コメディ・ライト小説(新)
- Re: ハツコイ【感謝イラスト掲載しましt((】 ( No.610 )
- 日時: 2016/01/26 18:22
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode
〜雄太サイド〜
緊張した心を解き解す為のような雰囲気で、夏海はそこに居た。
思わず安堵の溜め息が漏れるが、夏海も同じ思いだったらしく……少しばかりの以心伝心(こういう時ってそう言うのかな?)が有り、感動してしまう。
ただこんなに早く来れば誰も居ないと思って居たのに、まさかの夏海が居た事には驚いた。
──何処かで期待して居たのも本当だけど。
「誰も来ないから、ちょっと不安だったんだー」
まだまだ時間は早いし、そんなに不安がる事は無いと言いたかったが、俺も夏海の立場だったら不安になるだろうと思い……
「夏海は、早く来過ぎなんだよ。もうちょっとギリギリでも間に合うと思う。」
本音を伝えて見る。
いつも余裕を持って行動と言って居る夏海だが、もう少し気持ちに余裕……上手く言えないけど、のんびりしても平気な気がするのだ。
でも、見るからに凄く楽しみでワクワクが収まらないなぁという表情で他の人を待っている夏海を見ると、俺もつられてワクワクしてくる。
懐かしい……暫く会って居ない人と会って、話すというのは凄く緊張するけど、きっと楽しい。
夏海も同じ事思ってるのかな──
すっかりと気持ちがリラックスしてくる。
──……今日、誘って良かったな──
【続く】
久し振りに此処で雑談を((
1/30に、私も同窓会に行くんですよ〜(笑)←
何時の同窓会かと言うとですね、保育園の同窓会ですw
もともと、小学校へ行く時同じ保育園の子が誰も居なくて……。
ずっと会えて無かったのですが今回、中学入学まであと少しという祝いも兼ねての同窓会だそうですw
今日、他校と(自分の学校含め3校)球技大会をしました。
男子はサッカー、女子はバスケ。
ホントに楽しかったです^^
他校で、保育園の時に一緒だった子も居たのですが、その子と話せましたw
なかなか話す事が得意じゃないのですが、話せました(笑)
久し振りにもともと仲の良かった子と再び再会は凄く緊張しますが、きっと楽しい筈!!!
私も楽しいと信じてますw 今も緊張してるけど(´・ω・`)
夏海も楽しんで欲しい(御前が決める事じゃろw
長々失礼しましたーw
byてるてる522
- Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.611 )
- 日時: 2016/01/28 21:56
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode
〜瑞希サイド〜
……此れは此れは。
懐かしい顔ぶれが目の前に広がっている。
それと同時に、自分が中学時代にどんなキャラで過ごして居たかが脳内に浮かぶ。
今は全然だけど、ぶっきら棒で男っぽい口調を使って居た。
もう疲れて止めて居て──いつの間にかそれが普通になっていたっけ。
「渋川、結構雰囲気変わったね。」
早速言われる。
過去の自分が嫌になってしまう。
「そんな事無いけど」
バッサリ言い捨てる。
「あっ……やっぱり変わって無いかも」
──今の一瞬で判断するのは可笑しいんじゃ無いか!!?
正哉は、そう笑ってそれきり私の事は言わなくなった。
「でも緊張してたけど案外平気なもんだねッ!!!」
多分此の中で一番変わって居ないのは美佳だと思う。
こういう時の美佳の気さくさやフレンドリーさには驚かされる。
羨む自分も居る。
「やっぱり緊張してたんだな!! 俺も結構してた」
魁は相変わらずの御調子者口調で早くも美佳と意気投合して居る。
余り意識して居なかったけれど、今一緒に居るメンバーは中学の時に三銃士なんて呼ばれてた3人なんだなぁ。
間違い無く嫉妬される──自意識過剰な事を考える自分は可笑しい事に気付かされた。
「それじゃ行こうか!!!」
皆tension高めです。
私も呑気にやろうかなぁ……──
【続く】
byてるてる522
- Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.612 )
- 日時: 2016/01/29 17:09
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode
〜美佳サイド〜
こういう時って、緊張しててもついつい盛り上がってはしゃいじゃうのが私なんだよね。
後から思うともう恥ずかしさしか残らないというか──
「でも緊張してたけど案外平気なもんだねッ!!!」
皆そう思ってるのかな。同意を求めるように周りを見る。
瑞希は私の事を見つめて居たけど……やっぱり私馬鹿みたいだったのかな。
「やっぱり緊張してたんだな!! 俺も結構してた」
魁の言葉に私は嬉しさが一気に込み上げて来たのを感じる。
もし魁が居なかったら、また「変わって無いなぁ。流石高橋だな」とか言われてたかも。
まだ再会して間もないのに早くも助けて貰った。
クラスの中の憧れの三銃士の中でも一番話し易いなって感じてた魁。
割と中でも親しい方だと自分でも思ってた。
自意識過剰って思うかも知れない。
私は私なりに色々考えてたのかも──。
「でもやっぱり高橋は変わらないよな。」
「魁だって全然。ちょっと背が伸びた位でさ〜??」
「だろ!? 結構伸びた」
「こんなにも身長が離れるとは……」
明らかに目線が上に有って、見上げる形になる。
変わって無いって言ったけど、変わってるよ。
私も気付かないトコで色々変わってる。
「それじゃ行こうか!!!」
佐野がそう言った時、私は中学時代に何故か芽生え無かった気持ちが密かに芽生えつつあった。
再会しただけで、まだ何も知らないのにもう目が自然に追って居る。
仄かに染まる頬を軽く手で押さえ、強く歩み始める──
【続く】
byてるてる522