コメディ・ライト小説(新)
- 〜Dolce〜 Tarantella【コメント募集!!】 ( No.49 )
- 日時: 2016/02/25 19:52
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
〜Page8〜
「それじゃあ、此のショートケーキと──チーズケーキで」
「チーズケーキは3種類御座いますが、どれになさいますか?」
「あぁそっか……それじゃあ、レアチーズケーキで──」
「畏まりました!!」
嬉しくて、私もついはしゃいでしまいました。
さっき、さっちんが「レアチーズケーキ売れ残りそうだなぁ──」と嘆いて居たのにもしかしたら売れてしまうのでは無いか。
そんな気持ちが有ります。
弾んだ気持ちでケーキを箱に詰める。──心が弾んで居るとケーキを落としそうだと判断し、軽く深呼吸をした。
「有難う御座いました!!」
「どうも──」
笑顔でそう言う。
たまにちょっとだけイマイチ気乗りしない時がある。
そう言う時も、作り笑いをしてしまう事があるのだけれど、今日は機嫌が良いのは自分でも伝わってくる。
残りは3つ──。
「結構レアチーズケーキ人気ですね」
「……もっと作った方が良かったかな?」
「いやいや、それじゃあ残っちゃうよ?いずと──」
あゆした君がいずと君にそう言う。
「心配する必要無かったね〜」
安心と嬉しさで声が高くなる。
さっきまでにこちゃんも居たけれど……辺りを見回す。
「もしかして、にこちゃんをお探しですか?」
「うん。あゆした君知ってる?」
「もう帰ったよ。何でも今日は早めに上がるってさっちんも言ってたし……」
「そっかぁ──」
にこちゃんには明日、レアチーズケーキが沢山売れたと報告しよう。
「そろそろ戻るわ!! じゃ!!」
やっぱり今日の私は何時もとは違う。
テンション高めで今日は過ごそう。
──I am there it is happy……!!──
【続く】
RareCheesecakeが終わったら、番外編に行くかもしれません(更新スピードによって。)
byてるてる522
- 〜Dolce〜 Tarantella【コメント募集!!】 ( No.50 )
- 日時: 2016/03/02 14:44
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
〜Page9〜
昨日の事を嬉しそうに話すかみゆさんを見て、私は年上に関わらず──単純な気持ちで?可愛い人?と感じた。
「それでねー?──」
私もその嬉しいが滲み出るハイテンションに釣られて一緒に頷き、口を開けて笑う。
RareCheesecakeのパワーって凄い物かもしれない。
「それじゃあ着替えて来ますね」
「うん!! 話せて良かったわ〜……!」
鼻歌を歌いながらかみゆさんは、戻った。
「今日のかみゆはハイテンションだから、にこちゃんしっかり見ててね!!」
「分かりました」
店長のさっちんの言葉を受けて、私も今日は接客をする事になった。
「え、えっと御注文は以上で──ッ……////」
相手の男の人は????という顔になって居る。
私は結局恥ずかしさに負けてしまうのだ。
「大丈夫? にこちゃん。こっちの御客さん御願いします」
そう言った先には、女の人が待って居た。
「有難う御座います」
私はそう言って、かみゆさんに変わって貰った。
女の人の注文を取って、ケーキを箱に詰める時にふとかみゆさんの方へ顔を向けるとサクサク仕事をこなして居て、一つ一つ嬉しそうに楽しみながらやって居た。
私もこういう感じになりたいなぁ。
──Longing that person.──
【続く】
久々に更新しました((
実はまた新作案が浮かんできたのですが、今執筆して居る小説のどれかが終わったら始めたいと思ってます((
ただ今でもあっぷあっぷなのでだいぶ先に……自分で言った事も忘れる位な時期になるかもです(笑)^^
byてるてる522