴まれた。

「……はぐれたら、危ないし」
「ありがとう。 じゃあ遠慮なく……」
掴まれた腕ではなく、手をそっと握った。
私の小さい弱々しい手とは違って、雄太の手は大きくて力強い。 上から私の手も包み込んでいる。


その場から、ほとんど身動きが取れない状態。──私達のことを押しのけて行く人も結構いるけれど、それでも不安は感じない。
握り返された手があるから、安心してる。




改札を通って、駅のホームに着いたのは結局20分後くらいだった。
──こっちの電車に乗る人は少ないらしく、全然人がいない。 シンとしたホームに並んで腰を下ろしていた。

間もなく電車が来ます、というアナウンスが流れる。

「ねぇ、雄太……」
私は雄太に話しかけたつもりだったけど、ちょうど被ったタイミングで電車が入ってきて私の声をかき消した。
ん?と雄太は私の話に耳を傾けている。

今日はありがとう、と言おうとしていた私の口はその言葉の代わりに
「また、来年もふたりで来よう」
と言葉を発していた。


「あぁ。絶対行こう」
来年──ってことは私達は大学生で、それぞれが本格的に自分の将来に向けて歩み始める。
今は雄太も、多分私も……まだ迷いの残る目をしていると思うけど、もっと真っ直ぐな目をしているのだろうか。


──開いた扉から、電車に乗り込んだ。


【続く】

3周年、本当にありがとうございます(*・ω・)*_ _)
ここまで続けてこられたのも、皆さんのコメントがあったからです!!

これからもよろしくお願いします(* ॑꒳ ॑* )

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.822 )
日時: 2017/10/17 16:41
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

●作者3年間を振り返るページ●

ついに、私がこの作品を執筆し始めて3週間が経ちました。
当初は「1ヶ月くらいで完結!」なんて思っていたので、色々な意味でびっくりです。 ここまで続くとは思っていませんでしたし、1ヶ月で完結させようとしていた自分自身にも←

今じゃほぼ1ヶ月に1話更新なのに笑( ̄▽ ̄;)

小5でランドセルを毎日背負って、16:30頃に毎日帰宅していた私が、部活だなんだと言ってこういう早下校の時くらいにしかまともに更新できない中2になってしまいました ∵゚。・(。´ノω・`)。゚∵
ものすっごい引っ込み思案で何も喋ってくれない中1の夏海が、大学受験を控えていますよ( ;∀;)←←

こうして色々と時の流れと共に変わっているのに、私の駄文さと日本語のおかしさだけが何一つ変わっていません( ᐛ )و
多分これからも変わりませんね( ・∇・)


さすがに3年間こうして書き続けている(途中でどこかへ疾走した時期もちらほらありましたが)といろんな方に出会えたり別れたりの繰り返しばかりで……「あの頃中2だった子は今高2になってるのか!」とか思ったり笑←

コメント読み返したり最近はしてました。


友達と遊んだり、部活したり勉強したりもありますがそれでもなんか小説ってすごい自分の中にいつもある存在でこれからも消えない存在なのかなぁと思っています。

小説家になりたい!って本気で思っていた私はどこかへ消えてしまいましたがそれでも書くことはすごく楽しいのでこれからも続けていきたいと思います!!! 自分のペースで。

書きたい時に書いて、離れたい時に離れる。
そんな距離感を保ちつつこれからもボチボチやっていきます!!( ̄^ ̄ゞ


もし今これを読んでくださっている方がいればこれも何かの縁だと思ってます!
ほんとにこんな駄文の小説を読んでくださりありがとうございます(*・ω・)*_ _)

リアリティがないですし、日本語変ですし、小説の書き方がおかしいとは思いますが本当にそれでも見てくださる方がいたからこその3年間でした。


雑談掲示板を使用していた時に、ふと荒らしに出会ったりなりすましをされたりして急遽名前にトリップをつけてみたりしましたが全て懐かしい思い出で大切です笑(*´▽`*)


長々と書いてしまいすみませんm(*_ _)m

図々しいのは承知ですが、これからも読んで頂けたら嬉しいです!
……もう少しこのハツコイにお付き合いくださいませ(* ॑꒳ ॑* )

これからもあなたの心に残れるような作品を目指して書かせて頂きます。


2017.10.17



byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.823 )
日時: 2017/10/17 17:15
名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: 5VHpYoUr)

こんにちは。またお邪魔します。

3年間を振り返るページ、読ませていただきました!3年というのは、長いようであっという間ですね。
これだけ長い期間執筆を続けてられるのは凄いなと思い感心します(^-^)
長期間になると文章も段々変わりそうです〜♪ そしてこれからもまだまだレベルアップしそうですね。

いつも楽しませていただいてるので、これからも色々な作品の更新頑張って下さいね!応援しています!

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.824 )
日時: 2017/10/18 19:06
名前: 上瀬冬菜 ◆P8WiDJ.XsE (ID: 3rAN7p/m)

 こんばんは。そして、お久しぶりです。
 もしかしたらわからないかもしれないけど、覚えてるかな……?

 まず、ハツコイ三周年おめでとうございます!
 始めのところとか読んでいたんだけど、最近人様の小説を読むことがとても少なくなっていって……ハツコイのスレも度々覗かせて頂いていただけだったから、また始めの方から読み直ししたいなーと考えてます。
 三年間も書き続けるのって大変だよね。てるてるの文章は清涼感があってきゅんってするから読んだとき好きだなって思ったのを覚えてます。というか今もそう思ってるんだけど((

 そして、閲覧数二万おめでとうございます! って遅すぎですね((
 人気=面白いというわけではないこともあるけど、ハツコイは文章も心情描写も、そしててるてるの書く感謝の報告などもすごく読んでいて楽しいです。てるてるは本当に人格があるというか、心が綺麗な人だなーって思うのね。
 感想がなくてごめんね……! やるやる詐欺になる可能性もあるから断言はできないのが歯痒いけど、読み直したら感想書きに来ます。

 いきなり失礼しました!

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.825 )
日時: 2017/10/18 19:41
名前: モズ (ID: OLpT7hrD)

 お久し振り、一番手は絶対にならないモズです。皆さんお祝いしてるようですから祝いましょう。


 138ページもあってそこを見るだけでも気持ち悪くなりそうです、あ、褒めてるんですよ。
最近は何にも書いてないから凄いなって。
あと、閲覧たくさんおめでとうだよ!


 最近は本当に何にも見れてない! からハツコイも他のてるてるのも……。
申し訳ないです、いつか読めると良いです。


 モズ、恋愛は書けないのでしかも長編を書いているてるてるは凄いなと思いながら。
もう脱線しまくってほぼ全ての板にスレを立て放置しています。
コメントさえも最近は書いてないんですけど。


 自分よりも年下なのにこんなに書けるとか凄いです。誇ること、何もないよモズは。


 なんか暗くなりましたしどんどん寒くなるこの季節ですしもうおさらばします。


 しーゆーあげいん、もずでした

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.826 )
日時: 2017/10/21 06:33
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

※返信遅れて申し訳ありません(((;°▽°))


~四季さん~

またまた!
来てくださってありがとうございます(*・ω・)*_ _)
すごい嬉しいです!

本当にあっという間で、気づいたら3年も経っていました。
でも楽しい3年間でした。
(なんだかもうカキコをやめてしまうかのようにも聞こえますね←)

私からしたら、四季さんの短い中で濃い内容の小説を執筆できることの方がなかなかできることではないすごいことだなと感じています。

レベルアップできたらいいなと思っています笑( ̄▽ ̄;)

まだまだ未熟な部分しかないですが、少しでも期待に答えられるよう頑張りたいと思います( ᐛ )و


~悠乃~

お久しぶり(* ॑꒳ ॑* )
忘れるわけないよ!! 覚えてる(`•ω•´)

ありがとう!
ちょうど1年とかそのくらいの時期に、悠乃に出会ったなってコメントみてふと思い出した←

そう言ってくれてすごく嬉しい!!
本当に最初の方は急に修正消えるから恐ろしくグダグダな文章だよ笑( ̄▽ ̄;)

清涼感!! すごい響きがいい笑d('∀'*)

私も悠乃の作品を読んだ時とか、イラスト見た時とか自分には真似できないなにかがあってすごく憧れたのを覚えています( ˙꒳​˙ * )

ファンタジーのよさに気づかせてくれた作者さんでもあります笑

私も最近悠乃の作品読めてないからまたお邪魔したいと思います!
私も断言できないけれど、読んだら感想書きたい!!(`•ω•´)

お互い頑張ろ!!!

コメントありがとう~♪


~モズさん~

来てくれてありがとう(* ॑꒳ ॑* )
お久しぶりです笑

そっかもう、そんなにあるんだね←

モズを含めて、いつも見てくれる人がいるから超えられた数です( ᐛ )و


ハツコイは本当に長いし、グダグダだから見れる時でいいし、その言葉だけでも嬉しいです笑(*´▽`*)

全然すごくないよ←
離れたくなって、何回も離れた時はあったしすごいとこなんて何一つない←←

もっと自信もっていいと思うよd('∀'*)


来てくれてありがとう(`•ω•´)
私もモズの作品見に行きます( ᐛ )و

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.827 )
日時: 2018/01/18 19:36
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://久々の自宅PC←

~第19話 私が奏でたい本当の「悲愴」 夏海サイド~

この前、テレビでパイプオルガンの特集番組がやっていた。
ほぼピアノと同じような演奏方法だけど、足でも音を奏でるという部分と独特な音色が明らかに違うということくらいしか私には知識がなかった「パイプオルガン」は一瞬で私をとりこにした。

──ピアノは演奏者によって音色が変わってくる。
同じ曲でも10人が弾いたら10の曲に……100人が弾いたら100の曲に変わると言われているが、パイプオルガンは違う。

誰が弾こうと基本は同じ音が鳴る。


テレビから流れるパイプオルガンの音色に私はとても夢中になってしまっていた。
気がついたらご飯を食べていた手さえも止めてかじるように食いついていたのだ。


*

一昨日にあったピアノのレッスンでも、先生にそんなような事を言われた。

「私が弾く悲愴と夏海が弾く悲愴、全然違うのわかる?」
「はい」

私は先生のピアノの音色が大好きでずっと目標にしてきた音色だ。上達への近道は憧れの人を真似ること。
──その言葉を聞いてから、私はずっとずっと先生を真似てきた。

どんなにやっても同じような音色は奏でられないのだけれど……。

「真似ることで得られる事はもちろんたくさんあるけれど、真似ることから最終的には自分の弾き方を見つけていかなきゃいけない。 最終形は夏海と私とで異なっているはずよ」
「最終形……」

そういうものなのか。
──自分の弾き方。 そう聞くと今までも少なかった自信がさらに失せていく。 完全消滅も気持ちの持ち方次第で傾く。

「この曲は、きっちりかっちりが最終形じゃなくて自分のアレンジを加えてかっこよくまとめることでやっと曲と呼べるまでになる。 たくさんのピアニストが弾いている曲だと思うけれど彼らは彼らでそれぞれ曲に込めている思いは違うと思う。 それを読み取れとまでは行かなくても違うな、くらいは感じていて欲しいっていうのが私の願いかな」
先生の言ったことは、すぐにすんなりと頭には入ってこなくて……。

「少しずつでも、何となくでもいいから頭の端の方にでも常に入れておいて」
私の戸惑いを感じたのか、先生は笑ってそう言った。

「分かりました」


パイプオルガンと、ピアノは違う。
──自己表現をするのには……今の自分の思いを訴えるなら、ピアノで演奏する方がずっと伝わる。


*

テレビを消して、テーブルを片付ける。
手を洗ってからピアノのある方へと向かった。

「私の悲愴を見つけたい」
見つける、なんて言い方普通はしないだろう。


けれどなんだか、すごくぴったり当てはまる気がするのだ。


そっと鍵盤の上に指を乗せた──。

【続く】

PCから参上です←
iPadが故障しました(´・ω・`)

直り次第まだそっちで更新ですが、しばらくはこっちかな……。

またのんびりになります←


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.828 )
日時: 2017/10/28 14:11
名前: チェリーソーダ (ID: xStpW3P0)

こんちは~チェリーでーす。

おひさしぶりっす!閲覧たくさんおめでとうございます!!
いやぁ……いまさらだけれどもおめでとう。

私も頑張ろう!って思えました。同じ中二同士、これからも仲良くしてくださいねー。
タメでいいです……か?同級生なわけだし……っていうのは私のわがままですねすいませんでしたー。
これからも更新頑張って下さい!
私の小説にも来てくれてありがとう(#^‐^#)

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.829 )
日時: 2017/10/29 21:53
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~チェリーちゃん~
(タメと言われたので、そうすることにしましたー笑)

来てくれてありがとう(* ॑꒳ ॑* )
お久しぶりです~♪

ありがとう!! 本当にチェリーちゃんのお陰でもあるよー笑d('∀'*)


こちらこそこれからも仲良くして欲しい!!(*´▽`*)
同い年の人と出会えて本当に嬉しいー!!( ᐛ )و

全然そう言ってくれてすごい感動です←

なんだか自分からなかなか言えない人だから、言ってもらえるとすごい舞い上がるんです( ̄∇ ̄*)ゞ

チェリーちゃんも頑張って!!
楽しみにしてます(o´罒`o)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.830 )
日時: 2017/10/31 19:03
名前: ラビ2 (ID: x84wZqnr)



こんにちは。ラビ2と申します。m(_ _)m

てるてる522さんの作品を読ませていただきました。

最初は、閲覧数が2万を超えていたので、「こんなすごい人がイルノ?」とびっくりしていましたが、

中身を読んで納得しました。

私はくだらない小説を書いていますが、てるてる522さんみたいな作品が書けるのを夢見ています。

近いうちに、また会えたらいいなあと、思います。



これからも頑張ってください!(^▽^ノ)


Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.831 )
日時: 2017/11/04 20:35
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~ラビ2さん~

初めまして!! 閲覧ありがとうございます(*・ω・)*_ _)
返信遅くなってしまい、申し訳ないです(((;°▽°))

全然ですよ( 'ω')←
ただ更新がのんびりなので、なかなか完結せずにいつまでもちょいちょいと動いているので嬉しいことに閲覧数が増えているだけです((←

下らない小説なんてありませんよ( ᐛ )و
私も、ラビ2さんの作品を読ませていただきたいと思います(`•ω•´)

ぜひ!! 図々しいですが今後ともよろしくお願いします!(*´▽`*)


お互い頑張っていきましょう!!!(* ॑꒳ ॑* )

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.832 )
日時: 2017/11/25 09:21
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

──滑るような動きで、しなやかでなめらかなメロディが印象的。
本当にこれが私の抱いた悲愴への第一印象だった。

最初の低い音から始まるこの音域は、男の人が歌いやすい音域になっているらしい。
そこから、少し音が上がると今度は女の人が歌いやすい音域へと変化する。


さらに、1番耳に響く滑らかな主題の音以外にも静かに刻まれている音がある。
──その音があることによって、一つのメロディもより深みが高まってたくさんの人の心を揺り動かす曲となるのだ。


私の印象かもしれないけれど、第二楽章は悲愴感からちょっとずつ解放されていくようなそんな印象を受ける。
今の私が悲愴感に包まれているのなら、この曲のように自らを解放させることができるのだろうか。

──主題と共に奏でられていたもう一つのメロディ(内声部)が三連符に変化した。

ベートーヴェンが、ピアニストの時代に作曲されたと言われるこの曲は私にとっての因縁とも呼べる1曲だ。
ふとしたら、昔の嫌な記憶が今でも鮮やかによみがえるのだから……。


*

「うーん……」
出来は今までと比べるとかなり良い。
もう時期この曲を発表するとなるとあと私に足りないものは何だろう。

楽譜をパラパラめくっていると、ページがずれてしまった。

「これ……!」
開いたページは第一楽章だ。
重々しく、という指示から始まるこの曲は細かくたくさんの強弱をつけることで、第二楽章とは打って変わった曲になっている。
私は弾いてみる事にした。

重々しく弾いたと思ったら、一気に音を絞る。
……それを繰り返す。



1つ目の主題がやってくると、一気にテンポが速くなる。
急に雰囲気が変わるところは、弾き方からしっかりと変化させる。
──そうすることから色々楽しめる曲になるのだ。


そしてだんだんと、焦りや追い詰められているようなメロディになる。
ただ速いだけじゃない。 ちゃんとそこにも1つのドラマがあるのだから。

2つ目の主題。
短調で、まだ暗い雰囲気が続いている。
徐々に速まるテンポとともに、ボリュームも増していく。

……とまた、1つ目の主題が始まる前の部分へと戻っていくのだ。


そこから今度は両手がそれぞれ細かい動きを始める。
たくさんテンポが変わって、作り出されるこの曲の深みは、私の言葉なんかじゃ言い表せられないだろう。

第一楽章も第二楽章もそれぞれの良さがある。
今回私が弾くのは、第二楽章だけど第一楽章も弾いてみる事によってそこからベートーヴェンが伝えようとしている悲愴にちょっとでも近づけるような気がするのだ。


【続く】

もう時期、悲愴についての話も終わりになります。

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.833 )
日時: 2017/11/28 16:20
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「これでよし……っと」
肩より少し下の髪の毛。 髪の毛をとかして、少しだけ編み込みをする。
昔は発表会当日は、それまでに可愛いドレスを買ってもらうのだが今はもう発表会は制服で出る。

──コンクールでは、ドレスを着ることもあるけれど。


『みんなで応援に行きます٩( ᐛ )( ᐖ )۶ (佐野も一緒にね♡)』……美佳からのメッセージを改めて見返す。
こういうさりげない一言とかで、とてつもないパワーを貰えるのだ。

「夏海ー、そろそろだけど準備は大丈夫?」
控え室にいると先生がドアから顔を出して、私にそう言った。
……本音は大丈夫じゃない。 けれど、大丈夫だと思い込ませるしかない。

「なんとか、大丈夫です」
「自信もってね」
私が深く頷くと満足げに先生は、ドアを閉じた。
バサっと持ってきた楽譜を広げる。

とりあえず、私の「悲愴再チャレンジ」は一旦終わりを遂げる。
また時間があれば弾けばいい。 納得のいくまで。

……けれど、もう人前で弾く機会というのはほぼ0に等しい。

ということは、どんな状況だろうとまずは人前で自分自身が納得のいく演奏ができるかどうか。
それが本当に大切だ。

私の大切な、百合や瑞希や美佳。そして雄太。
たくさんの人が自分にはいるんだって思えるそれだけで充分気が楽になる。


発表会は年齢順だから、高3の私は一番最後。
──最後はやっぱり印象に残る。

過去のトラウマにさよなら、と言えるように。
今日までずっと練習を繰り返したのだから、きっときっと大丈夫だ。

心を強く持つ。


もう少しできっと私の出番だ。
それまで私にできることを考えて精一杯やるしかない。

楽譜に目を戻して、私は一つ一つの音符をなぞるようにじっと見つめた。






──……どれくらい時間が経っただろう。
何回楽譜を見返しただろう。

もしかたらほんの数分かもしれない。
ずっとずっと、時間が経っているのかもしれない。

「そろそろ、時間だけど……」
先生が私を呼んだ。
立ち上がって、楽譜をパタンと閉じた私の顔を見て先生はびっくりしたような表情をしたけれど、ドアを出る時にそっと
「今の夏海なら、びっくりするくらいの演奏が弾けるはず」
と先生にささやかれた。


舞台袖に行くと、ちょうど私の前の人が演奏を終えてお辞儀をしているところだった。


──本当の本当に最後の最後まで、私に集中する時間をくれた先生に感謝した。


今までのすべての人への感謝を、この演奏に込める。
──それと共に過去のトラウマにも、別れを告げるのだ……。



舞台袖から一歩踏み出したところから私の演奏は始まる。
ポンと背中を先生に押してもらった。


そこの温もりがほんのりと残っている。
この演奏にすべてをぶつける。

【続く】

新作立てます。(怪しげなフラグが1本立ちましたね笑
byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.834 )
日時: 2017/12/12 17:25
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

●作者もう今年1年を振り返るページ●

こんにちは! いつもお世話になっていますm(*_ _)m
本日、確認したところ参照が23000を突破していました!!! 本当にありがとうございます( ¨̮⋆)

あまり更新できていない中でも、多くの方に作品を閲覧して頂けて本当に嬉しいです。 感謝です❀.(*´▽`*)❀.


本編、ちょうどいい感じのところで終わってますが更新ストップしていてすみません( ̄▽ ̄;)
なるべく早めに書きたいと思います( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)

今年はなんだかカキコに来れない日が多くて、月1更新とかもっと間空いたりとか……。 そんなのばかりですみませんm(*_ _)m

2018年、まだ決めていませんがどれかの小説に新年のイラスト投稿と共に抱負も描きたいと思っています!!( ᐛ )و
((抱負の内容は決めてます( 。•̀_•́。)笑



話は変わりますが、今更ながら始まりましたね! 小説大会←
毎度毎度、ワクワクしてます٩( ᐛ )( ᐖ )۶

知ってる作品入賞しないかなとか思ってます( ̄∇ ̄*)ゞ
気がつけば今回で7回目の小説大会参加になります。


1度は自分の作品が入賞作品の中に入ってみたいものです((願望

そんなの言うくらいならまずは、更新スピード上げろって感じですね笑( ・∇・)



そういえば、先日イルミネーションを見に行きました。
本当に綺麗で出ませんでしたが涙が出そうになりました。・゜・(。´ノω・`)。
ハツコイにもイルミネーション出したい……(`✧ω✧´)


今小説内では、冬とズレちゃってますがそのうち書きたいなと思ってます( ̄∇ ̄*)ゞ
楽しみにして頂けると嬉しいです~(*゚▽゚)ノ



ハツコイを通して、たくさんの人に出会えてすごく嬉しかったです( ¨̮⋆)
多くの方に読んでもらえてびっくりです笑 信じられない。

部活と勉強(ほとんどしません笑)と、カキコ。
両立します!ってすぐには無茶ですがちょっとずつでも毎日数行でも小説内容を考えられるように時間を使っていきたいと思います( ᐛ )و


23000、本当にありがとうございます!!
これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.835 )
日時: 2017/12/25 17:17
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

大きいグランドピアノの前に、私は立った。
思わず目を背けたくなるほどの人の数。

そんなことでうじうじしているようじゃ、自分の演奏ができない。……深呼吸を軽くしておじぎをした。

パチパチという拍手。──顔を上げると雄太や百合たち姿が視界に入った。
美佳が拳を大きく振っている。 そっちに向けてちょっとだけ口角を上げて微笑んでみた。 もう1回やってきた緊張から少しずつ解かれるような、そんな感覚を私は少なからず感じていた。



「これで最後……」
練習をしました、と言うのは簡単なことだ。
その練習の成果というものを、1週間の中にあるレッスン日や発表会、コンクールで出せなければ練習したということを認めてもらえない。 分かってもらえないのだ。


私自身が弾く悲愴。 誰か人に聞かせることはもう最後だろうなと思うのだ。
最後はどうするのか。……──今までで1番の演奏がしたい。



昔にあった発表会の時に弾いた鍵盤の感触と同じだ。
シンとしたホールには私の奏でる「悲愴」しか流れていない。


──ちゃんと弾けてるのかな?

今まで練習してきたこと。
楽譜に書き込んだこと。
先生に言われたこと。

過去に弾いた時のトラウマ。

何もかもが欠けることなく私の頭に蘇ってきた。
それほどの私の思いが詰まった音色だ。 そこらの音色とは比べられないくらい厚くて重い音になっているだろうか。


けれど指の動きとかは軽くて。
……過去の自分にさよならと言えた気がしたんだ。



*

「夏海!!」
全ての発表会が終わったあと、百合たちが私の元へきた。
横にいた先生が「またあとでね」と私とみんなだけにしてくれた。

「すごいよかった! 本当に感動した」
美佳が泣き跡の残る顔で私にそう言った。

「みんなのお陰で、私も今までで1番の演奏ができた」
本当にありがとう、と感謝を伝える。


みんながいたから。 支えてくれたから。
一人だったらきっとここまで弾けるようにならなかったと思う。



*

百合たちは先に帰った。
私はそのあとに、雄太に送ってもらうことになり一緒に電車に乗っている。

「……あんまり音楽のことはわからないんだけど、なんだか聴いてて思ったことは夏海らしいなっていうことと、もうちょっと聞いていたかったなぁっていうこと」
そう言って、私に笑いかけてくれるそのことが嬉しくて、私は泣きそうになってしまった。

「私だって、雄太に聴いてもらえて良かったなって思ってるよ!」
お互いの思ったことを伝えられる。
そんな関係に私達はなれている。


──私はいつも、雄太の優しさにすごく甘えているのだ。
大切で他の何にも代えられないかけがえのない存在である雄太に。


【続く】

なんだか本当にペース遅いです( ̄▽ ̄;)

MerryX'mas٩( ᐛ )( ᐖ )۶
みなさんはどんなクリスマスを過ごしましたか?
私は今日は部活がなかったので、友達と遊びました( ̄∇ ̄*)ゞ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.836 )
日時: 2017/12/26 18:09
名前: ちくない ◆/0kqSYFEDA (ID: WwOXoFC5)

お久しぶりです。
覚えてるかな(心配)

もう年明けだね…早い。
イラスト待ってます!
てるてるのイラストは色使いが可愛いから好き!!
イルミネーションいいよねぇ。
写真沢山撮ったんだけどいまいちで…(笑)

部活と勉強の両立は大変…。
ペース配分出来ないのは私((
カキコはね、楽しい(興奮)

空いた時間で頑張って下さい(`・ω・)ファイト!

*追記
割とどうでもいいんだけど、トリップ忘れたので新しくしましたー

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.837 )
日時: 2017/12/26 22:22
名前: てるてる522*teruteru69 (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~ちくない~

お久( ᐛ )و
忘れてないから安心して笑( ᐛ )و( ᐛ )و

2017もあっという間だったな←
イラスト頑張るね笑!!
いやいや全然とんでもないよ( ̄▽ ̄;)
あんなイラストにそう言ってくれて、本当に嬉しいです笑( ̄▽ ̄;)
ありがとう( ¨̮⋆)

イルミネーションは写真難しいよね( ˘•ω•˘ )
私も苦戦しました((((;´・ω・`)))


もう勉強・⌒ ヾ(*´ー`) ポイってしてる笑
明日も部活(((;°▽°)) 1日かもしれない笑

たまにやるカキコがすごい楽しいよね笑

ありがとう! ちくないもねん٩( •̀ω•́ )ﻭ
2018も楽しみつつのもうちょいペース上げて更新していきたいなって思います。

コメントありがとうございました!

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中( ᐛ )و】 ( No.838 )
日時: 2017/12/30 14:57
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~雄太サイド~

思わず泣きそうになった。
演奏を終えて、ピアノの椅子から立ち上がってお辞儀をしたあとの夏海はすごく綺麗だった。


*


帰りの電車の中で、すぐに「すごかった!」「感動した!」言おうと思っていたけどそんな一言で片付けちゃうのがもったいなくて、

「……あんまり音楽のことはわからないんだけど、なんだか聴いてて思ったことは夏海らしいなっていうことと、もうちょっと聞いていたかったなぁっていうこと」
そう長ったらしい文章を夏海に送った。


照れ隠しでちょっと笑ったら相手の夏海が泣き出しそうな表情になるもんだからつい……つられて泣きそうになるのを堪えた。

「私だって、雄太に聴いてもらえて良かったなって思ってるよ!」
目尻を指でキュッと抑え、俺にそう伝える夏海はすごく嬉しそうで幸せそうだったから俺も幸せになれた。



気がついたら、夏海は俺の前に現れて大きなインパクトを俺に与えた。
……自慢ではないけれど、クラスでもまぁまぁ友達が多かった俺は「あんまり関わらなそうなタイプかな」なんてちょっと見ただけで判断して。

──しばらくして俺の目の前から、スっと消えてもう一度君に再会した時はどうしたのと声をかけるのを躊躇ためらうくらいになっていた。



「……そろそろ駅だね。 どうしよっか、まだ時間はあるけど」
「じゃあ少しだけゆっくりして帰ろ」
「うん」

ほんのちょっとだけ、俺の知ってる夏海よりも成長した夏海の頭に手を乗せた。

いろんなことを乗り越えて、俺のことを置いていって先へ先へと進んでいく君を自分の手で引き留めたんだ。


いつだって、夏海は隣にいて欲しいから。


「ちょっと俺、連れてきたいとこあるんだけどさ……」
「うん?」
不安そうに首を傾げる夏海の手を繋いで、グイッと引っ張った。

「ちょっとだけ目つぶってて」
「わかった」
「すぐ近くだから、着いたら言う」
「うん」

──目を閉じると、周囲の確認ができなくなるからだろうか。 俺の手をぎゅっと握り直す夏海の手。




「着いた。目開けて」
「すごい長かったから、ずっと緊張しっぱなしだったよ。 どうしたの……」
わぁっ、と夏海から息を呑む声が聞こえた。

「ここ。すごい夕焼けが綺麗なんだよな」
「すごい……!」

はしゃぐ声から、だんだんと鼻をすする音へと変わっていく。
思わず横を見ると感動して泣いている夏海がいた。

「本当に、今幸せだなって思った」
泣き崩れた顔で笑うから、すごいぐちゃぐちゃになってる。

「俺も、今幸せだなって思ってる」

──幸せ宣言。
沈んでいく夕日を見ながら、今のこの瞬間の幸せは消えないと俺の中で確信があった。


まだ夏海と俺の手は、繋がれたままだ。


【続く】


2017年、恐らくこれが最後の更新だろうということで今年ラストは雄太サイドで締めくくらせて頂きました❀.(*´▽`*)❀.

多くの方と今年出会うことができ、本当に幸せな1年でした。

そういえばですが、新年のイラストは「二つの月」で掲載することにしました。
昨日イラストは大体完成したので、少しだけ私のグダグダな文章を入れ込もうと思います( ᐛ )و


本当にありがとうございました!
良いお年をm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【2017もお世話になりました( ¨̮ )♡*。゚】 ( No.839 )
日時: 2018/01/05 22:42
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「……やっぱり夢じゃなかったか」
昨日の夕方に見た、夕焼け。 寝て起きた今でも鮮明に記憶に残っている。

携帯が鳴って、雄太からのメッセージが表示される。
──『昨日はありがとー』
やっぱりあの夕焼けは私だけの夢じゃなかったんだ、と実感した。



でものんびりしている時間はない。
急いで着替え、朝ご飯のコーンスープを一気に飲み干す。
焼けたパンにブルーベリージャムを塗って、口に運びながら携帯を確認する。

「……雨模様、か」
折りたたみ傘を探そうと席を立ち上がり、それと同時に少し大きめの最後の一口を食べ切った。



靴を履いて玄関を出ると、空は雲に覆われていて微かに青い空が覗くだけだった。
──そろそろ制服も衣替えで長袖になるのかな。 だとしたら私が夏服を着るのもそろそろラストに近づいてるってこと……?
そう考えると急に夏服が恋しくなってきた。
けれども寒い冬をこんな腕を出してまで過ごし切る自信はないので、大人しく衣替えに従うことになるだろう。


改札を抜けると、ホームにいつもよりたくさんの人が集まっていた。
慌てて時計を確認する。 急いだお陰か少しばかり時間に余裕がある。
ほっと胸をで下ろすと、耳にアナウンスが流れてきた。

上を見ると、電光掲示板。……とある電車が止まってて、その影響でこっちの電車から行く人が増えているらしい。

「間に合う……かな」
何度も何度も時計を確認してしまうけれど、あまり針の位置は変わっていない。


何だか今日はツイてない。
──ふと、そう感じる時は誰にでもあることだと思う。

きっかけはそれぞれ違っていて、テレビでの占いが最下位だったとかご飯のスープをこぼしちゃうとか、寝坊するとか。
ちょっとしたことでもツイてないって思ってしまう。
そんなことが目の前で起きた。


……今日の私は、果たしてどこまでツイてないのだろうか。

【続く】

明けましておめでとうございます( ¨̮⋆)
2018年もよろしくお願いしますm(*_ _)m

6月になったら私もついに、カキコスタートから4年です❀.(*´ω`*)❀.
信じられないくらいの上達のなさです(*゚v゚)


部活が今日から始まりました( ºΔº ;)
キツい……( 'ω')
動けない……( 'ω')( 'ω')

byてるてる522

Re: ハツコイ【素敵な1年になりますように(*´ー`*)♡】 ( No.840 )
日時: 2018/01/09 12:56
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

──HRが終わった。

「夏海、朝すごいギリギリだったね」
「ちょっと電車が遅れてて……」
1時間目の準備をしていると、百合たち3人がやってきた。

「あぁテレビですごいやってた。 駅混んでたでしょ」
「テレビでやってたのー!?」
いつもならテレビを見たり、携帯のニュースを見たりしながら朝ご飯を食べるけれど、今日に限ってそれをしなかったせいか。
もっと時間に余裕を持っていれば、少し家を早く出たりバスで行ったりできたのに……。

「ねぇ、外」
百合が窓の方を指さしてそう言った。
そっちを見ると雨が降っている。

「うそ……。 折りたたみ傘結局なくて、降りませんようにって祈りながら来たのに」
「まぁ元気だしなって。 4時間目の体育はなしかな」
汗くさくならないー、と美佳は嬉しそうだ。

これ以上、私は一体どんな不運に巻き込まれるのだろう。

「とりあえず、今日は気をつけなって。 いつも通りのことを少しだけ気をつけながらやれば大丈夫だよ」
「そ、そうだね!」
瑞希の忠告を素直に受け取って、私は注意深く生活した。


*


──2時間目。

「……じゃあ次のページからー、村田さん呼んでください」
国語の時間私は当てられた。 しかも、よくある直前までの内容を聞いていなかったパターンだ。

「はい。 えーっと……」
教科書を見るフリをしながら、周りに視線を送る……と、「ここから!」と瑞希が教科書を指さして教えてくれた。

慌てて読み始めると、険しくなり始めていた先生の顔が少しずつ和らいでっていた。


「はい、そこまでで大丈夫です。 今度はもっとスムーズに読み始めて」
ピシャリと最後に言い放たれ、私は肩が上がった。

ボーッとしている時に指されるなんて、これも朝の不運の一部なのかもしれない。
そう考えるとゾッとした。


*


──昼休み。

「村田、ちょっとこのノートを職員室の机に置いといてくれないか?」
先生が席から立ち上がった私を呼び止めた。
まさかとは思っていたけれど、本当に来るなんて──。

「……わかりました」
断る理由は面倒だからで、そんなんじゃ先生も納得してくれないのは目に見えているため、言い合う気力もない私は素直に従った。

「ちょっと、重すぎない?」
35人のノートを1人で運ぶ。──昼休み一応女子である私が。

階段を降りているけれど足元が見えなくて不安定にグラつくノートのタワーに嫌気がさす。
……と、前から思い切り人にぶつかられて、タワーはバラバラと崩れた。

ぶつかった人は、「あっ」という顔をしたものの友達に呼ばれて何事もなかったかのように行ってしまった。
……最悪だ。

もう、今日はとことんついてない。
ノートを集めながら、私はため息をついた。

【続く】


新しい小説が思い浮かびましたᕕ( ᐛ )ᕗ
もっと構想固まったら、書こうかなと思います。(5月頃←)

byてるてる522

Re: ハツコイ【素敵な1年になりますように(*´ー`*)♡】 ( No.841 )
日時: 2018/01/09 18:11
名前: あんず (ID: siKnm0iV)

こんにちは、あんずです。

先日コメントを頂き、あまりてるてる522さんの方にコメントできていないことに気付きました。遅れましてすみませんm(_ _)m


読んでドキドキできる恋愛小説、というのはとても憧れます。個々人の作風もあるのでしょうが、まず私にはハードルの高いものです。

てるてる522さんの小説はどれも情景が分かりやすくて読んでいて楽しいです。私は読む対象としては恋愛小説を好んでいるので、細かな恋愛感情が描かれている『ハツコイ』は文章に入り込める魅力があって憧れますし、とても好きです。

この小説のスレが立ったのはもう随分前だと記憶しています。懐かしい…。旧コメライ板の時から見かけていましたが、ここまで継続していく姿勢を是非とも見習いたいです。なんといっても私は連載が苦手なので笑

これからも応援しております。来年度は受験年とのことなので、こちらも応援しております! 体調にお気をつけて。

長文失礼しました。

Re: ハツコイ【コメント募集中⸜( ᐛ )⸝⸜( ᐛ )⸝】 ( No.842 )
日時: 2018/01/09 18:30
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~あんずさん~

こんにちはーᕕ( ᐛ )ᕗ
コメントありがとうございます!!。・゜・(。´ノω・`)。♡

お気になさらないでください!( ºΔº ;)
あんずさんの方こそ、お忙しい中来て頂いてありがとうございますm(*_ _)m

私自身が、悲しいことに恋愛に縁がないのでそう言って頂けて本当に嬉しいです!笑←
今は恋愛ものばかり書いている私ですが、いざ自分の中で「主に恋愛ものを書いていこう」と決めたのは、やっぱりこの小説あってでした。
最初の方はかなりグダグダでお恥ずかしい限り(今もです※)ですが、私もその頃からあんずさんのお名前は見かけており、その時から本当に私の憧れるような文章を書いていらしたなぁと思い出しました❀(*´▽`*)❀

そろそろ完結に向かわなくては、とずっとずっと口にしてますがどうしても向かえなくてグルグルその場を行ったり来たりしている状態ですが、そろそろ「ここだ!」を踏ん切りをつけて、前に進みたいなと思います٩( ᐛ )و


あんずさんも体調気をつけてください!
これからも無理ない程度にお互い頑張りましょう((馴れ馴れしくてすみません( ºΔº ;

コメントありがとうございました⸜(๑⃙⃘' ᵕ '๑⃙⃘)⸝

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集中⸜( ᐛ )⸝⸜( ᐛ )⸝】 ( No.843 )
日時: 2018/01/15 16:15
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「夏海、おつかれー」
教室に戻ると、一足先に3人はお昼を食べ始めていた。

「うー、せっかくの昼休みが……」
先生にあんなこと頼まれなきゃ、平和な昼休みを過ごせてたはずなのに。
私にノート押し付けて、どこにいったんだか──。


「さすがに、こんなに災難に遭遇したらこのあとはいいことずくしだって!」
だから元気出して!と美佳は、お弁当の卵焼きを私の口に入れた。

「おいひい」
……モゴモゴしてると言いづらい。
ふんわりと広がる甘さが優しく包み込んでくれるようなそんな感じがする。


*

午後の授業が始まった。
……外を見ると、まだ雨は降っていて帰る時間も土砂降りになりそうだ。

こんな時、置き傘とかしてれば良かったなぁ。

「元気出して。 雨のことを除けば昼休み以降災難は降りかかってないんでしょ?」
「そう、なんだけど……」
そろそろ本格的に寒くなってくる時期だし、夏服着るのもあとちょっとだなとか朝はそういうしみじみした気持ちだったのに一気に次々と降りかかる災難によってぶち壊された……そんな馬鹿な。


もし人生において、誰しも息絶えるまでに1度はこういう何をしても結局は災難に結びつく1日あるのだと言われれば私はきっと文句言わずに静かに……なるべく大きい行動はせずに今日を終わらせようとする。
けれどそれも分からずただただ、不運──こんなの不平等だ、に繋がるんです。



──あっ、こんな風に授業の内容と無関係のことを考えていると……。

「じゃあここの問3を村田、やってみろ」
待ってないけど、待ってましたと言いたくなってしまうほどのタイミング。
問3、問3……これなら解けるかもしれない。

「はい」
か細い返事。 こんな声が自分の声なんて信じられない。

黒板にゆっくりと式を書いていく。
──ここでテンパったりなんかしたら、ミスをして先生の思うツボ。 バッチリ正解してボーッとしているからという理由で私を指したことを後悔させてやる。


「できました」
「ん。……正解だ」
正解だ、という時微かに目を見開いた瞬間。
唇を噛んだ時。

スタスタと席に戻ると、瑞希が「やったじゃん!」と笑顔を向けてきた。


──今日初めてのいいこと。


あんなにも降っていた雨はいつの間にか止んでいた。

【続く】

グダグダ⸜( ᐛ )⸝
……多分次回更新からは、バリッとした雰囲気になります(予定)
ちょっと気分転換ですよᕕ( ᐛ )ᕗ←


そういえば、インフルになりました。
正確には昨日漸く熱が下がりまして少しだけ小説を書いたのですが金曜日あたりから熱が٩( ᐛ )۶

他クラス、他学年ですが学級閉鎖が出ました。
しばらく部活なくなるみたいです。


明日は午前中に執筆しに来ようかなヘ( ᐛ ヘ)

byてるてる522

Re: ハツコイ【……インフルです笑٩( ᐛ )و **】 ( No.844 )
日時: 2018/01/18 19:37
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~第20話 もう子供ではない私たちの未来 夏海サイド~

将来は、音楽を教える仕事に就きたい。
……例えば学校の音楽教師とか。

中学校で百合たちに出会わなければ、私が「誰かに何かを教えたい」なんて思うことはまずなかっただろう。
人と関わることの大切さ、人と人との繋がりから多くのことが得られるということ。

「人って素晴らしい」──そんな一言で片付けられるものじゃない。

人と関わることを避け、しっかり向き合ってきたのはピアノだけですっていう私にとって百合、瑞希、美佳との出会いはとにかく奇跡だった。
今だって、なれたらいいなぁくらいには思うけれどもし3人との出会いがなかったら私は本気でピアニストとしてこれからを過ごし、一生を終えたいなと考えていた。

ピアニスト以上に、今の私は人に音楽を教える職……音楽教師になりたいと思っている。


*


「……そういうことで、音大受けることにしたんだ!」
「受かるか不安だけど……」
頑張って、という美佳の無邪気な応援に私は自然に顔が緩んだ。 顔だけじゃなくて気持ち全体も緩んですっと軽くなるような感覚。

夢っていうのは……──なんてよくいる熱血教師っぽく熱く長く語るつもりはないけれど少しだけそれっぽく、けれど短く簡潔に語りたいと思う。

夢はどこで見つけられるかなんて、自分では予測不可能だ。
今は夢がないって思っている人もひょんなことから、普段やりなれていない何かをしたら……。
ふと、「待ってこれいいかもしれない」と思い、気がついたら夢になっているかもしれない。


私の場合は、ピアノを活かせることが絶対条件。
けれど音楽教師はピアノを弾けることが絶対条件でも、ピアノだけ弾ければ良いわけじゃないというのが難しいところだ。

「私たちは、夏海が受からないわけないっって思ってる」
「自信持ちな!……むしろ私らの方がずっと、ね?」
瑞希の問いかけに、百合と美佳は苦笑。

「えっ、そんなに大変なの!? 大丈夫!?」
「夏海さん、そういう時は〝きっとみんななら受かるよ!〟とか言うのー!」
「そ、そっか」
3人が笑ってる。
残りの日数の中で、あと何回ここで4人で一緒に笑えるんだろう。


──もう秋で、つい昨日まですっきりしていて腕まわりには、ブレザーの袖がある。
昨日までで、夏服の役目は終了。

ふと窓の方を見てみると、葉がほんのり緑から赤になりつつあった。


【続く】

明日から学校です⸜( ᐛ )⸝
結局午前中に書く作戦、決行されずじまいでした。

どうやら私の学校ではかなりかなーりインフル流行ってるみたいです( ºΔº ;)
流行の最先端ᕕ( ᐛ )ᕗ ←原因作った奴


ここでになってしまいますが、「二つの月」の件に関しては本当でしばらくは書きません。(また書くかもしれませんし、もう書かないかもしれません)

今は、残りの作品の執筆に力を入れていこうと思います。


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集 ⸜( ᐛ )⸝☆*゚】 ( No.845 )
日時: 2018/01/21 00:12
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

●作者近況報告も交えてのお礼ページ●

こんばんは!⸜( ᐛ )⸝
……参照24000突破しましたᐠ( ᐛ )ᐟ 本当にありがとうございます!!

本当にことあるごとにこうしてお礼ページ、という形で書けることが嬉しいですヘ( ᐛ ヘ)

最近ちょっと不安定な文章(いつもですがいつも以上)が続いていて非常に読みづらいと思います( ºΔº ;)
ご迷惑おかけしてますm(*_ _)m

……なるべく早急に対処したいと思います( ºΔº ;)( ºΔº ;)


ただ最近は少しだけ自分の中でも完結っていうものが具体的になってきたなと実感してます。
そりゃもちろん好きなんだけどね完結だけがすべてではないです笑( ̄▽ ̄)

私の最近と言えば、去年ならなかったから浮かれていましたらなんとびっくり……インフルになりました٩( ᐛ )و
私のクラスは今インフルで休んでる人が2人とまだ分かんないけど欠席が2人と早退が1人です。
ほかのクラスは欠席10人とかいるみたいで……金曜日はうちのクラスともう1つのクラス以外(全部で5クラス)は給食食べて下校しちゃいました(´;ω;`)

土日明けでどこか学級閉鎖とかでないといいなぁって思ってます(((;°▽°))

その影響で土日……というか今週1度も部活やってないんですよΣ(゚ロ゚;)
大会間近の部活多くて、先生も大変そうです(⊃´-`⊂)


あと1ヶ月くらいでテストです_(:3ゝ∠)_
勉強にも力入れないと……((((;´・ω・`)))


小説更新はなるべくやっていくので、これからもよろしくお願いします⸜( ᐛ )⸝
日曜の昼間~夜か月曜にまた何作か小説にお邪魔します(*゚▽゚)ノ

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集 ⸜( ᐛ )⸝☆*゚】 ( No.846 )
日時: 2018/01/21 15:05
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~百合サイド~

夢をはっきりと見つけていて、それに向けて頑張ると心を決めた夏海とは違って私はまだ何となく自分の未来図を想像できないでいた。

けれど勉強はそんなに嫌いではないから、大学進学を目指している。
……医療に関わる職に将来は就きたい。学費は安くないから中途半端な気持ちで行くのはどうなんだろうと悩んだ。

「大学に行って、自分の気持ちを確かめてきなさい」
お母さんに相談したら笑顔でそう言われて思わず泣きそうになった。
……きっとうちは私が思っているほど、余裕があるわけではないしお母さんもこの歳まで仕事を辞めたことはない。
私のせいでまたもっと、仕事を頑張らなくちゃいけなくなるんだったら行かない方がいいんじゃ──。

「大丈夫。 百合はとりあえず合格できるように頑張ること。優一にも相談してみなさい」
お兄ちゃんは今、大学生だ。
大学に行くことが大変なことだっていうのは、お兄ちゃんの様子をみて感じた。


学校の先生にも大学受験を勧められた。
──はっきりと夢を持っていて、そこに行く道が決まっている夏海は羨ましい。


*

「私だって、まだ悩んでるよ」
瑞希が苦笑した。 夏海の話を聞いて私は、と自分のことを考えた時あまりにも生半可な気持ちでイライラした。

帰りは夏海が「ピアノがあるから」と先に帰ってしまい、美佳は「学校に残る用がある」と言い、瑞希と2人になった。


中学生の頃は自分は誰かと仲良くしたりこうして一緒に帰ったりする友達なんてできないと思っていた。
……1人の方が気楽。

そう思っていたけれど、強がっていただけなのかもしれない。

「でも百合は幸せ者だね。私も応援してるから、一緒に頑張ろうよ?」
「そだね。……どっか寄っていかない?」

何となくそういう気分。

「いいよ。あそこ入ろうよ!」
瑞希の視線の先には先週できたばかりのカフェが。……実は私も行きたかったけれど毎回見るたびにすごく混んでいたから避けていた場所だ。
今日は偶然なのかあまり人がいないからすぐに入れそうだ。

「ここいつも混んでて、行きたいなーって思ってたけど行けてなかったんだよね!」
「そうなの? じゃあ行くしかないね」
瑞希がに腕をぐっと引っ張られる。


最初出会った頃は瑞希も私と少しだけ似ていて、誰かと一緒に行動なんてするタイプには見えなかった。
──けれど私も瑞希も変わったんだよね。


変わったきっかけはもちろん夏海。
……夏海は、気づいていないかもしれないけど私達に知らない見たことない世界を教えてくれたんだよ。

【続く】

百合サイドです( ᐛ )و
次は瑞希サイドの予定です( ᐛ )و( ᐛ )و

……ちょっと高3の雰囲気とかがうまく表現できなくてあまり現実味がないかもしれません(((;°▽°))

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集 ⸜( ᐛ )⸝☆*゚】 ( No.847 )
日時: 2018/01/28 16:37
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~瑞希サイド~

百合は、自分の将来について悩んでると言っていた。
夏海みたいにしっかり見据えてる人を目の当たりにしちゃうと、どうしても自分と比べちゃうんだ。

「私だって、まだ悩んでるよ」
苦笑してごまかしたけれど、内心私も焦ってるし苦笑でごまかせることじゃない。

「でも百合は幸せ者だね。私も応援してるから一緒に頑張ろうよ?」
百合はまだちょっと悩んでるみたい。私のたった一言で解決できないのは分かっているけどやっぱりちょっと申し訳ない気持ちになる。


── 一緒に頑張ろう、とか簡単に言っちゃったけど頑張れるかな。
百合が嫌とかそういうんじゃなくて、自分がついていけるか分からないから怖いんだ。

誰かと一緒になんて、まさか自分が……って今でもたまに考えることがある。
口にはもちろんしない。

移動教室とか、放課後とか休憩時間のトイレとか……。
何かしらにつけて、誰かと一緒に──っていう人を全否定してた。

でももし、ずっとあのままだったら今頃潰れちゃってたんじゃないかなって思う。
今だから分かるけど私はきっと、自分が仲のいい人がいなかったからそういう人達に嫉妬してたんだと思う。

行くところはそれぞれバラバラだったとしても、一緒に支え合える仲間がいるというのを頭で分かっているから私は今までそのことに対してどれほど救われただろうか。



でも今は、そのことで少し……というか、だいぶ不安になっている。



「……ずき、瑞希」
「えっ!?」
「大丈夫? 何だか考え事でもしてた?」
「ううん。 ごめん」
「どれにする? 決めよ」

カフェに入って、そのまま意識がふわーっとどこかへ飛んでしまっていたらしい。

百合が差し出してきたメニューには、美味しそうな写真と共にたくさんのメニューの名前が並んでいた。
私は悩んだ末、メープルシロップと生クリーム、バナナが乗ったパンケーキを注文した。

「瑞希って結構、甘いものとか普通に好きだよね」
「うん! 多分普通の人よりも食べると思う」
甘いものは好きだ。
食べるだけですごく幸せな気持ちになる。


「さっきだいぶ色々と考えてたみたいだけど、瑞希も私と同じように悩んでたりするんだね」
「まぁね。 あんまり自分から誰かに言ったりできないからついついね……」
「聞いたあげようか?」
いたずらっぽく百合が笑った。


誰かに自分の弱いところを知られたり、見られたりするのがすごく嫌だったけれど百合なら……3人なら大丈夫って思ってる自分がいるからすごく不思議なんだ。

【続く】


もうすぐテストです( ºΔº ;)
……勉強しなきゃな頃なのに、最近はすごく「荒野行動」にハマってます笑⸜( ᐛ )⸝
いつかやってる方とフレンドとかに、なりたいなーと思っているんですがちょっと弱すぎて恥ずかしいのでもう少し腕上げたいと思いますᕕ( ᐛ )ᕗ


byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集 ⸜( ᐛ )⸝☆*゚】 ( No.848 )
日時: 2018/02/03 16:12
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

すっかり学校周辺の木の葉の色は緑から、赤や黄色にと変わってきた。
秋は過ごしやすくて、1番好き。

木からひらひらと舞う、色とりどりの葉を見ていると自分の中にある悩みも全部全部どこかへ行ってしまう気がするんだ。

もうすぐ試験がある。
……合格しようがしなかろうが、私もみんなもバラバラになる。


華の高校生──なんて思っていた時期が私にもあった。
日常の中で起こる色々なことに、笑ったし涙した。


「こんなに過去を振り返ると、何だか今日が卒業式みたいだなぁ」
葉を1枚、また1枚と踏むたびに葉が粉々になる。
でも音が好きで、私は何枚も何枚も葉が落ちている上を通るようにいつもよりも大股で歩いた。
まだ時間はある。──もしかしたら、このあとに起こる何かが私の今までの1番の思い出を超えるかもしれない。


今日は近所の公園に来ている。
──休日の昼間だからか、たくさんの人がいる。

ここは紅葉スポットとして少しだけ有名な場所なのであと1ヶ月くらいしたら今の倍くらいは人が来るだろう。
犬の散歩……日課としてここに来る人や、親子で来る家族や、男女2人で来る人。


公園1つでもその中にたくさんの人がいて。
もちろんそれぞれが、きっと何かしらの悩みを持っていると思う。

けれどそれについて詳しく知らない私から見れば、今悩んでくよくよしているのは自分だけのような気がするのだ。

上を見上げると、私よりも何倍もずっとずっと高い木が立っていて思いきり手を伸ばしても届かない高さで。
ただただ私やほかの人を上から眺めている。

……眺めているなら、この心のモヤを吸い取って欲しい。
右手を上に上げてみた。

手と重なって見える葉を掴めそうで、強くギュッと握った。
──もちろん手の中には何も入っていない。


携帯を出して、私は木の写真を撮り……百合と瑞希と美佳のグループに送った。
──『来年、今よりも1ヶ月先くらいに4人でここに来よう』

私達の間にはたくさんの約束があって、それを叶えるには今目の前にあるすべてのことを行わなければいけない。


「簡単じゃないって、分かっててもそれでもやるって決めたなら」
やるしかない。

──くよくよしているよりも、最大限のことをしておいた方がいいはず。


時が経つのは信じられないくらい早いもので、けして取り戻せないもので、ほかの何にも変えられないものだ。


……大切なことは、今をどう生きるか。
どこかで誰かの言っていた言葉だ。


【続く】

テストです( ºΔº ;)( ºΔº ;)

byてるてる522

Re: ハツコイ【コメント募集 ⸜( ᐛ )⸝☆*゚】 ( No.849 )
日時: 2018/02/11 16:10
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/gallery/

こんにちは୨୧*。
小説イラスト掲示板にて、イラストを投稿させていただきました٩( ᐖ )و

今回はバレンタインにちなんだイラストになってますが、写真撮る時に失敗して結構イラストの線とかが見えづらくなっちゃっています( ºΔº ;)( ºΔº ;)

もうすぐバレンタインですが、皆さんはどんなバレンタインを過ごされますか?
……私は、テストを受けますᕕ( ᐛ )ᕗ

もし作るなら、翌週か3/14です⸜( ᐛ )⸝


いいバレンタインをお過ごしくださいませ゚・*:.。❁

byてるてる522

Re: ハツコイ【❁*.イラスト掲載しました୨୧*。】 ( No.850 )
日時: 2018/02/23 06:16
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

いつもと違う場所で買い物をしてみようかと思い、少しだけ足を伸ばして遠くの大きいスーパーに行ってみた。
なかなかここまで来ることはなく、いつももっと近場のスーパーやコンビニなんかで済ませてしまう私にとってこの行動はかなり大きいものだと思う。


そろそろお昼時だな、と思い1階のフードコートに行くとかなり人がいた。
何とか座れそうな場所を確保して、天ぷらそばを食べることにした。

──出来上がったらブザーでお知らせします。
そう言われてブザーだけ渡され、再び席に戻った。

今も混んでいるというのにまだ周辺には席を見つけられずに空くところはないかと待っている人がいる。


少し離れたところに、ここら辺ではなかなか頭のいい大学までいける私立中学校の制服を着た子達がいて「中学受験をしているから私みたいに苦労はしないんだなぁ」と少しだけ羨ましく思っていたら、「ここの問3は、イ」などという声が聞こえ、もしかしたら勉強に追われているというところでは共通の部分があるのでは……と勝手にあっちの方が気楽だと決めつけていた自分をちょっと嫌になった。


そうこうしているうちにブザーが鳴った。
わざわざ慌てる必要もないが、自然と私の足は早歩きから小走りへと速まっていく。

「こちら天ぷらそばになります。 食べ終わりましたら横にあります返却口までお願いしますー」
店員さんは何だか忙しそうだ。
あと少し出遅れていたら、もっと時間がかかって空腹に負けていたかもしれない。


湯気をあげている天ぷらそばの匂いを思いきり吸い込んだ。

「美味しそう」
初めて食べる。 絶対に美味しくないわけがない。
食べたことがなくても、それは自信を持って言える。

いただきます──手を合わせて均等に割り箸を割った。
上に乗った天ぷらを少し端に寄せて、中のそばに箸を伸ばした。
口に入れて、思いきりすするとだしの匂い、味とともにそばの風味が広がった。

……やっぱり美味しい。

そばを啜る。
タイミングを見計らって、天ぷらを食べる。

その繰り返しであっという間に、そばは消えた。

「ごちそうさまでした」
少しゆっくりしてから、家に戻ろうかと思ったけれどまだ周辺で席が開くのを待っている人のことを思うとそれは非常識な行為な気がして、たとえゆっくりしようと思っても気持ちがゆっくりできず、落ち着かないので早めに家に向かうことにした。

まだお腹の中、そして口の中に温かさと少し甘いつゆの味が残っていた──。


【続く】

近所のスーパーにある、フードコート。
私もよく行きます笑←

ちょっと前はクレープとラーメン。
そしてそして、つい先週はドーナツをラーメンを食べましたᕕ( ᐛ )ᕗ

食欲の春ですね゚・*:.。❁

ちょっと書きたくなって書いた話なので、完全なる自己満の話になってしまいました笑( ºΔº ;)
セリフ少なめで読みづらいです( ºΔº ;)( ºΔº ;)( ºΔº ;)

byてるてる522

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.851 )
日時: 2018/03/08 18:54
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「夏海、おはよう」
雄太が私にそう言って、笑顔を向けてくる。
……いつになっても、私は相変わらずちょっとしたことでもドキドキさせられてしまう。

雄太も意識的にやっていないのだから、ずるい。 こういうところは本当に勝てない。

「……お、おはよ」
あぁほら。 声が消えて、最後の方絶対聞こえてないよね。
なんでこう、自分の思うように言葉を口にしたりできないんだろう。

「今日寒いな」
唐突。そう思ったけど、私はすぐに自分の格好を見て感じた。 まだ10月始めだというのに私はマフラーを巻いている。 意識していなかったものの家から学校までの登校中に私と同じマフラーを巻いて登校している人には出会わなかった気がする。

……むしろ、今ぶわっと汗が私を襲ってきたから暑いくらい。

「ほんとだよー。でもちょっとマフラーは大袈裟だったかも」
えへへ、とごまかしの笑いを挟んで私は雄太の横に並んで教室へ向かう。
ぎゅっと結んだせいで、マフラーをほどくのに時間がかかる。

「ん、俺やる」
雄太は私の後ろに回ると、結び目に手をやって数秒間の間にほどいてしまった。
首に風が当たってスースーする。

「ありがとう」
「おう」
雄太はまた優しく笑いかけてくる。
──目、合わせられない。

私は至って平凡だし、傍から見たら私と雄太って不釣り合いなんじゃ……。
今までもこんなことは考えたことはあった。

けれど今回はなんだか頭から全然考えが離れないのだ。


「……なんか考えてた?」
今度はいたずらっぽい笑顔。
いつまでも顔を赤面しているだけじゃしょうがない。

私は自分で自分の頬が火照るのを感じながらも、いたずらっぽい笑顔のお返しをした。

「教えなーい!」
雄太は、気になると言って譲らなかったけど、私はどちらかというとこのやりとりをずっと続けていたいなと頭のどこかで考えていた。
しばらくして、雄太の声がなくなった。

「夏海」
「んー?」
振り返ると、雄太は笑顔ではない、良いとは言えない表情を浮かべていた。

「あのさ……クリスマス会いたい」
クリスマス、ってあと2ヶ月以上も先じゃないかと思った。
けれど雄太の言いたいことは理解できた。

クリスマスって、試験のすぐ近く。
つまり今の時点で会うということを決めておけば、それまでに勉強の進め方を工夫できるから、余裕を持って言ってくれているのか──そう自分の中で納得していた時、
「無理に、とは言わない」
私は慌てて、雄太のところへかけよって言った。

「会おう!……私も一緒に過ごしたいよ」
クリスマスは特別な日。
やっぱり一緒に過ごしたい。

今日からでも考えるだけで、幸せになれる。
勉強頑張ろう。

クリスマスを一緒に過ごすために……──自分の未来のために。

【続く】

ハツコイ、全くメモに書いたりしていなかったので時間かかってしまいました( ºΔº ;)
小説内では2ヶ月がクリスマスですが、実際に書くのはどのくらい先になるのか……怖いですね笑←

最近雨続きでいまいちスッキリしませんね。
花粉も飛んでて、辛いです笑(;´T`)


完結までお付き合い頂けたら嬉しいです。

byてるてる522

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.852 )
日時: 2018/03/08 21:26
名前: 新・ゆでたまご (ID: Gui0iSKB)

てるてるさん、こんにちは!ゆでたまごです!

このたびは、「いかないで」にコメントくださり、ありがとうございました!

てるてるさんの小説にも来てみました!

まだ全部は見れていませんが、時間があるときに見たいと思います!

でも、一目見ただけでも、見やすくておもしろいということがよくわかります!

これからもよろしくお願いします!

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.853 )
日時: 2018/03/08 22:39
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~新・ゆでたまごさん~

こんばんは!
こちらこそ素敵な作品をありがとうございます゚・*:.。❁

色々グダグダなコメントを投稿しちゃってすみませんでした( ºΔº ;)
返信も見ました!笑


全然全然!!
嬉しいです。゚+.( °∀°)゚+.゚

すごい長いですし、読みづらいと思いますがそう言っていただけて嬉しいです笑(*´`*)

本当にもったいないお言葉です(舞い上がっている)


こちらこそよろしくお願いします゚・*:.。❁

コメントありがとうございました٩( ᐛ )( ᐖ )۶

byてるてる522

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.854 )
日時: 2018/03/18 17:40
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~雄太サイド~

「夏海、おはよう」
後ろから夏海の横に立って顔を覗き込んでそう言った。
今の言い方は、声は──言葉は変じゃなかっただろうか。

「……お、おはよ」
もしかして緊張してる? もしそうだとしたら、変に沈黙を作らない方がいいか。

「今日寒いな」
ここ数日で一気に冷え込んだ。
夏海も今日はマフラーをしている。

俺は卒業まで夏服で過ごす!……なんてバカなことを言っていた奴らもさすがにここ数日で冬服へと衣替えを済ませている。

「ほんとだよー。 でもちょっとマフラーは大袈裟だったかも」
結び目に手を伸ばしながら、ほんの少しだけ空いた俺との隙間を埋めるように夏海がぴたっと横についた。
きつく結んだのかほどくのに戸惑っている。

「ん、俺やる」
後ろだと夏海には見えないから、きっとほどきづらかったんだろう。
終わってからマフラーを渡すと、夏海の頬が若干赤くなっていた。

夏海の恥ずかしさがなんだか伝わってくるような気がして、俺まで赤くなりそうだ。

「ありがとう」
ふんわりとした優しい笑顔。

「おう」
だから俺も笑いかけた。

夏海はいつも緊張してたりして、表情が硬いことが多いけれど俺は夏海には絶対笑顔が似合うと思う。
こんな風に言ったら、ただの独占欲のかたまり野郎になってしまうけれど夏海の笑顔は多分俺以外の誰かにも向けられていて、それが俺はすごくすごく嫌だ。

横目で隣にいる夏海を見てみると、遠くの先をじっと見つめながら時折眉をひそめたりしている。

「……なんか考えてた?」
いたずらっぽく聞いてみた。 結構気になったから、本気で聞いてみようかとも思ったけど。
夏海は驚いてから、少し悩んで……

「教えなーい!」
ちょっと優しくないいじわるな笑顔。 きっと俺への仕返しだろう。
俺は気になる、としばらく言っていたけど夏海がこれだけは言えない……とかたくなに言うから、仕方なく諦めた。


俺は少しだけ歩くのをやめて、前に進んでいく夏海の背中に向けて
「夏海」
と言った。
「んー?」

……多分いつもと違う表情をしていると思う。 自分で自分の表情は分からないけど、夏海の反応で何となく分かる。

頑張れ俺。
自分の思っていることを目の前の相手に伝えるんだ──。
「あのさ……クリスマス会いたい」

言えた。 あとは、夏海の返事を待つ。
もちろん会おうって言ってくれたら、一番いいけれど言ってくれなかったとしても……
「会おう!……私も一緒に過ごしたいよ」
夏海は真剣な表情で俺にそう言った。

──もしかして俺の今の表情ってこんな感じなのかな。

夏海と俺の宣言。
残りわずかな高校生活をどう過ごすのか……多くの時間を一緒にしたい、っていう気持ちはきっと同じなんだろうなって今感じたよ。


【続く】

先日卒業式がありました。
もう本当に寂しくて寂しくて(´;ω;`)

今回は迷いましたが、雄太サイドでも書いてみました。
前回の更新と一緒に読んでみてください(どこか矛盾あったら遠慮なく教えてください( ºΔº ;))

byてるてる522

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.855 )
日時: 2018/03/29 03:00
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

そのあと、私は雄太と一緒に教室へ入った。

「おふたりさん、おはよー」
「一緒にきたの?」
「お仲がよろしいようで」
美佳、瑞希、百合の順番で私たちに向けてそう言ってくる。
戸惑って思わず雄太の方へ視線を向けると、バッチリ目が合った。

「おはよ。 夏海とはさっきそこで会ったから」
ね?と同意を求められ私は頷いた。


*

休憩時間──。
「えー! じゃあクリスマスの予定もう決まったんだ」
いいなー、と美佳に肩を揺すぶられてそう言われた。

「クリスマスに向けて、今の時に頑張っておかなきゃ……ってことか」
「そうそう」
楽しいことをするには、辛いことも乗り越えなきゃいけない。

「道理で夏海も佐野も幸せそうなオーラが出てるなぁって思ってたんだよね」
瑞希がニヤニヤしながら、私と少し離れたところにいる雄太を見比べれ言った。

「私だけじゃなくて、雄太も出てる?」
「出てる」
「うん、出てるね」
「幸せ全開!って感じ」
なんか本人に聞いたわけじゃないけど、それを聞いてやっぱり安心する。

「夏海は何かと心配ばっかりだけど、佐野は大丈夫だよ。 だって夏海のこと大好きだと思うもん」
「いや、えっ?」
突然のことに対する驚き、照れ隠し……色々な感情が溢れてきて変な反応をとってしまう。

はたから見ててそう思うんだから大丈夫だってこと!」
「夏海も佐野をもっと信用してさ、とりあえず勉強だとかピアノだとか思いきりやりなって」
やっぱり3人にはバレてたか。
……頑張る、と言いつつもなかなか進んでいないこと。


自覚はなかったけど、どこかで引っかかってた雄太のことが原因……なのかな。

「受験終わったら、佐野とも一緒にいれるし……私たちとも遊べるじゃん?」
3人の笑顔。 私も自然に笑顔になる。


「残りの高校生活、満喫しつつも自分の将来に向けて一緒に頑張ろう」

頑張ろう宣言はもう何度目かになるけれど、多分これが最後になると思う。


やっぱりずっとこうして笑っていたい。 でも頑張りたい。
このあといくらでも、笑い合うことはできるけど今頑張るのは今しかない。

「今を大切に」
「……いい言葉だね」
独り言が口に出ていた。
隣にいる瑞希も今を大切に、と同じ言葉を口にした。


視線を雄太の方へ向ける。
──目が合った。

離れてるけど、見える。 雄太は笑いかけてくれているということ。


雄太のその笑顔も、他も全部全部……好きなんだって思えるんだ……──。


【続く】

グッダグダです(((;°▽°))
本当に申し訳ありません(((;°▽°))(((;°▽°))


おやすみなさい笑←

byてるてる522

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.856 )
日時: 2018/03/29 23:51
名前: 流聖 (ID: rRbNISg3)


 こんばんは!てるてるさん!

 流聖です。「好きと嫌いは紙一重」にコメントしてくださり、有り難うございました!

 てるてるさんの小説の書き方は、心理描写や情景が丁寧で繊細に書かれていて、とても素敵だと思います。繊細だからこそ、大胆でドキドキするところもでて、読者である私は、てるてるさんのファンです!(←ちょっと重いかな…)

 これからも、頑張ってください!

 ファンとして、ずっと応援しています!

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.857 )
日時: 2018/03/30 17:14
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~流聖さん~

こんにちはああああああ!!!!❀.(*´▽`*)❀.
わざわざ小説まで来て頂き、コメントまでありがとうございますΣ(゚ロ゚;)

こちらこそ素敵な作品をありがとうございましたm(*_ _)m
個人的に、流聖さんの心情描写がすごくいいなって思いました!

私はつい「暗くしよう」って思うと、変にダラダラとしつこい文章を書いてしまうのですが流聖さんのは私みたいに変なしつこさもなくて、でも読んでいる方を小説の雰囲気に引き込ませるというか←

日本語ぐちゃぐちゃです、すみません(((;°▽°))


そんな流聖さんにファンなんて言われたら、もう(*ノωノ)←ほんとこれです笑

ありがとうございます♡...*゜
頑張ります( ᐛ )و

流聖さんも頑張ってください!٩( ᐛ )و

コメント、本当の本当にありがとうございましたm(*_ _)m

byてるてる522

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.858 )
日時: 2018/04/03 16:00
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

最寄り駅に着いた。
あまり人はいなくて、朝のように早歩きや駆け足気味で改札を通らなくてはいけないという心配もいらない。

──帰ったら何をしようか。
勉強をするか……いや、基本毎日は当たり前。
でもやっぱり勉強の前に少しだけ、ピアノに触れたい。

鞄を肩にかけ直してから、私は家で何を弾こうかと考え始めた。
やっぱりショパンの曲がいいかな……。



*

家に帰り、私は楽譜を何冊も引っ張り出した。
たくさんの曲の中から私は──「革命」の楽譜を開いて、ピアノに乗せた。

ハ短調でショパン自身の怒りの感情をぶつけたと言われているこの曲。
革命のエチュードと呼ばれているが、作曲された当初は全く革命をテーマに書かれてはいなかったという話があるらしい。今の私には怒りという感情は生まれていない。

けれど激しく鍵盤上を駆け巡る左手の旋律。
曲が進んでいくにつれて、リズムや音が複雑になっていくこの曲。

弾いたことはあるものの、あくまでも弾いただけで弾き込むや弾きこなすまでは届かないレベルで他の曲に移ってしまった。


初めて聴いた時の印象は、ただただ怖いだった。

「……怖さの中にある悲しさや絶望」
楽譜の上に書き込まれたその言葉。
中学生くらいの私にはまだ少し理解できていなかったけれど、今なら意味がわかる。


家のピアノ、教室のピアノ、学校のピアノ、コンクールや発表会で弾くホールのピアノ。
全部が全部同じピアノではない。

特にコンクールや発表会はみんながみんな同じピアノを弾いているのに、音色が全然違うのだからとても不思議だ。

……今はあまりないけれど、ありったけの不満や怒りストレスを指先に込めて鍵盤を力強く押した。
やっぱり左手の動きがぎこちない。無理やり動かすと明日に支障が生まれるだろうか。

弾きながらそんな思いが頭をよぎるが首を左右に振って思いを吹き飛ばした。

自分の音はけして満足のできる音ではないけれど、それでもショパンの書いたこの革命の旋律はすごくかっこいい。暗さと悲しさも兼ね備えていて、非のない曲。


──ピアノを弾ける。 そんな環境においてくれた、今はもういないけして代わりのいない両親に感謝をしたい。

【続く】

短めです(((;°▽°))
今年の9か10月に私自身もピアノの発表会があって、ショパンの「華麗なる大円舞曲(Grande valse brillante op.18 )」という曲を弾きます(*ノдノ)笑

雰囲気がコロコロ変わり、転調もあるので弾いていても聴いていても飽きないです←
「弾きこなせる」ようになりたいと思いますᕕ( ᐛ )ᕗ

byてるてる522

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.859 )
日時: 2018/04/17 17:32
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

やっぱり他の人のピアノの演奏はとても心を揺さぶられる。
──自分と弾き方が似ている、異なっている、真逆。
──感情の込め方が激しい、抑えられている。
──テンポは本来の設定されたものとほとんど同じ、速い、ゆったり。

……聞いていて色々な部分で自分と比較したりする。
比較しつつもいつの間にかそんな気持ちも消えて、聴くことに集中させられてしまう。


「ピアノの音には本当に不思議な力があるのよ」
お母さんやピアノの先生の口癖。 数え切れないくらい言われたと思う。

最初は意味が分からなかったけれど今なら分かる。

たくさんの感動をくれたピアノで私もこれから先、もっともっと色々な人に感動を伝えたい。

──きっとこれから何があっても、私はピアノから離れようとは思わないんだろうな。


*


朝、目を覚ましたら机に突っ伏して寝ていた。
急いで着替えて朝食を済ませる。

夢中になって昨日家に帰ってきてからずっとピアノを弾き込んだあとに、勉強をしたらそのまま寝てしまったらしい。
私のこれからの課題は勉強とピアノ、どっちも同じくらい頑張れるようにしないといけないということだ。

どっちかに偏ってしまう──それではダメだ。


「いってきます」
しんとした部屋。 返事が帰ってこない家に「いってきます」や「ただいま」を言うのも慣れた。
寂しさも……ふと感じる時はあるものの、ないに等しい。

毎朝通る改札。何となく毎回同じところを通ってしまう。



タイミングはピッタリでほぼ待つことなくやってきた電車に乗り込む。
人が密集していて暑苦しい。
──でも少しの辛抱。



ようやく駅に着いて、押し出されるような形でホームに降りた。
私と同じ制服に身を包んだ人、近くの学校で別の制服に身を包んだ人。……ここら辺には学校が多いのだ。
距離によっては駅から学校までバスの使用が必要な人もいるけれど、私の場合は必要ない。

改札を通って西口を出ると、「ここまで来たんだなぁ」ってすごく感じる。
……と、前に雄太を発見した。

一瞬──躊躇ためらう足を無理やり1歩、また1歩と前へ前へと進ませる。

「雄太、おはよ!」
パッと雄太が私の方を振り返って、吹き出した。
……え、何か変なものでも顔についてる? いや、もしかして私の顔そのものに吹いてる……?

「おはよ。 なんか嬉しそうだね、いいことでもあった?」
そんなの朝から雄太に会えたことに決まってるよ──言いたかったけど心にしまい込んでしまう。

「……ちなみに俺は夏海に朝昇降口より前で会えたってことにすごく嬉しさを感じてるかな」
負けた。 ほんとに雄太はいつも私の気持ちを見透かしているかのようなことばかり言う。

──叶わないなぁ。

「私も、私もそうだよ!」
朝から幸せだって感じられる1日の始まり。


──今日もまたかけがえのない1日になりそうだ。


【続く】

ご無沙汰です(((;°▽°))(((;°▽°))
悪戦苦闘してやっとこの1回の更新を書ききれました_((Ф(・ω・`)

今、学校で仮入部期間なのですが1年生が合計で30人近く来てくれてすんごい嬉しいです笑

私含めて今の2、3年生は14人だけなので(´;ω;`)

今日もテストがあったり今度も大会があったりでバタバタですが時間見つけて更新進めていきたいと思いますᕕ( ᐛ )ᕗ

byてるてる522

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.863 )
日時: 2018/08/13 09:46
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

……大変お久しぶりです。
すっかり夏休みで、あっという間にお盆ですね。

最近ほんとに時間がなくてカキコに来ることすらできていなかったのですが、こうして自分の更新がストップしていても少しずつ閲覧数が増えていたのですごく嬉しくなりました❀.(*´▽`*)❀.


ちょっと小説の内容とは関係ないことばかり今回は書くので「もういいや」ってなった方は全然他の作品を見に行ってください。
ちょっとだけ長くなる(いつもの小説更新の量は大体1000文字程度なのでその前後の量を目指します)かもしれません。

前回の更新で「修学旅行に行ってきます」と書いてありましたが、無事帰ってきました!!
ちょうど今から1ヶ月ほど前に関西の方ですごく被害の大きかった台風があったと思うのですが、ちょうどそれに3日間ぶち当たりました。
行く予定だった場所に行けず、少しトラブルもあったりしました( ̄▽ ̄;)

私はどういうわけか班行動で班長をやっていたので同じ班の女子と地図を片手に「どうするどうする??」のやり取りを繰り返してたのですが、行く予定で行けなくなった場所である伏見稲荷に費やす時間をすべて二寧坂にねんざか産寧坂さんねんざかに使い、お土産やら食べ歩きやらを思い切り堪能するというルートに変えました。
(班長の権限も使いましたが、しっかり班員とも確認しあってですよ笑)

多分どこの班よりも1番食べ歩きしたと思います。
京都の味を感じることができました。
すごく楽しかったです!!笑←


それから7月の後半に2年半やった部活のラストの大会がありました。
入部した頃は同学年の中でもそこそこ身長があったはずなのに、抜かされに抜かされて結局入学から今までで1番身長が変わっていないのは私だと思います。

先生の言うことに納得できなくて反発して、コートから出されたり全然自分のことすらできないのに後輩に何か教えなきゃいけなかったり。
「部活やめたい」を毎日口癖のように、まるで呼吸するのと同じペースで言っていたのですが引退した今では最後までやめないでやってきて良かったなと思えたので、2年半無駄じゃなかったです←


それから今の夏休み期間には夏期講習に行っているのですが実は塾を変えました。
徒歩圏内だった塾から電車で行くような塾に変えました。

部活の練習試合以外ではほぼほぼ電車には乗ることがなかったのですが、なんか楽しいです笑
でもなんていうかソワソワするなとかはありますね、やっぱり。


今年受験生、ってことで前にも書いたと思いますがやっぱり勉強に力を入れたいなと思います。
息抜きも必要なのは分かっているのですがどうしても今は本当に書けそうにないのでゆっくりじっくりのペースになりますが「ほぼ休載」の形を取ろうと思います。
わざわざスレッドタイトルにそれを入れたりはしないつもりです。

ふと書きたいなと思った時にぶわぁっと更新して、書きたいなと思った時に他の方の作品を読んでコメントしたりしたいと思います。
今の自分じゃ到底目標の学校には届きそうにないので、ほぼ休載宣言をしたからには精一杯頑張りたいと思います!!( ᐛ )و


本当に何度も更新頑張りますと言って、結局無理になって……。
嘘ばかり言ってしまい、申し訳ないです。

次ここに来た時は小説更新をするのでよろしくお願いします!!

byてるてる522

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.864 )
日時: 2018/08/13 13:18
名前: ましゅ ◆um86M6N5/c (ID: QYM4d7FG)

こんにちは~。お久しぶり!!
絶賛更新停滞中のましゅです←←

久しぶりすぎて何喋ったらいいか((

部活の大会お疲れ様~~(*゚▽゚)ノ
私は帰宅部だから、部活一生懸命やってる人ってすごいなぁと思う!!
塾行きながら部活なんて大変さが目に見えるよ……汗

夏季講習大変だよね……ヾ(;´▽`A
今はお盆休みで少し気が楽だけど、私もヒーヒー言いながら通ってます笑
辛いけど周りを見たらみんな頑張ってるからね……辛いけど(強調)
本っ当に辛いけど(強調)、最近寧ろ楽しくなったというか←

塾を変えるって中々の勇気要るだろうなぁって思う……。
ものっすごい、新しい環境にぶち込まれて馴染めないタイプだから←人見知り

忙しいと思うけど、お互い志望校に合格するよう頑張ろ~!!
勉強頑張って、ちょっとは息抜きできる夏休みを!!(。・ω・)ノ゙

Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.865 )
日時: 2018/08/13 22:09
名前: モズ ◆hI.72Tk6FQ (ID: QxkFlg5H)



>>863



 こちらこそ、お久し振りです。そっか、てるてるはまだ中学生なんだっけ。
俺は未来について学校でひたすら考えさせられて、
学生で居続けたいなと思い始めてます。
受験、それも大きな何かで自分の人生を揺るがす何か、なのだろうけど。
てるてる、それにコメントしに行けてませんが、まぁ今から参りますが、ましゅも。
自分らしく更新していけば、存在していることが分かれば俺はとても嬉しいです。


 修学旅行か、誰と行ったのか記憶無いなぁ。
清水寺の途中、とある坂を通った記憶はあります。
あそこが一番楽しかった記憶、
自分だけでも十分に楽しめて一人旅したら行ってみたいです。
とはいえ大人になってしまえばそんなこと難しいかもだし、
そもそも電車に乗るのも苦手だから無理そうです。



 部活、ですか。今でも新たに始めたのに辞めたい、と思っています。
でも成績のため、その一心で続けています。
とても素敵な先輩と一年弱しか居られなくて、悲しかったな。
先輩になったり後輩になって、たかが先に生まれただけ、後に生まれただけ、なのに。
自己嫌悪、自虐が止まらなくなったりします。自分は能なし、と思うばかりで。
また『続けて良かった』、なんて思えれば良いがそこまで続けているのだろうか。



 勉強、頑張れよ。
俺は何年経とうと、まぁ今回は半年から一年ばかり、か。待ってる。
てるてるとそこまで話している訳ではないし、
作品もあんまり覗けてませんが好きです。
名前だけは記憶に残り続けてるし、文面から分かる、素敵な人、だって。
受験前でもきっと俺は此処に居るだろうし、居ないことなんて有り得ないけど。
てるてるの幸せ、素敵な結果、そして再開を待ってます。それまで俺は頑張ります。
 話し方が変わったのかもしれないけど、こんな俺でも大人になってるのかもしれないと思うと、心配も無駄なものになるでしょう。
モズ、名前を変えることは無いと思います。この名前のまま、貴方を待ちますね。
(なんか、凄い変人みたいな言葉を吐いちまってるがそこいらは気にしないでくれよ)



 んじゃ、久し振りに素敵な人へコメントを送れたら送りに行かないと。





Re: ハツコイ【❁*.コメント募集中୨୧*。】 ( No.867 )
日時: 2018/10/29 23:53
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

~夏海サイド~

「将来のことは、もちろん大切ですが残り少ないこのクラスで過ごせる日々も大切にしてくださいね……」
朝のホームルームでの担任の先生の言葉に、多分私だけじゃなくてここにいる全員が「残り少ない」という言葉に何かしらの反応を見せた。
先生はそう言ったあとはもう、普段通り今日の日程についてこと細かく説明をし始めたけれどきっとそれをしっかり聞いている人なんてこの中にはいない。

もうすぐ将来が──これから先の自分の在り方が決まるのだなという思いと、卒業が近づくにつれてずっとこれが続いて欲しいという思いとが本当にぐちゃぐちゃになってしまうのだ。

ホームルームが終わったあとの教室は最近ずっとピリピリしていて静かだったのに騒がしい。
私の気持ちもひどくザワついていて落ち着かない。

*

「いきなりあんなこと言われたから、俺なんか急に寂しくなったよ」
帰り道──。
日に日に増していく寒さの中で私と雄太は学校からの帰り道で今日の朝のホームルームのことを話題にしていた。
「あぁやって言ってる先生も寂しそうに見えた。 やっぱり先生も何だかんだで寂しいのかな、なんて」

合格したら、私は晴れて音楽大学へと進学して──。
そして高校の音楽教師になろうと思っている。

つい……なんてつけるほどの時ではないか。かれこれ5年くらい前の私には到底未来の自分がこうして教師になりたいと思うなんて思っていない。
学校が嫌いで、人との関わりが嫌いな私が、ついにここまで来たのかと自分でも驚くくらいなのだから。

「前に夏海が教師になりたいと思ってる、って俺に言ってくれた時はびっくりしてあんまいい反応できなかったけど、すげぇいいと思う!」
そう言って無邪気に私の横で、手を握ったままブンブンと腕を振るもんだから笑ってしまう。

「雄太も──雄太なら何にでもなれそうな感じするけど、医学系に進むんだって話してくれた時はすごい本気さが伝わったから、それ聞いて私も頑張ろうって思えたのも、事実だよ!」
雄太のおじいさんとおばあさんも、とても喜んでいるだろうと思う。

「お医者さんと先生、ってなんだか無敵な感じがするね」
「分かる! どっちも人気な職業って言われてるし」

教師になって、生徒相手に音楽を教える自分。
医師になって、色々な患者さんと向き合う雄太。
──まだ分からないことはあるけれど、確実に自分の進むべき道は決まっている。

たどり着いたどの先にも、いつも傍に雄太がいたら……それはなんて幸せだろうか。

「俺、呆れられるかもしれないけどずっとこれからも変わらず、横には夏海がいる気がする」
「呆れないよ。 雄太もずっと私の隣にいてくれるって思うもん」

18歳──秋。
隣にいる存在を確かに感じた。
温もりを感じた。

【続く】

遅くなりましたが、ハツコイの執筆開始から4年が経ってしまいました。
だんだん小説の中の時間の経過と並んできましたね(°∀° )/

初期の頃の投稿なんてもう本当に見返すのが辛い(今の文章よりも、もっとすごいんですよ色々と(白目))ですが、今まで書き続けたというのは確固たる事実なので自信をもってこれからもやっていきたいと思います。

ちょっと4年目って嬉しいので題名に入れさせてくださいね(((
では(。・ω・)ノ゙

byてるてる522

Re: ハツコイ【執筆開始から4年❁*.゚】 ( No.869 )
日時: 2018/12/21 07:52
名前: 赤城あんな (ID: UEhR5RB1)

ツイ複垢使ったら間違えてこっちに42票ほど連投票してしまいました
ごめんなさい

Re: ハツコイ【更新再開します。】 ( No.872 )
日時: 2019/03/31 15:44
名前: ましゅ ◆um86M6N5/c (ID: QYM4d7FG)

てるちゃん!お久しぶりです!
記憶の端っこの方にでも残ってたら嬉しい←


まずは……志望校合格おめでと~!!(*゚▽゚)/゚・:*【祝】*:・゚\(゚▽゚*)
私立か公立か気になるところではありますが、とにかく良かったです!!

私も無事志望校(公立です)、私立高校にも合格できました~。
義務教育が終わってテンション上がる気持ち、本当分かる(笑)
高校生活、私も知り合いが全く居ないので、もう友達出来るかな自分から話しかけられるかな、クラスで浮かないかなー!!なんて不安で不安で(汗
辛くなったら逃げます。現実逃避します((

また話せる機会があったら話しましょ~

では!
高校生活も頑張ってください(*´∇`*)

Re: ハツコイ【更新不定期。】 ( No.875 )
日時: 2020/02/08 23:21
名前: サノ (ID: X2iPJYSg)

てるてるさん、お久しぶりです。僞露狗カロクです。
覚えているか分からないですけど…w
本当、数年ぶりにカキコ開きました。
まだいるかなぁと思いつつお名前検索で発見…!
更新不定期との事でこの文章も見てもらえるか
わかりませんが、コメントを残しに来ました…。

飛ばし気味ですが、一通り作品読ませてもらいました。
昔から変わらず心情描写が上手く、とても良かったです!
どこをみてもすごくいいお話で感動しました(´`*)!

僕はこういう場所で小説を書くのを辞めてしまいましたが
また機会があればどこかでお話したいです!
(Twitterとか…?)

続き楽しみにしてますね。更新頑張ってください。
それではまた!( •⌄• )ノシ

Re: ハツコイ ( No.878 )
日時: 2021/07/17 11:57
名前: りゅ (ID: B7nGYbP1)

とても素敵な小説ですね♬
閲覧数が凄い人気ですね!

Re: ハツコイ ( No.879 )
日時: 2021/08/22 11:11
名前: りゅ (ID: B7nGYbP1)

これからも応援しているので頑張って下さい!^^